東京都全国旅行支援終了!お得に東京旅行する方法は?

Avatar photo

たびハピ編集部

たびハピ編集部

東京都が全国旅行支援「ただいま東京プラス」が2023年6月30日をもって終了しました。
併用できることで話題だった都民割「もっとTokyo」(都民限定)も6月30日をもって終了。7月1日(土)にチェックアウトする場合は、クーポンは23時59分まで利用できます。

さようなら!ありがとう!ただいま東京プラス!

東京都の全国旅行支援は6月30日で終了

観光庁は6月28日、全国旅行支援に関して、30道県が7月以降も事業を続けると発表。
貸切バスを使った旅行会社で予約するツアー(団体旅行)などはを継続する場合も多いものの、個人旅行も7月20日、21日まで継続する県も。

ただし、残念なことに東京都をはじめとする17都府県は個人旅行も、団体旅行も2023年6月30日で予算に達し、終了。

7月以降も全国旅行支援を継続する県はどこ?

東京の全国旅行支援は終了しましたが、7月以降も個人旅行含め全国旅行支援が予約できる旅行予約サイトがいっぱい!以下の記事にまとめました。

7月以降も全国旅行支援する道県の予約はこの記事から!↑↑

全国旅行支援を振り返る

新型コロナウィルスの感染拡大により打撃を受けた観光事業者を支援するために2020年7月下旬にスタートした国家事業の観光需要喚起策「GoToトラベルキャンペーン」は皆さんも記憶に残っていますよね。
同年2020年12月末に停止したまま今も再開していません。その間、政府がGoToトラベル事業の予算からねん出し、支援していたものこそ県民割こと地域観光事業支援です。
GoToトラベルキャンペーンに関しては以下の記事で確認を。

GoToトラベルキャンペーン再開までの動きを追う↑↑

地域観光事業支援は感染状況がある程度収まっている県の県民が県内旅行をする場合、県民の旅費を県が割り引くなどの旅行キャンペーンを行った場合に、政府が県を支援するという事業でした。しかしこれでは旅行喚起につながらず、2022年4月、地域観光事業支援を県単位ではなく、地方ごとに6ブロックに分けました。このことで、原則同ブロック内の県民割が予約可能になったはずですが県内・都内だけの地域観光事業支援を行う自治体や、感染状況が良くない状況で停止する県も。そうなると、県同士が相互利用できないブロックもでき、いつまでたっても他県の県民割を予約できない国民が出るなど、不平等な状況が続きました。
2022年6月下旬、政府はGoToトラベル事業再開の検討に入りましたが、まずは地域観光事業支援を全国に拡大することを選択。全国旅行支援「全国旅行割」という新しい事業が立ち上がり、2度の延期を経て10月11日に開始となりました。
そしてこの全国旅行支援は割引額を引き下げるなど見直しを行い、2023年も延長・継続が決定しました。

全国旅行支援とGoToトラベルの違い

全国規模の旅行支援というと、GoToトラベルキャンペーンを思い出す方も多いことでしょう。全国旅行支援とGoToトラベルキャンペーンの違いとは何なのでしょうか?そして、地域観光事業支援「県民割」とは?簡単に説明すると、以下になります。

GoToトラベルキャンペーン:国家事業。政府が決めた条件や割引で、同じ予約方法で全国一斉に行う旅行喚起策
地域観光事業支援県民割」:県の事業。GoToトラベルキャンペーンの代替えとして、政府がGoToトラベル事業の予算から支援する県主催の旅行割引キャンペーン。県が実施するため県のやりやすい予約方法や、県の特色を活かした特典が付きがち。
全国旅行支援「全国旅行割」:県の事業。地域観光事業支援の予算を全国に拡大し、県民割の予約を全県から可能にするもの。ただしGoToトラベルキャンペーンの代替えとして、政府がGoToトラベル事業の予算から支援していることに関しては地域観光事業支援「県民割」と同じ。

全国旅行支援は全都道府県で異なる!

全国旅行支援は政府から支援を受け、県が実施する全国規模の旅行割引キャンペーン。難解でよくわからないと評判だった県民割よりは、少しだけ共通事項も増えはしましたが、クーポンの使い方や、予約方法が微妙に違います。まだ団体旅行を含めると、30道県が7月以降も全国旅行支援を実施中です。行きたいエリアがある場合は、きちんとチェックしておきましょう。

地域ブロック都道府県
北海道・東北北海道全国旅行支援青森県全国旅行支援岩手県全国旅行支援宮城県全国旅行支援秋田県全国旅行支援山形県全国旅行支援福島県全国旅行支援
関東茨城県全国旅行支援栃木県全国旅行支援群馬県全国旅行支援埼玉県全国旅行支援千葉県全国旅行支援東京都全国旅行支援神奈川全国旅行支援山梨県全国旅行支援
北陸信越・中部新潟県全国旅行支援富山県全国旅行支援石川県全国旅行支援福井県全国旅行支援
長野県全国旅行支援岐阜県全国旅行支援静岡県全国旅行支援愛知県全国旅行支援三重県全国旅行支援
近畿滋賀県全国旅行支援京都府全国旅行支援大阪府全国旅行支援兵庫県全国旅行支援奈良県全国旅行支援和歌山県全国旅行支援
中国・四国鳥取県全国旅行支援島根県全国旅行支援岡山県全国旅行支援広島県全国旅行支援山口県全国旅行支援徳島県全国旅行支援香川県全国旅行支援愛媛県全国旅行支援高知県全国旅行支援
九州・沖縄福岡県全国旅行支援佐賀県全国旅行支援長崎県全国旅行支援熊本県全国旅行支援
大分県全国旅行支援宮崎県全国旅行支援鹿児島全国旅行支援沖縄県全国旅行支援

東京都全国旅行支援とは?

東京都全国旅行支援「ただいま東京プラス」も政府の「全国旅行支援」を活用して行う観光需要喚起策。東京にゆかりのある交通事業者が取り組む「ただいま東京」キャンペーンと連携し、東京都とより多くの事業者が一体となって東京の観光を盛り上げたいという思いを込めて「ただいま東京プラス」という愛称になりました。

紆余曲折ありましたが、東京都は当初、10月31日まで東京都民割「もっとTokyo」を延長し、当初から10月11日に全国旅行支援には参加できない姿勢を示していました。しかし10月3日、東京都も政府の全国旅行支援を活用し、東京都全国旅行支援を10月20日に開始すると発表。10月7日、東京都は全国旅行支援の名称を「ただいま東京プラス」にしたことを発表し、10月末までの予定だった東京都民割「もっとTokyo」を他の道府県の全国旅行支援が終了する12月20日まで延長することを発表。さらに、2022年12月2日、他の道府県に合わせ、12月27日まで年内の延長を決定。東京都民割「もっとTokyo」も12月27日まで延長しました。

さらに東京都全国旅行支援「ただいま東京プラス」と東京都民割「もっとTokyo」が同時に2023年1月10日から6月30日まで延長になったため、2023年も併用可能に。
しかしついに2023年6月30日、「ただいま東京プラス」も「もっとTokyo」も終了。
コロナ禍にはGoToトラベルを含め感染拡大でなかなか利用できず泣かされてきた観光喚起策でしたが、最後は都民割を都民飲み併用できるという形で、お返ししてくれましたね。

新宿副都心の高層ビルは見た瞬間「東京に来たなー!」と思える瞬間

東京都全国旅行支援ただいま東京プラス予約対象者

日本国民および日本在住者

東京都全国旅行支援ただいま東京プラスの期間

実施期間:2023年1月10日(火)~6月30日(金)
除外期間:2023年4月29日(土)~5月7日(日)
※機関に関係なく予算に達した時点で終了
※東京都民は都民割「もっとTOKYO」との併用可能
※予約開始日以前に予約された旅行は対象外。旅行会社や予約サイトの予約開始日もそれぞれ異なります。

2023年分の既存予約はどうなるの?

東京都の全国旅行支援の延長分の予約開始は3月27日(月)正午より
ただし、旅行会社や旅行予約サイトとも、すべて同日に予約を開始するわけではありません。
各社の予約開始日より前に予約してしまうと、全国旅行支援の対象外となってしまいます。
どこの旅行事業者も振替はしてくれませんので、気を付けてください。

なんと!!!!

オンライン旅行予約サイト、旅行会社、宿泊施設も、今回に関しては各社の販売日時以前の予約は対象外としています。

キャンセルする場合は?:通常のキャンセル料金がかかりますので、ご注意ください。

東京都全国旅行支援ただいま東京プラスはいくらお得?

2023年の全国旅行支援は、2022年よりも支援額が引き下げられました。内容を把握しておきましょう。

2023年1月10日~6月30日までの東京都の全国旅行支援

平日旅行の交通付きの旅行(ツアーなど):1人1泊クーポンを含めると平日最大7,000円お得に。
平日の宿泊・日帰り旅行:1人1泊(日帰りは1回につき)最大5,000円お得に。

支援内容

国民の東京都への旅行代金を20%割引
1人1泊あたりの上限:ツアーなどの交通付き宿泊旅行5,000円/宿泊・日帰り3,000円
東京都の飲食店やショップで使える地域限定クーポン:1人1泊あたり(日帰りの場合は1人1回)平日2,000円分/休日1,000円分付与

クーポンについて

①宿泊を伴う場合
休日:宿泊日とその翌日が、ともに土日または祝祭日である日⇒1人1泊につき1,000円/平日:休日以外の日⇒1人1泊につき2,000円
②日帰り旅行の場合
休日:旅行日が土曜日、日曜日または祝祭日である日⇒1回の旅行につき1,000円/平日:休日以外の日⇒1回の旅行につき2,000円

東京都全国旅行支援の地域クーポンはどこでもらえる?

東京都全国旅行支援ただいま東京プラスの地域限定クーポン「ただいま東京プラスクーポン」は予約先によってもらえる場所が異なります。

〇交通と宿泊を伴うツアーなどの旅行⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
〇日帰り旅行⇒当日係員や添乗員から受け取る
〇宿泊施設で直接予約⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
〇オンライン旅行予約サイト(OTA)⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る

東京都全国旅行支援地域クーポンはリージョンペイ(regionPAY)使用

東京都全国旅行支援地域クーポン「ただいま東京プラスクーポン」は、スマートフォンの決済アプリリージョンペイ(regionPAY)で受け取り、決算して使います。

①宿泊を伴う旅行:宿泊施設等からQRコードが印刷された紙クーポンを受け取り「regionPAY」でQRコードを読み取り、クーポン分の金額をチャージします
②日帰りの場合:ツアーの係員や添乗員からQRコードが印刷された紙クーポンを受け取り「regionPAY」でQRコードを読み取り、クーポン分の金額をチャージします

使い方:東京都内で東京都全国旅行支援地域クーポン「ただいま東京プラスクーポン」の対象店舗で掲示されているQRコードを読み取り、利用。

有効期間:チェックイン日からチェックアウト日まで

※スマートフォンが利用できない場合は、紙クーポンのQRコードを店舗で読み取ることで決済され、利用することができますが、利用できる店舗が「regionPAY」利用より少なく、「regionPAY」での利用を呼び掛けています。

「ただいま東京プラスクーポン」が使えるショップや飲食店はこちらから検索▶

ただいま東京プラス公式サイトより

下限額とクーポンに差が出る東京都全国旅行支援の休日・平日の定義

宿泊旅行:宿泊日とその翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」、それ以外は「平日」
日帰り旅行商品:旅行の日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」、それ以外は「平日」

東京全国旅行支援対象外となる場合

割引前の旅行商品代金・宿泊料金が下記に該当するものは割引対象となりません。
平日:3,000円未満・休日:2,000円未満
※宿泊の場合:1人泊当たりの旅行代金が、平日1人1泊3,000円(税込)以上、休日1人1泊2,000円(税込)以上の旅行が対象
※日帰り旅行については、1人1回当たりの旅行代金が、平日1人1回3,000円(税込)以上、休日1人1回2,000円(税込)以上の旅行が対象。

東京都民割の全国旅行支援予約条件は?

全国旅行支援「ただいま東京プラス」で利用していたワクチン・検査パッケージは2023年5月8日撤廃されました。
新型コロナウィルスワクチン接種完了済みの接種証明書もしくはPCR検査等の陰性結果の証明書はもう提示不要です。

ただし、写真で顔が確認できる公的身分証明の提示は継続して参加義務となります。
全国旅行支援は国の予算が各都道府県に配布されているもので、各都道府県が各旅行事業者に利用します。その際、正しく使われているのかと言う報告をする必要があるのです。
推奨されているのは以下。コピーではなく原本の提示が必要です。

・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード


用意できない場合は保険証と年金手帳など2つ組み合わせで提示する必要があります。

ワクチン・検査パッケージの詳細はこの記事をチェック↑↑

Avatar photo

たびハピ編集部

たびハピ編集部