全国旅行支援が予算に余剰のある場合は4月以降も継続可能となり、旅行先として大人気の京府都も全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」を2023年6月30日まで延長しました。
ただし、ゴールデンウィークにあたる4月29日(土)から5月7日(日)は全国旅行支援の除外日となります。
2023年4月以降の「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」が予約できる旅行予約サイトは以下。リンクから直接予約できます。各社とも予約開始日が異なるため、それ以前に予約すると対象外になるのでご注意くださいね。
4月1日以降の予約開始日 | 旅行予約サイト |
---|---|
2023年4月4日 | 10時開始:じゃらん▶/じゃらんJAL・ANAパック▶ |
2023年3月31日 | Yahoo!トラベル▶/一休.com▶/JTBツアー▶ |
2023年3月30日 | JAL▶/るるぶトラベル▶/Jtrip▶ |
2023年3月29日 | HIS▶/ゆこゆこ▶/JR東海ツアーズ▶ |
2023年の年明け以降の全国旅行支援は、割引額が引き下げられます。そうなるとますます使いたいのが交通付きの旅行商品(ツアーなど)。宿泊のみより、交通付きの旅行商品がお得にできているのです。また、全国旅行支援にポイントが使え、全国旅行支援と併用可能な独自クーポンを出しているオンライン旅行予約サイトでの予約で、お得にするしかありません。
世界遺産の寺院と共に新緑が楽しめる春から初夏の京都へ出かけましょう!
予約対象者:日本在住者
実施期間:2023年1月10日(火)〜6月30日(金)
除外期間:2023年4月29日(土)~5月7日(日)
※7月1日(土)チェックアウト迄
※事業予算に達した場合は時期を待たず終了
旅行支援内容:旅行割引1人1泊あたり旅行代金の20%
上限額: 交通付旅行(ツアーなど)1人1泊につき5,000円/交通込み旅行以外1人1泊につき3,000円(日帰りは1人1回につき3,000円)
京都応援クーポン券:1人1泊あたり平日2,000円/休日1,000円※原則電子クーポン

全国旅行支援とは?
新型コロナウィルスの感染拡大により、大きな打撃を受けた日本の観光事業。2020年7月にスタートした「GoToトラベルキャンペーン」はそんな観光・旅行事業者を支援するための国家事業でした。しかし、同年12月末に新型コロナウィルス感染拡大により停止。これまで何度か再開話が立ち上がるも、感染拡大が原因で流れてしまいました。その間、政府がGoToトラベル事業の予算からねん出し、支援していたものが「地域観光事業支援」。
当時は感染防止の観点から、感染状況の落ち着いている県が県民の県内旅行を支援する場合、政府がGoToトラベル事業の予算から県を支援する、という事業だったため「県民割」という名前が一般的になりました。
GoToトラベルキャンペーンに関しては以下の記事で確認を。
しかし、県内だけを動かしたところで、旅行喚起につながらず、政府は地域観光事業支援を6ブロックに分け、同ブロックなら違う県の県民割を予約できるようエリアを拡大。ただこの方法では、感染拡大が著しく停止した自治体や、県内・都内・府内だけを対象としている自治体がある場合、同じブロック内で相互利用できない現象が起こりました。
政府は第7波の直前に、再度GoToトラベル事業再開の検討に入りましたが、まずは地域観光事業支援を全国に拡大することを選択。全国旅行支援「全国旅行割」という新しい事業が立ち上がります。
ほどなくしてやってきた第7波で2度延期になりつつも、10月11日に開始を迎えました。
2022年内は12月27日までが対象、2023年は1月10日から開始し、各都道府県が終了日を決めるため、行きたい都道府県の終了日を把握しなければならない面倒な一面もあります。
また、2022年に行った全国旅行支援の見直しをし、2023年1月10日からは支援額が引き下げられています。
全国旅行支援とGoToトラベルの違い
全国旅行支援は地域観光事業支援「県民割」同様、GoToトラベル事業の予算からねん出されます。
GoToトラベルキャンペーンもGoToトラベル事業という国家事業でまた別の事業です。
全国旅行支援は事業自体の基本的ルールや支援額は政府が決めるものの、その支援を活用し運営するのは地方自治体である都道府県です。各県ごとに、県のやりやすい予約方法、やりやすい予約者への支援方法が優先されます。さらに、県の特色を出したいという県が後を絶たず、今度は県の予算でプラスして県独自の事業を立ち上げ「他の支援を行い併用できる」というパターンも多く見受けられます。
いい意味でも悪い意味でも非常にややこしくなり、わかりづらいと評判だった地域観光事業支援「県民割」とあまり変わらない状況です。
その点、GoToトラベルキャンペーンは、国家事業のためルールも支援方法も国が決めた方法以外なく、どこの県も関係なく、自分の好きな方法で予約を取ればいいだけなので簡単なのです。
なんで全国旅行支援なの?…という疑問は残りますが、まずは全国旅行支援を理解して楽しみましょう。
47都道府県が全国旅行支援を行っていますが、全て微妙に異なるので注意が必要です!

京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」とは?
京都府の全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」もそんな全国旅行支援の中の一つ。もともと人気の旅行先という古都に加え、京都屈指のピークシーズン、紅葉シーズンを迎えることで、全国旅行支援の中でも目玉となるものとなりそう。
京都府の全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」は京都への旅行の宿泊補助や旅行補助、クーポン券の配布を通じて、日本全国に住んでいる方に京都府内旅行を楽しんでもらい、京都を応援するキャンペーンです。
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の対象者
日本国民および日本在住者
京都府全国旅行支援2023年版の期間
実施期間:2023年1月10日(火)〜2023年6月30日(金)
除外期間:2023年4月29日(土)~5月7日(日)
3月31日から6月30日までの延長分の予約開始日:2023年3月22日より順次
※7月1日(土)チェックアウト迄
※事業予算に達した場合は時期を待たず終了
京都府全国旅行支援の既存予約はどうなる(後から割引きなど)
京都府が発表した延長分の予約開始日2023年3月22日以前に予約した京都府の旅行は対象外となります。
また、オンライン旅行予約サイトや旅行会社、宿泊施設にも予約開始日があり、各社ともそれ以前の予約は今回対象外となってしまいます。
全国旅行支援開始時には既存予約を対象に振り替えることが認められていたため、今回も大丈夫だと思っている方も多いようですが、2023年の全国旅行支援は振替にはなりません。ご注意ください。
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」はいくらお得?
2023年の全国旅行支援は2022年の実施時より、割引額が引き下げられました。
平日旅行の交通付きの旅行(ツアーなど):1人1泊クーポンを含めると最大7,000円お得
平日の宿泊・日帰り旅行:1人1泊(日帰りは1回につき)最大5,000円お得に!
※1人泊当たりの旅行代金が、1人1泊あたり平日3,000円以上・休日2,000円以上です。最低利用金額を下回る予約は対象外となります。
※日帰り旅行については、1人1回当たりの旅行代金が、平日1人1回3,000円(税込)以上、休日1人1回2,000円(税込)以上の旅行が対象。
支援内容
国民の京都府への旅行代金を20%割引
1人1泊あたりの上限:ツアーなどの交通付き宿泊旅行5,000円/宿泊・日帰り3,000円
京都府の飲食店やショップで使える京都応援クーポン券:1人1泊あたり(日帰りの場合は1回あたり))平日2,000円分/休日1,000円分付与

クーポンや対象最低価格に差が出る休日・平日の定義
宿泊旅行:宿泊日とその翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」。それ以外は「平日」。
日帰り旅行商品:旅行の日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」。それ以外は「平日」。
子どもや乳幼児も対象?
子どもも宿泊代金が有料であれば、大人と同様対象となります。ただし、宿泊代金が無料の場合は割引対象外となります。また対象となる金額に下限があります。それ以上の子ども料金が対象となります。
京都応援クーポン券はどこでもらえる?
京都応援クーポン券は主に以下で受け取れます。
〇交通と宿泊を伴うツアーなどの旅行⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
〇日帰り旅行⇒当日係員や添乗員から受け取る
〇宿泊施設で直接予約⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
〇オンライン旅行予約サイト(OTA)⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
2023年から電子クーポンに変わりました!
2022年は紙クーポンで「おつりの出ない1000円札」感覚で使えていた京都応援クーポン券ですが、2023年1月10日からは電子クーポンになっています。
京都応援クーポン券電子クーポン版の使い方
①宿泊先でチェックイン時、QRコードが印刷された電子クーポン券(紙)を受け取ります(用紙は旅行が終わるまで捨てないでください。)
↓
②電子クーポン券のQRコードをスマートフォンで読取ります。その画面上でパスワード、秘密の質問を設定し、新規会員登録を済ませます。
↓
③会員登録が完了するとクーポン残高を確認できます。

京都応援クーポン券電子クーポン版の詳しい使い方はこちら⇒電子クーポンマニュアル(旅行者用)▶
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」予約条件は?
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」はワクチン・検査パッケージを利用します。
新型コロナウィルスワクチン接種完了済みの接種証明書もしくはPCR検査等の陰性結果の証明書が必要です。
京都府全国旅行支援をワクチン接種証明で利用する場合
ワクチン接種証明で京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」を利用する場合、在住県に関係なく、3回のワクチン接種を完了していることが条件です。また、そのワクチン接種証明を提示することで利用が可能になります。
接種証明でなくとも
・新型コロナウイルスワクチン予防接種済証
・新型コロナウイルスワクチン接種記録書
でも可能

ただし、上記の証明書が本人のものか確認できる身分証明書(パスポート・免許証・保健証など)の原本を持参する必要があります。
京都府全国旅行支援を陰性証明で利用する場合
陰性証明は検査によって有効期限が異なります。
旅行開始日を基準にしてPCR検査等は検体採取日(検体採取日が不明な場合は検査日)より3日以内、抗原定性検査は検査日より1日以内の検査結果が有効です。こちらの場合も陰性証明が本人か確認するため、身分証明書(パスポート・免許証・保健証など)を持参する必要があります。
陰性証明持参の全国旅行支援参加は、有効期間に追われることになりますのでご注意ください。
〇PCR検査(例)11月4日に検体採取した場合、11月7日23:59までにチェックインを行なう旅行商品に限り対象となります。
〇抗原検査(例)11月4日に検体採取した場合、11月5日23:59までにチェックインを行なう旅行商品に限り対象となります。
なお、薬局などで販売されている簡易キットは無効です。必ず陰性証明書が出る検査を受検してください。
住んでいる県に、無料検査機関がある場合もあります。もしも見つからない場合や無料の検査機関が遠い場合は、他にも様々な検査機関や手段があります。リサーチしてみましょう。
検査機関名 | 受けられる検査内容 |
---|---|
Tケアクリニック | PCR検査宅配キット ※全国対象 |
株式会社新型コロナ対策 | PCR検査宅配キット ※全国対象 |
ピカパカPCRクイック検査センター | 来院PCR検査 ※東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府対象 |
子どもについて
※同居する保護者など、同世帯と利用する場合、12歳未満の子どもはいずれの証明も不要
※修学旅行など文部科学省が定める学校等の活動については、証明書提示を省略できる
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の予約方法
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の予約方法は3つの方法があります。
①オンライン旅行予約サイト(OTA)で予約する方法
予約サイトによって、予約の方法が異なるので、必ず予約画面の注意事項を読み、京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の対象になるかを確認しながら予約しましょう。
バス・レンタカー付きツアーの予約はこちら!
②ホテルや旅館で直接予約
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」に参加しているホテルや旅館で直接申し込みます。参画宿泊施設はこちらから検索▶
③旅行会社で申し込み
宿泊を含むツアーや日帰りツアーなど旅行会社によって扱う内容が異なります。
バス・レンタカー付きツアーの予約はこちら!
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の注意事項
①京都府を目的地とする宿泊・旅行が対象
②1回の予約または申込につき、7泊までが対象
③期間中であれば、何度でも利用が可能です
④宿泊施設チェックイン時、旅行の申込時、または旅行当日に、利用者全員分の証明を提示する必要があります
★身分証(運転免許証・パスポート・健康保険証など)
★ワクチン接種証明または検査陰性(回数、規定は前述)
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」最新情報更新中!
京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の最新情報をこの記事で更新していきます。京都旅行はこの記事をまずチェック!
全国旅行支援の予約はこちらから!
過去分(3月以前)データ
1月12日開始:東武トップツアーズ
1月13日開始:Relux/ANAトラベラーズ/近畿日本ツーリスト
1月20日開始:ANAトラベラーズホテル
2月10日予約再開:JAL
2月13日予約再開:JR東海ツアーズ/HIS
2月16日予約再開:じゃらん
2月21日予約再開:じゃらんJRパック
3月7日予約再開:OZモール
3月9日予約再開:JTB/JTBツアー
3月16日10時予約再開:楽天トラベル
3月20日予約再開:日本旅行