山口県は延長した全国旅行支援「秋田を旅しようキャンペーン」を2023年10月30日(月)で終了しました。なお、クーポンは10月31日(火)まで利用可能です。
全国旅行支援が終わっても、山口県は魅力いっぱい!
山口県のシンボル錦帯橋や、日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」、コバルトブルーの海上にかかる角島大橋のドライブ、中国地方最大級の水族館「下関市立しものせき水族館・海響館」そして下関に来たら絶対に食べておきたいフグ料理など、これからも山口を楽しみましょう!
山口県の全国旅行支援は10月30日で終了
11月以降は、13道府県の自治体が全国旅行支援の事業を継続。
コロナ禍前の需要が戻らない貸切バスを使った旅行会社で予約するツアー(団体旅行)を継続する場合も多いものの、中には個人旅行も継続する県や一度終了したが再開する県も。なかには12月27日まで延長した京都府などあり、自治体によって期間は様々。
では山口県も?と思っていたら、残念。東京都・千葉県・大阪府などをはじめ34都府県は個人旅行も、団体旅行も予算に達し、終了。
10月以降も全国旅行支援を継続する自治体はどこ?
山口県の全国旅行支援は終了しましたが、11月以降も個人旅行含め全国旅行支援が予約できる旅行予約サイトがいっぱい!以下の記事にまとめました。
全国旅行支援とは?「旅々やまぐち割プラス」を振り返る
新型コロナウィルスの感染拡大により打撃を受けた観光事業者を支援するための観光需要喚起策「GoToトラベルキャンペーン」。2022年7月下旬にスタートしたものの、新型コロナウィルス感染拡大により2020年12月下旬に停止。再開話は出るものの、度重なる感染拡大で、これまで再開することはありませんでした。
その間、政府がGoToトラベル事業の予算からねん出し、支援していたものこそ県民割こと「地域観光事業支援」です。
GoToトラベルキャンペーンに関しては以下の記事で確認を。
地域観光事業支援は、県民が県内旅行をする場合、県が割引などの形で県民の旅行を支援する場合、国が県を支援するという事業でした。とはいえ、エリアが小さすぎるため、なかなか旅行需要喚起にはつながらず、2022年4月、地域観光事業支援を地方ごとに6ブロックに分け、ブロック内であれば基本的にはどの県の県民割も利用できる体制にしました。
しかし、ブロック内で相互利用できないことも多く、中には一度も他県の県民割を利用できなかったという県民も出てきます。政府は6月下旬、GoToトラベル事業再開の検討に入りましたが、まずは地域観光事業支援を全国に拡大することを選択。全国旅行支援「全国旅行割」という新しい事業ができました。
全国旅行支援とGoToトラベルの違い
GoToトラベルキャンペーン・地域観光事業支援(県民割)・全国旅行支援(全国旅行割)。
3つの旅行需要喚起策は何が違うのでしょうか?簡単に説明します。
GoToトラベルキャンペーン:国家事業。政府が決めた条件や割引で、同じ予約方法で全国一斉に行う旅行喚起策
地域観光事業支援「県民割」:県の事業。GoToトラベルキャンペーンの代替えとして、政府がGoToトラベル事業の予算から支援する県主催の旅行割引キャンペーン
全国旅行支援「全国旅行割」:県の事業。地域観光事業支援の予算を全国に拡大し、県民割の予約を全県から可能にするもの。ただしGoToトラベルキャンペーンの代替えとして、政府がGoToトラベル事業の予算から支援していることに関しては地域観光事業支援「県民割」と同じ。
事業自体が全く異なるため、GoToトラベルキャンペーンが全国旅行支援「全国旅行割」に変わってしまったわけではありません。斉藤国土交通相も全国旅行支援立ち上げ会見の際に「やらないわけではない」と明言。
すでに来年も何らかの全国規模の旅行需要喚起策を投じることが検討されているということで、全国旅行支援の継続が、GoToトラベルキャンペーンの復活か、再度注目されています。
全国旅行支援は全県で異なる!
全国旅行支援は全て県が主催するもの。クーポンの発行の仕方や対象となる金額を含め、微妙に異なります。
47都道府県が全国旅行支援を実施しますが、行きたい県がある場合は、必ずチェックしておきましょう。
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」とは?
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」も、観光庁の補助事業である全国旅行支援(全国旅行割)を活用した事業の一つ。日本国内に居住する旅行者による山口県を目的とする旅行の割引を行い、山口県内の旅行事業者・観光事業者を支援します。
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」の予約対象
日本国民および日本在住者
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」の期間
対象者:日本在住者
実施期間:2023年1月10日(火)~10月30日(月)※10月31日(火)チェックアウトまで
※7月22日~10月30日までは団体旅行のみ(旅行会社が実施する貸切バスを使ったツアー)
※個人旅行は7月14日で終了
※期間に関係なく予算に達した場合は新規予約終了
除外期間:
2023年4月29日(土)~5月7日(日)まで
既存予約はどうなる?
10月11日~10月30日までの山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」の団体旅行の予約は、山口県が発表した予約開始日である9月8日(金)以前の予約は対象外となります。
※オンライン旅行予約サイトや旅行会社は各社とも予約開始日が異なるため、各社の予約開始日時前に予約した旅行は全国旅行支援の対象外です。各道府県の予約開始日が異なるため、気をつけましょう。
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」はいくらお得?
全国旅行支援は2023年の7月14日までの継続が決定しましたが、2022年よりも割引額が引き下げられます。どう変わるのか、内容を把握しておきましょう。
2023年1月10日から10月30日までの全国旅行支援
平日旅行の交通付きの旅行(ツアーなど):1人1泊クーポンを含めると平日最大7,000円お得に。
平日の宿泊・日帰り旅行:1人1泊(日帰りは1回につき)最大5,000円お得に。
支援内容
国民の山口県への旅行代金を20%割引
1人1泊あたりの上限:ツアーなどの交通付き宿泊旅行5,000円/宿泊・日帰り3,000円
山口県の飲食店やショップ、観光施設などで使える旅々やまぐち割プラスクーポン:1人1泊当たり(日帰りの場合は1人1回あたり)平日2,000円分/休日1,000円分付与
全国旅行支援は子どもも対象?
グループ全体の合計額を、人数で割り、1人分の割引額やクーポンを配布するため、添い寝の子どもや無料乳幼児も対象となり、1人としてカウント可能です。
山口県全国旅行支援の休日・平日の定義
宿泊旅行:宿泊日とその翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」、それ以外は「平日」
日帰り旅行商品:旅行の日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」、それ以外は「平日」
山口県全国旅行支援地域クーポンの使い方
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」を利用する旅行者を対象に「旅々やまぐち割プラスクーポン」を平日3,000円分・休日1,000円分の地域クーポン付与しています。
地域クーポンは、飲食店や観光施設、お土産店などの対象店舗で利用することができます。
これまで、山口県の全国旅行支援は紙クーポンでしたが2023年1月10日以降は、電子クーポンとなります。
有効期限
宿泊旅行の場合:宿泊日とその翌日
日帰り旅行の場合:旅行当日
「旅々やまぐち割プラスクーポン」がもらえる場所
〇交通と宿泊を伴うツアーなどの旅行⇒初日の宿泊施設チェックイン時
〇日帰り旅行⇒旅行会社もしくは当日係員や添乗員から
〇宿泊施設で直接予約⇒初日の宿泊施設チェックイン時
〇オンライン旅行予約サイト(OTA)⇒初日の宿泊施設チェックイン時
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」予約条件は?
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」で利用していたワクチン・検査パッケージは2023年5月8日以降撤廃されます。
新型コロナウィルスワクチン接種完了済みの接種証明書もしくはPCR検査等の陰性結果の証明書はもう提示不要です。
ただし、写真で顔が確認できる公的身分証明の提示は継続して参加義務となります。
全国旅行支援は国の予算が各都道府県に配布されているもので、各都道府県が各旅行事業者に利用します。その際、正しく使われているのかと言う報告をする必要があるのです。
推奨されているのは以下。コピーではなく原本の提示が必要です。
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
用意できない場合は保険証と年金手帳など2つ組み合わせで提示する必要があります。
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」の予約方法は?
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」の予約方法は3つの方法があります。
①オンライン旅行予約サイト(OTA)で予約する方法
個人旅行のオンライン旅行予約サイトからの予約は2023年7月14日をもって終了しました。
②ホテルや旅館で直接予約
宿泊施設への直接予約は2023年7月14日をもって終了しました。
③旅行会社で申し込み
旅行会社への予約は2023年10月30日をもって終了しました。
山口県全国旅行支援「旅々やまぐち割プラス」の注意事項
①山口県を目的地とする宿泊・旅行が対象
②1人泊当たりの旅行代金が、平日1人1泊5,000円(税込)以上、休日1人1泊2,000円(税込)以上の旅行が対象
(日帰り旅行については、1人1回当たりの旅行代金が、平日1人1回5,000円(税込)以上、休日1人1回2,000円(税込)以上の旅行が対象)
③1回の予約または申込につき、7泊まで対象
④利用回数に制限はありません。
⑤宿泊施設チェックイン時、旅行の申込時、または旅行当日に、利用者全員分の証明を提示する必要があります。
★身分証(運転免許証・パスポート・健康保険証など)