全国旅行支援終了した都道府県はどこ?※1月4日更新

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たびハピ編集部

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全国旅行支援は政府から配布された予算がまだ残っている県は継続していましたが、2023年12月31日を最後にすべての都道府県で終了しました。

全国旅行支援は予約方法や終了日など、自治体で異なるというややこしさ。その全国旅行支援の概要についてお伝えします。

全国旅行支援4月以降延長

全国旅行支援47都府県が終了

前述通り、2023年12月31日をもって47の都道府県で終了しました。

全国旅行支援の詳細
実施期間7月1日以降の販売日旅行予約サイト予約開始日&予約再開日
※リンクから予約可能
北海道全国旅行支援2023年12月14日終了
青森県全国旅行支援2023年7月21日終了
岩手県全国旅行支援2023年7月21日終了
宮城県全国旅行支援2023年9月29日終了
秋田県全国旅行支援2023年10月30日終了
山形県全国旅行支援2023年6月30日終了
福島県全国旅行支援2023年6月30日終了
茨城県全国旅行支援2023年12月27日終了
栃木県全国旅行支援2023年12月15日終了
群馬県全国旅行支援2023年12月22日終了
埼玉県全国旅行支援2023年11月30日終了
千葉県全国旅行支援2023年6月30日終了
東京都全国旅行支援2023年6月30日終了
神奈川全国旅行支援2023年8月31日終了

山梨県全国旅行支援2023年7月21日終了
新潟県全国旅行支援2023年6月30日終了
富山県全国旅行支援2023年9月30日終了
石川県全国旅行支援2023年12月31日終了
福井県全国旅行支援2023年7月20日終了
長野県全国旅行支援2023年6月30日終了
岐阜県全国旅行支援2023年6月30日終了
静岡県全国旅行支援2023年9月30日終了
愛知県全国旅行支援2023年6月30日終了
三重県全国旅行支援2023年7月21日終了
滋賀県全国旅行支援2023年12月26日終了
京都府全国旅行支援2023年12月27日終了
大阪府全国旅行支援2023年6月30日終了
兵庫県全国旅行支援2023年6月30日終了
奈良県全国旅行支援県2023年11月30日終了

和歌山県全国旅行支援2023年6月30日終了
鳥取県全国旅行支援2023年9月30日終了
島根県全国旅行支援2023年12月20日終了
岡山県全国旅行支援2023年9月30日終了
広島県全国旅行支援2023年6月30日終了
山口県全国旅行支援2023年10月30日終了
徳島県全国旅行支援2023年7月21日終了
香川県全国旅行支援2023年10月31日終了
愛媛県全国旅行支援2023年6月30日終了
高知県全国旅行支援2023年10月31日終了
福岡県全国旅行支援2023年10月21日終了
佐賀県全国旅行支援2023年11月30日終了
長崎県全国旅行支援2023年9月30日終了
熊本県全国旅行支援2023年10月30日終了
大分県全国旅行支援2023年10月31日終了
宮崎県全国旅行支援2023年8月30日終了
鹿児島全国旅行支援2023年11月30日終了
沖縄県全国旅行支援2023年11月30日終了

全国旅行支援終了した県はどこ?

終了した県は47都道府県。
東京都・千葉県・大阪府など全国旅行支援がなくても需要が十分戻りきっている上に、すでに予算に到達した人気の全国旅行支援は早々と終了してしまいました。

12月まで継続した全国旅行支援

終了する予定だったが延長する県や、一度終了したものの再開する県などあるものの、除外日があったり、旅行会社の貸切バスツアーのみだったりと、自由度の低い全国旅行支援になります。
継続している県には、まだ需要がコロナ禍前まで戻っていない団体旅行(県によって定義は違うものの、旅行会社が貸切バスを使って主催するバスツアーなどは1台のバスが団体扱いになるので、個人での参加が可能な場合もある)に限定して継続している場合もあります。
そのため、全国旅行支援の対象となる予約方法や終了日は、全ての自治体で異なるというややこしさ!まずは終了している都道府県を把握、それから継続している自治体を把握の上、全国旅行支援を賢く利用していきましょう。

予算終了が事業終了

観光庁は2023年4月以降の全国旅行支援について「各都道府県に配分した予算がなくなり次第、順次終了予定」と明言しており、これ以上の予算追加はないことを明らかにしています。これが本当に最後の新型コロナウィルス感染症による旅行業界を救うため観光喚起策のラストスパートです。

継続・延長の予約で気をつけたいこと

慌てて予約すると、対象外になることもあるので、以下に注意して予約しましょう。

既存予約の振り替えや「あとから割引き」はない

2022年の全国旅行支援開始時は多く旅行会社やオンライン旅行予約サイトが「あとから割引き」という、全国旅行支援開始前に予約された全国旅行支援期間中の旅行を、対象にする「既存予約振替」または、後から全国旅行支援の割引分を割り引く「あとから割引き」が横行。

旅行会社や旅行予約サイトの立場としては、いつまでも決定しない全国旅行支援を待っているより、予約を早く取り込むことで利益につなげたい
利用者としては一日も早く人気の宿泊施設や人気の旅行先を抑えたい。
どちらの思惑も功を奏して一般的に「全国旅行支援は先の予約できる」が一般的になりました。自治体もそれを認めている場合が多く、当初は当然の動きにもなっていました。

しかし!そのことで何が起こったのかというと、全国旅行支援開始日時に予約したにもかかわらず、完売が続出するというあってはならない状況に。

そんなこともあり、現在の全国旅行支援予約開始・予約再開の際には、政府から各都道府県や旅行事業者に「既存予約は対象外」のお達しが入りました。

2023年の全国旅行支援は「あとから割引」のような既存予約の振り替えはありません。
予約受付開始日や予約再開日以降に予約しなければ、対象外になりますので注意してください。

旅行会社の予約開始日もすべて異なる

もう一つ注意しておきたいのは、各都道府県の予約開始日以降に予約すればすべての旅行が全国旅行支援対象になるわけではないこと。
各都道府県とも「準備ができた旅行事業者から販売開始」としているように、各都道府県の全国旅行支援販売日以降であり、さらに各旅行予約サイトや旅行会社の予約開始日以降の予約でなければ、全国旅行支援の対象にはなりません。

全ての旅行が全国旅行支援対象ではない

なるほどー!では各道府県の予約開始後であり、旅行予約サイトの予約開始後であれば、全国旅行支援として割引してくれるんだな?よし、予約しよう!…ちょっと待ってください。それは「全国旅行支援対象」と書いてありますか?

全国旅行支援は「全国旅行支援対象」と表示されているプランやツアーでなければ割引にはなりません。また、各旅行予約サイトによって割引方法もクーポンを獲得したり、予約画面で自動的に割引になる表示が出ていたり、再初から割引料金表示になっていたりなど、すべて異なるのです!

あー・・・ややこしい。でも慣れると簡単です。

人気宿泊施設の人気シーズンは待っている間に満室の場合も

人気イベントのある期間や花のシーズン、人気エリアの週末などは、特に何もしなくても旅館が満室になり、新幹線や飛行機がいっぱいに。全国旅行支援の予約開始や予約再開を待っていると、満室・満席になってしまいます。
また、すでに宿泊施設の中には、安くしなければ「便乗値上げだ!」と言われかねない日本人観光客を棄て、正規の料金で宿泊してくれる訪日外国人観光客に的を絞ったところが出てきました。
本当に行きたいシーズンに、本当に宿泊したい施設がある場合は、全国旅行支援は潔く諦め、違う旅行で全国旅行支援を利用するようにしましょう。

2023年の全国旅行支援の使い方

利用できる都道府県があるとわかった時点で「じゃあ、全国旅行支援を使ってみようかな!」という人も増えたかも?まずは2023年の全国旅行支援の基本を押さえておきましょう。

全国旅行支援は交通付きの宿泊旅行がお得

交通の含まれるツアーなどの割引額が宿泊のみや、日帰り旅行よりも割引額が多く、お得です。
また、クーポンが平日2,000円・休日1,000円と差が付けられることにより、平日と休日の援助額が異なることになります。

全国旅行支援とGoToトラベルキャンペーンと違い

全国旅行支援は県が主催。各県とも条件や利用方法が異なります。GoToトラベルキャンペーンは国家事業。国の決めた方法に従い、全県が同じルールで割引キャンペーンを行います。
全国旅行支援は、各都道府県とも予約方法・支払方法が異なるだけではなく、中には日帰り旅行ではクーポンが出ないなど、支援額が異なる場合もあるのです。毎回行きたい県の状況を調べなければならないということが、全国旅行支援のとても面倒な部分。これが国家事業であるGoToトラベル事業との決定的な違いと言っていいでしょう。

全国旅行支援「全国旅行割」はいくらお得?

最大割引20%
1人1泊あたり最大
ツアーなどの交通付宿泊の場合7,000円割引(平日の場合)
宿泊の場合5,000円補助(平日の場合)

●ツアーなどの交通付宿泊の最大7,000円の内訳(平日)
旅行代金割引最大1人1泊につき5,000円
旅行期間中に飲食店などで使えるクーポンなど平日1人1泊最大2,000円

●宿泊の場合の最大5,000円の内訳(平日)
旅行代金割引最大1人1泊3,000円
旅行期間中に飲食店などで使えるクーポンなど平日1人1泊最大2,000円

●日帰り旅行の最大5,000円の内訳(平日)
旅行代金割引最大1人1回3,000円
旅行期間中に飲食店などで使えるクーポンなど平日1人1回最大2,000円

交通付宿泊とは?

旅行会社が販売する、航空料金や鉄道の有料特急料金などを含んだツアーなどの旅行商品や、鉄道・ホテル&飛行機&ホテルのダイナミックパッケージです。
旅行会社を通さず、ホテルと交通を取って「割引して!」ということはできません。
全国旅行支援は「宿泊のみ」の支援はしていますが、「交通のみ」の支援はしていないのです。

全国旅行支援の予約方法

全国旅行支援の予約方法は以下の方法があります。

①オンライン旅行予約サイト

オンライン旅行予約サイトでの予約受け付けは終了しました。

②ホテルや旅館に直接申し込む

ホテルや旅館に直接予約して個人旅行を受け付ける全国旅行支援は終了しました。

③旅行事業者

旅行会社での予約受け付けは終了しました。

ワクチン・検査パッケージは5月8日以降撤廃!

新型コロナウィルス感染症が季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行し、検疫について強制力を持たなくなったため、ワクチン・検査パッケージは、2023年5月8日以降撤廃されました。このことにより、全国旅行支援の参加義務だった3回以上接種を証明するワクチン接種証明と、陰性証明書は不要に!

ただし、写真で顔が確認できる公的身分証明の提示は継続して参加義務となります。
全国旅行支援は国の予算が各都道府県に配布されているもので、各都道府県が各旅行事業者に利用します。その際、正しく使われているのか報告をする必要があるのです。
推奨されているのは以下。コピーではなく原本の提示が必要です。

・免許証
・パスポート
・マイナンバーカード


用意できない場合は保険証と年金手帳など2つ組み合わせで提示する必要があります。

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