鹿児島県は延長した全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅(第4弾)」を2023年11月31日(木)で終了しました。なお、クーポンは12月1日(金)まで利用可能です。
全国旅行支援が終わっても、鹿児島県は魅力いっぱい!
鹿児島といえば、鹿児島を象徴する火山「桜島」や名湯は集まる霧島・指宿などの温泉地が人気。また手つかずの自然が残り、美しい海が魅力の奄美大島や与論島、縄文杉が佇む世界遺産の屋久島など、離島も外せません!これからも鹿児島を楽しみましょう!
全国旅行支援とは?「今こそ鹿児島の旅(第4弾)」を振り返る
2020年7月下旬にスタートし、同年12月末に停止となった国家事業であり、新型コロナウィルス感染拡大で打撃を受けた日本の観光事業者や、旅行事業者を国が支援するための観光需要喚起策「GoToトラベルキャンペーン」から予算をねん出。国民の県への旅行を県が割引などの支援を行う際、政府が県を支援する事業です。
GoToトラベルキャンペーンに関しては以下の記事で確認を。
全国旅行支援とGoToトラベルの違い
GoToトラベルキャンペーン・地域観光事業支援(県民割)・全国旅行支援(全国旅行割)はそれぞれ別物です。
GoToトラベルキャンペーン:国家事業。政府が決めた条件や割引で、同じ予約方法で全国一斉に行う旅行喚起策
地域観光事業支援「県民割」(2022年10月10日終了):県の事業。なかなか始まらないGoToトラベルキャンペーンの代替えとして、政府がGoToトラベル事業の予算から支援する県主催の旅行割引キャンペーン
全国旅行支援「全国旅行割」:県の事業。地域観光事業支援の予算を全国に拡大し、県民割の予約を全県から可能にするもの。ただしGoToトラベルキャンペーンの代替えとして、政府がGoToトラベル事業の予算から支援していることに関しては地域観光事業支援「県民割」と同じ。
事業自体が全く異なるため、GoToトラベルキャンペーンが全国旅行支援「全国旅行割」に変わってしまったわけではありません。
全国旅行支援は全県で異なる!
全国旅行支援とGoToトラベルキャンペーンは全く別の事業ですが、予約のしやすさはダントツでGoToトラベルキャンペーンに軍配が上がります。なぜなら国家事業であるGoToトラベルキャンペーンには、観光庁が決めたルールが一つだけ。それに従い好きな旅行を予約して、割引を受ければいいだけです。しかし全国旅行支援は難解で知られる地域観光事業支援「県民割」同様、県が主導しているからです。県民割よりは、少しだけ共通事項も増えましたが、クーポンの種類や、各予約方法が微妙に違うことがあります。
47都道府県が全国旅行支援を開始しますが、行きたい県がある場合は、きちんとチェックしておきましょう。
鹿児島県全国旅行支援とは?
鹿児島県も政府が行う全国旅行支援の制度を活用し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている観光事業者を支援するため、旅行商品の補助金や商品クーポン券の提供を通じて鹿児島県内観光を促進する事業です。
鹿児島県全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅」予約対象
日本国民および日本在住者
鹿児島県全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅」の期間
実施期間:2023年11月1日(水)~11月30日(木)※12月1日(金)チェックアウト分まで
※10月1日~10月31日までは休止期間
※個人旅行・団体旅行ともに実施
11月1日以降の延長分の予約開始日:2023年10月11日(水)以降順次
※各旅行事業者共に予約開始日時は異なる
※予算が終わり次第完売
鹿児島県全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅」の既存予約はどうなる?
鹿児島県は11月1日(水)から11月30日(木)まで個人旅行・団体旅行を再開します。11月1日までの旅行予約開始日は10月11日(水)以降準備が整った宿泊施設、旅行事業者からになります。
予約開始日より前に予約した全国旅行支援期間内の旅行は対象外。
また、今回は旅行予約サイトや旅行会社で予約しても、各社の予約開始日前の全国旅行支援期間内の旅行予約は、対象外となります。
全国旅行支援開始時などには「あとから割引き」のような既存予約を対象に振り替えることで、予約を先取りする旅行事業者が多く現れました。このことで何が起こったのかというと、全国旅行支援開始日に、すでに予算を使い果たし、予約ができない都道府県が続出。この策はそれを見直した政府からの通達によるもののため、既存予約は対象外と統一されています。
旅行予約サイトは販売日時以降の予約が対象で、全社バラバラです。また、予約を完売して再開した場合も、その期間内に予約していた旅行は対象外となるため、予約再開日時以降に予約せねばなりません。
もしあなたが鹿児島県の旅行を全国旅行支援で予約したいのであれば、予約しようとしている宿泊施設・旅行予約サイト・旅行会社の予約再開を待つ必要があります。
鹿児島県全国旅行支援は離島がお得すぎる!
鹿児島県は独自ルールがあり、離島の宿泊施設に泊まるツアーだと、通常の全国旅行支援よりはるかにお得になる計算です。鹿児島の離島に行けば、お得に全国旅行支援の恩恵にあずかれそうです。
平日旅行の交通付きの旅行(ツアーなど):1人1泊クーポンを含めると最大10,000円お得
平日の宿泊・日帰り旅行:1人1泊クーポンを含めると最大7,000円お得
平日の日帰り旅行:1人1回クーポンを含めると5,000円(日帰りは離島の割引増はありません)
※1人泊当たりの旅行代金が、平日1人1泊3,000円(税込)以上、休日1人1泊2,000円(税込)以上の旅行が対象
※日帰り旅行については、1人1回当たりの旅行代金が、平日1人1回3,000円(税込)以上、休日1人1回2,000円(税込)以上の旅行が対象。
支援内容
国民の鹿児島県への旅行代金を20%割引
1人1泊あたりの上限:ツアーなどの交通付き宿泊旅行5,000円(離島の宿泊施設利用の場合、8,000円)/宿泊のみ3,000円(離島の宿泊施設利用の場合、5,000円)※日帰りは上限1人1回3,000円
鹿児島県の飲食店やショップ、観光施設などで使える「地域クーポン」を平日2,000円分/休日1,000円分付与
※夜行フェリーは宿泊施設とみなします。
※割引が増える離島:獅子島、桂島、上甑島、中甑島、下甑島、新島、種子島、馬毛島、屋久島、口永良部島、竹島、硫黄島、黒島、口之島、中之島、諏訪之瀬島、平島、悪石島、小宝島、宝島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島
鹿児島県全国旅行支援の休日・平日の定義
宿泊旅行:宿泊日とその翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」、それ以外は「平日」
日帰り旅行商品:旅行の日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」、それ以外は「平日」
1月10日からの地域クーポンは電子クーポンに!
政府の方針により、2023年1月10日からの電子クーポンは「regionPAY(リージョンペイ)」アプリを利用した電子クーポンになります。
①宿泊施設のチェックイン時に電子クーポンの台紙(紙クーポン)を受け取ります
②regionPAYアプリをダウンロード
③アプリを起動し「今こそ鹿児島の旅クーポン」を選択。「チャージ」をタッチ
④電子クーポン台紙(紙クーポン)に記載のQRコードを読み取り、アプリにチャージ
⑤「今こそ鹿児島の旅クーポン」のポスターが掲示されている店舗や飲食店で利用
⑥店舗で掲示しているQRコードを読み取り、金額を入力し店舗にて確認後、決済します。
使い方の詳細はこちら!⇒今こそ鹿児島の旅クーポン・アプリでの利用方法▶
スマートフォンを持っていない方などのために、電子クーポン台紙(紙クーポン)だけでクーポンとなる方法も案内しています。ご安心を!
地域クーポンはどこでもらえる?
地域クーポンは主に以下で受け取れます。
〇交通と宿泊を伴うツアーなどの旅行⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
〇日帰り旅行⇒当日係員や添乗員から受け取る
〇宿泊施設で直接予約⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
〇オンライン旅行予約サイト(OTA)⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
鹿児島県全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅」予約条件は?
鹿児島県全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅」で利用していたワクチン・検査パッケージは2023年5月8日以降撤廃されます。
新型コロナウィルスワクチン接種完了済みの接種証明書もしくはPCR検査等の陰性結果の証明書はもう提示不要です。
ただし、写真で顔が確認できる公的身分証明の提示は継続して参加義務となります。
全国旅行支援は国の予算が各都道府県に配布されているもので、各都道府県が各旅行事業者に利用します。その際、正しく使われているのかと言う報告をする必要があるのです。
推奨されているのは以下。コピーではなく原本の提示が必要です。
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
用意できない場合は保険証と年金手帳など2つ組み合わせで提示する必要があります。
鹿児島県全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅」の利用方法は?
鹿児島県全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅」は3つの予約方法があります。
①オンライン旅行予約サイト(OTA)で予約する方法
オンライン旅行予約サイト予約は2023年7月21日をもって終了しました。
②ホテルや旅館で直接予約
宿泊施設への直接予約は2023年11月30日をもって終了しました。
③旅行会社で申し込み
旅行会社への予約は2023年11月31日をもって終了しました。
鹿児島県全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅」の注意事項
①鹿児島県を目的地とする宿泊・旅行が対象
②1人泊当たりの旅行代金が、平日1人1泊3,000円(税込)以上、休日1人1泊2,000円(税込)以上の旅行が対象
(日帰り旅行については、1人1回当たりの旅行代金が、平日1人1回3,000円(税込)以上、休日1人1回2,000円(税込)以上の旅行が対象)
③1回の予約または申込につき、7泊まで対象
④利用回数に制限はありません。
⑤宿泊施設チェックイン時、旅行の申込時、または旅行当日に、利用者全員分の証明を提示する必要があります
★身分証(運転免許証・パスポート・健康保険証など)