たびハピ

京都全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」が終了!※12月27日更新


京都府は延長した全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」を2023年12月27日(水)で終了しました。

新緑が美しい嵐山

京都は魅力いっぱい!お得な旅行方法をお教えするので、これからも京都を楽しみましょう!

全国旅行支援とは?「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」を振り返る

新型コロナウィルスの感染拡大により、大きな打撃を受けた日本の観光事業。2020年7月にスタートした「GoToトラベルキャンペーン」はそんな観光・旅行事業者を支援するための国家事業でした。しかし、同年12月末に新型コロナウィルス感染拡大により停止。これまで何度か再開話が立ち上がるも、感染拡大が原因で流れてしまいました。その間、政府がGoToトラベル事業の予算からねん出し、支援していたものが「地域観光事業支援」。
当時は感染防止の観点から、感染状況の落ち着いている県が県民の県内旅行を支援する場合、政府がGoToトラベル事業の予算から県を支援する、という事業だったため「県民割」という名前が一般的になりました。

GoToトラベルキャンペーンに関しては以下の記事で確認を。

GoToトラベルキャンペーン再開までの動きを追う↑↑

しかし、県内だけを動かしたところで、旅行喚起につながらず、政府は地域観光事業支援を6ブロックに分け、同ブロックなら違う県の県民割を予約できるようエリアを拡大。ただこの方法では、感染拡大が著しく停止した自治体や、県内・都内・府内だけを対象としている自治体がある場合、同じブロック内で相互利用できない現象が起こりました。
政府は第7波の直前に、再度GoToトラベル事業再開の検討に入りましたが、まずは地域観光事業支援を全国に拡大することを選択。全国旅行支援「全国旅行割」という新しい事業が立ち上がります。
ほどなくしてやってきた第7波で2度延期になりつつも、10月11日に開始を迎えました。
2022年内は12月27日までが対象、2023年は1月10日から開始し、各都道府県が終了日を決めるため、行きたい都道府県の終了日を把握しなければならない面倒な一面もあります。
また、2022年に行った全国旅行支援の見直しをし、2023年1月10日からは支援額が引き下げられています。

全国旅行支援とGoToトラベルの違い

全国旅行支援は地域観光事業支援「県民割」同様、GoToトラベル事業の予算からねん出されます。
GoToトラベルキャンペーンもGoToトラベル事業という国家事業でまた別の事業です。

全国旅行支援は事業自体の基本的ルールや支援額は政府が決めるものの、その支援を活用し運営するのは地方自治体である都道府県です。各県ごとに、県のやりやすい予約方法、やりやすい予約者への支援方法が優先されます。さらに、県の特色を出したいという県が後を絶たず、今度は県の予算でプラスして県独自の事業を立ち上げ「他の支援を行い併用できる」というパターンも多く見受けられます。
いい意味でも悪い意味でも非常にややこしくなり、わかりづらいと評判だった地域観光事業支援「県民割」とあまり変わらない状況です。
その点、GoToトラベルキャンペーンは、国家事業のためルールも支援方法も国が決めた方法以外なく、どこの県も関係なく、自分の好きな方法で予約を取ればいいだけなので簡単なのです。
なんで全国旅行支援なの?…という疑問は残りますが、まずは全国旅行支援を理解して楽しみましょう。

47都道府県が全国旅行支援を行っていますが、全て微妙に異なるので注意が必要です!

地域ブロック都道府県
北海道・東北北海道全国旅行支援青森県全国旅行支援岩手県全国旅行支援宮城県全国旅行支援秋田県全国旅行支援山形県全国旅行支援福島県全国旅行支援
関東茨城県全国旅行支援栃木県全国旅行支援群馬県全国旅行支援埼玉県全国旅行支援千葉県全国旅行支援東京都全国旅行支援神奈川全国旅行支援山梨県全国旅行支援
北陸信越・中部新潟県全国旅行支援富山県全国旅行支援石川県全国旅行支援福井県全国旅行支援
長野県全国旅行支援岐阜県全国旅行支援静岡県全国旅行支援愛知県全国旅行支援三重県全国旅行支援
近畿滋賀県全国旅行支援京都府全国旅行支援大阪府全国旅行支援兵庫県全国旅行支援奈良県全国旅行支援和歌山県全国旅行支援
中国・四国鳥取県全国旅行支援島根県全国旅行支援岡山県全国旅行支援広島県全国旅行支援山口県全国旅行支援徳島県全国旅行支援香川県全国旅行支援愛媛県全国旅行支援高知県全国旅行支援
九州・沖縄福岡県全国旅行支援佐賀県全国旅行支援長崎県全国旅行支援熊本県全国旅行支援
大分県全国旅行支援宮崎県全国旅行支援鹿児島全国旅行支援沖縄県全国旅行支援
緑の苔に覆われた庭園「祇王寺」

京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」とは?

京都府の全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」もそんな全国旅行支援の中の一つ。もともと人気の旅行先という古都に加え、京都屈指のピークシーズン、紅葉シーズンを迎えることで、全国旅行支援の中でも目玉となるものとなりそう。
京都府の全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」は京都への旅行の宿泊補助や旅行補助、クーポン券の配布を通じて、日本全国に住んでいる方に京都府内旅行を楽しんでもらい、京都を応援するキャンペーンです。

京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の対象者

日本国民および日本在住者

京都府全国旅行支援の期間

実施期間:2023年12月1日(金)~12月27日(水)
※個人旅行・団体旅行ともに実施予定
12月1日以降の予約開始日:
2023年11月13日以降準備のできた旅行事業者から順次受付を開始
※旅行事業者の予約開始日は別となる場合があります。予約開始日前の予約は対象外になるのでご注意を
※期間に関係なく予算が終わり次第完売

京都府全国旅行支援の既存予約はどうなる(後から割引きなど)

京都府が発表した延長分の予約開始日2023年11月13日以前に予約した京都府の旅行は対象外となります。
また、オンライン旅行予約サイトや旅行会社、宿泊施設にも予約開始日があり、各社ともそれ以前の予約は2023年は対象外となってしまいます。
全国旅行支援開始時には既存予約を対象に振り替えることが2022年は認められていたため、今回も大丈夫だと思っている方も多いようですが、2023年の全国旅行支援は振替にはなりません。ご注意ください。

京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」はいくらお得?

2023年の全国旅行支援は2022年の実施時より、割引額が引き下げられました。

平日旅行の交通付きの旅行(ツアーなど):1人1泊クーポンを含めると最大7,000円お得
平日の宿泊・日帰り旅行:1人1泊(日帰りは1回につき)最大5,000円お得に!

※1人泊当たりの旅行代金が、1人1泊あたり平日3,000円以上・休日2,000円以上です。最低利用金額を下回る予約は対象外となります。
※日帰り旅行については、1人1回当たりの旅行代金が、平日1人1回3,000円(税込)以上、休日1人1回2,000円(税込)以上の旅行が対象。

支援内容

国民の京都府への旅行代金を20%割引
1人1泊あたりの上限:ツアーなどの交通付き宿泊旅行5,000円/宿泊・日帰り3,000円
京都府の飲食店やショップで使える京都応援クーポン券:1人1泊あたり(日帰りの場合は1回あたり))平日2,000円分/休日1,000円分付与

きょうと魅力再発見旅プロジェクトより

クーポンや対象最低価格に差が出る休日・平日の定義

宿泊旅行:宿泊日とその翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」。それ以外は「平日」。
日帰り旅行商品:旅行の日が土曜日・日曜日・祝日の場合は「休日」。それ以外は「平日」。

子どもや乳幼児も対象?

子どもも宿泊代金が有料であれば、大人と同様対象となります。ただし、宿泊代金が無料の場合は割引対象外となります。また対象となる金額に下限があります。それ以上の子ども料金が対象となります。

京都応援クーポン券はどこでもらえる?

京都応援クーポン券は主に以下で受け取れます。

〇交通と宿泊を伴うツアーなどの旅行⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
〇日帰り旅行⇒当日係員や添乗員から受け取る
〇宿泊施設で直接予約⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る
〇オンライン旅行予約サイト(OTA)⇒初日の宿泊施設チェックイン時受け取る

2023年から電子クーポンに変わりました!

2022年は紙クーポンで「おつりの出ない1000円札」感覚で使えていた京都応援クーポン券ですが、2023年1月10日からは電子クーポンになっています。

京都応援クーポン券電子クーポン版の使い方

①宿泊先でチェックイン時、QRコードが印刷された電子クーポン券(紙)を受け取ります(用紙は旅行が終わるまで捨てないでください。)

②電子クーポン券のQRコードをスマートフォンで読取ります。その画面上でパスワード、秘密の質問を設定し、新規会員登録を済ませます。

③会員登録が完了するとクーポン残高を確認できます。

京都応援クーポン券電子クーポン版の詳しい使い方はこちら⇒電子クーポンマニュアル(旅行者用)▶

京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」予約条件は?

京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」で利用していたワクチン・検査パッケージは2023年5月8日以降撤廃されます。
新型コロナウィルスワクチン接種完了済みの接種証明書もしくはPCR検査等の陰性結果の証明書はもう提示不要です。

ただし、写真で顔が確認できる公的身分証明の提示は継続して参加義務となります。
全国旅行支援は国の予算が各都道府県に配布されているもので、各都道府県が各旅行事業者に利用します。その際、正しく使われているのかと言う報告をする必要があるのです。
推奨されているのは以下。コピーではなく原本の提示が必要です。

・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード

用意できない場合は保険証と年金手帳など2つ組み合わせで提示する必要があります。

ワクチン・検査パッケージの詳細はこの記事をチェック↑↑

京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の予約方法

京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の予約方法は3つの方法があります。

①オンライン旅行予約サイト(OTA)で予約する方法

2023年6月30日をもって京都府の全国旅行支援は終了しました。

②ホテルや旅館で直接予約

2023年12月27日をもって京都府の全国旅行支援は終了しました。

③旅行会社で申し込み

2023年12月27日をもって京都府の全国旅行支援は終了しました。

京都府全国旅行支援「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の注意事項

①京都府を目的地とする宿泊・旅行が対象
②1回の予約または申込につき、7泊までが対象
③期間中であれば、何度でも利用が可能です
④宿泊施設チェックイン時、旅行の申込時、または旅行当日に、利用者全員分の証明を提示する必要があります
★身分証(運転免許証・パスポート・健康保険証など)