シドニー観光で外せない!シドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン」の楽しみ方

岩崎 麻弓

フォトグラファー&トラベルライター

オーストラリア固有種をはじめ数多くの植物が鑑賞できる、オーストラリア最古の植物園「ロイヤルボタニックガーデン(シドニー王立植物園)」。シティのすぐ脇に位置する抜群の立地の良さと、ハーバーの絶景とグルメまで楽しめる、まさに「都会のオアシス」的な存在です。シドニーで必ず訪れたいボタニックガーデンの魅力を、隅から隅までご紹介します。

シドニー観光で外せない!シドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン」の楽しみ方
ワインボトルのような形が印象的なクイーンズランド・ボトルツリーとオペラハウス

オーストラリア最古の植物園「ロイヤルボタニックガーデン」

絶景やグルメも楽しめる都会のオアシス!シドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン」の楽しみ方

シドニーに訪れたら外せない人気観光スポット「ロイヤルボタニックガーデン(Royal Botanic Garden、以下ボタニックガーデン)」は、1816年にオーストラリア最古の自然科学研究施設としてオープンした植物園です。植物や自然に全く興味がない人でも必ず楽しめる、単なる「植物園」では終わらないボタニックガーデンの魅力をご紹介します。

オーストラリア固有種など8,000種類以上の植物が展示

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英国文化を感じるイングリッシュ・ローズガーデンや、3億5千万年以上前に地球上に誕生したとされるシダ植物やコケなどが並ぶファーンネリー、ほのかに香りが漂うハーブ・ガーデン、中南米原産の様々な種類のサボテンが林立するサキュレント・ガーデンなどなど、世界各国から集められた8,637種類、28,000点以上の植物が30haの広い園内にテーマごとにレイアウトされています。

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ワインボトルのような形が印象的なクイーンズランド・ボトルツリー

日本の約20倍もの国土面積を持ち、6500万年以上前には恐竜も生息していたという壮大な歴史を持つオーストラリア大陸。ボタニックガーデンにはそんなオーストラリアの歴史が感じられる「オーストラリア固有種」もたくさん展示されています。

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むぎわらぎく(Everlasting Daisy)もオーストラリア固有種

オーストラリアン・レインフォレスト・ガーデンには、世界遺産「オーストラリアのゴンドワナ多雨林群」で収集した世界有数の歴史ある熱帯雨林植物が並び、樹齢100年以上のクイーンズランド・ボトルツリー(オーストラリアン・バオバブ)や、「むぎわらぎく(Everlasting Daisy)」など様々なオーストラリア固有種が園内に点在しています。

シティや主要観光スポットからアクセス抜群

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オペラハウス脇のクイーンエリザベス2世ゲート

シドニーCBD(ビジネス中心地区)の東側に広がるボタニックガーデンは、シドニーの代名詞とも言える主要観光スポットから歩いてすぐ。ガーデン周辺には全部で10箇所のゲートがあり、オペラハウスからはオペラハウス・ゲート(Opera House Gate)とクイーンエリザベス2世ゲート(Queen Elizabeth Ⅱ Gate)、ビジネス街「マーティン・プレイス(Martin Place)」からはパレスガーデン・ゲート(Place Garden Gate)やガバメントハウス・ゲート(Government House Gate)からアクセス可能です。

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ファームコーヴ(Farm Cove)という湾を取り囲むように広がっているため、ガーデン内からはもちろんハーバーも一望できます。都会のど真ん中で緑と海が一度に感じられる、唯一無二のスポットです。

入場無料なので何回でも行ける!

歴史ある植物園であるにもかかわらず入場料無料のボタニックガーデンは、地元民が気軽に訪れる憩いのスポット。植物や自然にはあまり興味がなくても「植物園」と気構えることなく、市民公園のように気軽に入場できます。限られた旅行日程の中で時間がなくても、入場無料だったら朝でも夕方でも好きな時にフラリと立ち寄れますよね。

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気持ちよさそうだけど、実はバイク・自転車・スクーターの走行は禁止の園内

ガーデンは季節問わず、朝7時からオープンしています(閉園時間は季節によって異なるのでご注意を)。シティ周辺のホテルに宿泊しているなら、ランニング&ウォーキングコースとしてボタニックガーデンを周遊するのもかなりオススメ。園内のカフェは8時からオープンするので、コーヒーとパンを片手に散策もいいですね。

ボタニックガーデンで楽しみたいアクティビティやイベント

ボタニックガーデンで楽しめるのは植物観賞だけではありません。その他にもアクティビティやイベントも盛りだくさんなので、ここではおすすめの過ごし方や、ガーデン内で開催されているイベントをご紹介します。

芝生に座ってピクニック

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「レジャーシート」とエスキーと呼ばれる「保冷ボックス」がどの家庭にも必ずあると言われるほど、ピクニックが日常生活の一部であるオーストラリア。例外なく我が家にも「ピクニックマット」と「保冷バッグ」、さらにドリンクホルダーの付いた「ピクニックテーブル」があります。

「少しでも天気が良ければ、外でのんびりピクニックして過ごす」のがオージー流。シドニーに訪れたらそんな休日を過ごしてみませんか?

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美しく整備された芝生、日除けになる木陰も豊富、目の前にはシドニー湾、木々の隙間からはハーバーブリッジやオペラハウスも垣間見える、という点でボタニックガーデンはシドニー唯一無二のピクニックスポットです。園内にはトイレもあるし、食べ物に困ってもレストランやカフェがあるのでノープロブレムです。

チューチューエクスプレス(チンチン電車)で園内を散策

ガーデン内を走る赤い屋根のチンチン電車「チューチューエクスプレス(Choo Choo Express)」は、ガイドさんによるガーデンの歴史や見所などを聞きながら園内を巡回する人気のアトラクション。30haもある園内をじっくり歩いて回るとなると、いくら時間があっても足りません。ガーデンの全貌をサクッと網羅したいなら、主要スポットを電車に乗ってのんびり巡るのが楽だし気持ちいいです!

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大人も楽しめる「チューチューエクスプレス」は一周$10.00(¥940)

チューチューエクスプレスは、オペラハウス脇にある入口「クイーンエリザベス2世ゲート」から、毎日10:00〜16:30(10〜4月は17:30)まで30分おきに発着しています。ガーデン内一周に要する時間は約25分。停車場はカフェやレストランのある「パームグローブ・セントラル(Palm Grove Central)」と、ポップアップ・バーがある「バズビーズ・バー(Busby’s Bar)」の2ヶ所あって、乗り降りも自由です。

都会にいながらバードウォッチング

シドニーには実に365種類もの鳥が生息していると言われるほど、日本ではお目にかかれないような鳥に街中で遭遇することが多々あります。筆者は時々日本にいる家族や友人と電話をしている際、「鳥の声がすごいね(大きすぎ)」と言われることもしばしば。あちこちから野鳥のさえずりが聞こえる程、シティで暮らしていても鳥と人間の距離が近いのです。

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黄色いマスクを被ったような鳥はマスクド・ラップウィング(スグロトサカゲリ)

さらに緑豊かなボタニックガーデンなら、都会に居ながらにしてコカトゥーやマグパイ、レインボーロリキートやアイビスなど、日本では珍しい様々な種類の鳥に遭遇することができます。逆にカラスのような日本ではメジャーな鳥をあまり見かけることはありません。

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人の笑い声のような鳴き声のクカバラ(ワライカワセミ)

鳥の苦手な筆者ですが、オーストラリアに来てから、このずんぐりむっくりしたクカバラ(ワライカワセミ)の可愛さにノックアウトされました。ガーデン内の看板や木によく留まって鳴いているので、是非探してみましょう。(笑い声のような「ギャーギャー」という鳴き声事態は、実はあまり可愛くありません)

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ボタニックハウス脇に夕方になると登場するヒガシウォータードラゴン

鳥ではありませんが、毎日夕方になるとレストラン「ボタニックハウス」の脇にはヒガシウォータードラゴンが登場します。最初は怖かったのですが、冷たくなったアスファルトの上で大人しく夕涼みしている姿は微笑ましいです。

総督のオフィス「ガバメントハウス」

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昔はシドニーのあるNSW州総督(Governor of New South Wales)の官邸として執務に使用されていた「ガバメントハウス(Government House)」。ガーデンの北西の一角にあり、今は海外からのゲストなどをもてなす迎賓館的な使い方をしているそう。ゴシック・リバイバル様式の重厚な建物は、バッキンガム宮殿の設計にも携わった王立お抱え建築家のエドワード・ブロア氏が設計を担当しています。

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ガバメントハウスのガーデンからは海が一望

建物と庭園は、館内ツアーに申し込めば無料で見学可能です。英国人建築家によるハリーポッター的な雰囲気の建物はもちろん、小高い丘の上にあり、海が見渡せる手入れの行き届いた英国式庭園も見応えあり。ツアーを開催しているのは毎週金〜日曜日の10:00〜16:00で、時期によっては営業時間が異なるので予約しておくと安心です。

DATA
ガバメントハウス
所在地:Macquarie St, Sydney NSW 2000, Australia
電話番号:+61-2-9228-4111
営業時間:金 - 日 10:30〜15:00
公式サイト:ガバメントハウス

オーストラリアデイ(1月26日)

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ガーデンの目の前には所狭しと国旗を掲げたボートが

イギリス艦隊が初めてオーストラリア大陸に上陸した1月26日は、オーストラリアが始まった建国の日、「オーストラリアデー」として毎年盛大にお祝いされます。各地域では様々なイベントが開催されますが、夏真っ只中ということでビーチや公園でピクニックする人が多いのもオーストラリア流。厳か、というよりはパーティで盛り上がろうぜ!という明るい雰囲気です。

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ピクニックスポットとして人気のボタニックガーデンでは、もちろん各エリアで各グループがピニックを開催。いつもと違うのは、皆オーストラリア国旗のTシャツや旗を掲げていることと、パームコーヴ湾内には所狭しと旗を掲げたボートが遊覧していること。オペラハウスの向こうは朝からイベントで大盛り上がりですが、反対側のボタニックガーデンはのんびりとした空気感が流れています。

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因みに上記でご紹介したガバメントハウスは、オーストラリアデイの際は全ての人に一般公開されています。予約も必要ないですし、普段は禁止されている写真撮影も自由にできますよ。

オープンエア・シネマ(2月)とハーバーオペラ(4月)

ボタニックガーデンの北東、フリートステップという大階段に設置された特設野外劇場で毎年行われる人気イベント「オープンエア・シネマ」と「ハーバー・オペラ」。映画やオペラはもちろんですが、映像が映し出されるスクリーンや舞台の向こうに広がる眺望がとにかく素晴らしいです。

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世界一美しい映画館と言われるシドニーのオープンエアシネマ

「世界で一番美しい映画館」と言われるのも納得の美しさは、まさに一見の価値あり。絶景を眺めながら食事をして軽く飲みながら映画を楽しめたりと、通常の映画よりも充実した体験ができます。オペラの方は少々値は張りますが、フィナーレに目の前で打ち上がる花火はため息ものの美しさ。日程があえば是非参加しておきたいイベントの一つです。

↑シドニーで行われる主要イベントについてはコチラ

ビビッド・シドニーのライトアップ(5月下旬〜6月中旬)

街中がカラフルにライトアップされる、シドニー有数のビックイベント「ビビッド・シドニー(Vivid Sydney)」でも、ボタニックガーデンは主要会場の一つになっています。普段は夜になると閉園するガーデンですが、この時ばかりは閉園時間を11時まで延長し、園内の樹木がライトアップされたり、様々なインスタレーションが展示されたりとガラリと趣が変わります。

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ビビッド期間中は深夜までオープン

大勢の人達がひしめく鮮やかな街中のライトアップで目と体がかなり疲れた後、ボタニックガーデンの適度な暗闇で一旦癒されるのもおすすめです。筆者はいつも薄暗いガーデンを彷徨いつつ、幻想的なインスタレーションを見ながらビビッドを締めています。

↑ビビッド・シドニーの詳しい記事はコチラ

年末のカウントダウン花火(12月31日)

世界に先行して早めに新しい年を迎えるオーストラリア。中でも10万発以上の花火が打ち上げられるシドニーの年越し花火「ニュー・イヤーズ・イヴ・ファイヤー・ワークス(New Year’s Eve Fireworks)」は、オーストラリア最大のイベントといっても過言ではありません。花火が上がるのはオペラハウスやハーバーブリッジがあるサーキュラー・キー周辺‥‥ということはまさにボタニックガーデンの目の前なのです。

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ボタニックガーデン周辺は花火の超人気観覧スポットなので、毎年、早い時期からチケットの争奪戦が繰り広げられます。観覧席チケットのお値段も一人$300以上とかなりお高めですが、無料観覧席での花火のために真夏のシドニーで朝から長蛇の列に並ぶことを考えると‥‥お金を払って一生に一度の思い出に優雅に花火もいいかもしれませんね。

↑オーストラリアのカウントダウンについて、詳しい情報はコチラ

撮影せずにはいられない!園内のフォトジェニックなスポット

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ガーデン内は思わず撮影したくなるポイントだらけ

ボタニックガーデンには撮影せずにはいられない、インスタ映え必須のフォトジェニックなスポットがたくさんあります。ここではそんな一部をご紹介します。

アンフィシアター・ローンからハーバーを見下ろす

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おすすめの絶景ピクニックスポット

園内中央部東側にある「アンフィシアター・ローン(Amphitheater Lawn)」は、大きな岩場のある高台の広場。ここは高台からガーデン周辺やシドニー湾が見下ろせる展望台的な場所です。筆者個人的にもよくピクニックをするくらい、ガーデン内でも開放感あるお気に入りのスポットです。

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オペラハウス、ハーバーブリッジとジャカランダという鉄板の構図

すぐ脇には「オーストラリアの桜」的な春の風物詩である、紫色の花「ジャカランダ」の木もあります。シーズン中にはジャカランダ越しのオペラハウスとハーバーブリッジ、という他では見られない唯一無二なショットも撮影できますよ。

ベネロン・ローンでハーバーブリッジをバックに

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オペラハウス・ゲートのすぐ脇にある小高い丘ベネロン・ローン(Bennelong Lawn)。海沿いのメインストリートから若干外れているので見過ごしてしまう人もいるかもしれませんが、こちらもシドニーの壮大な景色が高台から拝める超絶景スポットです。

オススメは坂道の下から丘を見上げるショット。ちょうど丘の上にベンチがありますが、ベンチの向こうに広がるハーバーブリッジの大きさがダイナミック過ぎます。是非ベンチに座った姿を撮影しましょう!

ベネロン・ローンでオペラハウスをバックに(ミッション・インポッシブル2)

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前述のベネロン・ローンの丘を上がると、今度は右手にオペラハウスも見えてきます。オペラハウスの正面広場「フォアコート」を挟んだ真正面に位置するので、オペラハウスとこの近さで正対できるのは恐らくここだけでしょう。

実はシドニーで撮影が行われたハリウッド映画『ミッション・インポッシブル 2』のエンディングが撮影されたのもこの場所。人々で賑わう中、全てが終わった後の主人公達が勝利を讃えあうラストシーンは、まさにここで撮影されました。シドニー各地でロケが行われていたこの映画のエンディングには、もってこいの場所です。

ファームコーヴから高層ビルをバックに(マトリックス 3)

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『マトリックス』3部作のエンディングが撮影されたのも、実はここボタニックガーデンです。映画内ではちょうどこの辺りから、高層ビルに沈む夕日を眺める、という希望に満ちた印象的なシーンが撮影されています。

広大な緑のすぐ向こうには高層ビル群が立ち並んでいる、という風景はシティのすぐ脇に植物園があるシドニーのボタニックガーデンならでは。何度訪れてもそのダイナミックさに圧倒される、筆者個人的にもお気に入りのスポットです。

その他にも「インスタ映えスポット」や「シドニー観光スポット」として既にご紹介していますが、絶景スポットのミセス・マッコーリーズチェアや、温室イベントスペースのカリックスなどなど、ご紹介しきれないほどフォトジェニックな美しい場所が目白押しです。是非園内を歩き回って、あなただけのインスタ映えスポットを探してみましょう。

ガーデン内のレストラン&カフェでグルメも堪能

ボタニックガーデンのおすすめポイントは、植物や絶景だけではありません。ガーデン内への食べ物の持ち込みはもちろんOKですが、園内にはレストランやカフェもあるので食べる場所には困りません。

スターシェフの名店「ボタニックハウス」

ボタニックガーデンのほぼ中央、ビジターセンターの目の前にあるアジアン・フュージョン・レストラン「ボタニック・ハウス(Botanic House)」。少し高台のレベルにあるガラス張りの店内からは、ガーデン内のメイン広場が見渡せます。

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ガラス張りの店内からガーデンを見渡せる「ボタニックハウス」

こちらは料理番組のホストとして人気のスターシェフ、Luke Nguyen氏がディレクションするレストランです。植物園内の店とは思えない繊細な味とシックな雰囲気で、レストランとしてもシドニー有数の人気店です。通常はランチのみの営業で、残念ながら朝食とディナー利用は週末のみですが、朝日を浴びながらのブランチや、閉園した植物園でディナーも素敵ですね。

DATA
ボタニックハウス
所在地:1 Mrs Macquaries Rd, Sydney NSW 2000, Australia
電話番号:+61-1300-558-980
営業時間:月 - 金 11:00〜15:30 / 土 - 日 9:00〜15:30(金 - 日のみディナー営業 17:00〜21:00)
公式サイト:ボタニックハウス

食堂のようなカフェ「ファームコーヴ・イータリー」

ボタニックハウスの階下にあるカジュアルな食堂のようなカフェ「ファームコーヴ・イータリー(Farm Cove eatery)」では、コーヒーやクロワッサンなどの軽食から、ピクニックにぴったりなバーガーやフィッシュ&チップスなどのガッツリ系メニューのピクニック・パックまであります。予め食べるものを用意しなくても、そのままピクニックが楽しめるのは嬉しいです。

絶景やグルメも楽しめる都会のオアシス!シドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン」の楽しみ方
「ボタニックハウス」階下にある「ファームコーヴ・イータリー」

因みに店内や店外のテラスにも席はありますが、テイクアウェイ(持ち帰り)にして明るい芝生の広場に行って楽しみましょう。実は外のテラス席付近はゴミ箱やテーブルの食べ残しを鳥達が狙っているので、糞害を受けやすい場所でもあるのでご注意を。

DATA
ファームコーヴ・イータリー
所在地:1 Mrs Macquaries Rd, Sydney NSW 2000, Australia
電話番号:+61-1300-558-980
営業時間:月 - 日 8:00〜16:30
公式サイト:ファームコーヴ・イータリー

カジュアルな絶景バー「Busby’s Bar」

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小さなキオスク型バーの「バズビーズ・バー」

ボタニックガーデン北東端、「ユーロンゲート(Yurong Gate)」と「ビクトリアロッジ・ゲート(Victoria Lodge Gate)」のすぐ脇にあるのが、小さなキオスク型バー「バズビーズ・バー(Busby’s Bar)」です。店名は欧州から葡萄を持ち込み、初めて大規模なワイン用葡萄畑を作ったオーストラリアワインの父と言われる存在「ジェームズ・バズビー(James Busby)」に因んで付けられています。

絶景やグルメも楽しめる都会のオアシス!シドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン」の楽しみ方
シドニーNo.1の絶景バーと言えるのでは?

ワインの父に因んだネーミングの割にはワインの種類は多くありませんが、ビールやカクテル、コーヒーやソフトドリンク、ちょっとした軽食も楽しめます。ここの一押しポイントは何と言ってもこの眺望!夕陽が沈む様子をお酒を飲みながら眺めるなんて最高です。筆者個人的にはシドニー有数の眺望抜群のバーだと思っています。

DATA
バズビーズ・バー
所在地:Victoria Lodge, Mrs Macquaries Rd, Sydney NSW 2000, Australia
電話番号:+61-2-9241-2419
営業時間:金 - 日 11:00〜19:00
↑ジェームズ・バズビーが作ったオーストラリアワイン発祥の地「ハンターバレー」についてはコチラ

ガーデン脇の人気レストラン「Terrace on the Domain」

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最後にご紹介するのはボタニックガーデン脇にある大きな公園「ザ・ドメイン(The Domain)」一角にあるレストラン&カフェ「テラス・オン・ザ・ドメイン(Terrace on the Domain)」。ゲートの外に出るので正確にはガーデン内ではありませんが、ここも一応ガーデン管轄のレストランです。場所はボタニックガーデン南東端にある「ウルムル・ゲート(Woolloomooloo Gate)」を出てすぐ右。NSW州立美術館のすぐ目の前です。

絶景やグルメも楽しめる都会のオアシス!シドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン」の楽しみ方

丸い円盤のような建物が目印で、店内はカフェ(キオスク)、バー、レストランの3部門に分かれています。筆者はボタニックガーデンにお散歩に行く前にここでコーヒーを買ったり、シティで用事があった後に訪れてハッピーアワーでワインを飲んだりしています。美術館やシティからも近いので、観光合間にフラリと立ち寄れる使い勝手のいいお店です。

DATA
テラス・オン・ザ・ドメイン
所在地:1 Art Gallery Rd, Sydney NSW 2000, Australia
電話番号:+61-1300-300-278
営業時間:月 - 火 11:30〜15:30 / 水 - 金 11:30〜18:00 / 土 9:00〜18:00 / 日 9:00〜15:30
公式サイト:テラス・オン・ザ・ドメイン

絶景やアクティビティでシドニーを満喫

絶景やグルメも楽しめる都会のオアシス!シドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン」の楽しみ方
ハーバーサイドならではのガーデン内での絶景結婚式

いかがでしたか?オーストラリア初の植物園・自然科学研究所という側面も持ちながら、シドニー民達の憩いや癒しの場として揺るぎない地位を確立しているボタニックガーデン。バラエティ豊かな植物に囲まれた単なる「植物園」としての側面だけでなく、絶景やグルメ、ロケーションや雰囲気など、植物好きの人もそうで無い人も満足できる魅力で溢れています。

絶景やグルメも楽しめる都会のオアシス!シドニー王立植物園「ロイヤルボタニックガーデン」の楽しみ方

ガーデン内はバリアフリーなので、体の不自由な方やベビーカーも子連れのファミリーも安心です。定期的に開催されるイベントで大人数で盛り上がるのも良し、旅の疲れを壮大な景色と自然の中でゆったりと癒すのも良し、是非旅行中のお好きな時にフラリと立ち寄ってみてください。

DATA
ロイヤルボタニックガーデン
所在地:Mrs Macquaries Rd, Sydney NSW 2000
営業時間:7:00〜17:00
※開園時間は季節により異るため、公式サイトを参照
公式サイト:ロイヤルボタニックガーデンシドニー
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岩崎 麻弓

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