夏休みは海外旅行再開できるかなー、と思っている方!もう海外旅行が再開していること。皆さん知っていましたか?
既に海外ツアーは再開され、航空券も自由に取れます。さらにはもう入国制限を撤廃している国もあるのです。「いや、そういう国は、秩序のない国なのでは…」なんて思っていませんか?
いえ!コロナ禍以前は日本の観光客に大人気だった渡航先が、続々と入国制限を撤廃。入国だけならパスポートと航空券だけで可能な国が増えています。
「そうは言っても日本の水際対策が厳しいんでしょう?」なんて声も聞こえますが、2022年6月1日から日本の入国制限は大幅に緩和されています。
新型コロナウィルス感染低リスク国からの入国であれば、入国時のPCR検査と自宅などでの自主待機は免除になります。
唯一あるのは日本帰国時に出発72時間前に日本指定の新型コロナウィルス検査を受け、日本指定の陰性証明書を取得し、チェックイン時に提示するだけ。
それが難しい!というあなた。ツアーや現地でサポートしてくれるサービスもあります。
あなたの海外旅行再開は最も申請や必要な条件が少ない、入国制限のない日本政府が感染低リスク指定している国から始めませんか?
たびハピではこれまでも海外旅行再開の明るいニュースを伝えてきましたが、今回は主に渡航国として人気のある国の中で、既に入国制限を撤廃している感染低リスク国を紹介!
ちなみに筆者はもう、航空券予約しちゃいましたっ!
入国制限完全撤廃の国・ヨーロッパ編
入国制限のない国が一番多いエリアこそ、ヨーロッパ。入国制限完全撤廃したばかりの国も目立ちます。
EU加盟国を中心に「ひとつの国」として行き来を自由にしている体制から、あとは各国でEU域外入国のスタンスを決めるのみ。比較的簡単に入国制限完全撤廃ができる環境があります。
これらの国はパスポートと航空券があれば入国可能!観光などの短期の入国はビザが免除される国ばかりですので、コロナ禍前と全く同じ入国ができます。
当然日本での搭乗便のチェックインにも、これまで必要だった陰性証明書提示やワクチン接種証明提示が不要になるのですが、唯一気を付けてほしいのが航空会社のルール。
経由する国のルールで「陰性証明書」「ワクチン接種証明書」が必要だとしている場合もあれば、直行便の場合でも厳しい航空会社は制限があるので、航空券を予約する際に必ず航空会社に確認しましょう。
また、ウクライナ情勢の関係もあり、ロシア上空を飛ぶ空路が使えません。そのため直行便が減ったり、空路が変わったりしています。中東やアジア経由の便を使う場合も多く、コロナ禍とはいえ、早めに航空券をおさえなければ、満席なんてことも。
また2022年7月を迎え、続々とヨーロッパの入国制限解除情報が入ってきております。正式に詳細が発表された国から新たに掲載していきますね!
EUへの渡航に2022年末までにエティアス(ETIAS)導入
時期はまだ2022年・年末とされており、未定ですが、EU連合に加盟している26か国への渡航は、ETIAS(エティアス)が必要となります。アメリカ旅行に必要なESTA(エスタ)やカナダアメリカ旅行に必要なeTA(イータ)と同じ役割を果たすもので「事前渡航認証システム」を意味します。
現在のところ今回紹介する「人気渡航国で入国制限が解除されている国」の中ではEU以外のイギリスやアイルランドは対象外となる予定ですが、EU加盟国とイギリス、アイルランドを合わせて旅行する方は、申請開始となれば取得の必要があります。
もちろん2022年7月2日現在は、まだ必要ありません。
イギリス
シェンゲン圏に属していません。
ビザ: 観光目的の旅であれば180日以内の滞在は不要
パスポート:有効残存期間は帰国までの滞在日数以上があれば入国可能。ただし、イギリスは現在航空便が減り、突然の欠航もあり。不測の事態も考えられるため、できれば6ヵ月以上は残存期間としてほしいところ
入国カード:2019年5月に廃止。日本のICパスポート保持者で、18歳以上もしくは、成人と同伴する12~17歳の旅行者は、自動化ゲートの利用が可能です
「完全に」、新型コロナウィルス感染拡大のためにできた入国制限を解除した国で一番早かったのはイギリス。実はもっと早く入国制限を解除し、一貫して貫いた国もありますが、入国時の申請だけは継続しているため、完全解除と言う意味にはならず、イギリスに軍配。
ただし、イギリスは新型コロナウィルス感染拡大時に空港職員を大量にリストラしてしまった手前、現在空港職員不足で欠航が目立ちます。欠航しても良いスケジュールと、航空券予約の際に欠航の補償をしてくれるのか、確認の上、こういった点を補填できる旅行保険の加入をお勧めします。
詳しくは以下の記事をチェック!
アイルランド
イギリス同様シェンゲン圏に属していません
ビザ:観光目的の旅であれば90日間までビザ不要。
入国審査時には復路の航空券やまれに旅程を聞かれることあり
パスポート:有効残存期間は滞在日数にプラスで6か月と長め
入国カード:機内で配布されます。必ず記入して入国時にパスポート共に提示を
アイルランド政府は、2022年3月6日に新型コロナウィルス感染症関連の入国制限をすべて撤廃。ヨーロッパ西部の海に浮かぶ島国・アイルランドは、豊かな自然とノスタルジックな街内、ケルト文化が残るミステリアスな雰囲気が多くの人を惹きつけます。アイリッシュコーヒーやアイリッシュダンスなど、有名なものもいっぱい。
大人気のギネスビールの産出国でもあります。お酒下好きな人はパブ巡ってギネスビールを堪能しましょう。アイルランドではパブでお酒が入ると踊る風習が残っているので、地元の人と盛り上がっても楽しそう。また、ゴールウェイのオイスターフェスティバルは世界的に有名。この時期を目指してアイルランドに行く人も多数。
イタリア
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:イタリアを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
イタリアは2022年6月1日に入国制限を完全に撤廃したばかりで、EU内からも多くの観光客がやってきています。また日本からの渡航も急増しているんですよ!これは負けてはいられません。
ベネチア、フィレンツェ、ミラノに南のカプリ島…。行きたい場所が多いから、もうこれからリサーチしておかなきゃ!
ワクチン接種証明書も、陰性証明書も不要。詳細はこちらの記事をチェック!
ドイツ
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:ドイツを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
入国制限撤廃に大きな喜びを感じてしまうドイツ。ビールの祭典オクトーバーフェストや、悲願のクリスマスマーケットの復活が期待されています。夏よりも秋冬の方が魅力的なイベントが多いので、2022年の日本の入国制限緩和がさらに進むあたりで渡航しても良し。
ただし、日本の入国制限も他国の解除に合わせ更に緩和が予想されます。そうなればますます海外旅行の予約ラッシュが起きるので、人気のシーズンはもう予約を!
ベルギー
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:ベルギーを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要※帰国日記載の往復航空券を入管で提示
入国カード:不要
ベルギーワッフル、ベルギーチョコレート、ベルギービール…名物グルメが多いベルギー。EU本部があることでも知られ、小さいながらもその存在はよく知られています。首都ブリュッセルの世界遺産グランプラスや、ベルギー第2の都市アントワープも魅力的。小さい分周遊は簡単だし、フランスやドイツと周遊できるのもちょうどいい国です。
2022年5月23日に新型コロナウィルスの入国制限を完全に開所。変異株が懸念される国は制限を残すとしているものの、今のところ懸念される国に指定された国はありません。
ポーランド
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:ポーランドを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
天才ピアニスト、ショパンの故郷でもあるポーランド。首都ワルシャワの国際空港は「ワルシャワ・ショパン空港」と呼ばれています。また、ワルシャワ歴史地区は第二次世界大戦で破壊され、戦後に町並みを忠実に復元。1980年に世界遺産に登録されています。また、古都クラクフは破壊されずにそのまま残った中世の街並みが素晴らしく、負の世界遺産「アウシュビッツ収容所」へのアクセスも便利です。今だからこそ、平和の意味を考えに訪れるべきかもしれません。
ギリシャ
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:ギリシャを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
人類の文化的歴史を刻む世界遺産のパルテノン宮殿などの遺跡群、ブルードームで知られる憧れのリゾート「サントリーニ島」や「ミコノス島」など、ハネムナーやセレブに愛されるギリシャも入国制限完全撤廃している国の一つ。
海を眺めるテラスで地中海料理を存分に食べて、白い洞窟を模したホテルのプールでのんびりしたーい!なんて言う方は、6月~9月に行きたいギリシャ。ヨーロピアンのバカンスでごった返していますが、9月にわざとずらすのも手。もう予約しちゃいましょう。
サントリーニ島の「白い洞窟ホテル」は超ラグジュアリーホテルから意外にリーズナブルもそろうので、リサーチしておきましょう?
クロアチア
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:クロアチアを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
ジブリ映画『魔女の宅急便』『紅の豚』の舞台の一つと言われている世界遺産ドブロブニクを有するクロアチア。こちらも新型コロナウィルス関連の行動制限は撤廃。もちろん入国制限も撤廃しています。
アドリア海の真珠と言われる「ドブロブニク」がコロナ禍前に特に海外旅行好き日本女子の人気になっていただけに、海外旅行が再開したらクロアチアに飛びたい!と言う人も多いでしょう。
クロアチアへは日本からの直行便がなく、中東や他のEUの国で乗り継ぎすることになります。筆者のおすすめは中東経由。産油国だけに他国より燃料サーチャージが低かったり、なかったりするんです!リサーチ始めましょう!
オーストリア
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:オーストリアを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
ハプスブルク家の中世の栄華がそのまま残る、マリーアントワネットの故郷、オーストリア。高貴な方に食べていただくため、パティシエも腕を磨き、ザッハトルテなどスイーツも有名ですね!生クリームたっぷりのウインナーコーヒーもオーストリアで生まれました。スタバみたいなことを昔からやってたと思うと、凄いですねー…。
オーストリアは2022年5月16日以降、新型コロナウィルス感染リスクが高い国以外の入国の場合、入国制限をすべて免除することを発表しており、日本はオーストラリア政府に低リスク国と指定されています。
日本からオーストリアへの入国に関しては、全ての証明書と渡航事前登録が不要です。
オーストリアはドイツと合わせて周遊する人も多い国。ドイツも入国制限が解除されたので、コロナ禍前同様、周遊を楽しみましょう。
スイス
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:スイスを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
アルプス山脈を眺めながらの氷河鉄道での旅や、高原リゾート、グルメならチーズフォンデュなどなど、憧れの場所であるスイス。マッターホルンを眺めて癒されるも良し、ハイジ気分で高原散策も良し。
スイスは2022年5月2日に入国制限を完全撤廃しました!
唯一心配なのは、物価の高いスイス。過去最高の円安ということもあり、ちょっと円安が戻るまで待とうかなという声もありますが、いつまでたっても行けないのは悔しい…。
チェコ
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:チェコを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
チェコは2022年4月9日には、新型コロナウィルスの検疫等に関する入国制限を完全に解除。
すべての渡航者は、入国の申告も、陰性証明も、ワクチン接種証明書も提示する必要はありません。ただチェコも直行便がないため、経由便を使うことが多くなります。その際は、航空会社の規則でPCR検査やワクチン接種証明書の提示を要求されることがあるため、航空券を予約する際に必ず確認しておきましょう。
チェコはドイツと合わせて巡る人も多いので、鉄道やツアーバスなどで他国から入る場合が多いことでしょう。
5月末にはドイツ~チェコ間の国境管理が終了。全ての道路及び鉄道路線が開放されています。ドイツからの陸路での入国をする場合、ドイツもチェコも入国制限を解除しているため、ワクチン接種証明や陰性証明は不要です。
「世界で最も美しい街」に数えられる都市の一つ、プラハを首都に持つチェコ共和国。中世のままの街並み、ゴシック様式やバロック様式の教会など、魅力がいっぱい。ドイツ同様クリスマスマーケットも有名です。
デンマーク
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:デンマークを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
デンマークは新型コロナウィルスを「社会的に重大な疾病」の指定から解除。そのことで、入国制限も完全に撤廃されています。
デンマークはアンデルセンの故郷。そのため「おとぎの国」とも称されるカラフルで美しい街並みに癒されます。世界遺産クロンボー城などの観光地に合わせて、世界三大ガッカリ観光名所「人魚姫の像」も他の観光と合わせてみてあげてくださいね。
スウェーデン
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:スウェーデンを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
北欧の首都ともいわれるストックホルムを首都とするスウェーデン。
一時期は「コロナ集団免疫」作戦で、コロナ禍でもマスクをしない、ソーシャルディスタンスを取らないという政策を決行し国王が「大失敗」と嘆く状況に。もちろんその後は軌道修正し、今では新規感染者数が200人台。
スウェーデン政府は2022年4月1日より、新型コロナウィルスによるEU域外からの不要不急の入境を禁止する措置を解除し、日本からの観光などでの渡航も解除されました。
ストックホルムは14の島からなり「北欧のベネチア」と言われる水の都。城壁都市カルマルやアイスホテル(郡のホテル)で有名なユッカスヤルビなど、ストックホルムから様々な都市を巡ってみてください。
またここ数年日本では北欧系インテリアが人気。カフェなどのインテリアを参考にするのもいいですね。
ノルウェー
シェンゲン協定国共通ルール
ビザ: 観光目的の旅であれば90日以内の滞在は不要
パスポート:ノルウェーを含むシェンゲン協定国出国予定日から90日以上の残存期間が必要
入国カード:不要
ノルウェーと言えば、みんな大好き(?)ノルウェーサーモン!ノルウェーはサバも脂がのってて美味しいですよね!日本では多くの人はノルウェーの海産物を食べているうえに、村上春樹さんの「ノルウェーの森」など日本人なら誰でも知っている書籍のタイトルまで、国名にここまで親しみが持てる国も少ないかもしれません。
ノルウェーは2022年2月に入国に際する制限を撤廃。
ノルウェー観光は教科書でも習ったフィヨルド観光がおすすめ!フィヨルドは氷河による侵食で作られた、複雑な地形の湾と入り江が織りなす景観のこと。「ソグネフィヨルド」は世界最大ともいわれるフィヨルドで人気が高いです。鉄道・山岳鉄道・観光船で見学できますよ!
ヨーロッパのツアーはこちらから
いくら渡航先が入国を解除していても、急に変わるかもしれないし、何といってもロシア上空が飛べないことで、通常の便が欠航になったりしています。それに日本入国時に、渡航国で陰性証明書を取らないといけないのが不安…と言う人は、ヨーロッパツアーを催行している旅行会社で、ツアーを予約しましょう。検査や陰性証明のサポートやキャンセル補償付きのツアーはたくさん販売されています。
コロナ禍以前より少し料金は上がりますが、今は安心・安全が一番と言う人におすすめ。
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皆さんもご存じのように、ロシアのウクライナ侵攻で、航空便に大きな影響を受けている国もあります。ロシア上空を飛べないことで通常より便数が少ないのが現状。まずはしっかりと航空券のリサーチを。
おすすめは中東経由。ヨーロッパ旅行が旅慣れている人は知っているはずですが、カタール航空やエミレーツ航空はゴージャスなアラビア半島の産油国のフラッグキャリアですが、とても良心的な値段で飛んでいます。
マイルを航空会社で貯めている人は、各航空会社のリサーチと予約を、特に決めずに一番安い航空券を探している人は、航空券予約サイトで購入できます。
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なじみのホテルや泊まってみたいホテル。全世界完全海外旅行復活していない今なら、意外と安く泊まれます。筆者がコロナ禍前、憧れて涎を垂らしていたホテルが(汚いな!)3分の1の値段になっていたり、ホテル予約サイトによってはキャンペーンも。また、ホテルのポイントを貯めている皆さんにもうれしい瞬間がもどってきたのではないでしょうか?
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入国制限完全撤廃の国・ヨーロッパ以外
実はヨーロッパ以外の人気旅行先で入国制限がない国、完全に解除している国は非常に少ないです。もちろん、一部緩和して海外旅行ができるレベルになっている国はたくさんありますので、そこは安心してください。
ただ、この記事は入国制限完全撤廃済みの人気渡航国の記事ですので、あくまでそこは貫きます(笑)。後ほど一部緩和であってもかなり行きやすい国は紹介させてもらいますのでご安心を。
新婚旅行が待てない!そんな人も多いでしょう。ハワイやグアムが行きやすいとしている報道もありますが、実は、アメリカは入国制限を完全撤廃しているわけではありません。それなりの申請やワクチン接種証明書が必要です。
では入国制限を完全撤廃している人気渡航国でヨーロッパ以外はどこなのか!あこがれのあのリゾートにも、もう入国制限はないのです!あー…行きたいわあ!
モルディブ
ビザ:30日以内の滞在についてビザは不要。
復路航空券の所持、ホテルの予約確定書を提示が必要※コロナ禍以前も同様
パスポート:出国時に有効期間が6か月以上
ハネムナーの憧れ、モルディブは入国制限を撤廃しています!モルディブといえば、まるで天国のような白い砂と白い海!水上コテージじゃありませんか?憧れのリゾートライフを楽しみつくしましょう!
マスク着用が推奨されています。
モルディブは水上コテージに宿泊したいですよね!しっかり吟味を!
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トルコ
ビザ: 日本国民であれば90日以内の滞在はビザ不要
パスポート:残存期間は150日以上。また見開き2ページ以上の未使用査証欄も必要
親日家の多いトルコ。料理も美味しく、イスラム教でありながらワインなどお酒も飲んでも良い、女性は髪を隠さなくてよいことから誰もが訪れやすい国です。コロナ禍の間にちょっとした変化がありました。博物館でありトルコを訪れたら絶対に行くべき場所だった世界遺産アヤソフィアがモスクに戻りました。ただし、イスラム教徒だけでなく誰もが訪問できる観光地とはなっているので、一定のマナーを守れば訪問可能です。
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エジプト
ビザ: 観光目的であってもコロナ禍前からビザが必要。観光ビザは30日間有効でカイロ空港の到着ホールにある銀行で25USドルのシールを購入。パスポートに貼って提示
パスポート:入国する際に有効残存期間6か月。長期旅行の場合は、ビザ延長とともに、パスポートもその分の有効期限がなければならない
入国カード:必要
6月16日、エジプト政府はエジプトの新型コロナウィルスによる入国制限措置の全面撤廃を決定。ハネムーンや冒険好きに人気のピラミッドやスフィンクスがあなたを呼んでいますー。ナイル川クルーズもいいですね。
ただし、エジプトはよほど旅慣れている人以外は、添乗員付きのツアーがおすすめ。
このごろ治安が良くありません。イスラム過激派のテロが発生したり、西部砂漠地帯では反政府武装勢力と政府軍の衝突も発生していることから、渡航が推奨できない地域もあり、また、コロナ禍以降、カイロ市内でもスリ等が多いようです。
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メキシコ
メキシコは、2020年6月、第一波が去った頃に入国制限を完全に解除。それから一度も水際対策をせず、これまでに至る非常に珍しい国。その割にはトップレベルの感染国などの話は聞かず、2020年、一定量観光客も来ており、観光での経済が落ち込まなかった国です(それもすごいけど!)。メキシコと言えば遺跡、テキーラの国、死者の祭り、ディズニー映画『リメンバー・ミー』の舞台など、魅力的な観光資源がいっぱい!でも、筆者のおすすめはカンクン!
オールインクルーシブ(ホテルの料金の中に朝・昼・夕の食事にアルコールが含まれていること。チップは含まれないのでご注意を)のリゾートホテルでカリブ海リゾートを満喫しちゃいましょう!
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制限はあるけど行きやすい国はどこ?
実のところ、ワクチン接種を完了していれば、コロナ禍以前同様に入国できるという国はたくさんあります。
安心度が高いのはハワイやグアムなどのアメリカ合衆国のリゾート。またアメリカ本土も行きやすくなってきましたね!
現在最も予約の多いハワイツアー!みんな海外旅行再開してますよ!
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また、タイやベトナムなど、アジア諸国は入国制限を緩和中。
特にタイは7月1日から入国申請システム・タイランドパスが撤廃され、ワクチン接種が完了していれば、コロナ禍同様の旅行ができるようになったのです。
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日本の入国制限緩和状況は?
日本は2022年6月1日に大幅に入国制限を緩和しています。
政府は水際対策の緩和を色分けして行うことを発表し、7月2日現在も大幅に入国制限を緩和する国、これからもある程度の入国制限を継続する国、感染高リスク国のグループ分けをし、入国検疫を運営しています。
まずはあなたが行きたい国がどこのグループに属し、入国する際、どのような制限を受けるのか確認しておきましょう。
色分けされたグループは以下のように緩和されています。
青色チーム…ワクチン接種の有無に関係なく、入国時の検疫で行われていた新型コロナウィルス検査が不要になり、自宅などで行われていた自主待機が不要に
黄色チーム…3度目のワクチン接種を完了していれば、入国時の検疫で行われていた新型コロナウィルス検査が不要になり、自宅などで行われていた自主待機が不要に(青色チームと同じに)。
3度目の接種が完了していない場合は、入国時検疫で新型コロナウィルス検査を受け、7日間自宅などで自主待機(3日目以降に自主的に検査を受け、帰国者健康確認センターに提示できればそれ以降の待機は求めない)。
赤色チーム…入国時検疫で新型コロナウィルス検査を受け、7日間自宅などで自主待機(3日目以降に自主的に検査を受け、帰国者健康確認センターに提示できればそれ以降の待機は求めない)。
どの国からの帰国も共通の制限がある
楽勝じゃん!と思った方。残念!実はこれ以外に、青・赤・黄、どの国からの帰国でも必要なことがあり、これさえなくなれば、誰でも簡単に海外旅行の予約を始めるきっかけになるという、入国制限があるのです。
渡航国で新型コロナウィルス感染症の検査を受ける
2022年7月2日時点の海外旅行は「旅行した国で、新型コロナウィルス感染症の検査を受けて、日本政府が指定する陰性証明を取得してから帰国する」ことが、大前提。これにつきます。これは全世界からの帰国者に義務化されているのです。
・日本政府が指定する検査方法であること
・帰国前72時間以内の検査であること
・政府指定のフォームを利用した陰性証明書を提示すること
逆を言えば、3度のワクチン接種を完了している人であれば、赤色以外の国であれば、政府指定の陰性証明書が提示できれば海外旅行が可能ということ!
政府指定の検査方法⇒厚生労働省公式サイト
日本政府指定の陰性証明書を記入してくれる施設探しが大変
新型コロナウィルス検査機関を探すのがそんなに困ること?と思いがちですが、日本政府指定の証明書フォームに明記してくれる検査施設は意外に少なく、予約もその国の言語で、限られた帰国までの時間を考えながら行う必要があります。
英語や渡航国の言葉が堪能で、その国の情報を多く持つ駐在員や在住者にとってはそこまで大変なことではありませんが、旅行者がリサーチするのは大変。
短期滞在であれば、日本出発前にリサーチを済ませ予約を済ませておくことをお勧めします。
日本政府指定の検査証明書フォーム⇒厚生労働省公式サイト
政府指定の陰性証明書を提示できなければ入国拒否
少なくとも2021年2月ごろまでは、必要書類に何か漏れがあったとしても日本国民であれば入国できる雰囲気がありました。しかし、2022年7月2日現在は現地の空港で搭乗前にこの陰性証明を提示できなければ、事実上入国拒否をされてしまいます。
どうしても陰性証明書が提示できない理由がある場合は、渡航国の日本国大使館に必ず申し出ること。
2022年7月2日現在、これが日本へ感染を拡大させない唯一の対策です。そのため、非常に厳しいと思ってください。
現地PCR検査サポートを予約しておこう!
逆を言えばこれだけクリアできれば海外渡航は可能です。
現地の検査機関リサーチや予約を代行してくれるサポートもとても増えています。それを利用しても良いでしょう。
えーっ!高い!と言う人も多いでしょう。大丈夫です。筆者もそのタイプです(笑)。
ちなみに筆者がどうしたかおしえちゃいますね。
筆者は夏の旅行のために航空券を予約し終えました。帰国時の陰性証明取得については、ホテルのコンシェルジュに予約をしてもらおうと思っています(依頼済み)。メールで快く近くの検査機関に確認ができた旨を教えてくれたので、チェックインして帰国前72時間前に予約をしてもらい、交通もタクシーを拾っていくつもりです。
そこそこいいホテルからの宿泊客の予約となれば、検査機関もきちんと対応してくれるということを逆手に取り(笑)、サポートで支払う分、かなり安くすむ少しいいホテルに泊まって贅沢するという選択は大いにあり!
帰国日3日ほど前に、少しいいホテルにチェックインして、コンシェルジュに相談するのは、なかなか良い方法かと。もちろんコンシェルジュがいなくても、フロントがその役割を請け負っているホテルはたくさんあります。
おっと、お礼のチップは忘れずに。
日本の詳しい最新入国方法についてはこの記事を必ずお読みください
海外旅行は再開している
海外旅行はもう再開しているんです。事実、今年のゴールデンウィーク初日には多くの旅行会社のツアーで出かける皆さんの笑顔や、入国制限が大幅に緩和された国に個人旅行する人たちの列ができました。6月はもっと増え、7月現在は夏休みに海外旅行をするための問い合わせや予約で、旅行会社も忙しくなってきているようです。
2022年の夏休みは、2020年以来の長蛇の列ができるのではないかと言われています。
海外旅行に行きたいけど心配な人は、まずはツアーから!
簡単に行ける国があるのは分かった。陰性証明もやりようによっては現地で簡単に取得できることもわかった。でもまだ不安だな、と言う人は、もうツアーで出かけましょう!
2年以上海外に行っていないんですから、少しくらい奮発しても良いでしょう。こういう時にツアーってあるのかって、再認識しています。
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何度も行っている国や、個人旅行も慣れている人は通常通りに予約を!
入国制限が解除されている国のリピーターさんや、出張やバカンスで個人旅行が慣れている人は、通常通りに航空券を抑えてホテルを予約しましょう!
まだ全世界の人が旅行再開に至っていません。理由は自国の帰国時に厳しい制限のある国もまだあるためです。
海外旅行が全世界規模で開始する前に、混雑を避けて出かけるのもいいかもしれませんね!