アメリカ最新入国方法・帰国前検査と陰性証明不要!12月13更新

カバットバットみき

ハワイ在住ライター&ポッドキャスター

2022年12月13日現在、日本はワクチン接種完了(3回以上)を条件に、帰国前PCR検査と陰性証明書提示を免除しています。おりしも11月1日から日本への入国申請・検疫申請のシステムが大幅に変更され、新たな海外旅行の時代へと突入。
ワクチン接種完了者は「もう渡航国で陰性・陽性が判明し帰国難民になることが恐いから海外旅行はしない」という時代は終わりました。

物価が高い、超円安とはいえ、やはり行きたいアメリカ旅行。年末年始をニューヨークでカウントダウン!とか、来年こそオータニさんのプレイする姿を生で見に行きたいとか、本場のディズニー体験をしたい、とか…アメリカでしか叶えられないことは多いですよね。
まだちょっと心配と言う人は、旅行会社のツアーでアメリカ旅行を再開させるのもアリ。
アメリカはコロナ禍以前から申請するものがあるので、そういったこともきちんとインフォメーションしてくれるツアーは、海外旅行のリハビリには丁度良いかもしれません。

アメリカツアーの予約はこちら!
 HISで予約する
 クラブツーリズムで予約する
 JALパックで予約する
 ANAトラベラーズで予約する
 JTBで予約する
 日本旅行で予約する
 エアトリで予約する
 エクスペディアで予約する
アメリカいつから行ける?入国最新情報

ワクチン接種完了で日本帰国時の陰性証明が不要に!

日本政府は2022年12月13日現在、政府が認める3回目以上のワクチン接種証明書を提示できれば、すべての日本入国者の入国制限を大幅に緩和。これまで全帰国者・入国者に必要としてきた以下2つの制限を不要としました。

・帰国前の72時間前に渡航国で日本政府が指定する新型コロナウィルス検査を受検する
・日本政府が指定する陰性証明書を渡航国の検査機関で書いてもらい、帰国便のチェックイン時に提示する

それは2022年12月13日現在も継続しており、日本帰国はとても簡単になっています。

日本帰国時のPCR検査と陰性証明どうする?イタリアの検査機関の調べ方
撮影:星畑聡子

日本在住者がなかなか海外旅行ができないのは、円安や航空券の高騰だけではなく、この2つがあったからと言っても良いでしょう。それがワクチン接種完了ですべて免除になっているのです。
以前は記載漏れがあれば帰国便の搭乗を拒否され、紙でなくても良いと日本政府が言っているのに、渡航国に伝わっておらず搭乗を拒否され…様々なトラブルを引き起こしてきた日本の陰性証明書。

ワクチン接種さえ終えればもう、こんな苦労も、そして高額な検査費用と陰性証明の手数料も払う必要などないのです。

アメリカ入国に必要なもの

実はアメリカも2022年6月までは日本同様に陰性証明書が必要だったのですが、2022年12月13日現在は不要です。ただ、アメリカはコロナ禍前から必要だった申請や、日本同様ワクチン接種完了が条件となっており、ヨーロッパや一部東南アジアほど、入国制限緩和が進んでいません。
それでも、日本の入国制限の緩和でアメリカにはとても行きやすくなりました。年末年始の旅行、ハネムーン、卒業旅行、いえ、すでに2023年のゴールデンウィークまで、もう今から予約しないと満席になるシーズンも出ています。

というのも、日本は10月11日から入国制限の上限を撤廃し、訪日外国人観光客も戻ってきているためです。そうなるとやはり航空券は早めに取らねば!

詳しく見ていきましょう。

アメリカ入国はワクチン接種が必須条件

アメリカ入国の必須条件はワクチン接種を完了させていること。アメリカは2回が接種完了者。日本帰国時の入国制限緩和は3回接種なので、2回でアメリカ入国はできても、日本に入国時の緩和を考えると3回接種済みのワクチン接種証明書を取得しておくべきです。

ヨーロッパや一部アジアでは、ワクチン未接種でも陰性証明書の提示を条件に観光での入国が可能ですが、アメリカ合衆国は、ワクチン接種を2度終えていない人は原則として観光での入国は受け入れていません。
未だに5日間の隔離が必要です。

医学的な理由でワクチン接種ができない証明があれば隔離なし入国可能

体調などの理由からワクチン接種ができない場合は、ワクチン接種証明書の代わりに、医師の診断書があれば例外として隔離なしで入国が可能です。記載内容は以下。

・医師のサイン
・日付
・病院の名前、住所、電話番号
・本人の病状説明
・打てないワクチン名と理由
・本人のパスポート情報と一致する氏名・生年月日・パスポート番号等

英語での診断書が必要ですが、航空会社によって異なるため、搭乗する航空会社へ日本語でも大丈夫か問い合わせましょう。

体調ではなく、あくまでも自分の意志でワクチンを接種しない場合は、入国後5日間の隔離と、隔離中・隔離終了時の新型コロナウィルス検査の同意を宣誓することが必要です。これはもちろん実費です。

アメリカの物価はとてつもなく上昇し、超円安であることはご存じですよね。隔離の費用まで考えると…アジア旅行できるんじゃないか、くらいの費用は覚悟しなければならないでしょう。残念ながらワクチン接種を終えていない方のアメリカ渡航は2022年12月13日時点でも、とてつもなくハードルが高いのです。

2歳以上18歳未満の人は陰性証明でも可能

・ワクチン接種を完了した大人と共に渡航する場合は出発前3日以内の検査で陰性を証明
・大人がいない場合は出発前1日以内の検査で陰性を証明するよう求めています。

ハワイいつから行ける コロナ禍の入国
アメリカ入国は2回のワクチン接種完了が条件

アメリカ旅行の手順・アメリカ入国まで

2022年12月13日現在、アメリカ旅行をしたい人はどうずればいいのか?ということで、アメリカ旅行の手順を日本出発前から入国まで詳しく紹介します。

アメリカ・コロナ禍の旅行はできる?体験記/ラスベガス
今、アメリカ旅行へいくには

アメリカ行きの航空券を取る

広大なアメリカ!西海岸?東海岸?直行便?アメリカの地方乗り換え?とにかくどこに行くかで、全くルートが異なるアメリカの航空券。その時一番安い航空券でも良し、自分がマイルを貯めている航空券でも良し、自分に合った方法で航空券を取りましょう。

アメリカへの航空券予約はこちら!
 JAL 日本航空で予約する
 ANA 全日空で予約する
 エアトリで予約する
 Skyticketで予約する
 エクスペディアで予約する
 JTBで予約する
 HISで予約する

アメリカのホテルの予約を取る

コロナ禍同様通常通りに、ホテル予約サイトや、旅行会社で予約が可能。
ホテルのポイントプログラムに加入して、お気に入りのホテルチェーンのポイントを貯めるのもいいですね!アメリカのホテル予約でポイントをガッツリ稼ぎましょう。

アメリカのホテル予約はこちらから
 エクスペディアで予約する
 Booking.comで予約する
 agodaで予約する
 HISで予約する
 ホテルズドットコムで予約する
 マリオットボンヴォイで予約する
 アコーホテルズで予約する
 IHGで予約する
 ヒルトンで予約する

ワクチン接種完了証明書の用意

ワクチンは以下の6社が認められています。

■ファイザー
■モデルナ
■ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)
■アストラゼネカ
■中国医薬集団(シノファーム) / 科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)

各ワクチンの規定回数のワクチン接種完了日から14日以上の経過が条件。接種完了日から14日未満の方やワクチン接種が完了していない方は、入国禁止の対象となります
日本のワクチン接種証明書は必要回数の接種をしてから2週間以上たたなければ発行してもらえないので、特に何かする問題はありません。また、日本のワクチンはファイザー・モデルナ・アストラゼネカ(一部)のため、問題なくアメリカに入国できるうえに、日本のワクチン接種証明をアメリカは有効としています。

例外:ワクチン接種の対象に満たない児童(12歳以下)については、入国制限が適用されませんが、5歳〜11歳の児童は、陰性証明書は必要になります。

ワクチン接種証明書の取得方法は、マイナンバーカードを持っているか、いないかで変わります。

マイナンバーカードを持っている人

①新型コロナワクチン接種証明書アプリ…無料
日本政府が公式に提供している、新型コロナワクチン接種証明書を取得できるアプリをダウンロードすれば簡単に入手可能です。マイナンバーカードと接種記録が紐づいているため、安心。

ただし、2つ注意事項があります
※2回接種の際に、このアプリで証明書をダウンロードした方は、自動更新されるわけではないので、3度目の接種証明書を取得する際は、アプリ内で再発行の操作が必要です。
※後述しますが、日本帰国時に推奨されているファストトラック利用の際、まれに「2度目の接種も登録してください」と登録アプリに表示される場合があります。ちなみに筆者は表示され、ファストトラックをあきらめました!念のため、2回目の接種証明も、アプリ上で取得し、スマートフォンなどのデバイスに取っておくと良いでしょう。

②コンビニエンスストアの端末…発行手数料120円
済んでいる市区町村の役場がコンビニエンスストアでの陰性証明発行の手続きを済ませていれば、コンビニの端末で取得可能です。セブンイレブンは2022年8月半ばに全国の店舗でサービス開始済み。

マイナンバーカードを持っていない人

市区町村に問い合わせの上、申請…往復の郵送料は申請者負担

住んでいる(ワクチン接種をした)市区町村に申請してください。必要書類や申請方法は各市区町村で異なるため、必ずお住いの市区町村にお問い合わせを。引っ越しなどが生じると、これまた手続きもあるので一にも二にも問い合わせを!
ネット申請や窓口申請が可能な市区町村もありますが、大部分が郵送で必要書類を送って申請するという古典的な方法で、「日本、なんてクラシカルなんだ!」とアプリで簡単に取得できる他国が驚いていたシステムです。

しかも、必要書類投函から、申請書が届くまで10日~2週間はかかることが多いので、旅行が決まる、決まらないの前に取り寄せておきましょう。

DATA
マイナンバーカードを持っている人はこちらから!⇒デジタル庁・新型コロナワクチン接種証明書アプリ

米国のCDC(疾病対策予防センター)への宣誓書提出

2歳以上の幼児を含む全ての渡航者が、宣誓書を搭乗時に提出する必要があります。各エアラインが、空港カウンターで用意していますが、すべて英語なので事前に印刷・記入することをお薦めします。

宣誓することは主に
「アメリカ政府が必要とする要件を満たしたワクチン接種証明書を取得しました」
もしくは「COVID-19から完治。渡航に支障がないと診断されたこと」

なので、そこまで緊張することはありません。ただ、誓約書が見事に英語なので、英語の苦手な方は翻訳アプリで翻訳して宣誓しましょう。

入国に必要な宣誓書はこちら⇒疾病対策予防センター誓約書

コンタクトトレーシング

航空会社によって提出フォーマットが違います。CDCへ提出が必要な滞在先等の情報を提出することになります。利用する航空会社まで問い合わせましょう。

ESTAの申請・有効期限の確認

アメリカ本土やハワイに行き慣れている人にとっては当たり前の申請がこのESTA。
しかしアメリカには一度も行ったことがない人や、十数年ぶりに行く人にとっては「え?ESTAって何?」というものでもあります。

対象:アメリカのビザ免除プログラムで入国する人※日本人が90日以下の短期商用・観光の目的で渡米する場合は、ESTAの申請が必要
料金:ESTA申請時に14ドル/ESTA申請サイトを通してクレジットカードで支払う
期間:ESTAの有効期限は2年
申請のタイミング:アメリカ到着の72時間以上前には済ませておくべきです

宣誓書・ESTAの詳しい申請方法はこちらの記事を読めば完璧!

アメリカ入国に必要な申請・書類の書き方・裏技をすべてまとめました!↑↑

申請するものは搭乗機のチェックイン時にすべて提示

アメリカはコロナ禍前から申請するものがあるせいか、入国が他国より厳しく感じますね。
入国に関する証明書や申請書の提示は、アメリカ入国時の入管で行うわけではありません。
2022年12月13日時点では、米国連邦政府より、航空会社に対し搭乗前の書類確認が義務付けられています。
そのため、日本出国前の航空会社チェックインカウンターで全申請書、証明書の確認があります。
そういったこともあり、コロナ禍前は2時間前に空港集合、なんて言われたものですが、コロナ禍前よりもチェックインカウンターにいる時間が長いため、出発する空港へは3時間以上前に到着していることをおすすめします。

日本が帰国前検査と陰性証明書を不要としてから、各国の航空会社の再就航が進み、航空券予約・海外旅行のツアー予約がこれまでにない勢いで進んでいます。特に年末年始のアメリカ旅行を計画している方は、久々に大混雑する空港の様子を目撃することになるでしょう。

日本帰国の際に必要なこと

日本は2022年10月19日、新型コロナウィルスによる渡航制限を引き下げ、全世界一律レベル1としました。
そのため、全世界の国を3色に分けて管理していた入国制限はもう存在しません。

・3回のワクチン接種を完了していれば、アメリカで陰性証明を取得する必要はありません
・日本入国時の検疫での検査は不要
・自宅などでの自主待機は不要

ハワイいつから行ける コロナ禍の入国

日本入国をスムーズに!ファストトラックを登録しよう

日本の入国制限が大幅に緩和されたため、これまでにない人数の訪日外国人観光客が入ってきています。
日本政府は1日の新規入国者数の上限も撤廃しており、よりスムーズな入国を目指し、日本政府はファストトラックを利用するよう強く推奨しています。
ファストトラックは日本政府が指定する方法で、入国前に入国・検疫申請を済ませ、日本到着時にはQRコードを提示するだけで、検疫・入国審査・税関申告を行える状態にするもので、ファストトラックが済んでいない方は空港で入力させられるため時間がかかります。
日本入国前に必ず済ませておきましょう。

Visit Japan Webに登録※2022年11月1日から

既にコロナ禍明けの海外旅行を体験済みの方は「あれ?My SOSはどうなるの?」という人も多いと思います。これまで政府はファストトラックに関し、帰国者の待機や健康状態の連絡に使っていた「My SOS」というアプリを使って、入国・検疫の事前申請を行ってきました。

11月1日にはこれまであった「Visit Japan Web」にファストトラック機能が搭載されます。11月1日から日本入国者はこちらを使っての入国申請が可能です。

Visit Japan Web登録に必要なもの

・インターネットにアクセスできるPC、スマートフォンなど(アカウントを作るため、メールアドレスの登録が必要です。)
・パスポート
・日本政府が認める市区町村申請またはアプリのワクチン接種証明書(3回目以上のワクチン接種が完了している場合)
・検査証明書 出国前72時間以内のもので政府が指定する必要事項記載のもの(ワクチン接種3回未満、未接種の場合)

Visit Japan Web登録手順

①アカウント作成・ログイン

②利用者情報の登録

③スケジュールの登録

④必要な手続きの情報登録

それぞれの詳しい入力方法は以下の記事に詳しく解説しています。これさえ読めば大丈夫。入力のお供にしてくださいね。

ファストトラックはこの記事を読めば大丈夫

また、

日本入国の詳細についてはこちらの記事にまとめています。

実際の入国、行動制限を完全レポートしました!

日本入国後の行動制限はナシ

日本入国後は、自宅などでの自主待機や、公共交通機関利用不可のような行動制限は一切ありません。
通常通りの行動ができるので、安心して帰宅しましょう。

アメリカへはもう行ける!

ワクチン1回のみの接種・未接種の方はまだアメリカへの旅行は困難。2回目の方は帰国前72時間以内に取得した陰性証明書の提示が必要になるため、アメリカで陽性が確認された場合、大変な出費と、予定通りに帰国できない「帰国難民」となってしまう可能性もあります。
しかし3回目のワクチン接種を完了している方は、アメリカ旅行はほぼコロナ禍以前に近い形で可能です。
今後は日本の入国制限は緩和される一方ですし、アメリカも、ワクチン未接種でも入国できる日がいつか来ることでしょう。
ワクチン接種を完了し、人気のシーズンにアメリカ旅行を考えている場合は、もう遠慮している場合ではありません。アメリカ旅行を予約してしまいましょう!

アメリカへの航空券予約はこちら!
 JAL 日本航空で予約する
 ANA 全日空で予約する
 エアトリで予約する
 Skyticketで予約する
 エクスペディアで予約する
 JTBで予約する
 HISで予約する
アメリカのホテル予約はこちらから
 エクスペディアで予約する
 Booking.comで予約する
 agodaで予約する
 HISで予約する
 ホテルズドットコムで予約する
 マリオットボンヴォイで予約する
 アコーホテルズで予約する
 IHGで予約する
 ヒルトンで予約する
アメリカツアーの予約はこちら!
 HISで予約する
 クラブツーリズムで予約する
 JALパックで予約する
 ANAトラベラーズで予約する
 JTBで予約する
 日本旅行で予約する
 エアトリで予約する
 エクスペディアで予約する

カバットバットみき

ハワイ在住ライター&ポッドキャスター