豊かな自然やグルメバイキングが人気だった「大江戸温泉物語 日光霧降」が、2023年「TAOYA日光霧降」にリブランドオープンしました。前ブランドのホテルには筆者も泊まったことがあり大満足したホテルでしたが、今回のリブランドで何がどれだけ進化したのか興味津々です。オールインクルーシブなので、お金を気にせずお酒やグルメ・アクティビティも楽しめます。 早速、車いすの母を連れて試泊体験してきました。
TAOYA日光霧降は、自然の宝庫・霧降高原の真っただ中に!
TAOYA日光霧降は、日光国立公園の中でも手つかずの自然が残る、赤薙山(あかなぎさん)斜面に広がる霧降高原の深い森の中に立っています。
高原の南東部には紅葉の名所「霧降の滝」が、高原の北部・標高1300m~1600mにはニッコウキスゲの群生地「霧降高原キスゲ平」があります。「TAOYA日光霧降」は、ちょうど、この2つの絶景ポイントの、ほぼ中間地点にあるので、ハイキングや観光の起点としても、便利な場所です。
TAOYA日光霧降宿泊記!ゆったりと、たおやかに・・・
ここからは、実際に宿泊して、見たこと、食べたこと、感じたことを、詳しくお届けします。
アクセスも楽々!TAOYA時間のはじまり
TAOYA日光霧降は、大自然の真っただ中にありながら、日光ICから車で20分、JR日光駅・東武日光駅からはともに15分とアクセスも良好! さらに、JR日光駅と東武日光駅発着の送迎バスが、行き・帰り共に1日8便あるので、とても便利です。
送迎バス・路線バス・屋外平面駐車場を利用したときは、こちらのエントランス(3階)から入ります。地下駐車場に車を停めた時には、ホテルの2階に直結した入り口から入ることができます。車いす用駐車場は2階入り口のすぐそばにあり、楽々移動できました。
TAOYA日光霧降・リブランドで、こんなに進化した!
TAOYA日光霧降は「大江戸温泉物語 日光霧降」をリブランドしたホテル。「大江戸温泉物語 日光霧降」は筆者も宿泊したことがあるので、今回のリブランドで何がどれだけ進化したのか興味津々です。泊まってみての印象は、一言で表現するならば、お得感満載の庶民的な「大江戸温泉物語 日光霧降」から、お得感満載は残しながら、ハイセンスなリゾートホテルに進化した、という感じ!どこがどう進化したかは、次に詳しくお伝えしますね。
どこが変わった?TAOYA日光霧降・ロビー
チェックインはメインエントランスを入った3階のロビーで。まずはほっと一息、ウェルカムドリンクをいただきました。
リブランド前のロビーには、テーブルと椅子が置いてありましたが、座り心地のいいソファに変わっていました。以前より、空間がぐっと広く感じられ、何より座り心地がよいソファーで、寛ぎながらいただくドリンクが嬉しかったです。
3階ロビー・ウエルカムサービス ドリンク提供時間:14:00~18:00
今回のリブランドで何より変わったのは、ホテルのイメージ。霧降高原の美しい自然と調和するアースカラーをベースにし、落ち着いた高級感のあるホテルに変わりました。共有スペースも客室も、森の緑とマッチする上質な空間となっています。
どこが変わった?TAOYA日光霧降・レストランの吹き抜け空間
このホテルの建物は、前ブランド・大江戸温泉物語 日光霧降の前身「メルモンテ日光霧降」として建てられた建物で、20世紀を代表する建築家のひとりロバート・ヴェンチューリが設計しています。この建物の大きな特徴は、ヴェンチューリが「ヴィレッジストリート」と呼んだこの吹き抜け空間。
「ヴィレッジストリート」の左右に張り出した屋根は、もともと瓦をイメージした和風の作りになっていましたが、今回のリブランドで、TAOYAのロゴが入ったクールなデザインに変わっていました。これだけでもイメージがガラリと変化するんですね。
1階の「ビレッジストリート」は、以前はのぼり旗や多くの装飾に埋め尽くされ、昭和のアーケード街の夏祭りを思わす庶民的なイメージでしたが、リブランド後は、白を基調とし、随所にアースカラーを散りばめた、落ち着きのあるハイセンスな空間に進化しています。
吹き抜けの上部空間も、多くの装飾が取り除かれたため、ガラスの天井と壁から明るい光が空間いっぱいに差しこむようになっていました。これも上質な空間へと進化した大きな要因かもしれません。
どこが変わった?TAOYA日光霧降・暖炉ラウンジ
1階レストランの反対側には「暖炉ラウンジ」があります。ここには、アートな照明と暖炉があり、心地よく流れるグランドピアノの自動演奏を聞きながら、ゆったりと寛げます。
お酒・おつまみ・ソフトクリーム全部無料!
「大江戸温泉物語 日光霧降」時代にも、飲み放題の湯上りラウンジがありましたが、居心地もおしゃれ度もグッと進化! ソファの座り心地もよく、単に飲み放題を愉しむだけはでなく、「ここに居ること」の喜びを感じられる空間となっています。
暖炉ラウンジでは、ドリンク、おつまみ、ソフトクリームが提供されています。
ドリンクメニューは、コーヒー4種・紅茶9種・ウーロン茶・ビネガードリンク(ぶどう)。15時~22時には、ここにアルコール類、ワイン2種・アサヒスーパーDRY・レモンサワー・ブラックハイボールも加わります。これはもう、飲んべえさんにはたまりませんよね。
加えて、ソフトドリンクやコーヒー・紅茶、ナッツやチョコレート、ソフトクリームも、すべて無料!
ソフトクリームは、コクがあってめっちゃおいしかったです。絶対、いいミルク使ってる!と思います。
余談ですが、この暖炉スペースのガラスから見える光景は、どこか、ヨーロッパの宮殿の中庭をイメージさせられました。この中庭に、宮殿風の庭園を造ったら素敵だな、などと、勝手に妄想してしまいました。
お夜食にゆばうどん!やっぱり負けた誘惑に・・・
暖炉ラウンジでは、夜、ちょっと小腹が空いたゲストに、お夜食のゆばうどんも提供しています。
筆者はディナーブッフェでお腹がパンパンになったので、夜食はパス!と思っていたのですが、他のゲストが美味しそうに食べている「ゆばうどん」を見て、誘惑に負けてしまいました(笑)。
でも、負けてよかった!
お出汁がとってもまろやかで、とろろ昆布とやわらかい日光湯波(ゆば)もお腹に優しく、寝る前に食べたのにもかかわらず、胃もたれもありませんでした。おかわりOKなので、食べ盛りの若者や大食漢の面々は特にうれしいですよね。
暖炉ラウンジ 利用時間:15:00~23:00・7:00~10:00 ※アルコール提供は15:00~22:00 お夜食 提供時間:21:00~23:00 ※ご提供サービス・メニューは予告無く変更になる場合あり。
どこが変わった?TAOYA日光霧降・湯上りラウンジ
大浴場の横にある湯上りラウンジも、ハイセンスな空間に進化しました。
やわらかい間接照明の光が作り出す心地よい空間で、湯上りのひとときをまったりと過ごせます。
この日、湯上りラウンジに出されていたドリンクは、ウーロン茶・ビネガードリンク(白桃)・ぶどうジュース。このラウンジにも、ビールなどのアルコール類があり、湯上りの冷たい一杯を、グビッと楽しめます。
スイーツ好きやお子さんには、湯上りのアイスキャンディを!
湯上りの一杯も最高ですが、湯上りの爽やかな一本も最高です。
湯上りラウンジ 利用時間:15:00~23:00、翌日5:00~9:30 ※アルコールの提供は15:00~23:00のみ
どこが変わった?TAOYA日光霧降・客室
TAOYA日光霧降の客室は、8つのスタンダードタイプと、9つのアップグレードタイプの客室があります。どの部屋も窓に森の緑が映る、明るく心地よい部屋に生まれ変わりました。一部屋に泊まれる人数も、2名・3名・4名・6名・10名と幅広いので、パートナーと、家族と、友人と、二世代家族で・・・等々、ニーズに合わせてお好みの部屋を選べます。
露天風呂付き客室が誕生!
TAOYA日光霧降へのリブランドで、7室の露天風呂付き客室が誕生しました。露天風呂が付いた部屋は、メゾネットタイプ 和洋室1室、露天風呂付メゾネットタイプ洋室3室、アップグレートタイプの風呂付ツインの部屋3室。それぞれの部屋のバルコニーで露天風呂を楽しめます。
今回は取材という事で、アップグレードタイプの「露天風呂付メゾネットタイプ 洋室」を見せていただくことができました。今回のリブランドで「露天風呂付き メゾネットタイプ 洋室」は、1階と2階にそれぞれセミダブルのベッド二つがあり、エキストラベッドを使って5名まで泊まれます。ゆったりとした空間で、女子旅やファミリー旅行に最適な感じです。
1階から2階へは、おしゃれな螺旋階段を上っていきます。吹き抜け部分があるため、光が十分に差し込み、ゆったりとした明るい空間となっています。
メゾネット1階部分には、広いバルコニーがあり、その一角には露天風呂が備えられています。
部屋付き露天風呂は温泉ではありませんが、大自然が育むまろやかな日光の水は、肌ざわりが優しく快適! 湯船もゆったりとした造りなので、2人でも十分に入れそうです。
どこが変わった?TAOYA日光霧降・絶景のインフィニティ温泉!
TAOYA日光霧降へのリブランドで、超進化したのが露天風呂。リブランド前は、露天風呂浴槽前に柵があり、温泉に浸かるとせっかくの絶景が見えなくなってしまいました。しかし、浴槽を底上げし左右に浴槽を広げたことで、まるで森に浮かぶようなインフィニティ温泉が実現したのです。
まずは、1分間の動画で、リニューアルされた大浴場をお楽しみください。
※大浴場・露天風呂・脱衣所は撮影禁止ですが、許可を取って営業時間外に撮影しています。
露天風呂に浸かると、ちょうど目の高さで日光の山々を眺められます。天気の良い夜には満天の星空に抱かれ、まるで宇宙に浮かんでいるよう!
この露天風呂は 湯船が東に向かって開けているため、お湯に浸かりながら日の出や朝焼けを見ることができます。筆者が泊まった日は幸い晴天だったので、夜には煌めく星空、早朝には壮大な朝焼けを、温泉に浸かりながら楽しむことができました。もうこれは、ホント、感動ものです! 晴れの日にはぜひ、早起きをして日の出&朝焼けを湯船から楽しんでくださいね。
内湯は温泉ではありませんが、日光の水質が良くやわらかいので、肌触りも優しく、気持ち良いお湯です。嬉しいのは内湯からも、ガラス越し霧降の美しい自然や星空を一望できること!
内湯には男女共にサウナも備えられています。
大浴場・露天風呂(男女別2か所)
源泉名:霧降高原温泉
泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性低温泉)
利用時間:15:00~24:00 / 5:00~9:30
サウナ:15:00~24:00 / 6:00~9:30
HP(温泉):リンク参照
滞在を楽む!リラクゼーション・アクティビティ・エンターテインメント
TAOYA日光霧降は、泊まるだけではもったいないリゾート型のホテル。温泉はもちろん、リラクゼーション、アクティビティ、エンターテインメント等々、滞在自体をめいっぱい楽しめます。無料のプログラムもたくさんあるので、ぜひ参加してみて!
めっちゃ気持ちいい!無重力マッサージ機でリラックス
リブランド前から引き継がれている無料サービスのひとつに、マッサージ機があります。それも今話題の無重力マッサージ機「あんま王Ⅳ」! 無有力マッサージって何?と思っていたのですが、体験してみて初めてその意味が分かりました。無重力マッサージ機とは、無重力状態の中で自然に脱力できる楽な姿勢を再現してマッサージを行う機械です。つまり脚や太ももを心臓よりも高い位置にすることにより、血液循環をスムーズにし、筋肉の緊張や負担を和らげた中でマッサージを行うのです。これがまあ!なんとも気持ち良すぎて、ウトウトと寝てしまいました。
さらに本格的な施術を受けたいときには「 癒し処(有料)」へ。
足つぼ・全身もみほぐし・フェイシャル・アロマリンパトリートメントなど豊富なメニューを、20分から120分まで多彩なコースで体験できます。
これは体験したい!TAOYA日光霧降ネイチャーアクティビティ
TAOYA日光霧降では、日光霧降の豊かな自然の中だからこそ叶う、5つのネイチャーアクティビティも催行しています。ぜひ体験していただきたい魅力的なプログラムばかりなので、ご紹介しますね。
晴れたら超おススメ!星空ツアー
まず、お天気に恵まれたら絶対参加してほしいのが「星空ツアー」。TAOYA日光霧降が立つ霧降高原は、知る人ぞ知る優れた星空観察スポット。流星群の見ごろに合わせて旅程を組めば、幻想的な星降る夜を体験できるかも!
星空ツアーには、星空ガイドと一緒に夜の散策路を歩きながら星が見えるポイントで星空ウオッチングをする無料のツアーと、特定日に開催される有料の「星空ツアープレミアム」があります。
有料ツアーは、観察スポットまでの送迎と星空コンシェルジュの解説つきで、ビクセンの天体望遠鏡や双眼鏡を使って体験する本格的星空観察です。足元にランタンの光が灯るフォールディングベンチで、コーヒーをお供にブランケットにくるまって、空を見上げるロマンティックタイムも過ごせます。さらに星空のお菓子のプレゼントもついて、料金は何と200円! 超お得なツアーです。
<星空ツアー(無料)> 開催日:9月30日(土)までの期間中、星空ツアープレミアム(有料)の開催のない日 ※6/10(土)、6/17(土)、6/24(土)、6/25(日)、7/15日(土)、7/16日(日)、7/22日(土)、7/29日(土)、8/12日(土)、8/19日(土)、8/20日(日)、8/26日(土)、9/9日(土)、9/10日(日)、9/16日(日)、9/17日(日)は開催いたしません ※雨天等により屋外での開催が困難な場合は中止 開催時間:20:00~21:00 詳しくはリンク参照 <星空ツアープレミアム(有料)> 開催日 6月/10日(土)、17日(土)、24日(土)、25日(日) 7月/15日(土)、16日(日)、22日(土)、29日(土) 8月/12日(土)、19日(土)、20日(日)、26日(土) 9月/9日(土)、10日(日)、16日(日)、17日(日) ※雨天等により屋外での開催が困難な場合は、中止もしくは屋内でスクリーン投影の宇宙旅行体験や双眼鏡、望遠鏡を使った観測体験をご案内。 開催時間:20:00~21:15 詳しくはリンク参照
自分で作るから最高の思い出!さえずりごっこ・思い出クラフト
日光旅行の思い出に、何かを作ってみたい人には「日光霧降さえずりごっこ(無料)」「日光霧降思い出クラフト(有料)」がおすすめ。日光霧降さえずりごっこでは「日光霧降」の焼き印が入った枝を使って、バードコールを作ります。体験は無料で、作ったバードコールは200円で持ち帰ることもできます。私はお持ち帰りにして、お部屋のテラスでバードコールを鳴らしてみました。しばらく鳴らしていたら、鳥のお返事が返ってきてびっくり!とっても嬉しかったです。
ガイド付き!「日光霧降自然観察ツアー」
標高1000mの大自然に包まれたTAOYA日光霧降。この、まるで自然公園のようなホテル敷地内を、自然に詳しいホテルスタッフが案内してくれる「日光霧降自然観察ツアー(無料)」も、人気のプログラム。嗅覚・視覚・聴覚・触覚を使って、約1.3kmの距離を約45分かけて、ところどころ立ち止まりながら、ゆっくり歩きます。自然に詳しいガイド付きなので、安心、安全に散策できるので、お子様(自分で歩けるお子様)連れにもおすすめです。
他にもすてきなイベントや体験があるので、ホテル1階の「森のコンシェルジュデスク」で聞いてみてくださいね。
日光霧降さえずりごっこ(バードコール作り):詳しくはこちらのリンク参照 日光霧降思い出クラフト:詳しくはリンク参照 日光霧降自然観察ツアー:詳しくはリンク参照
ホテルの散策路をお散歩しよう
もっと気軽に軽くお散歩したいときには、1階エントランスから続く気持ち良い散策路へ。私たちも朝食後に散歩をしてみました。ちょうどヤマツツジの季節で、輝く若葉と真っ赤な山ツツジを満喫できました。散策路は途中までは車いすを押しても歩けるフラットな道。ウグイスの鳴き声を聞きながらの森林浴、最高に気持ちよかったです!
高原の真っただ中でスポーツ三昧!
TAOYA日光霧降では、スポーツを楽しめる施設も充実しています。無料の卓球場、テニス&バスケットボールができるスポーツ館(有料)、屋外テニスコートがあり、さらに夏には、超大型温水プール「VIVAハワイアン(夏限定)」も開催されます。清々しい高原の空気を吸いながら、スポーツ三昧もいいですよね!
カラオケも完備
ホテルの一夜をお友達と盛り上がりたいときは、カラオケルームへ。本格的な通信カラオケ機器を完備しており、好きな曲を、思いきり歌えます。
お土産もホテル内で完結!
TAOYA日光霧降の周辺は、自然に囲まれているので歩いてショッピング街へ・・・というわけにはいきませんが、その代わりに、ホテル内のショップが充実しています。お土産はもちろん、可愛い小物や衣類なども置いてあるので、ショッピングはホテル内で完結します!
この売店も、リブランドで大きく進化しました。おしゃれな店内はもちろんですが、一番感心したのが商品のセレクトのすばらしさ。定番のお土産のみならず、地元・栃木っ子が愛する地酒や、品質のよい商品が揃っています。たとえば、日光市の人気カフェ「日光珈琲」のドリップパックや、我が家でも愛用している「りんごバター」等々、普通ホテルの売店には並ばないこだわりの商品が、多種扱われていてびっくりでした。
もちろん王道のお土産品もたくさん揃っています。筆者のおすすめは「いちご王国栃木」が誇るいちごのお菓子。おいしいだけでなくパッケージも可愛いのでお土産にも最適です!
TAOYA日光霧降・バリアフリールームに泊まってみた
最後に、今回私たちが泊まったバリアフリールーム、バリアフリー情報について、少々ご紹介します。
TAOYA日光霧降には、スタンダードタイプの「バリアフリールーム」が1室あります。普通のホテルでは、車いすでの部屋の出入りに苦労することが多いのですが、不自由なく出入りできました。車いすで部屋の中を移動する広さも十分にあり、車いすの母も快適に過ごせました。
TAOYAの客室は全部で98室ありますが、1室を除き全室バルコニー付き! バルコニーに出れば、目の前に一面の緑が広がります。私が行った時は、ツツジが満開で、絵のような眺めを楽しめました。広大な霧降の森が生み出すおいしい空気、キラキラと輝く陽の光や風につつまれ、葉擦れの音や鳥の声に耳を澄ます・・・最高に贅沢な時間です。
部屋には人数分のペットボトルの水とティーパックのお茶が用意されていました。日光の水道水は、そのまま飲めるおいしい水なので、ペットボトルの水が無くなった後は、水道水を沸かして飲むこともできます。
部屋にあるのは緑茶のティーパックのみですが、ラウンジでおつまみやドリンクを楽しめるし、ラウンジのコーヒーや紅茶を部屋に持ち込めるので不便は全く感じませんでした。
TAOYA日光霧降になって、便利になったなあと感じたことの一つに、部屋のバスタオルとタオルの他に、大浴場にもバスタオルとタオルが備えられたことです。タオルを持たずに大浴場に行けるのは、やっぱりラクチン! 温泉に何回入っても、そのつど新しいタオルを使えるのも嬉しかったです。
客室にはシャンプー、リンス、ハンド&フェイスソープ、歯磨きセットが備えられています。さらに大浴場の脱衣所にはヘアブラシ、カミソリ、雪肌精のクレンジング・化粧水・乳液、ダイソンのドライヤーが備えられています。スキンケアセットが雪肌精、ドライヤーがダイソンなのは、女性にとってうれしい限り!
私は夜に早朝に、大浴場の露天を楽しんだのですが、母は到着した日の夜は、お部屋のバリアフリーのお風呂に入りました。実は私たち、バリアフリールームに泊まるのは今回が初めて。車いすで楽々移動できるお部屋の仕様もさることながら、トイレとバスルームは、本当に便利でした。普通の客室だと、お風呂で体を洗う時やトイレを使う時、本人も介助する私も大変なことも多いのですが、バリアフリールームはさすがに快適!
高齢になって車いす生活になると、旅行から足が遠のきがちになりますが、旅行に出てたくさんの感動を味わうと、見違えるほど元気になるものです。今回の旅行も、家ではお互いにイライラしてケンカになることも多い私たち親子も「きれいだね」「美味しいね」「素敵だね」「嬉しいね」を連発し、心がめっちゃ元気になりました。
しかし、その感動を味わうのには、車いすでも快適に過ごせるということが必須条件!
TAOYA日光霧降には、貸し出しの車いすや杖も用意されており、ラウンジもレストランも車いすでも問題なく走行できたことも、たくさんの感動を味わえた大きな要因であったと思います。
障がいを持つ方や、歩くのが困難なシニアも、快適に過ごせるバリアフリールームを持つホテルがたくさん増えてほしいな、と思いました。
夕食&朝食バイキングはまた別の記事でご紹介!
リブランドオープンするやいなや、たくさんのゲストでにぎわっている「TAOYA日光霧降」。泊まってみて、ホテルの確かな進化と新しい魅力を随所に感じました。あれもこれも無料のインクルーシブは、食べ物や飲み物、アクティビティだけでなく、日光国立公園の豊かな自然・爽やかな森の緑・色鮮やかな紅葉、清らかな空気もコミコミのインクルーシブです。 これから夏になると「VIVA!ハワイアン」もオープンし、さらにお楽しみが盛りだくさん! ぜひ、ゆっくり時間を取ってホテルライフを満喫してくださいね。
宿泊記は、さらに、こちらの記事「夕食&朝食バイキング編」へと続きますのでお楽しみに!
TAOYA日光霧降 所在地:栃木県日光市所野1535-1 アクセス:鉄道の場合:JR日光駅・東武日光駅から無料送迎シャトルバスで15分/車の場合:日光ICから日光霧降方面へ車で20分 TEL:0570-011-263 公式サイト:TAOYA日光霧降 取材協力:TAOYA日光霧降
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