シンガポール最新入国方法・入国前のPCR検査が不要に※5月18日更新

長島 清香

ライター/旅行エッセイスト

シンガポール政府は2022年4月26日から、ワクチン接種完了を条件に、旅行者とワクチン接種を完了していない12歳以下の子どもに対し、シンガポール入国前の陰性証明書を不要としています。
このことでぐっとシンガポール入国が簡単に!
こ、これでついにシンガポール旅行に行ける……!とはやる気持ちを抑えつつ、2022年5月18日現時点のシンガポールへの入国方法について、在シンガポール日本国大使館の発表内容を参考にお伝えします。

すでにシンガポールへ旅行した日本人も増えています!

シンガポールの入国制限が大幅に緩和!

新型コロナウイルスのシンガポール政府タスクフォースは3月24日、国内感染状況の沈静化を受けて、4月1日から渡航規制リストにある国・地域に過去7日間滞在していない全てのワクチン接種完了者について、隔離なしの入国を基本的に認めました。5月18日現在は渡航規制リストの対象国はなく、日本から渡航するワクチン接種完了者も隔離なしでの入国が可能です。

シンガポールのワクチン接種完了者は種類によって異なります。接種したワクチンの種類や回数・時期によって接種完了とみなされるかが異なるため、注意が必要です。

主なワクチンの種類・回数・時期については以下のとおりです

・ファイザー:17日の間隔を開けて2回接種済
・モデルナ:24日の間隔を開けて2回接種済
・アストラゼネカ:24日の間隔を開けて2回接種済

その他の接種完了とみなされるワクチンの種類や回数については、シンガポール政府「SafeTravelサイト」内の「Accepted Vaccinations for Entry」で確認できます。

日本国籍保有者はビザなしで短期滞在が可能!

入国制限緩和に伴い、シンガポールのビザはコロナ禍以前の入国条件が適用に。
日本国籍の方は 30日以内の観光・商用・外交・公用目的は無査証での滞在が可能となりました!

ただし、シンガポール到着時点でパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上あること、という条件はコロナ禍以前と同様なのでご注意を。

後の入国手順の項目で説明しますが、なぜビザが免除されるのかというと、2022年3月11日より、シンガポールに到着する全ての外国人訪問者は、シンガポール入国3日前までに電子入国カード(SG Arrival Card)の登録をする必要があるためです。
その後、電子入国カードに記載されているメールアドレスに「電子訪問パス(e-Pass: Electronic Visit Pass)」が送付されます。これが、入国スタンプの代わりになります。
このe-Passにはシンガポールでの滞在可能日数等が記載されていますので、必ず許可された日数を確認しましょう。
滞在可能日数は入国審査官判断となりますが、概ね14〜30日間です。

また、無査証滞在可能期間を超えて滞在する場合は、許可期限前にe-Passの滞在延長許可手続きが必要です。現地にて合計89日まで延長ができます。

滞在中のビザ延長も可能など、コロナ禍以前の対応に近づいてきて嬉しい限りです!

シンガポール最新入国方法

これからシンガポールの最新入国方法を見ていきますが、まずはワクチン接種を完了していることが一番の条件となります。シンガポールのワクチン接種の条件をチェックしましょう。

シンガポールのワクチン完了の条件

・ワクチンの2回の接種を終え14日間が経過していること
・ワクチン接種完了から270日以上経過している場合はワクチン接種者と認定されないので3度目のワクチン接種の必要がある

シンガポール入国カテゴリーは3つ

5月18日現在、シンガポール政府は旅行者を
「①ワクチン完全接種者」
「②ワクチン完全接種+感染後回復者」
「③ワクチン未接種/ワクチン接種未完了者」
の3つのカテゴリーに区分しています。

ご自身がどのカテゴリに分類されるか、しっかり確認しましょう!

上で説明した3つのカテゴリーのうち、自分がどのカテゴリーであっても、シンガポールへの渡航には下記2つの準備が必須です。

1.電子入国カード・健康申請書の登録

シンガポール到着3日前までにICAのホームページより電子入国カード(SG Arrival Card)と、健康申請書(Electronic Health Declaration)の登録が必要です。
ワクチン接種証明書のアップロードもこちらで行います。

2.接触者追跡確認アプリ「TraceTogether」のダウンロード

シンガポールではショッピングセンター、飲食店、美術館などの施設で「セーフエントリー(Safe Entry)」という訪問者登録システムが導入されています。これに必要となるスマートフォン用アプリ「TraceTogether」のダウンロードが必要です。

これらの条件を踏まえた上で、それぞれのカテゴリーの旅行者に必要な手続きを見てみましょう。

①ワクチン完全接種者:隔離なし入国OK!

4月1日以降、ワクチン完全接種者は入国時の検査及び入国後の隔離検疫(SHN)なしで入国できます。
また事前の入国承認申請も必要ありません。ワクチン接種証明書は健康申請書にアップロードしているため、そちらで対応できます。

②ワクチン完全接種+感染後回復者:隔離なし入国OK!

ワクチンを完全接種し、かつ新型コロナウイルスに感染して回復した方は、上記の「①ワクチン完全接種者」とほぼ同様の措置が適用されます。異なる点としては、出発前検査の陰性証明書の代わりに「感染証明書または退院証明書」を提出します。

③ワクチン未接種・ワクチン接種未完了者:入国許可が必要!

ワクチン未接種・ワクチン接種未完了者への措置は引き続き厳しいものがあり、長期在住資格のある方など、特別な理由の入国許可がなければシンガポールに入国できません。観光での入国はできませんが4月26日からそれでも例外で入国できるようになったのは小さな進歩です。

1.医学的にワクチン接種が不可能な長期滞在パス保持者
2.13〜17歳までのワクチン接種をしていない長期滞在パス保持者(陰性証明書+到着後ワクチン接種)
3.入国承認を得た長期滞在パス保持者及び短期訪問者

これらの条件をクリアしたワクチン未接種・ワクチン接種未完了者は「出発2日前以内に受検したPRC検査または迅速抗原検査(ART)の陰性証明書」を提出し、到着後は「7日間隔離+隔離終了前PCR検査」が求められます。

さらに、ワクチン未接種・接種未完了の短期訪問者は、新型コロナウイルス治療費をカバーする最低30,000シンガポールドル(約240万円)が補償額となる医療保険への加入が必要となります。

一方で、2022年4月1日以降、ワクチン完全接種済みの短期訪問者については医療保険の加入はシンガポール入国に必須とはなっていません。しかし、海外では日本の保険が使えないため、治療費が想像以上に高額になりがちです。シンガポールのみならず、コロナ禍以降の海外旅行には、旅行保険への加入が推奨されます。

シンガポール渡航時に必要な陰性証明書

検査方法:PCR検査または専門の訓練を受けた医療専門家によって行われた迅速抗原検査(ART)
携帯採取方法:指定なし
有効な検査受検期間:日本出国の2日前以内に受検すること
医療機関:各国の政府によって国際的に認定または承認されている検査機関。日本の場合はTeCOT(海外渡航者新型コロナウイルス検査センター)に記載されている医療機関に限る
証明書タイプ:紙、デジタルともに可 ※提出を求められる場合があるため、印刷されたコピーを携帯しましょう
証明書言語:英文
証明書の形式:指定書式はなし。ただし、下記が記載されていること。
①陰性の検査結果(a negative test result)
②検査日(test date)
③パスポートに記載された氏名(the name of the traveller as indicated in his/her passport)
④以下いずれか1つの詳細(at least one other detail of the traveller such as:)
・生年月日(date of birth)
・国籍(nationality/citizenship)
・パスポート番号(passport number)
・国民識別番号(national identity number)
・提出場所:出発空港での航空会社チェックイン時及びシンガポール入国時

マレーシアから陸路での入国も可能に

2022年5月18日現在、マレーシアとの陸路での往来は全ての公共交通機関(高速バス・観光バス・送迎バス・タクシー等)が認められています。マレーシアのジョホール州からシンガポールに陸路で入国する場合、ワクチン完全接種者と12歳以下の子どもは、出発前と到着時の新型コロナウイルス検査・隔離措置等なしでシンガポールに入国可能です。

マレーシアから陸路で入国する場合、ワクチン未接種・接種未完了者も出発前検査は不要ですが、シンガポール入国時に陰性証明書の提示が必要です。

陸路での移動可能にともない、ますます往来の活性化が期待できますね!

シンガポールから日本への帰国

2022年3月1日より、シンガポールから日本に到着した場合の規制が条件付きで緩和されました。これまでは帰国時に空港検疫が管理する宿泊施設で3日間の待機が求められていましたが、2022年3月1日よりシンガポールから帰国するワクチン3回接種済みの人は、入国後の自宅待機も不要になりました。これを踏まえて2022年5月18日現在、シンガポールから日本への帰国時に必要な証明書等は以下のとおりです。

①出国前72時間以内に受けた検査結果の証明書(陰性証明書)

日本への入国には、厚生労働省が指定する条件を充たした証明書が必要で、これがない場合は航空機に搭乗できません。

②誓約書

待機期間中における自宅等での待機、公共交通機関の不使用、位置情報の提示及び接触確認アプリの導入等について誓約が必要です。誓約書は機内で配布されます。

③スマートフォンの携行、必要なアプリの登録

入国までに厚生労働省が指定するアプリ(位置情報提供及び接触確認用)を自身のスマートフォンやタブレットにインストールしておく必要があります。スマートフォンなどの機器が手元にない場合は、入国時に検疫エリア内で自費による機器のレンタルが必要です。

④質問票の提出

スマートフォンやタブレットで質問票Webにアクセスし、情報の入力後に発行されるQRコードを検疫官へ提出します。航空会社によっては、質問票の入力完了が帰国時の搭乗手続きの条件となっている場合もあります。

⑤ワクチン接種証明書

日本のワクチン接種証明利用での入国制限緩和は、以下の条件が満たされて初めて適用されます。シンガポール入国は2回接種でも終了期日が期限内であれば、ワクチン接種完了と認められるので、間違いのないよう把握しておきましょう。

電子的に交付された接種証明書については、アプリ、PDF、画像等表示形式を問わず、条件を充たしていれば有効な接種証明書として扱われます。

【条件1】指定のワクチンを3回接種していること

・1回目及び2回目の接種ワクチンとして指定されているワクチン(全4種類)であること:アストラゼネカ製(含コビシールド)、ファイザー製、モデルナ製、ヤンセン製
・3回目の接種ワクチンとして指定されているワクチン(全2種類):ファイザー製、モデルナ製

【条件2】以下の各要件を充たすワクチン接種証明書を提出すること

・証明書の発行主体が公的機関であること
・氏名、生年月日、ワクチン名(又はメーカー)、接種日、接種回数が英語又は日本語で記載されていること
・記載されているワクチンの種類が上記「条件1」に記載されているものであること

ワクチン接種を3度終えていれば自主待機は不要

2022年5月18日現在、3度のワクチン接種を完了している人は、自宅などでの自主待機は不要となりました。

まだ2度目のワクチン接種しかしていない場合は、入国後7日間の自宅等での自主待機となりますが、最初の3日間は自宅等で待機し、3日目以降に自主的に受けた検査結果の陰性証明が帰国者健康確認センターに提示できれば、その後の自宅待機は不要になります。

さらに、日本到着後24時間以内で自宅等の待機場所へ移動できる場合は、公共交通機関も利用できます。

帰国時の規制緩和も嬉しいですね!

ファストトラックで一層便利に

2022年5月18日より、日本入国までに指定のアプリ「MySOS」において、質問票、誓約書、ワクチン証明書、検査証明書を事前登録することで、入国時の一部検疫手続きを簡素化できるようになっています。詳細は厚生労働省のウェブサイトでご確認ください。

最新の日本入国方法はこの記事をご覧ください!↑↑↑

シンガポール旅行が現実に?

ワクチン完全接種者は隔離措置が免除されるなど、シンガポール旅行へのハードルが大きく下がりましたね!
私もこれまではシンガポールの過去写真を眺めているだけだったところ、急に旅行が現実のものとなりそうでワクワクしています。
徐々にコロナ禍以前の対応に戻りつつあるシンガポール、今から旅行の計画を立て、来たるべき日に備えておきましょう!

行こうと思えば行ける!旅の準備を始めよう

2022年3月からの日本は大幅に入国制限を緩和しました。これにより、コロナ禍以前と同じ、とは言えませんが、多少面倒で、お金がかかったとしても行こうと思えば海外に行ける人もいるはずです。
ワクチン接種証明書や陰性証明書という制限はつくものの、海外旅行が以前のように自由にできるその日は、そんなに遠くないのかもしれません。いつか来る海外旅行のために、航空券予約やホテル、ツアー予約のリサーチを!

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長島 清香

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