入国制限緩和・三度目のワクチン接種で待機なし!公共交通機関が利用可能!

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たびハピ編集部

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2022年2月24日、外務省が大幅な入国時制限措置の緩和を発表。3月1日からの入国制限緩和の全貌が明らかになりました。

帰国後の自主待機期間は原則7日間としながら、3日目に自主的に新型コロナウィルス検査を受け、入国者健康確認センターに陰性証明書を提示できれば、実質3日間の自主待機期間で住むことになったのです。

さらに、三度目のワクチン接種を終えた方はこの自主待機自体がなくなります!

また、我々「海外に行きたくてどうにかなりそう」という(我々って誰)人たちが雄たけびを上げる入国制限緩和がありました。それこそが帰国後、公共交通機関を使って自宅などの自主待機場所に移行できるようになるということ。

これまでどれだけこの日を待ち続けたことか!

成田空港第一ターミナルデッキ コロナ

日本はまん延防止等重点措置の真っただ中

日本帰国者への大幅な入国制限緩和と、ビジネス・留学生の外国人の入国を大幅に制限緩和すると発表しながらも、国内はどうかというと、オミクロン株の感染が高止まり、もしくは拡大中の自治体が多く存在します。

2月25日時点で、まん延防止等重点措置適用の自治体は31都道府県。
一部解除された県もありますが、まだまだ自粛ムードが続きます。

新型コロナウィルス感染症拡大以降、いつもあわただしい総理官邸

潜伏期間が短いオミクロン株・自主待機期間が短縮

これまでのデルタ株などに比較すると、重症化しづらいけれど、とにかく感染力が強いという特性上、これまでの通常の待機期間や入院期間で対応すると、医療現場どころか濃厚接触者だらけになってしまい、社会が止まりかねないという状況も見えてきた昨今。

たとえば、一家全員が新型コロナウィルスに感染、職場自体が全員濃厚接触者で閉鎖なんていうことも出てきています。

そこで、オミクロン株に合わせ軽症者の入院患者や隔離宿泊施設での待機を10日間から7日間にぐっと短縮。これは潜伏期間が短いというデータをもとに設定されたと報道されています。

3月1日から大幅な入国制限緩和!

政府は現在、外国人の新規入国を一時停止していますが、3月1日から1日の入国者数の上限を5000人に引き上げます。そのため、入国制限の緩和がぐっと進むこととなり、外務省・厚生労働省のホームページにも正式に緩和について明記されました。

公共交通機関利用が可能に!

海外旅行ができない理由のひとつ公共交通機関が利用できない問題が、3月1日からようやくなくなります。
帰国した空港から自宅などの、自主待機施設までの移動は、これまでレンタカーやハイヤー(帰国者専用の許可を取っているハイヤー会社のみ)、身内の車での迎えなどでしかできませんでした。

しかし空港で新型コロナウィルス検査を受けてから24時間以内に自主待機場所に移動できれば(立ち寄りは厳禁)公共交通機関利用が可能になったのです。

ああ、これならもう海外旅行しちゃうかも?

自主待機期間さらに短縮へ!3日間!

3月1日から、原則7日間の自主待機期間を、3日目に自主的にPCR検査を受け、入国者健康確認センターに陰性証明書を提示できれば、4日目以降の自主待機を解除して良いことになったのです。

つまり実質自主待機期間は最短3日間になるというもの!

三度目のワクチン接種完了で自主待機は免除!

これもなかなか驚きの緩和です。三度目のワクチン接種で自主待機を免除するというもの。これも3月1日からです。

ただし、条件はオミクロン株の感染が著しいとされている国以外。
現在これらの国からの帰国者や入国者は、空港検閲が管理する宿泊施設で隔離されてしまいます。しかしこちらも3月1日以降に大幅に対象外になります。あまりの緩和ぶりに本当に大丈夫か?と、たずねてしまいそうになりますが、ワールドスタンダードに合わせ、日本も大きく変わろうとしています。

留学生とビジネスパーソンの入国制限緩和

これまでは国費留学生以外の留学生の入国、通常のビジネスパーソンの入国は原則停止されていましたが、これらの方々も3月1日から大幅に緩和されます。

ただし、他国は観光客も受け入れる中、日本の姿勢は一貫しています。留学生とビジネスパーソンに限り「一定の条件」を満たした人となります。

外国人の入国制限緩和条件とは?

外国人の新規入国については、これまで「特段の事情」がなければ入国できませんでした。
3月1日からは新規入国を申請する外国人で、日本国内に所在する受入責任者が、入国者健康確認システム(ERFS)を使い、所定の申請を完了した場合のみ「特段の事情」があるものとして、新規入国を原則として認めます。

以前のような観光目的の入国は認められません。

空港隔離も緩和!最長6日間が3日に短縮

11月29日深夜、厚生労働省の公式サイトが更新され、検閲所が管理するの宿泊施設で隔離される帰国者・入国者の出発国が発表されました。2022年2月25日現在も続々と追加国が出ていました…がっ!

当初は最長で14日。長いフライトを終え、ビジネスホテル程度の広さの宿泊施設に閉じ込められる苦しさを考えると、絶対に日本に帰国したくない、行きたくないという人も多かったものですが、こちらもオミクロン株の潜伏期間の短さを考慮。最長隔離機関は6日間に短縮していました。しかし3月1日にはこれが一挙に3日間に短縮されます。

さらに3月1日から米国など多くの国が、隔離対象国が対象外になるという衝撃の緩和。国土交通省の最新のデータを見て驚かないでくださいね!

※同じ国でも州や地域により、隔離日数が異なる国もあるので、要注意。
※毎日状況が変わります。隔離機関の延長、短縮も数日の猶予をあけて急に決定されることが多いので、細心の注意が必要です。

①6日間隔離※到着日除く

3日目・6日目に検査

・イタリア※3月1日から②に変更
・英国※3月1日から②に変更
・オランダ※3月1日0時から隔離免除
・ドイツ※3月1日から②に変更
・ポルトガル※3月1日0時から隔離免除
・スウェーデン※3月1日から②に変更
・デンマーク※3月1日から②に変更
・ノルウェー※3月1日から②に変更
・フランス※3月1日から②に変更
・ウズベキスタン※3月1日から②に変更
・エジプト※3月1日から②に変更
・ネパール※3月1日から②に変更
・パキスタン※3月1日から②に変更

②3日間隔離※到着日除く

・ロシア全土
・カナダ全土
・オーストリア※3月1日0時から隔離免除
・チェコ※3月1日0時から隔離免除
・ベルギー※3月1日0時から隔離免除
・スペイン※3月1日0時から隔離免除
・スイス
・仏領レユニオン島※3月1日0時から隔離免除
・ブラジル(サンパウロ州・パラナ州サンタカタリーナ州・バイア州は3月1日0時から隔離免除
・アイルランド※3月1日0時から隔離免除
・インド
・ギリシャ※3月1日0時から隔離免除
・米国全土※3月1日0時から隔離免除
・オーストラリア※3月1日0時から隔離免除
・アイスランド※3月1日0時から隔離免除
・チリ※3月1日0時から隔離免除
・キプロス※3月1日0時から隔離免除
・エストニア※3月1日0時から隔離免除
・スロベニア※3月1日0時から隔離免除
・レバノン
・アルゼンチン※3月1日0時から隔離免除
・ペルー
・ハンガリー※3月1日0時から隔離免除
・イスラエル
・スロバキア※3月1日0時から隔離免除
・リトアニア※3月1日0時から隔離免除
・ジョージア※3月1日0時から隔離免除
・リヒテンシュタイン※3月1日0時から隔離免除
・ルクセンブルク※3月1日0時から隔離免除
・アラブ首長国連邦
・フィリピン※3月1日0時から隔離免除
・トルコ
・タイ※3月1日0時から隔離免除
・メキシコ
・モルディブ
・フィジー※3月1日0時から隔離免除
・サウジアラビア
・スリランカ
・バングラデシュ
・ルーマニア※3月1日0時から隔離免除
・モンゴル
・カンボジア
・ヨルダン
・韓国
・アルバニア
・イラク
・インドネシア
・ミャンマー
・イラン
・オマーン
・シンガポール

出典:国土交通省

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