オーストラリア入国最新情報!オーストラリア旅行再開は今!

岩崎 麻弓

フォトグラファー&トラベルライター

オーストラリアは入国制限を完全に解除しています。入国に関してはコロナ禍前と同様の入国が可能です。
オーストラリア旅行は完全再開!こうなるときに必要になるのは日本の入国制限も合わせた旅行の行程の最新情報だと思います。何が必要で、旅行前の準備は何が必要なのか。

しっかりと解説していきますね!

オーストラリア国境、2月21日から2年ぶりにオープン!

オーストラリアは入国制限撤廃済み!

11月8日現在は入国にワクチン接種証明も陰性証明も不要となり、ワクチン未接種者も隔離なしで自由に旅行ができるようになったオーストラリア!

最新の入国方法を見ていきましょう!

オーストラリア旅行の準備

オーストラリア国境、2月21日から2年ぶりにオープン!

まずは2022年11月8日現在、オーストラリア旅行に必要な条件を整理していきましょう。
オーストラリアはコロナ禍前から申請が必要なものがあります。また、渡航準備には帰国時の準備も含まれることをお忘れなく!

DATA
【オーストラリア政府内務省】オーストラリアの入国と出国について

オーストラリアのパスポート残存期間

オーストラリアはパスポートの残存期間がとても良心的!
なんと日本帰国時までの期間があれば、旅行が可能です。
ただし!オーストラリア入国時には後述する電子入国許可(ETAS)が必要となり、申請にはオーストラリア入国時に有効期限が3ヶ月以上残っているパスポートが必要です。

旅行者用ビザ・電子入国許可(ETAS)の申請

3ヵ月以内の観光目的でオーストラリアに渡航する日本のパスポートを持っている日本国籍の方は「オーストラリアETASアプリ」を通して「ETAS(電子渡航許可)」を申請しなければなりません。

ETAS有効期間:発行日から1年有効
オンライン申請手数料:
20オーストラリアドル※2022年11月のレートで約1,895円

「オーストラリアETASアプリ」は、他のアプリのようにApple Store・google Play Storeから無料ダウンロードが可能です。
ただし、有効期間中にパスポートが切れてしまう場合は、新たにETASの申請・取得が必要です。
詳細はオーストラリア内務省電子渡航許可(ETAS)の公式サイト(英語)をご覧ください。

DATA
オーストラリア内務省のETA申請ページ(日本語)
Australia ETA iPhone アプリ - App Store
Australia ETA アンドロイドアプリ - Google Play store

*オーストラリア入国時点で有効期限が3ヶ月以上残っているパスポートが必要です。
*ビザの有効期限は1年間で、有効期間中は何度でも最大3ヶ月まで滞在が可能です。
*オーストラリアではETAですが、日本ではETASという呼称で統一されています。同じものです。

日本入国のためにワクチン接種証明書取得

オーストラリア入国時にはETAS以外、申請は不要です。ワクチン接種証明も陰性証明書も必要ありませんが、日本帰国時には3回以上のワクチン接種証明書で、入国制限が大きく緩和されます。
そのため、出発前に必ず取得しておきましょう。
アプリからの申請であれば、渡航後でも取得可能ですが、マイナンバーカードを所持していることと、入力するのに、過去のワクチン接種の接種の際の書類などがないと、わからないものがあります。
「ああ!家にいればわかるのに!」というものが多いので、出国前に済ませておくことを強くお勧めします!

ワクチン接種証明書の取得については以下の記事で詳しく解説していますので、必ずチェックを!

海外旅行のワクチン接種証明書取得はこちらの記事から↑↑

なお、ワクチン2回、1回の未完了の方、未接種の方は、入国時の準備の際には陰性証明書は必要ありません。むしろ入国準備は未完了・未接種の方が楽ではあるものの、後述しますが帰国時にかなりの出費と面倒なことがあるので、最後まで読んでおきましょう!

オーストラリアへの航空券を取る

オーストラリアへの航空券は、今はコロナ禍前同様に航空会社や旅行会社で予約購入可能です。とっても広いオーストラリア!チケットを取る前に、どこに行くか決めておきましょう。

オーストラリアの航空券予約はこちら!
 JAL 日本航空で予約する
 ANA 全日空で予約する
 HISで予約する
 JTBで予約する
 エアトリで予約する
 スカイチケットで予約する
 エクスペディアで予約する

オーストラリアのホテルを取る

オーストラリアには魅力的なホテルがたくさんあります。こちらもコロナ禍前同様に、多くのホテルが営業をしており、新たなホテルもオープンしています。

オーストラリアのホテル予約はこちら!
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 Booking.comで予約する
 ホテルズドットコムで予約する
 スカイチケットで予約する
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 マリオットボンヴォイで予約する
 IHGで予約する
 アコーホテルズで予約する
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オーストラリア国境、2月21日から2年ぶりにオープン!

オーストラリアはマスクは必要?

ほぼコロナ禍以前と同じ入国が可能となったオーストラリア!
日本と比較するとかなり大胆です。

オーストラリア国境、2月21日から2年ぶりにオープン!
週末や夕方になると盛り上がりを見せるシドニーのバー。だれもマスクをつけていません!

オーストラリア行の国際線ではマスク着用が不要!

飛行機というと、密室のイメージがありマスク着用は義務に思えますが、オーストラリアは国内線・国際線共ともにマスク着用義務が解除されました。従来通りマスク着用なしでの搭乗が可能です。
ただし!これは国際線でもオーストラリアへ向かう便のみ。海外へ向かう便は、渡航する国のルールに従うことになります。
日本はお願いベースではありますが、どのキャリアもマスクを着用して搭乗するようお願いしています。
行はマスク不要、帰りはマスク着用…不思議な感じですが守りましょう。

オーストラリアではマスク着用は不要

マスクの着用義務はありません。しかし、自分自身で感染防止対策を取る必要があります。着用や手洗い・うがいなどの対策は万全に。

旅行保険の加入を!

オーストラリアでは新型コロナウィルス感染症に対する制限がなくなり、開放的な気分で過ごせる反面、日本が入国に関して大幅な緩和を行っているのはワクチン接種を3回以上完了している場合だけです。
また、無症状や軽症で済む人が多い新型コロナウィルス・オミクロン株ではありますが、軽症と言われる人の中には40度の発熱や、止まらない咳き込みなど、風邪だとしても病院に行くレベルの症状の人が多いのも事実。リスクが低いと言われる年齢層の若い人でも、感染して発熱と咳の症状に見舞われた人もたくさんいます。
そうなると、旅行中に病院に行かねばならない場合も…。日本の保険証は使えないので、どんな場合で通院してもとても高額になります。
また、ワクチン3回未満の未完了の場合や、未接種の場合は、帰国前に陰性証明書が必要なので、オーストラリアで陽性判明が出たら大変!
すでに新型コロナウィルス感染症についての制限がないオーストラリア。自分自身でホテルを予約し、自主待機の上、帰国できるときまで滞在しなければなりません。
そんな時に頼りになるのが旅行保険。新型コロナウィルス補填の保険に入っていれば、入院だけではなくホテルの滞在や、新型コロナウィルスのせいで乗れなかった飛行機の代わりの航空券を取る際も補填してくれます。

制限がない=自己責任であることは、肝に銘じて旅行しましょ

オーストラリアからの日本帰国

日本は11月8日現在、大幅に入国制限を緩和しています。

ファストトラックのためVisit Japan Web登録

日本帰国前にやるべきことが「検疫」「入国審査」「税関申告」をウェブで行うことができる「Visit Japan Web」の登録です。

Visit Japan Webに登録に必要なもの

・インターネットにアクセスできるPC、スマートフォンなど(アカウントを作るため、メールアドレスの登録が必要です。)
・パスポート
・日本政府が認める市区町村申請またはアプリのワクチン接種証明書(3回目以上のワクチン接種が完了している場合)
・検査証明書 出国前72時間以内のもので政府が指定する必要事項記載のもの(ワクチン接種3回未満、未接種の場合)

Visit Japan Web登録手順

①アカウント作成・ログイン

②利用者情報の登録

③スケジュールの登録

④必要な手続きの情報登録

ファストトラックの利用法はこちら!

ファストトラックで利用するVisit Japan Webの使い方を一から開設した記事はこちら。必ず合わせて読むようにしてくださいね。

ビジットジャパンウェブの使い方ガイドはこちら!↑↑

ファストトラック利用が困難な場合は?

政府はできる限りファストトラックを利用するよう呼び掛けていますが、どうしてもできない場合は、厚生労働省の公式サイト上から帰国、または入国の申請が必要となります。質問に答え終わるとQRコードが発行されるので、スマートフォンに保存し、入国の際、検疫に提示します。
ただしこちらも帰国前に登録するもの。そうなるとファストトラックを入力したほうが、帰国時断然に楽です。

※ 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策 質問票回答受付」はこちら⇨厚生労働省公式サイト

ワクチン接種を完了している人

Visit Japan Web上では、アプリから取得した接種証明書をスクリーンショットで撮影。jpegなど、指定されているファイルでアップロード。もしくは、居住している市区町村で取得した紙の接種証明書のQRコードで取得した電子接種証明書をスマホで展開し、同じようにスクリーンショットで撮影しアップロード。

ワクチン未接種・未完了の場合

ワクチン接種をしていない場合は「渡航先で新型コロナウィルス感染症の検査を受けて帰国する」ことが、大前提。オーストラリア入国準備は接種済みの人より準備が少ないですが、帰国前が大変です。
以下の条件の検査で、陰性証明書を取得し、帰国便搭乗時に提示することになっています。Visit Japan Webにも陰性証明書を撮影してアップロードしますが、現地空港で原本や病院から送られてきたメールに添付されている陰性証明書も提示するように求める航空会社もあります。
どちらも提示できるようにしておきましょう。

日本政府が指定する検査方法であること
・帰国前72時間以内の検査であること
・政府指定のフォームを利用した陰性証明書を提示すること

厚生労働省公式サイトより
政府指定の検査方法⇒厚生労働省公式サイト

他にも現地PCR検査サポートの予約もヨシ!

現在の海外旅行を制限する唯一の壁は、渡航先での陰性証明取得。これさえ簡単に取得できるようにしておけばもう海外旅行は簡単にできるということ。

現地の検査機関リサーチや予約を代行してくれるサポートもとても増えています。

 べルトラの陰性証明サポート予約はこちら

日本到着時はVisit Japan Web登録で取得したQRコード表示

日本に到着したら検疫・入国審査・税関申請それぞれVisit Japan Web登録で得たQRコードをチェックポイントのスタッフに見せていきます。

ここで感動するのが日本の空港スタッフのやさしさ。皆さん「おかえりなさい」「お疲れ様でした」と声をかけてくれながら、チェックしてくれるんですよね。これ日本の誇りです。
他の国の入国なんて顎をしゃくられながら前に行かされましたよ・・・とほほ。

この図を見るとMy SOSの体制よりは、ずいぶん検疫・入国・税関がスムーズになったように思います。

デジタル庁公式サイトより
11月1日からの入国・検疫申請はこちら⇒Visit Japan Web▶
ただし11月13日までMy SOSでの申請が可能です

日本の最新入国情報はこちらの記事を参照にしてください。

日本の最新入国方法についてはこちらの記事をチェック↑↑↑
オーストラリア国境、2月21日から2年ぶりにオープン!
シドニーCBDにあるショッピングアーケード「QVB」にも活気が戻っています

オーストラリア旅行再開はツアーもおすすめ

入国制限が撤廃され、日本も3回目以上のワクチン接種証明書があれば、簡単に海外旅行ができるようになりました。でもまだ不安だから、緊急の時にすぐ連絡できる場所がほしいという場合は、旅行会社のツアーからオーストラリアの旅行を再開させてみてはいかが?

実は旅行会社はどんどん海外旅行のツアーを再開させています。

オーストラリアツアーの予約はこちら!
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もうオーストラリア旅行をためらう必要はありません!あなたのスタイルで旅立ちましょう!

岩崎 麻弓

フォトグラファー&トラベルライター