小笠原諸島への船・部屋やレストランは?何時間かかるの?

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のなかあき子

ライター&イラストレーター

東京都心と南国の楽園・小笠原をダイレクトに結ぶ定期船「おがさわら丸」。小笠原への旅では、片道24時間、往復で48時間を船内で過ごします。飛行機?そんなものありません。

一番安い2等寝台なら、片道運賃は2万5000円前後…一瞬「高い?」とおもわれがちですが、冷静に計算すれば1時間あたり1000円とある意味リーズナブル!

船内を自由に動き回れるので、飛行機のように隣の席の人の足のニオイが気になったり、エコノミークラス症候群になる心配もありません。

航海中はスマホやネットはほぼ通じません。それは困る?いやいや、逆に考えてもみてください。SNS投稿のプレッシャーから解き放たれた、純粋に自分だけの時間を持つことができます。現代社会において、何より贅沢な時間になること間違いなしの「おがさわら丸」の施設&設備についてご紹介~!

船内施設・設備

6階建ての船内は、まるで移動するホテル。レストランや売店、シャワー室が備えられており、丸一日の航海中に不便を感じることはありません。航海中は大半の時間、スマホもネットもつながらなくなるので、デジタルデトックスにもでき一石二鳥!

飲食施設&売店ではSuicaやPASMOも使え、意外とハイテク。船内で現金を持ち歩くよりも便利なので、出発前に駅などでチャージしておきましょう。船内ではチャージできないので、ご注意を

飲食施設

レストランChichi-jima(Suica使用可能)

カラフルな内装(画像/小笠原村観光局)

食事時のみオープンする、セルフサービスのメインダイニング。島塩ラーメン(900円)や島塩ステーキ(1700円)が名物、ガッツリ食べたい人におすすめ。便によってはウクレレライブなどのイベントが開催されることも!

営業時間
東京→父島 昼食11:15〜14:00・夕食17:30〜21:00・朝食7:00〜10:00
父島→東京 夕食17:30〜21:00・朝食7:00〜900・昼食11:30〜14:30(L.O.30分前)

※2021年7月30日現在の情報(最新情報は小笠原海運ホームぺージにて確認を)
※新型コロナウイルス感染症対策のため、席数を減らし、パーテーションを設置して営業

ラウンジHaha-jima(Suica使用可能)

船外や売店(ショップドルフィン)で購入したものも持ち込みOK、自動販売機もある

ファミレスであり、カフェであり、マイデスクでもある展望ラウンジ。サラダ(300円)やアップルパイ(400円)、直径12cmの特大肉まん(800円)や島ラム(500円〜)など、軽食から一人飲みまで多様なニーズを満たします。持ち込みも可能!

おひとり様席は窓に面しているので、大海原を眺めながらのんびり過ごせます。ぼーっとしたり、ガイドブックを眺めて旅行の予習をしたり、勉強や仕事をしたり。ネット接続はできませんが、逆に読書や作業に集中できる時間に。営業終了後もラウンジの使用は可能です。

営業時間
東京→父島12:00〜21:00・7:00〜10:00
父島→東京16:30〜21:00・7:00〜14:30 (L.O.30分前)

2021年7月31日現在の情報(最新情報は小笠原海運ホームぺージにて確認を)
新型コロナウイルス感染症対策のため、テーブル席は利用不可、窓際のカウンターのみ利用可能

※緊急事態宣言の発出に伴い、7月12日父島発〜8月22日東京発までのレストラン・ラウンジの営業時間は20時まで、酒類の販売は行っていません

売店

ショップドルフィン(Suica使用可能)

船内でしか買えないオリジナルアイテムも販売

船中生活のインフラとなるコンビニ。コーヒー、週刊誌、お土産、洗面用具、冷凍食品、スナック菓子やアイスなどのおやつ、オリジナルグッズやTシャツなどを販売しています。小笠原のガイドブックや、文化に関する書籍なども。船内で必要なものはだいたい揃いますが、酔い止めの薬は販売していないので要注意。必ず乗船前に購入しておきましょう←かなり大事。

営業時間
東京→父島11:00〜21:30・7:00〜9:30
父島→東京15:30〜21:30・7:00〜14:30

設備

シャワー室(無料)

着替えを置ける棚もあって便利(画像/小笠原村観光局)

ボディソープ、リンスインシャンプー完備。タオルを忘れても売店で買えるので、手ぶらで乗船しても問題なし。足元が濡れやすいので、ビーチサンダルがあると便利です。洗面台にはドライヤーもあって便利!

キッズルーム(無料)

壁にもたれ、船酔いで放心状態になっている親の姿も見られる

全面マット敷き、ちょっと転んでも安心のキッズルーム。「しーっ!」と言わずに過ごせるスペースは、子連れ旅の強い味方。

新型コロナウイルス感染症対策のため、現在利用不可(2021年7月31日現在)

他にもこんな設備が

洗面所(うがい用の紙コップあり)
船内案内所(船内設備の案内、有料で毛布やシーツの貸し出しも)
貴重品ロッカー(無料。部屋を離れることが多いので、貴重品は預けておこう!)
冷蔵ロッカー(利用料500円)
自動販売機(ドリンク、アイス、冷凍食品など)
電子レンジ、給湯コーナー(カップ麺は自動販売機、ショップドルフィンで購入可能)
ミニサロン南島(窓がない休憩エリア・セブンティーンアイスあり!)
ビニール袋(船内各所に設置。着替えの持ち運びに、エチケット袋に大活躍)

位置情報モニター(太平洋のど真ん中を進む船の位置を確認)

小笠原までの距離感を視覚的に理解できる

客室

船室のレベルは6段階。プライベートが完全に守られる特等室や特1等室&1等室、2段ベッドの特2等&2等寝台、旅人や島民との出会いが楽しめる2等和室まで、気分と予算で選べます。特等室と2等和室では、片道で約3倍の価格差。24時間の船旅において、特等室の人が2等和室の人と交わることは…ほとんどありません…。

特等室/定員2名 (スイート)

客室から出たくなくなりそうだ(画像/小笠原村観光局)

設備 キングサイズベッド1台 バス/トイレ/テレビ/空気清浄機/冷蔵庫、専用ラウンジ、専用デッキ

特1等/定員3名(デラックス)

ソファがベッドになる(画像/小笠原村観光局)

設備 シングルベッド2台・ソファベッド1台 バス/トイレ/テレビ/空気清浄機/冷蔵庫

1/定員2名(スタンダード) 

外洋では、テレビはBS放送のみ視聴可能(画像/小笠原村観光局)

設備 シングルベッド2台 テレビ

特2等(プレミアムベッド)

二等寝台との大きな違いはテレビの有無(画像/小笠原村観光局)

設備 上下2段ベッド/上掛け・枕/テレビ・コンセント/読書灯

2等寝台(エコノミーベッド)

小さい頃寝ていた2段ベッドを思い出す

設備 上下2段ベッド/上掛け、枕/コンセント/読書灯
筆者的に一番おすすめの等級。プライバシーはちゃんと守られるし、狭さが逆に快適!

2等和室 

閉所恐怖症の人には、寝台より和室がおすすめ(画像/小笠原村観光局)

設備 敷きマットレス/上掛け、枕/コンセントは共有、延長コードがあると便利
ひとりづつのスペースが明確になっており、荷物置き場もある!

番外/昔のおがさわら丸2等和室

天国のような、地獄のような…今は懐かしい光景に

現在の3代目おがさわら丸が就航したのは2016年の夏。2代目おがさわら丸時代は、マットの部分のみが自分の陣地であり、船の揺れとともに境界線は曖昧になっていきました。よくいえば24時間修学旅行の夜、もしくはお泊まり会状態。この環境で安眠できれば、どんな場所でも寝られる能力が身につきました。

モデル旅程 

24時間の船旅では、どんな過ごし方が想定できるのでしょうか。出発から到着までシミュレーションしてみましょう。

その1元気な旅人バーション

(1日目)

9:00 浜松町から竹芝桟橋へ、カラフルな人たちの流れに乗って向かう

オフィス街に映える、南国気分の人々の姿

10:00 荷積みシーンを見学(荷物をコンテナに1つ1つ手で積み込んでいる)
11:00 竹芝桟橋出発、おがじろう(小笠原のキャラクター)が見送ってくれることも。デッキで東京湾クルーズ気分!

おがじろう(右)に見送られこの海を一路、小笠原へ!

12:00 デッキで潮風を感じながら、持ち込んだお弁当でランチ
14:00 ラウンジで昼飲み(Haha-jima)
15:00 昼寝
17:00 売店でお土産やおやつをチェック
18:00 水平線に沈む夕日にうっとり。携帯を見ると電波が立っている(八丈島沖)!

見渡す限りの水平線、私はどこに向かうのだろうか

19:00 夕食はレストランChichi-jimaで島塩ラーメン
20:00 甲板で星空鑑賞

宇宙空間を漂っているような気分に(画像/小笠原村観光局)

22:00 ラウンジでダラダラ、知り合った島の人に現地情報を教えてもらう
23:00 シャワー
24:00 就寝

(2日目)
5:00 甲板に出て日の出を拝む
6:00 さっぱりするためにもう一回シャワー
7:00 お腹がすいてきたので、ラウンジHaha-jimaで朝食。
    南国の海の色を眺めながらホットケーキとコーヒー

サラダやサンドイッチ、ホットケーキ、バリエーション豊かなメニュー

8:00 シャワーを浴びてスッキリしたらまた眠気が。気づけば朝寝
9:00 甲板から深いブルーの海や島々を眺める、小笠原にいることを実感!
10:00 下船準備
11:00 父島到着

その2酔い止めによる眠気で睡眠16時間バージョン

(1日目)

10:30 出発30分前に酔い止めを飲む
11:00 竹芝桟橋出発
11:30 東京湾内はあまり揺れないので、クルーズ気分を堪能
12:00 ラウンジHaha-jimaで軽食&島ラムを。だんだん眠くなってきた

視界ユラユラ、もう足元しか目に入らない。なんかきれい

13:00 眠気に耐えられず昼寝
18:00 起床、気持ち悪いけど空腹。持ち込んだ菓子パンを寝床で食べる
18:30 不快感を忘れるために夕寝
21:30 起床、ヨタヨタしながらシャワー
22:00 まだまだ余裕で眠れる。就寝

(2日目)

5:00 朝日を見るために起床、あんまり揺れてない。ふと空腹に気づく。夕食食べてないからだ…
6:00 売店もレストランもまだ開いていない。自販機で買ったたこ焼きをラウンジで食べる
7:00 やっぱりお腹がすいている。そのままラウンジHaha-jimaで朝食
8:00 シャワーを浴びてスッキリしたらまた眠気が。朝寝
10:00 周囲が下船準備でワサワサしているのに気づき、慌てて荷物をまとめる

泳ぐ子供たちが見えてきた。意外に車が多い?

11:00 父島到着。24時間ぶりの陸地、上陸しても地面が揺れている感覚


やっと小笠原に到着です!皆さんはどちらのパターンの船旅になりそうでしょうか…?いずれにせよ、いよいよ旅は本番です。次の記事では島のアクティビティについてご紹介します!

DATA
小笠原海運
所在地:東京都港区芝浦3-7-9 サニープレイス田町 8階
電話:03-3451-5171
受付時間:平日 10時~16時(現在短縮営業中)※土・日・祝日・年末年始は除く
アクセス:JR田町駅 芝浦口から徒歩約5分
公式サイト:http://www.ogasawarakaiun.co.jp/

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