ホテル川久宿泊記・南紀白浜の海に浮かぶ宮殿は犬と一緒に宿泊できる!

ライター 根本聡子 ペット旅

根本聡子

ペットとお出かけライター

ホテル川久宿泊記・南紀白浜の海に浮かぶ宮殿は犬と一緒に宿泊できる!
海外に来たみたい!

普段からホテルの予約サイトをみては次にどこへ行こうと妄想トリップをするのが好きな筆者。そこで見た、まるで海上に浮かぶ宮殿のような「ホテル川久」の姿に目が釘付けになったのが数年前のこと。
しかもなんと愛犬と一緒に泊まれるというではないですか!
もう、これは行くしかないとここに泊まるのを目的に和歌山旅行を決行!母と愛犬、2人1匹で旅した「ホテル川久」の宿泊記をお届けします。

南紀白浜で異彩を放つ建造物

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重厚な表門にドキドキ。

「ホテル川久」があるのは和歌山県の南紀白浜。南紀白浜空港からは車で10分ほどのアクセスですが、我が家は愛犬連れのため飛行機という選択肢はナシ。そこで今回は神戸からレンタカーで2時間半ほどかけて到着したのですが…。目の前に現れた門構えにびっくり。こんなにもエントランスを潜るのに緊張したホテルは初めてです。

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世界的に有名な作家が作ったうさぎのシンボル。

コバルトブルーの海が広がる美しくてのどかな町に、まるでそこだけ切り取ったような異彩を放つ建物が「ホテル川久」です。外壁を飾るのは鮮やかな「老中黄」の瑠璃瓦。中国の紫禁城にのみ使用を許されたものなのだとか。そして棟のてっぺんにいるのはイギリスの彫刻家バリー・フラナガンによる幅6メートルもあるうさぎのブロンズ像!
そう「ホテル川久」は美術館としても運営しているほど美術作品の宝庫なのです。そして私たちはエントランスに足を踏み入れたとき、その圧倒的な凄さを知ることになるのでした。

圧巻の金箔の天井がお出迎え

エントランスに足を踏み入れると目に飛び込んできた光景がこちら。

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豪華絢爛という言葉がまさにぴったり。

息を呑むとはまさにこのこと。金箔張りの天井に私も母も「すごい…」しか言葉が出てきません。装飾が美しい重厚な柱は左官職人・久住章が主宰する「花咲団」による疑似大理石でつくり上げられたもので、1本なんと1億円!
それが26本もあるというから言葉がありません。

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歴代スタッフのユニフォームも素敵。

館内の床を敷き詰めるのはイタリアの職人によって作られた緻密なローマンモザイクタイルの床。あちらこちらに飾られた美術品の数々…。ここには書ききれないほどの美術品が集められたこの場所はまさに日本や世界中の匠の技術を融合させた唯一無二の夢のお城!
総工費400億円をかけて造られた日本が世界に誇る建造物なのです。

わんちゃんは専用カートでチェックイン

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愛犬ゲストは専用カートがお出迎え。

貴重な美術品で埋め尽くされた空間ですから、愛犬ゲストにもルールがあります。それはお部屋とドッグラン以外は顔出しNGということ。そのため、わんちゃんはスタッフさんが持ってきてくれた大きな専用カートでチェックイン。お部屋までの少しの間我慢してね、と思っていましたが広々したカートに愛犬はご満悦のようでした。

すべてのお部屋がスイートタイプ!

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天蓋付きのベッドに心躍ります。

「ホテル川久」のお部屋はすべてがスイートタイプになっていて一番狭いお部屋でも60㎡超えというゆとりの広さを誇ります。その中でわんちゃんが同伴可能なのは2部屋のみ、最上階に位置する「プレジデンシャルメゾネット・ペット」です。

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部屋からの景色が最高!

メゾネットの1階部分には天蓋付きのベッドとふかふかソファーが置かれたリビングルーム。奥にはもうひとつのベッドルームがあり2人で利用するにはもったいないくらいの広さ。カーテンを開けると南紀白浜の美しい海が広がりリゾート気分を高めてくれます。

アメニティも潤沢すぎるほど揃ってます!

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必要なものはすべて揃ってました。

クローゼットの中には館内着(レストランでの着用はNG)と、スリッパ。さらに基礎化粧品がずらり!
最近ではSDGsの観点から個包装タイプのアメニティが少なくなりましたが、私個人としてはやっぱりひとつずつホテルのロゴ入りの箱に入ったアメニティに心が躍ってしまいます。基礎化粧品はDr.シーラボ、シャンプーやボディーソープはオムニサンスが揃えられていました。

2階はわんちゃん専用のお部屋が!

お部屋の2階に上がると広がっていたのがこのスペース!

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ここ、愛犬の専用ルームです!

なんとそこはわんちゃんの専用ルームになっていました。

我が家のリビングより広いじゃないか…。

ここでは自由に愛犬を遊ばせてあげることができます。見晴らしい最高のお部屋にはケージとベッド、さらにトイレマットなどの衛生用品もフル装備。過去に色々なお宿に泊まってきましたが、わんちゃんのためだけにこんな広いお部屋があるホテルは初めてです!

わんちゃん専用のバスルームまで‼️

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これが全部わんちゃん用とは…!

そしてさらに私を驚かせたのがわんちゃんルームに併設されたトリミングルーム。そこにはダブルボウルのドレッサーと、奥にはわんちゃん用のシャワールームまで。爪切りやスリッカーなども用意されていてプロのトリミングサロン並の施設が整っています。

エステルームまでお部屋の中に!

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愛犬と離れることなくエステが受けられます。

わんちゃんルームの横にもお部屋があり、そこはなんとエステルーム!
「愛犬と離れることなくエステが受けたい」というリクエストに応えるために客室内にこのお部屋を作ったというから驚きです。実際、1人と1匹で訪れてエステ三昧の連泊を楽しんだゲストもいるとか。なんて羨ましい! 

エステルームの横にはドレッシングルームとお風呂が併設されているので、身支度中でも愛犬と離れることなく過ごせるのが嬉しいですね。

寝る時別々がちょっと寂しい

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ちょっと不満そう。

唯一残念なのはわんちゃんは寝る時も2階のお部屋がルールなので1階と2階で別々に寝なくてはいけないこと。我が家はいつも一緒に寝ているので、この広いわんちゃんルームに自分のお布団を運びたい気持ちでいっぱいになりましたが、今回は我慢してもらって別々に就寝です。

翌朝、飼い主の心配をよそに…

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朝日が美しすぎた!

翌朝、絶対寂しがってるに違いないと早起きして様子を見に行ったのですが…。スヤスヤ寝てるー!(笑)。飼い主の心配をよそに快適なベッドで気持ちよさそうに寝ていました。もし心配な方は普段使い慣れたわんちゃん用ベッドやブランケットを用意してあげると安心できると思います。
そして感動したのが愛犬ふわりの部屋から見た朝日! あまりに美しすぎて、ふわりを抱っこしたまましばし眺めていたのでした。

贅を極めた2ヶ所の温泉サロンに癒される

さて、お部屋の次は大浴場のご紹介です。

ホテル川久宿泊記・南紀白浜の海に浮かぶ宮殿は犬と一緒に宿泊できる!
写真提供:ホテル川久

ホテル内には温泉サロンが2ヶ所あり、男女入れ替え制で楽しむことができます。まず初日に堪能したのが2階に位置する「ロイヤルスパ」。目の前に広がる田辺湾を見ながら浸かる露天風呂は最高!

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写真提供:ホテル川久

そしてロイヤルスパのお楽しみはなんといっても装飾に囲まれたリビング風のスパ。寝湯やシルクバス、サウナなど充実の機能風呂が揃っていて、お風呂上がりには暖炉の炎を眺めながら床暖房が施されたベンチでまったりという贅沢な時間を過ごすことができます。

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写真提供:ホテル川久

翌朝は1階にある「悠久の森」へ。まず出迎えてくれるのが高野山の霊木とされる高野槙(こうやまき)の大浴場。漢詩と仙人画が表しているのは不老長寿への願いだとか。ちなみに南紀白浜の温泉は飛鳥、奈良朝の時代から「牟婁の温湯」「紀の温湯」の名で知られ、文武天皇をはじめ多くの宮人たちが来泉された由緒ある温泉だそう。歴史にはまったくうとい筆者ですが、お風呂に浸かりながら何千年も前にこの地で癒されただろう偉人たちに思いを馳せたのでした。(そしてのぼせました笑)

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写真提供:ホテル川久

内湯を出るとそこには日差しがたっぷり差し込む露天風呂が。こちらにもサウナが併設されていて、のんびりとリフレッシュタイムを楽しむことができます。1階、2階ともに更衣室も綺麗でアメニティも充実。さらにお風呂上がりのアイスキャンディーがサービスとして置かれているのも嬉しいポイントでした。

ホテル川久の食事は「王様のビュッフェ」!

「ホテル川久」では朝晩ともにビュッフェスタイルのお食事が用意されていて、その名も「王様のビュッフェ」です!

ホテル川久のディナービュッフェは豪華な晩餐会のよう!

そしてこれを目当てに来るゲストが多いというのも納得のディナービュッフェがこちら!

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写真提供:ホテル川久

地元紀州の高級食材とシェフのアイディアが融合したメニュー構成です。ビュッフェは季節によって変わりますが、メインは何といっても数種類のライブキッチンでしょう。

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見てるだけでお腹がいっぱいになりそうな充実度。

この夜は十勝ハーブ牛のステーキに松茸の土瓶蒸し、天ぷら、お寿司、さらにクレープシュゼットの実演まで! お腹はもちろん目でも楽しめるビュッフェはまるで晩餐会のようでした。

ホテル川久の朝食はお好み海鮮丼で満腹に

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朝からお腹いっぱい

朝食は握りたてのおにぎりや焼き立てフレンチトーストを提供してくれるライブキッチンが並びましたが、私のお目当ては自分で作る海鮮丼。サーモンにいくら、マグロ、そしていくらを好きなだけほかほかご飯にのせていっただきまーす!
100%メロンで作られた濃厚な王様のメロンジュースも絶品で朝から大満足です。

レストランへのわんちゃんの同伴はNG

残念ながらわんちゃんはレストランに連れて行けないので、お部屋で持参したご飯を食べてもらうことに。お部屋に戻ると私たちからいい匂いがしたのか不満そうでしたが、おとなしく待っててくれた我が子に感謝しきり。いつもより多くおやつをあげて許してもらったのでした。

広いお庭は愛犬も遊べるフリースペース

朝食後はふわりを連れて海が見えるお庭へ!

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すぐそこは海というロケーション。

海へと続くホテルの広大なお庭はフリースペースとしてわんちゃんにも開放されているのが嬉しいポイント。ドッグランとして利用可能ですが、海へと続く道に柵がないので呼び戻しができない子はロングリードを持参するといいかもしれません。

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解放されて我が子も嬉しそう!

チワワの我が子が豆粒に見えてしまうほどの広いお庭はふっかふかの天然芝。ふわりもとっても気持ちよかったようで、嬉しそうにクルクル回っては「こっちだよー!」と私たちを誘います。滞在中一番の笑顔を見せてくれて私もほっこり。豪華絢爛なホテルをバッグに走る姿は一生の思い出になりました。

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これはホテルの裏側。

お庭を抜けた先に広がる海では釣りも楽しめるようで、ホテルでは竿のレンタルもしているそう。ほかにもクルージングやスキューバーダイビング、無人島へのアドベンチャーツアーのアクティビティも充実。のんびり過ごす派もアクティブ派もどちらも楽しめるのも「ホテル川久」の魅力です。

美術館に泊まるような唯一無二の体験を愛犬と一緒に

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お部屋にはインナーバルコニーが。

念願だった「ホテル川久」での滞在。愛犬にはすこし寂しい想いをさせてしまった部分もあったけれど、それでもこんな贅沢な空間の中一緒に過ごせることは他では味わえない体験だと思います。
今回は行けませんでしたが、館内にはプールや煉瓦造りのワインセラーもあるのだとか!見どころが多すぎて1回の滞在ではすべてを体験できなかったのでまた絶対再訪したいと思います。

DATA      
ホテル川久 
所在地:和歌山県西牟婁郡白浜町3745  
アクセス <東京方面より>羽田空港から、約60分で南紀白浜空港へ。空港から車で10分。<関西方面より>新大阪・天王寺から「スーパーくろしお号」で白浜駅(2時間)白浜駅から車で10分。(白浜駅より無料シャトルバスあり)
車の場合:大阪から車で2時間30分。大阪市内から、阪神高速または近畿自動車道をへて阪和自動車道に入り終点の南紀田辺I.Cより、田辺バイパスへ。白浜に入ってからは白浜桟橋、臨海方面の標識に従い、白浜桟橋の次の信号を右折。南紀田辺ICから約14km
駐車場:宿泊者無料  
TEL : 0739-42-3322(受付時間])9:00~18:00
注)宿泊できるわんちゃんは客室 1 室あたり 3 匹まで。 ※10kg 以上の犬は 2 匹まで、30kg 以上の犬は 1 匹のみ。 2 匹以上を同伴の場合は、2 匹目より 1 匹につき 12,100 円(税・サービス料込) の追加料金が加算されます。狂犬病注射やワクチン接種など諸条件をクリアした犬で、同意書にサインをいただけた場合のみ利用可能です。    
 公式サイト:ホテル川久
(こちらは2023年10月17日に宿泊した時点での情報です)

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