雨季真っ只中のタイですが、先日久しぶりにプーケットに行ってきました!南国タイの雨季(5月〜10月)はお天気が不安定。天候に左右されることが多いビーチリゾートですが、バンヤンツリープーケットのプライベートプール付きビラで、のんびり快適に過ごすことができました。
実はプーケットのヘビーリピーターの筆者ですが、バンヤンツリープーケットを利用するのは3度目。プーケットではお気に入りのリゾートの一つなんです。
日本人のハネムナーにも人気のバンヤンツリープーケット。2022年8月の最新の滞在の様子をご紹介しましょう!

バンヤンツリーホテルの特徴とは?
バンヤンツリーは、シンガポール系のラグジュアリーホテルブランドで、第1号店は1994年にプーケットで誕生しました。世界各地に30カ所近いホテルがあります。実は日本でも、京都で日本初のバンヤンツリーホテルの開業が2024年に予定されています。
バンヤンツリーといえば、世界で初めてビラスタイルのスパを始めたことでも有名です。
専門のアカデミーで300時間もの研修を受けたセラピストによるスパは、バンヤンツリーホテルの最大の特徴の一つ。私はスパが大好きなので、宿泊せずにスパだけを利用することもあります。

バンヤンツリープーケットの位置
プーケットというと、特に観光客の方には、パトンビーチ、カロンビーチ、カタビーチなどが有名なのではないでしょうか。でも、プーケットには30以上ものビーチがあって、あまり知られていない穴場のビーチもあるんですよ。

バンヤンツリーがあるのは、プーケット国際空港から車で約30分のバンタオビーチというプーケット島の北西にある長いビーチのそばです。バンヤンツリーホテルグループが開発した「ラグーナプーケット」という広大な敷地を持つリゾートコンプレックス内にあります。バンヤンツリーホテル以外に、アンサナホテル、デュシタニホテル、最近オープンしたSAiiホテルなど、5つ星級のリゾートホテルやラグジュアリーな別荘がたくさん集まっていて、プーケットのハイエンドなエリアです。
ラグーナプーケット内は、無料のシャトルバスやシャトルボートで自由に行き来して、敷地内の他のホテルの施設も利用できるため、充実した滞在が楽しめます。

プール付きのプライベートビラに到着
プーケット空港からタクシーに乗ってホテルに到着。ホテルの前の大きなバンヤンツリー(ガジュマルの木)に迎えられます。
オープンエアの広々としたロビーでチェックイン。レモングラスのいい香りがする冷たいおしぼりとバタフライピーのアイスティーがサービスされます。

チェックインが終わるとバギーに乗って宿泊用のビラに案内してくれます。広大なホテルの敷地をどう走ったのかわからないまま、ビラに到着。敷地の広さにきっと驚くことでしょう。ちなみに、バンヤンツリープーケットは、全室がプール付きのビラなんです!
ビラはタイ建築風のデザインで、一軒ごとに塀に囲まれ、門があります。何だか自分専用の別荘みたい。門を入るとトロピカルなプール付きの庭。気分が上がる瞬間です。

タイの伝統美を散りばめた寝室
門からさらに奥にある玄関のドアを開くと、すぐにベッドルームと居間があって、居間の窓からはプールのある庭が見えます。
チーク材を使った落ちついたインテリアは東南アジアらしさ満点。ベッドのそばにはタイらしい絵画が飾られています。
ホテル内のインフォメーションやルームサービスのメニューなどは、全てテレビに表示されるようになっていました。クラシカルな雰囲気でも、設備は最新のものに常にアップデートされていて、とても快適です。


たっぷりスペースを使ったバスルーム
居間からさらに奥にはバスルームがあります。たっぷり採光されて、とても広いバスルームです。洗面とクローゼットは2つに分かれていて、2人でお互いにスペースを気にせずに洗面台が使用できます。
アメニティは全てバンヤンツリーオリジナル。スパリゾートらしい品質のよいシャンプーやボディソープもお気に入りです。

さらに、リゾートらしい屋外の解放的なバスタブ。個人的に、こういうお風呂は、夜のバスタイムよりも、昼間の方が非日常感があって好きです(夜は蚊も出るのでご注意を・・・)。青空を見上げながら、南国らしい露天風呂気分が味わえます。
あと、バスルームにも庭に出られるドアがあって、これが地味に便利でした。プールで一泳ぎしたあと、リビングルームを通らず、シャワールームにダイレクトに行けるからです。

広いリゾート内で必須の自転車
バンヤンツリープーケットでチェックインしたら、すぐに手配してほしいのが自転車と地図。リゾートの敷地はとっても広いので、食事やビーチやスパに行くにも相当歩かなければなりません。バギーを呼んで迎えに来てもらってもいいのですが、呼んでから来るまで10分くらい待つこともあるので、ちょっと不便です。

リゾート内のウェルネスセンターでは、自転車を無料で貸してくれます。これさえあれば、いつでもどこでもすぐに移動できるので、とても便利です。自転車で風を切って移動するのも爽快な気分ですよ。地図はホテルの案内のQRコードから読み込むか、フロントレセプションでもらうこともできます。

バンタオビーチはリゾートの目の前
バンヤンツリープーケットは、バンタオビーチ沿いにあって、リゾート内からビーチへは簡単にアクセスできます。自転車に乗って、ビーチの連絡口に行きましょう。道路を渡ればすぐに海が見えてきます。ビーチには、ホテル専用のビーチチェアも用意されています。
ただ、雨季(5月〜10月ごろ)のプーケットは波が高くなって、遊泳禁止になります。無理に泳いで水難事故で亡くなる人も多く、とても危険です。お天気も変わりやすいので、晴れていてもあっという間に雨雲が来て、一雨降ったらまた太陽が顔を出すということもよくあります。ですから、雨季のプーケットでは、雨が降ってきてもすぐに避難できるプールで過ごす方が、便利だし安全なんですよ。

バンヤンツリーといえばスパ
私がバンヤンツリーをリピートしている最大の理由は、スパを楽しみたいからです。とにかくセラピストのクオリティが高くて、いつも期待通りの満足感が得られるので、もう何年もリピートしています。
スパの一番おすすめメニューは、バンヤンツリースパのシグネチャーでもある「ロイヤルバンヤン」。フットバス→ボディスクラブ→ボディマッサージ→フェイススクラブ→フェイスマッサージの2時間30分の贅沢なパッケージです。料金は10,500B(税金・サービス込み)なので、日本円だと40,000円ほど。
スパ専用のビラは、宿泊ビラと同様の一軒家風。トリートメントルームの壁はすべて大きな窓になっています。窓の外にはトロピカルガーデンがあって、南国の緑に囲まれながらのトリートメント。技術も接客も素晴らしくて最高です。「バンヤンツリーといえばスパ」といわれるほどなので、是非ともスパを体験してほしいと思います。

ウォーターフロントでの朝食ブッフェ
朝食は、ウォーターフロントというレストランでいただきます。ホテルの敷地内にある湖のようなラグーンのそばにあります。メニューの種類は、和洋中に加え、タイ料理やプーケット郷土料理まであり、目移りしてしまうほどです。ウェルネスを意識したリゾートらしく、サラダやシリアル類も豊富にそろっていました。もちろん、スパークリングワインもありますよ。

1日目は屋外のテラス席に座りましたが、テーブルに料理用カバーが置いてあって感心しました。というのも、リゾートでは、料理を置いて席を立っている間に、野生の鳥が来て料理を食べてしまうことがよくあるからです。カバーが置いてあれば、安心して席を外して料理を選ぶことができます。
2日目は屋内の席でプーケット名物のカノムチーン(カレー素麺)の朝食。プーケットには中華系タイ人が多く、朝食の点心も名物なんですよ。あれこれ選べて満足でした。

ホテル周辺にもたくさんのレストランが
バンヤンツリープーケットには、ホテル内にタイ料理レストラン「サフロン(Saffron)」と創作料理レストラン「ヴェヤ(Veya)」などがあります。ヴェヤは最近できたばかりのヘルシー料理のレストランで、今回私はずっとここで食事をしていました。

ほかにも、ラグーナリゾート内のホテルは、シャトルサービスで行くことができるし、食事料金を部屋付けにすることができるので、選択肢が広がります。コンビニや医療クリニックも敷地内にあるので便利です。
また、ラグーナプーケットを一歩出ると、「ボートアベニュー」や「ポルト・ド・プーケット」というコミュニティモールがあり、たくさんのレストランがずらりと並んでいるので、食事の選択に困ることはまずないでしょう。
今回はわずか2泊の滞在でしたが、雨季にもかかわらず晴れた日が続いて、とても気持ちよく過ごすことができました。次回のプーケット滞在も、また利用したいです。

バンヤンツリープーケットの予約はこちらから!
DATA バンヤンツリー プーケット(Banyan Tree Phuket) 所在地:33, 33/27 Moo 4, Srisoonthorn Road, Cherngtalay, Amphur Talang, Thailand 公式サイト:バンヤンツリー プーケット
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