緊急事態宣言延長決定しました。今度は9月末まで!対対象地域は北海道・東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・茨城県・栃木県・群馬県・静岡県・岐阜県・愛知県・三重県・京都府・滋賀県・兵庫県・広島県・福岡県・沖縄県の19都道府県。
なお、宮城県と岡山県は、緊急事態宣言延からまん延防止等重点措置に移行。現在、まん延防止等重点措置が適用されている12県のうち富山県・山梨県・愛媛県・高知県・佐賀県・長崎県の6県は解除されています。
詳しい最新情報は下の記事は「緊急事態宣言延長決定9月30日まで19都道府県・速報」に書かせていただいたので必ずお読みください
わずか5日で緊急事態宣言が21都道府県に拡大!
8月20日からまん延防止等重点措置に加わったばかりの県が、わずか5日間で緊急事態宣言に切り替えられたりと、まさにドタバタの様相を見せている新型コロナウィルス感染防止策。
これまで政府の緊急事態宣言延長などの判断は、期間終了予定日ギリギリでしたが、ここ最近の2回の延長や追加は、余裕を持ったスケジュールで行われていました。
しかし、今回は違います。たった5日間で切り替えるなんて、驚き!
全国一斉に緊急事態宣言にできない理由は?
自分の住んでいる場所が緊急事態宣言に戻ったり、まん延防止等重点措置になったり、出張先や旅行先、帰省先の状況が変わったりと、何が何だかよくわからなくなってきた、という人も多いでしょう。
ええい、面倒だな!全国一斉ならわかりやすいのに!と思いがちですが、福井県や鳥取県のように新規感染者数が減少している自治体もあり、経済活動が滞ることを極力抑えるために、こういった細かい措置が取られているとも言えます。まずは正確に把握しておきましょう。
自宅で重症化、死亡する方の対策を強化する動き
今回は特に感染拡大が報告されている「デパ地下」を含む百貨店などの商業施設などに知事からの発令により、対策の要請を求めるなどの方針が示される模様。政府は外出の半減を目指しながら、重症患者や入院することが難しくなっている中等症患者への対策を投じていく方針です。
既に感染拡大が著しい自治体では、これまで新型コロナウィルス患者の受け入れをしてこなかった病院にも協力を要請し、正当な理由がない場合、病院の名前を公表するなど強い態度にでていますが、新型コロナウィルス感染症だけが病気ではなく、通常のけがや病気で入院している方の対応がおろそかになることや、院内感染を心配する病院関係者の声が報道されています。
緊急事態宣言21都府県 9月12日まで
緊急事態宣言の発令は政府が行うものの、各都道府県により感染防止策が多少異なります。各都道府県項目に明記した自治体の公式ホームページで、お住いのエリアの制限措置を確認するようにしてください。
東京都
東京都は8月25日、新型コロナウイルスの感染者が新たに4228人認められました。5000人は超えない日が増えてはきたものの、まだまだ平日は4000人台と、緊急事態宣言解除までにはほど遠い数値。現在入院している重症患者数は277名とこちらも過去最高値を更新しています。
東京都では8月27日(金)から渋谷区立勤労福祉会館2階に東京都若者ワクチン接種センターを開設。やっと出た新たな対策は喜ばしいことですが、新型コロナウィルスのワクチンは副反応のある人も多く「遊びに来たついでに」受けられるものではなく、接種した足で遊びに行けるようなものでもありません。そんな理由から場所の選定に疑問の声も上がっています。また、なぜ若者に限定するのか?40歳以上の未接種者は接種できないのか?などもっともな声も聞かれています。
とはいえ予約が取れずにいた渋谷に住まいや勤務先が近い方は大きなチャンス!
詳細は東京都福祉保健局の公式ホームページをチェック⇒東京都福祉保健局
◆東京都新型コロナウィルス感染防止策掲載ページ⇒東京都防災ホームページ
沖縄県
沖縄県では8月25日の1日で新たに800人を超える新型コロナウイルス感染が確認されました。1日あたりの新規感染者数は8月19日の768人を上回る最多を更新。
人口10万人当たりの感染者数は308人で、沖縄県は全国ワースト1位。しかし海外旅行ができない今、沖縄県へやってくる観光客は自粛を呼び掛けても留まることはなく、県はPCR検査を受けての来島を強く呼びかけています。
◆沖縄県⇒沖縄県公式ホームページ
埼玉県
埼玉県内では8月25日、1日の新型コロナウィルス新規感染者数が新たに1614人確認され、水曜日の計測としては過去最多となりました。クラスターも多く、大宮双愛病院のクラスターは25日時点で計40人、陸上自衛隊大宮駐屯地のクラスターは25日時点で隊員が計53人に上っています。
◆埼玉県⇒埼玉県公式ホームページ
千葉県
8月25日、千葉県では1日1452人の新規感染が判明。1日に1000人を超えるのは14日連続で、収まる様子がありません。
千葉県は特に医療現場のひっ迫は崩壊に近く、千葉県市川市では2軒の痛ましい事件がニュースで報道されています。一つは自宅療養中の60歳台の患者の容体が急変。救急車で運ばれたものの30以上の医療機関から搬送を断られ、4時間後にやっと受け入れてくれた病院で死亡が確認されたというもの。また、先にニュースで大々的に報じられた、感染者の妊娠8カ月の女性が入院先が見つからないまま自宅で出産し、赤ちゃんが死亡した事件も同じく千葉県市川市で、9か所以上の医療施設から断られたことがわかっています。
◆千葉県⇒千葉県公式ホームページ
神奈川県
神奈川県内では8月25日、1日で2304人の新型コロナウイルス感染が確認されました。前週の水曜日と比較すると283人増加し、週末にかけての増加が心配されます。
神奈川県に関しては自宅療養中の患者の死亡が2名24日の1日で報告されていて、この2名を含め同日に9名が新型コロナウィルス感染症で亡くなっています。なお、横須賀海上自衛隊のクラスターは46人に。
◆神奈川県⇒神奈川県公式ホームぺージ
大阪府
8月25日、大阪府では新たに2808人の新型コロナウイルス感染が確認され、8月20日の2585人を上回り、過去最多を更新しています。
ただし朗報も。大阪府は25日、医療型宿泊療養施設「大阪府ホテル抗体カクテルセンター」の運用を8月26日から開始すると発表。また吉村知事は、定例記者会見で、抗体カクテル外来診療病院の準備も進めており、準備が整い次第スタートすると発表しています。トランプ元大統領が使用して劇的な回復を見せた抗体カクテル。大阪でどんな成果が発表されるか期待して待ちたいところ。
茨城県
茨城県では8月25日、新型コロナウイルス感染者が県内で1日に275人確認されたと発表。2名の患者が死亡しています。県内の感染者は累計19142人、死者数は182人に。県庁所在地である水戸市では37人が確認され、過去最高値を更新しています。
◆茨城県⇒茨城県公式ホームページ
栃木県
栃木県は8月25日、1日で220人の新型コロナウイルス新規感染者が確認されたと発表。水曜日の感染者数としては最多。また、東武宇都宮百貨店の地下食品売り場で8月13日から23日にかけて合計6人の感染が確認され、8月25日から地下食品売場を休業。消毒作業と地下食品売り場勤務の従業員へのPCR検査を行うと発表しています。
◆栃木県⇒栃木県公式ホームページ
群馬県
草津温泉、伊香保温泉など全国的に有名な温泉地を抱える群馬県。お盆など夏休みの旅行者の流入などもあり、感染者数がなかなか低下しません。8月25日は新たに254人の陽性が判明。
新学期が始まることと、10代の学生、それ以下の児童への感染の可能性もあるデルタ株の影響を考え、群馬県の学校では「登校するグループ」「オンラインで授業グループ」に分け、分散登校をし、始業式から9月12日まで経過観察。部活動は緊急事態宣言明けが予定されている9月12日まで休止しています。
◆群馬県⇒群馬県公式ホームページ
静岡県
静岡県では8月25日、新たに過去2番目に多い638人の新型コロナウイルス感染者数を確認したと発表。
川勝知事は8月24日の定例会見で、入院をしなくても患者に酸素投与ができる「入院待機ステーション」の整備を進める計画があると明らかにしています。また宿泊療養施設内で「抗体カクテル療法」が行えるよう、医療態勢を整えているとの発表も行っています。
◆静岡県⇒ふじの国静岡県公式ホームページ
京都府
京都府は8月25日、1日で新たに531人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表。また、京都府内で新型コロナの重症患者を受け入れている医療機関が8月23日、共同メッセージを出すほど、京都府では現在、医療現場がひっ迫し始め、新型コロナウィルス感染患者だけではなく、重篤な病気や怪我の緊急手術の医療スタッフの人数も避けない状態になることを府民に訴えています。
緊急事態宣言の間は多くの観光施設が休業要請に協力しています。府民の府内の行動だけではなく、観光客が常にやってくる府だけに、来府に関しても強く自粛をお願いしたいものです。
◆京都府⇒京都府公式ホームページ
兵庫県
兵庫県は8月25日、過去最多と同じ1088人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表。県内では伊丹市のレストランの従業員、県立高校運動部では10代の生徒が7人、製造工場の従業員11人の3件のクラスターが報告されていて、まだまだ感染拡大が予想されます。
◆兵庫県⇒兵庫県緊急時用トップページ
福岡県
福岡県は8月25日、1日の新たな新型コロナウィルス感染者が1094人確認されたと発表。1日当たりの新規感染者数が1000人台となったのは3日ぶり。最近の対策として8月24日から、福岡市と北九州市では千葉県で起きた新型コロナウィルス患者の女性が入院できず自宅で出産し、赤ちゃんが死亡してしまった事件を受け、ワクチン接種を妊婦に対して優先的に接種することを決定。
◆福岡県⇒新型コロナウイルス感染症ポータルページ
まん延防止等重点措置から緊急事態宣へ移行(8月27日~9月12日まで)
北海道
8月25日、北海道内で新たに1日で568人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。
まん延防止等重点措置で感染防止対策を取っていた北海道でしたが、札幌市のすすきのには、週末になると観光客や地元の人が繰り出す姿が多くみられ、20時以降に営業する店も多数あります。
鈴木知事は、8月24日に西村経済再生相と電話で話し、緊急事態宣言の発令に際し、他県では県全土での制限となるものの、北海道は広く、感染拡大が見られないエリアもあり、地域の感染状況に応じて措置を変えられる裁量を与えてほしいと伝えたと明らかにしています。
そのため北海道は全土で緊急事態宣言の同一の制限は投入せず、感染拡大が著しい札幌市・小樽市・旭川市・石狩地方の10市町村に酒類を提供する飲食店の休業を要請する方向です。酒類を提供しない飲食店や大規模商業施設の営業時間は20時までの時短営業を要請。
その他詳細は8月26日以降に決定するとのことで、北海道の公式ホームページで最新の情報を確認するようにしてください。
北海道⇒北海道公式ホームページ
宮城県
宮城県は8月25日、新たに301人が新型コロナウイルスに感染したと発表。これは宮城県全体で最多の数値。
宮城県は8月に入ってから感染者が急増。病床使用率は80%を超える状況が続き、8月20日からまん延防止等重点措置が適用されました。宮城県は仙台市を対象地域にしたものの、感染拡大は止まらず、1週間で県全域を対象にできる緊急事態宣言に切り替えたことになります。また、仙台でだけではなく他の市でも少しずつ感染が広がっているため、切り替えの良いタイミングになったともいえるかもしれません。
岐阜県
岐阜県は8月25日、新規感染者数が1日で382人確認されたと発表。過去最多の数値を更新した8月24日と同じ数値です。
まん延防止等重点措置が適用され、8月20日から15市町の飲食店等に対し、営業時間短縮などの要請を行っていましたが、感染者数が減少に転じることはなく、緊急事態宣言の自治体に追加された形です。岐阜県の公式ホーページには早々に緊急事態宣言の新たな制限が掲載されているので、お住まいの方は確認しましょう
岐阜県⇒岐阜県公式ホームページ
愛知県
愛知県ではまん延防止等重点措置の適用エリアに制限をかけていましたが、ほぼ効果はなく、8月25日、1811人の新型コロナウィルス新規感染者が確認されました。これは8月24日の1614人を上回る過去最多の人数となります。
愛知県で感染者数が1000人を超えるのは8日連続。特に名古屋市は654人と半分以上を占め、過去最多。
愛知県の軽症のホテル療養者は現在のところ380人ですが、さらなる感染拡大に備え、名古屋市に262室のホテルの部屋を確保。さらに安城市に143室を確保しました。
三重県
三重県は8月25日、新たに431人の新型コロナウイルス感染が認められました。
8月20日からまん延防止等重点措置に加わったばかりの三重県。17日に措置対象追加と発表されたころは、100人を超えての適用でしたが、8月22日に432人の新型コロナウイルス感染が明らかになり、6日連続で過去最多を更新とあっという間に悪化の一途をたどります。そして伊勢市では高校の運動部でクラスターが確認されました。
緊急事態宣言への切り替えで、この急激な感染拡大を縮小に向かわせることができるのか注目です。
滋賀県
滋賀県は8月25日、新たに県内で220名の新型コロナウイルス感染が認められたと発表。
まん延防止等重点措置でも感染拡大に歯止めがかからず、病床の使用率は91%に到達。県内の状況だけではなく京都や大阪など近隣の県が緊急事態宣言を出していることもあり、8月24日に三日月知事が政治にまん延防止等重点措置から緊急事態宣言の切り替えを要請しました。
滋賀県の新たな対策としては、自宅療養者のための「見守り観察ステーション」の開設が計画されているとのこと。
滋賀県⇒滋賀県公式ホームページ
岡山県
8月25日の岡山県内の1日の新規感染者は302人。8月18日の307人に次ぎ、過去2番目の数値に。
わずか5日での緊急事態宣言の切り替えは、知事側からではなく政府から要請されたもの。岡山県は8月24日に県内の感染状況を国の指標で最も厳しいステージ4に引き上げたばかり。ピンとこないという人もいるかもしれませんが、同じ緊急事態宣言発令の県である茨城県、栃木県、広島県より新型コロナウイルス10万人当たり感染者数は上位にいます。
広島県
広島県は8月25日、新型コロナウィルスの新規感染者数が新たに354人認められたと発表しました。まん延防止等重点措置の適用からわずか5日間で緊急事態宣言に切り替わった形ですが、新規感染者数がステージ4の指標を大きく超えるなど感染拡大に歯止めがかかりません。
広島県は8月26日には宿泊療養施設が満室になる見込みで、軽症者と無症状者は自宅療養となる可能性があり、医療提供体制は危機的状況と発表しています。
広島県⇒広島県公式ホームページ
まん延防止等重点措置13県
緊急事態宣言に準ずる新型コロナウィルス感染症防止策を行うまん防ことまん延防止等重点措置にも追加が決定しています。まん延防止等重点措置は政府が対象都道府県を決めるものの、県全体が対象になるわけではありません。エリアと感染予防措置は各自治体が決定するため、同じ県内であっても感染予防策が異なる場合があるので、必ず住んでいる自治体の公式ホームページで感染対策のための制限や、変更点を確認しておきましょう。
福島県
8月12日に1日の新規感染者が211人という最高値を出すなど、感染拡大が続いているため継続してまん延防止等重点措置を延長。帰省した人からの感染も多く、新型コロナウィルス感染症に対応する病院がそんなに多いわけではない中で医療従事者の感染のニュースも。県内では独自の非常事態宣言も発令中
石川県
石川県は8月16日に新たに4件のクラスターを確認したと発表。病床使用率もステージ4相当となり、感染者の累計は6309人に。
石川県⇒石川県緊急時トップページ
富山県
まん延防止等重点措置初適用となった富山県。8月16日は1日の新規感染者数は過去最多の77人に上りました。帰省者などの人流が増えたのではないかと県内の専門家はコメントしています。
富山県⇒富山県公式ホームページ
山梨県
県がまん延防止等重点措置を申請したのではなく、政府からの判断で適用となった山梨県。長崎知事は「ニュースを見た人からの電話で初めて知った」とコメントしています。山梨モデルなど独自の防止策を取っていたものの、今後は外出の自粛なども県民に要請していく方針です。
山梨県⇒山梨県公式ホームページ
香川県
香川県は8月17日、県外在住の7人を含む83人の新型コロナウイルス感染者数を確認。病床使用率も52.1%となり、ステージ4に該当していることからまん延防止等重点措置を適用することに。対象地域は新規感染者の約8割を占める高松市となる模様。
香川県⇒香川県公式ホームページ
愛媛県
愛媛県は8月17日、79人の新型コロナウイルス感染を確認。松山市では飲食店クラスターもあり、なかなか感染拡大が止まりません。また独自の対策で8月末まで酒類を提供する飲食店に対する営業時間短縮要請を行っていましたが、延長される予定です。
愛媛県⇒愛媛県公式ホームページ
熊本県
8月13日に1日の新規感染者数が207人。まん延防止等重点措置の間、飲食店の営業時間短縮などの対策を要請しているものの、感染拡大は止まることはなく、そのまま延長に。
熊本県⇒熊本県公式ホームページ
鹿児島県
鹿児島県へのまん延防止等重点措置の適用は鹿児島側からの要請ではなく、政府が主導したもの。世界自然遺産に登録された奄美大島・徳之島など離島での感染拡大の懸念などから早めに動いた可能性も。
鹿児島県⇒鹿児島県 緊急時暫定版トップページ
新たに追加!まん延防止等重点措置8月27日~9月12日
初めてまん延防止等重点措置の適用になった自治体もあり、飲食店や商業施設、適用されるエリアなどの境目など、県民への周知、対象エリアの協力体制が重要になります。お住いのエリアが適用対象か否か、自治体の公式ホームページを確認の上、行動するようにしましょう。
高知県
直近7日間の新規感染者数が520人と、前週の181人と比較し約3倍に増加した高知県。8月24日夜に政府から、まん延防止等重点措置を高知に適用する方針だという説明があり、県は「国の判断を重く受け止め対応したい」と表明。初めてのことなので、重点措置の対象となる地域の絞り込みや、具体的な制限措置の内容は協議中。徐々に決まっていくこともあり、注意が必要です。
佐賀県
佐賀県の山口知事は8月24日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請。佐賀県は特に唐津市での感染拡大が著しく、唐津保健福祉事務所管内では、7日間の人口10万人当たりの新規感染者数は約250人と、東京都を上回るという衝撃の報告をしています。
佐賀県はこの夏、大雨による洪水など災害も多く、感染防止策を投じながらの復興作業や、今後の大雨対策をしなければならない厳しい状況です。
佐賀県⇒佐賀県公式ホームページ
長崎県
長崎県内は初めて、まん延防止等重点措置が適用されることに。
中村知事は、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、8月10日には県独自に設けた感染状況のステージを、県全土に最高のステージ5に引き上げ、県独自の「緊急事態宣言」を発令。まん延防止等重点措置の適用に向けて政府との協議を続けていました。
長崎県⇒長崎県公式ホームページ
宮崎県
宮崎県の河野知事は政府に対し8月18日には、まん延防止等重点措置の適用を要請していました。宮崎県では初のことです。県内の措置の適用対象は、感染拡大が収まらない宮崎市と日向市とともに、感染が急拡大している門川町も加えるとし、今後も対象エリアが加わる可能性があります。
宮崎県ではこれまで飲食店では19時まで酒類の提供を許可していましたが、対象となるエリアでは終日酒類の提供を行わないよう求めます。
宮崎県⇒宮崎県公式ホームページ
緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の違いは?
未だに緊急事態宣言とまん延防止等重点措置がわからないという人の多いと思います。違いは感染状況で判断されること。
感染状況がステージ2からステージ3に上がった時➔まん延防止等重点措置を検討
感染状況がステージ3からステージ4に上がった時➔緊急事態宣言を検討
それぞれ発令する場所、制限決定場所が違う
緊急事態宣言
発令:政府から都道府県に発令される
エリアや期限:政府が決定
制限内容:感染対策や制限内容は都道府県単位で決定
制限区域:都道府県全体
まん延防止等重点措置
発令:政府から都道府県に発令される
エリアや期限:都道府県が決定
制限内容:感染対策や制限内容は都道府県で決定
制限区域:県内の特に感染状況が悪い市町村などの自治体単位
一番気になる飲食店の飲酒の違い
皆さん、実のところ、一番気になるのはコチラではないでしょうか…8月31日まで、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の都道府県やエリアにお住まいの方は、一番冷えたビールが美味しい季節を制限下で過ごすこととなり、ビアガーデンや屋外での飲酒は非常に厳しい状況に。
緊急事態宣言⇒飲食店での酒類提供は禁止。休業協力を依頼
まん延防止等重点措置⇒都道府県がそれぞれ人数、時間などを各自治体が決め条件付きで飲酒可能
緊急事態宣言&まん延防止措置の制限確認は住んでいる自治体へ
緊急事態宣言もまん延防止等重点措置も、若干違えども、発令や適用は同じ政府であっても、感染予防策や制限は各都道府県が決めています。該当エリアに在住の皆さんは、居住している自治体の公式ホームページを確認のこと。
旅行はどうすればいい?
8月31日以降の旅行の予約を取っていた人も多いのではないでしょうか。
沖縄県や北海道の公式ホームページでは、旅行を自粛するよう呼び掛けています。しかし、家庭の事情などでどうしても規制しなければならない人もいることでしょう。
特に沖縄・北海道旅行を考えている人にぜひ利用していただきたいのが、政府のモニタリングPCR検査。
な、なんと無料です!
滞り気味のワクチン接種も希望する方は不足分が入ったら接種し、ワクチン接種を希望されない方も、希望するけれども未接種で旅行したい方も、これなら安心。「旅にPCR検査」は向かう土地への愛情です。
ピーク時の予約はキャンセル料金が高い…だからキャンセルできないという方は、旅のプランをおこもり旅行に切り替えて、ゆっくりホテルや旅館で過ごしましょう。
今しか持てない静かなひと時となるでしょう。
わいわい賑やかに食べ歩きをしたり、混雑する観光地で遊んだり、花火大会を楽しんだり…そんな日がやってきます!その日を夢見て、今は先の旅行を計画したり、マイレージを貯めてみたりしながら、準備を始めましょうね!