オーストラリア人の性格とは?日本人が驚くオージーあるある10選

Mayumi Iwasaki

フォトグラファー&トラベルライター

カンガルーが駆け巡る雄大な大陸、コアラのいる美しい大自然、温暖な気候にマイペースで大らかな人々…そんな漠然としたイメージを持たれる方も多いオーストラリアですが、旅行で訪れた際、日本では想像できないようなカルチャーショックを受けることが度々あります。

今回は在住者である筆者が思う、旅行者に知っておいて欲しい「オーストラリア&オーストラリア人(オージー / Aussie)あるある10選」をご紹介します。
この記事を読んで、オーストラリアを訪れた際はオージー文化にどっぷり使って楽しんじゃいましょう。

①フレンドリーで大らかなオーストラリア人(オージー)

温暖な気候と自然豊かな土地柄、陽気で大らかな印象を持たれがちなオーストラリアの人々。
実際には冷涼な地域もありますし、国全体が緑豊かな大自然に囲まれているという訳ではありませんが、フレンドリーで気さくな人が多いのは事実です。筆者が重い荷物を運んでいる時、道行く人に「大丈夫?手伝おうか?」と声をかけられたことは何度もあります。

オーストラリア人の性格とは?日本人が驚くオージーあるある10選

カフェやレストラン、スーパーやショップなどでも、フレンドリーに話しかけてくる店員さんも多いです。
ネイルやヘアメイク、着ている服を褒めてくれるのはもちろん、スーパーなどでレジ待ちをしている際、レジ係とお客さんの話が盛り上がりすぎて、後ろに長蛇の列ができることもしばしば。
そんな時でも他の列の人達は誰も気にせずのんびり並んでいるのは、度々目にする光景です。

②英語が流暢でない人が多い多民族・多文化国家

「人口の約半数(49%)が海外生まれか、どちらかの親が海外生まれ」と言われるほど移民の数が多く、他民族・多文化国家と言われるオーストラリア。
筆者の友人の中にも両親や祖父母の代でオーストラリアに移り住んで来た人も多いです。
特にシドニーなどの都市部ではヨーロッパ系だけでなく、アジア系や中東系など様々なバッググラウンドを持つ人々が暮らしています。

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公用語の英語を第一言語としていない人が多いせいか、街を歩くと英語で会話をしていない人達とすれ違うことも度々あります。そのせいか、オーストラリアでは英語が話せない人にも寛容なので、多少英語が通じなかったとしても身振り手振りを加え、臆さずどんどん話しかけてみましょう。きっと親身なって対応してくれますよ。

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マーケットのフード屋台も多国籍

様々な国のローカルな料理が食べられるというのも、また多文化な国ならでは。
中華やタイ、ベトナム料理などのアジア系は、もはや定番のファストフードですし、寿司やラーメンなどの日本食も大人気です。
日本ではまだあまり馴染みのないトルコ料理やギリシャ料理、レバノン料理やモロッコ料理などもカジュアルに楽しめ、マーケットの屋台も出ているほど。
オーストラリアで多国籍料理にトライしてみるのもありですね。

③メニューに写真がないのでSNSをチェック

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日本から訪れる旅行客によく指摘されるのが、「オーストラリアのレストランのメニューはわかりにくい」ということ。
オーストラリアのカフェやレストランのメニューには、基本的に写真付きのものはありません(屋台やフードコートでは写真があることも)。ただでさえ慣れない海外旅行で全く想像がつかない料理をオーダーし、食べたくないものが出てきたら悲しいですよね。

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そんな時筆者がオススメするのは、インスタグラムやGooglemapなどのソーシャルメディア。
時期によっては同じメニューが食べられないこともありますが、写真でどんな料理なのか想像しやすいですし、店員さんに写真を見せてオーダーすることもできます。

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最近ではスマホでテーブルからQRコード・オーダーができるお店も増えてきたので、ウェブ上の写真でメニューが確認でき、決済もスマホでできるので、それも便利です。

④スポーツ大好き(観るのも、やるのも、賭けるのも)

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早朝6時過ぎからワークアウトの人が溢れるビーチ

オーストラリアで人気の三大スポーツと言えば、英国の影響を色濃く受けた「ラグビー」と「クリケット」、そして絶大な人気を誇るオーストラリア独自の競技「オーストラリアン・フットボール」の3つ。シリーズの決勝戦が行われる日になると街中大盛り上がりで、地域によっては休日になる州もあります。

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パブの一角にはスポーツ・ベットの窓口が

因みに賭け事が大好きなオージー。競馬だけでなく、ラグビーやクリケットの試合、今年行われる連邦政府の選挙の勝敗も賭けます。パブの店内や繁華街には賭け窓口があり、スポーツベット(賭博)系のアプリも豊富。パブで仲間とビールを飲みながらわいわいスポーツに熱狂する、というのが最高の組み合わせなのかもしれません。

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毎年11月にはビクトリア(VIC)州のメルボルンでは、煌びやかな衣装に身を包んで競馬を楽しむ伝統的な「メルボルン・カップ」が行われます。
この日はメルボルンだけでなく他の地域の各レストランでもメルボルン・カップ用の特別メニューやパーティなども企画されるので、この時期にオーストラリアに訪れたらドレスアップして、レストランのイベントなどに足を運んでみてはいかがでしょうか。

⑤人の格好を気にしない。ヨガパンツ・半裸でどこへでも

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ヨガパンツはもはやオージーのユニフォーム

スポーツ大国オーストラリアでは、街を行き交う人々のワークアウトウェア着用率も高め。
お散歩中ならまだしも、ハイブランドのバッグを肩に掛け、ヨガパンツ(レギンス)で出勤する女性の姿も見かける程です。
当初お尻を出すのに抵抗があった筆者ですが、今では動きやすいヨガパンツが外出着として大活躍しています。オーストラリアに訪れたら軽やかなウェアに身を包んで、ローカルっぽく街中を闊歩してみましょう。

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街中で良く遭遇する半裸でランニングする男性達

また観光客など人が多い街中でも、上半身裸でランニングしている男性がいるのもオーストラリアあるある。
日差しが強いので日焼けが心配になりますが、汗だくでランニングしている人をよく見掛けます。
中にはビーチ近くならまだしも、街中を裸足で歩いている強者も!
数はそこまで多くはありませんが、ガラスなどで怪我する可能性もあるし、「公衆トイレに行く時はどうするんだろう?」と個人的には不思議でなりません。

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押し並べて言えるのは「誰が何を着ようが気にしない」ということ。体系がどうであれ、「自分達が着たいもの、したい格好をする」のがオージー流。
筆者の友人は「日本では年齢的にミニスカートが履きづらい」と嘆いていましたが、オーストラリアでは誰もそんなことは気にしません。着てみたいけれどちょっと恥ずかしくて着れない服がある方、是非オーストラリアに持ってきて思う存分楽しみましょう!

⑥まとめ買いでも安くないことがある

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お買い物の際、通常は1個なら$3.00、2個なら$5.00と、まとめ買いや大容量のパックの方が安くなることがありますよね?オーストラリアのスーパーあるあるの一つですが、実はまとめ買いでも全然安くならなかったり、逆に大量買いの方が高くなって損することもあります。

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特に有名なのがファーマーズ系スーパーの「ハリス・ファーム(Harrisfarm Market)」。
フルーツや野菜だけでなく、2個で$5.00と大々的にプロモーションされているポテトチップスも、よく値札を見ると1個でも$2.50とあって全くお得ではありません。
ポテトチップスに関しては腐るものではないので買い過ぎでも問題ないですが、筆者は当初何も考えずに2個づつ購入していました。購入する際はしっかり値札を見るのをお忘れなく。

⑦カフェが3時に閉まってしまう

カフェ文化が盛んで、街中の至る所で美味しいコーヒーが飲めるオーストラリアですが、実はそのカフェの閉店時間が異様に早いのです。
オージーの朝は早く、出勤時間も日本より若干早め。カフェは朝6〜7時頃からオープンしているので、ほとんどのお店で3時には、遅くても4時にはクローズしてしまいます。

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3時頃と言うと、観光の合間「ちょっとコーヒーと甘いもので休憩したいな」と思う時間帯。
筆者も仕事の休憩にコーヒーを飲みたい時間帯なので、長年住んでいてもこれは地味に辛いです。比較的営業時間の長い観光客メインのカフェもありますが、「コーヒーが美味しい」と言われているロースタリー系カフェなどはサクッと閉店します。

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閉店間際になると、お客さんがいてもテーブル&椅子の片付けがスタート

また3時閉店であれば、2:30頃からテーブルや椅子を片付け始め、2:45にはエスプレッソマシンの清掃に入るのでコーヒーのオーダーがストップする、というのもオージーあるある。「3時の閉店と共に一斉に退店したい!」という店員さんのやる気さえ感じます。朝早く開店して、昼過ぎにサクッと閉店。労働者の立場で考えると、サービス残業などしないと言う点でやさしいのかもしれませんね。

⑧オーストラリアの公共交通機関は時刻表通りに来ない

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オーストラリアの電車やバスなどの公共交通機関は、日本ほど時刻表が正確ではありません。
比較的時刻表に正確な電車でさえも、電光掲示板の到着時間になっても電車が到着せず「この電車は見合わせになりました」というアナウンスと共にサラッと運休になることも時々あります。

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また時々「トラックワーク(Track Work)」と呼ばれる線路工事で、週末に電車が終日運行停止になることも。日本のように「深夜・早朝に作業してダイヤに影響を出さない」なんてことは全くしてくれません。

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バスに至っては電車よりもアバウトで、時刻表から遅れることは多々ありますが、逆に時刻表より先にバス停を通り過ぎてしまうことも。
早めにバス停に着いても「待ち合わせ」なんてことは全くしてくれません。
「まだ時間に余裕があるな」と思ってのんびりと歩いて行ったら、猛スピードでバスがバス停を通り過ぎて行ったという経験が何度もあります。

バス停にいても手を上げないとバスは止まってくれませんし、たくさん人が乗っていたら「乗車拒否」されることも多々あります。特にシティからボンダイビーチ行きの333番のバスは週末に大混雑するので、乗れない可能性があるのでご注意を。

色々問題がありそうなバスですが、バスに乗車・降車する際、運転手さんに「Hi(ハイ)!」「Thank you(サンキュー)!」と皆が挨拶したり、運転手さんによっては自分のお気に入りの曲を車内のBGMにしていたりなど、そういう適度に緩い雰囲気はオージーらしくていいんですけどね。

⑨信号機が押しボタン式

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一部シティではコロナ対策で廃止になりましたが、オーストラリアの歩行者信号は、基本「押しボタン方式」です。日本にも夜間の補助的な押しボタン式の信号はありますが、オーストラリアのものは例え昼間でもボタンを押さないといつまで経っても変わりません。
「オージーは大らかな」という話をしてきましたが、「信号のボタンを押したか押さないか」に関しては意外にシビア。なかなか青信号にならないと信号待ちの人達が方々から何度もボタンを押しまくります。信号に関しては何故かせっかちなオージーなので、押しボタン方式の信号を見たら忘れずに押しましょう。

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因みにコロナ以降衛生上の問題から、シドニーのシティ一部の信号は直接ボタンを押すタイプから、押さなくても時間が経てば信号が変わる通常の時間制に変わりました。最初からそれにすればよかったのに、という感じです。

⑩超カード社会。現金両替は最小限でOK!

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今まで様々な国を旅してきた筆者ですが、他の国と比較してもオーストラリアは有数のカード社会だと思います。レストランやカフェ、ショップやスーパーはもちろん、週末に行われるファーマーズ・マーケットや街の屋台など大抵のお店はカード決済が可能です。

オーストラリア人の性格とは?日本人が驚くオージーあるある10選

パスポートや自動車免許証の発行、郵便やクリニックの医療費などでも全てカード決済が可能なカード社会です。先日パスポートの更新で在豪日本領事館に訪れた際、現金のみの受付だったため、数年ぶりにATMで現金を下ろしてお札に触れました。
アプリも充実していて自動車免許証や保険証もスマホの中。充電が切れたらアウトですが、バッグやお財布は持ち歩かなくなりました。

オーストラリア人の性格とは?日本人が驚くオージーあるある10選

電車やバス、フェリーなどの公共交通機関も非接触型のクレジットカードで乗り降りができます。シドニーのオパールカード(Opal Card)をはじめ各地でSuicaのような交通系ICカードもありますが、旅行の際はわざわざそれを作らなくても、クレジットカードをかざすだけで自動改札を通って乗り降りが可能なのですごく便利です。

稀に現金のみ取り扱いのお店もありますが、それもほんの一部。大金を両替する必要はありません。その代わり非接触型のクレジットカードを使う機会はかなり多いので、必ずお忘れなく。

まだまだある、オージーあるある

他にも
「タクシーに1人で乗る際は助手席に座りがち」
「クリスマスやイースターなど祝日には一斉にお店が閉まりがち」
「面倒くさがり故、オージー・イングリッシュは何でも略しがち」
などなど、日本人の私たちが思わずクスッと笑ってしまう「面白あるある」もたくさんあります。

オーストラリア人の性格とは?日本人が驚くオージーあるある10選

今回ご紹介したものは旅行の際に知っておくと便利なものばかりです。オーストラリアに旅行で訪れた際は是非こちらの記事を参考にオージーの文化を理解して、ふつうの旅行客以上にローカル気分でオーストラリアを満喫してみましょう。

Mayumi Iwasaki

フォトグラファー&トラベルライター