日本三大イルミネーション認定の「あしかがフラワーパーク光の花の庭2023」が、2024年2月14日（水）まで開催されています。2023年、あしかがフラワーパークは新たに新設された「第１回インターナショナルイルミネーション アワード」において「イルミネーションイベント部門優秀ストーリー賞」全国第1位を獲得！2023～24のシーズンは『日本の四季』の全面リニューアル他、さらにパワーアップした、500万球を超えるイルミネーションを楽しめます。ファンタジーあふれる花と光の迷宮を訪れてみませんか。
全国1位に輝くイルミネーション「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」
日本一のイルミネーションを6年連続獲得している「あしかがフラワーパーク」。全国各地、海外からもたくさんの人々が訪れます。アクセスも便利で、電車なら両毛線「あしかがフラワーパーク駅」から徒歩約3分、車なら東北自動車道佐野藤岡ＩＣより車で18分で着きます。駐車場も6000台ほど収容可能です。
チケット売り場は正面入り口左手と、西ゲートにあります。
できれば楽して行きたい、という人も多いでしょう。そんな方は、あしかがフラワーパークが組み込まれたツアーも、各旅行社から発売されていますので、そちらも要チェック！
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2023年 リニューアルされたプログラムは？
リピーターの心をつかんで離さないあしかがフラワーパーク。毎年どこかしらがリニューアルしたり、新スポットが登場し、何度訪れても光の生み出すサプライズに驚かされます。
2023年から2024年にかけての「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」は、どう変わったのでしょうか？
新スポット登場！日本の四季『こころの故郷』
リニューアルどころではなかった！なんと常にめいっぱい充実した光の世界が楽しめるというのに、新スポットが登場したのです。
日本の四季『こころの故郷』は日本の四季折々の幻想と、心に灯る輝きを表現。石庭に映し出されるプロジェクションマッピングは見逃せません。
昨年2022年にリニューアル・光のバラ園も注目！
昨年2022年に全面リニューアルされた「光のバラ園」も、ここ数年訪れていない人たちにはぜひ楽しんでほしいスポット。
想像をはるかに超えるステキな空間です。 キラキラと天空から降り注いでくるような光の柱が、とにかく幻想的なのです！ 写真や動画ではうまく伝わらないのがもどかしいですが、そこは体験してのお楽しみに取っておきましょう。
リニューアルされた「光のバラ園」は、次のようなコンセプトストーリーから生まれました。
―「とある世界に宮殿がありました・・・。ゲストは列車でその世界を旅しながら色々な景色を眺め、最後は宮殿に到着。美しい宮殿を見て回ります・・・。」－ (あしかがフラワーパークブログより引用)
最大の見どころは、幅120ｍの光の壁画。花々が映し出されたり、SLが到着したり、ドラマティックな壁画に目が釘付けでした。
コンセプトの通り、光のバラ園を見て行くと、最後にミニ宮殿が目の前に現れます。白亜の宮殿の中には色とりどりのバラの花。宮殿の階段の上は、光のバラ園を一望する展望台になっています。展望台の上からは思わず「ファンタスティック！」と呟きたくなる光景を目にできますよ。
絶対に見逃せない！「奇蹟の大藤」グランドイルミネーション
こちらは「奇蹟の大藤」のグランドイルミネーション。母なる大地にみなぎるエネルギーが、キラキラと美しくパワフルなイルミネーションで表現されています。大地から水とパワーを吸い上げ、花々を咲かせ、やがて花が散ってゆく奇蹟の大藤のイルミネーションは、いのちの逞しさ・美しさを、ドラマティックに見せてくれます。
このイルミネーションがなされている樹は、樹齢150余年の「奇蹟の大藤」。あしかがフラワーパークのシンボルともいうべき樹木です。この大藤は1997年、都市開発のため、あしかがフラワーパークの前身である「早川農園」から移植を余儀なくされました。
当時、樹齢130年の大きな藤を移植するのは不可能と言われましたが、見事に成功。今では当時の15倍の棚面積に成長し、天然記念物にも指定されています。また、2019年には台風による酷い冠水被害にも遭いましたが、その危機も見事に乗り越えました。
150年の年月、幾多の困難を乗り越え、さらに成長を続ける大藤のいのちを支えるのは、天空から降り注ぐ光と雨、そして母なる大地。このあしかがフラワーパークの台地には、土壌を浄化し活力を高めるために、 250トン を超える量の炭が敷き詰められています。
こちらも昨年2022年にリニューアルしたばかり。カラフルにキラキラと、光が大地に輝き、大藤を生かす大地のエネルギーを表現しているかのようです。
あしかがフラワーパークのイルミネーションは日没前入場がオススメ！
筆者の個人的な意見ですが、あしかがフラワーパークのイルミネーションは、ぜひ、日没前に入っていただきたい！ なぜなら、あしかがフラワーパーク、オンリーワンの魅力のヒミツを垣間見られるからです。
花弁まで精密にデザインされた光の花！
たとえばこの、水連の花。明るいうちに水連と光の水連を見ると、光の花が水連を見事に再現しているのがわかります。実は、あしかがフラワーパークのイルミネーションは、パークのスタッフたちがデザインし、施工しています。スタッフたちは、この光の水連の花をデザインするにあたり、花の形容はもちろん、水連が水面からどのくらいの高さで咲くかまでも、細かなデータをとってデザインしています。
こちらは奇跡の大藤のイルミネーションの花。こちらも藤の花が咲いているときに、花びらの表情や花房の長さなど、スタッフたちが細かくデータをとりスケッチをして、デザイン・施工しています。貴重な樹木に直接取り付けるイルミネーションは、樹木を傷めないために、樹木を知り尽くしたスタッフたちが丁寧に施工しています。丁寧に取り付けられたイルミネーションの様子も、日没前なら目にすることができて興味深いです。
自然と地形を利用して生まれる壮大なイルミネーション
あしかがフラワーパークは、もともとあった自然を最大限に利用しています。夜空にかかる虹の橋や、天空を飛ぶサンタや銀河鉄道・・・初めて見たときには、どうやってこの立体的なイルミネーションを作っているのだろうと思いましたが、日没前なら、その秘密も目にすることができます。
こちらは夜空に輝く銀河鉄道と虹の橋。闇の中で見ると、本当に空に描かれているようなイルミネーションですが、実は、山の斜面や丘を利用して施工されています。
この虹の橋と銀河鉄道を、日没後に見るとご覧のとおり！まさに、天空に輝くイルミネーションです。
また、あしかがフラワーパークのイルミネーションは、水辺を利用した水鏡も見どころの一つ。この水鏡も、実はもともとこの地にあった湿地帯の池などを利用しています。作り物でない自然の水辺だから、花々と美しく調和し変化に富んだ、唯一無二の水辺のイルミネーションとなるのです。
１シーズンに3回楽しめる！3つのテーマのイルミネーション
あしかがフラワーパークのイルミネーションは、シーズン中3つのテーマのイルミネーションを行っています。咲き誇る花々とイルミネーションの競演、あしかがフラワーパークで楽しむクリスマスのイルミネーション、そしてお正月気分満載のニューイヤーイルミネーション。
3回行っても飽きることのない、充実したイルミネーションイベントとなっています。ここではこの3つのテーマのイルミネーションの見どころをご紹介します。
1.光と花のコラボレーション「光とアメジストセージの融合」
期間：10月18日～11月中旬
11月中旬までは、色鮮やかなアメジストセージやバラの花とイルミネーションの花々の競演を楽しめます。こちらはダイナミックな「うすべに藤の棚」。一面に咲き誇る赤紫のアメジストセージはすごい迫力！
2.フラワーパークのクリスマス「クリスマスファンタジー」
※11月下旬～12月下旬
11月下旬から12月下旬のクリスマスシーズンには、パーク内にクリスマスソングが流れ、サンタクロースが、あしかがフラワーパーク上空を飛び回ります。サンタクロースのそりやスノーマンなど、撮影スポットも用意されているので子どもたちも大喜び！ パーク内の各ショップには、ステキなクリスマスグッズも多く並んでいるので、プレゼントを探すのにも最適です。
3.ニューイヤーイルミネーション「光と冬咲きボタンの競演」
※1月1日～2月14日
あしかがフラワーパークは元旦から営業！
鳥居も出現し、日本のお正月の和情緒を、イルミネーションでたっぷりと楽しめます。フラワーハウスに入った可憐な冬ボタンもライトアップされます。
11月、12月とはがらりと違った雰囲気になるので、再訪しても飽きることがありません。
あしかがフラワーパークの藤がイルミネーションに
あしかがフラワーパークには、白藤のトンネル、きばな藤のトンネル、うすべに橋などがありますが、こちらもイルミネーションの花で、それぞれの美しさを再現しています。光に包まれるイルミネーションのトンネルの美しさも格別！
あしかがフラワーパークの藤は「うす紅藤 － 紫の藤 － 白藤 － きばな藤」の順番で咲いていきます。この4色の藤の花の移ろいを、壮大なイルミネーションと音楽で表現したのが、「光のふじのはな物語」。光のピラミッド側の水辺の木道からがビューポイント！
大人気のフラワーキャッスルはフォトスポット満載！
小さな子供も、大人も、ワクワクが止まらないのが「フラワーキャッスル」。
2017年に初登場以来、大人気のプログラムですが、一昨年2021年に、より華やかにゴージャスにリニューアルされました。実際に入ることができる光の宮殿の内部は、花々で埋め尽くされた夢のような空間！
階段を上ったバルコニーからの眺めも素晴らしいので、ぜひ、登ってくださいね。
昨年初登場し好評を博した「光の花手水」は、花手水と台座に、歴代のイルミネーションを表現しています。闇の中に浮かび上がる台座と花手水は、まるでひとつの小宇宙のよう。その幻想的な美しさは、インスタスポットとしても人気です。
あしかがフラワーパークのグルメスポットは？
あしかがフラワーパークには5つのグルメスポット、「レストラン・ウェステリア」「お食事処・あじさい」「スノーハウス」「テイクアウトコーナー」があります。
イルミを見ながら美味しいディナー！レストランウェステリア
ゆっくりと、ディナータイムを楽しみたい方は「レストラン ウェステリア」へ。今回私は日没前にパーク内を一回りした後、「レストラン ウェステリア」で暗くなるのを待ちながら、ゆっくり食事をしました。
ウェステリアは200名収容の大型レストランですが、感染予防対策で座席を減らしているので、ゆったりした空間で食事を楽しめます。ステキなレストラン内からは、イルミネーションもバッチリ見えました！ メニューも和食、洋食、お子様メニュー、スイーツ、ドリンク、ビールなど充実しているのでファミリーにもおすすめです。
筆者が選んだのは「下野牛のステーキ丼（1890円）」。下野牛は、和牛（父）と乳用牛（母）から生まれた交雑種の中から、霜降り、肉質、風味が優れ、肉質等級4以上のものだけを選んだブランド牛。やわらかい肉質はもちろん、ほのかな甘みとコクを感じる、さすがのお味でした。野菜もたっぶり入って、 大根おろしを使ったステーキソースがご飯と絡んで、大満足の一品でした。味噌汁と漬物も付いています。
ご当地グルメがオススメ！テイクアウトコーナー
こちらはテイクアウトコーナーの「佐野ラーメン」。実は「あしかがフラワーパーク」は佐野市から数キロの距離。ここまで来たら、佐野名物の佐野ラーメンやイモフライもぜひ味わっていただきたい！ セルフサービスなのでシェアして食べるのもいいですね。
テイクアウトコーナーのスイーツでおススメは、今年新登場した「焼き芋ドルチェ」。縦割りにした焼き芋の上にたっぷりカスタードクリーム＆ホイップクリーム、そしてフルーツが乗っています。焼き芋×カスタード×ホイップ×いちごなんて反則でしょ～！ダイエット中でも食べちゃうじゃありませんか。・・・でも後悔無し！メチャ旨でした～。
テイクアウトは屋外のテラス席の他に、ストーブも用意された風よけのある屋内スペース「フードテラス」もあるので、寒い日も安心です。
大きな暖炉があるスノーハウス
パークの南西にあるカフェテリア「スノーハウス」には、大きな暖炉があり、暖を取るのに最適なグルメスポット。温かいシチューやチーズフォンデュ、ホットチョコなどが、身も心も温めてくれます。今年はスノーハウスのメニューに「おさつチップス」が新登場！ これもまた、反則級の美味しさでした！
あしかがフラワーパークには5つの売店があります。まずメインゲートを入った場所にパークのメインショップ「花売り場」と「お土産売り場」があります。光のフラワーステージの少し先と、西ゲート近くには「オリジナルショップ」、西ゲートにも「売店」があります。11月、12月にはクリスマスグッズもたくさん並ぶので、プレゼントにも最適！
メインゲートを入ったところの「花売り場」にはキュートな鉢植えやクリスマスリースなどが、小さなものから大きなものまでたくさん揃っています。「お土産売り場」には、あしかがフラワーパークオリジナルのお菓子や、足利市をはじめとした栃木県の名店、ココファームのワインなども販売しているので、わざわざ名店やファームを訪れなくても、ここで買い物ができてしまいますよ。
あしかがフラワーパークはベビーカーや車いすもOK!
あしかがフラワーパークのイルミネーションは、フラワーキャッスルの部屋の中などの一部を除き、大部分のエリア・見どころがバリアフリー対応。ベビーカーや車いすでも楽しめます。車いす用駐車場は正面ゲート右手に5台。正面エントランスでは、先着順・無料で車いすの貸し出しも行っています。ベビーカーの貸し出しはないので、必要な方は持参してくださいね。
バリアフリートイレは、正面ゲート駐車場に1か所、園内に5か所完備されています。授乳室は正面ゲートに1か所、ベビーベッドがある小部屋があります。給湯器は無いのでご注意ください。
あしかがフラワーパークのイルミネーションのコンセプトは「地球や宇宙、環境の大切さ」。花を知り尽くしたスタッフ自らデザインし、自然の地形を利用し、樹木を傷つけないように、スタッフたちの手で夏の時期から長い時間をかけて取り付けられていくイルミネーションは、単に「きれい！」だけで終わらない感動を呼び起こしてくれるでしょう。
DATA あしかがフラワーパーク光の花の庭2023 所在地：栃木県足利市迫間町607 電話：0284-91-4939 ■開催期間：2023年10月18日（水）～2024年2月14日（水） ■開催時間：15：30～20：30（土日祝日は21：00まで）※点灯は16：30～17：00頃 ※2023年11月3日（金）～2024年1月8日（月）は平日 21:00、土日祝日 21:30まで営業（予定） ■入園料金：大人 1,300円 子供 700円（子供は4歳～小学生まで） ■休園日 ：期間中は2023年12月31日（日）のみ アクセス：＜電車＞JR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」より徒歩3分＜車＞東北道佐野藤岡ＩＣより車で18分 公式サイト：あしかがフラワーパーク光の花の庭2023特設ページ
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