スペイン第2の都市で、地中海を臨むスペイン最大の港湾都市「バルセロナ(Barcelona)」。歴史的な旧市街と格子状に配置された新市街、その街を彩る世界遺産のガウディ建築と美しいビーチが隣接し、アートや文化、美食も楽しめる人気観光地です。
そんなバルセロナの魅力を余すところなく堪能できる、3日間のモデルコースをご紹介します。
バルセロナはどんな街?
バルセロナ(Barcelona)はスペイン北東部の地中海沿岸に位置し、スペインでは首都マドリードに次ぐ第2の都市です。スペイン自治州の一つ、カタルーニャ州の州都でもあり、独自の言語や豊かな文化、スペインの中でも特にユニークな歴史を持つ街として知られています。
城塞からなる古い街並みの旧市街「ゴシック地区」や、碁盤の目のように配置された新市街、そして世界遺産にも登録されている建築家アントニ・ガウディの作品の数々が、バルセロナの街並みを彩ります。
地中海に面した美しいビーチもあり、新鮮な海の幸も豊富です。さらに美術館や音楽堂など、充実した芸術施設でアートや文化に触れながら、ランブラス通りやグラシア通りなどでショッピングも楽しめます。そんな多彩な魅力にあふれた街が、バルセロナです。
バルセロナ観光には何日必要?
そんなバルセロナを観光するには、一体何日間必要でしょうか?
バルセロナ〜日本間は、現在直行便がない
日本からスペインの直行便は、2024年10月27日から、首都のマドリードへのみ運行が再開される予定です。バルセロナの日本での知名度は絶大ながらも、意外にも日本からの直行便はありません。
バルセロナに行くには、パリやロンドン、フランクフルトなど近隣の欧州の都市や、お得な航空券が多い中央アジアでの乗り換えがおすすめです。日本からは乗り換えを入れて、約20時間程度見ておいた方がよいでしょう。
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そんなバルセロナの魅力を存分に味わうには、少なくとも3日間は欲しいですね。
必見の観光名所を巡る効率的なモデルコース
今回紹介するのは、バルセロナ市街の街歩きや建築、アートや音楽、ビーチからグルメまで全て網羅した、バルセロナの魅力をたっぷり楽しめる3日間のモデルコースです。
【1日目】世界遺産のガウディ建築を巡る
【2日目】歴史ある旧市街ゴシック地区を散策
【3日目】地中海のビーチから、アート、オペラまで堪能
ぜひ参考にして、バルセロナの旅を楽しみましょう!
バルセロナモデルコース1日目・世界遺産のガウディ建築を巡る
ガウディ建築の最高傑作「サグラダ・ファミリア」
バルセロナの街に点在する、スペインを代表する建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudí)の作品たち。中でもガウディ建築の最高傑作と言われるのが、カトリック教会のサグラダ・ファミリア(La Sagrada Familia)です。特に建築に興味がない方でも、一度は名前だけでも聞いたことがあるのではないでしょうか?
1882年の着工から140年以上経った今も建設工事中ですが、遂に2026年に完成することが発表されました。7つある「アントニ・ガウディの作品群」の1つとして、ユネスコの世界遺産に登録されています。
そのダイナミックな外観もさることながら、内部礼拝堂の美しさも圧巻です。ステンドグラスを通過した光が、有機的な装飾に富んだ教会内をカラフルに彩ります。思わず声を上げてしまうほどの美しさで、何時間いても飽きることはありません。
入場は時間指定の予約制なので、予めのオンライン予約がマストです。塔の頂上からの眺めも最高なので、是非タワーアクセス付のチケットにしておきましょう。東側のステンドグラスから光が入る、午前中の訪問がおすすめですよ。
DATA サグラダ・ファミリア(La Sagrada Familia) 所在地:C/ de Mallorca, 401, L'Eixample, 08013 Barcelona, Spain 電話番号:+34-932-08-14-14 営業時間:月~金9時~20時/土9時~18時/10時30分~20時 公式サイト:サグラダ・ファミリア
バルセロナの中央広場「カタルーニャ広場」
サグラダ・ファミリア見学が終わったら、バルセロナ市街の中心に位置するカタルーニャ広場(Plaça de Catalunya)へ。バルセロナ最大の広場で、この広場を中心にランブラス通りやグラシア通り、さらに旧市街が広がります。複数の電車の駅やバス停もあるので、市内観光のスタート地点として便利です。
DATA カタルーニャ広場(Plaça de Catalunya) 所在地:Plaça de Catalunya, L'Eixample, 08002 Barcelona, Spain
高級フードコート「エル・ナシオナル」でランチ
ランチは元劇場を改装した、高級フードコート「エル・ナシオナル(El Nacional Barcelona)」で。天井の高い、映画のセットのようなラグジュアリーな空間に、肉料理や魚料理、チーズショップやワインバーなどが並んでいます。何を食べればいいか迷ってしまいますが、気になるものを少しづつ、気軽に楽しめるフードコートの気楽さもいいです。
DATA エル・ナシオナル(El Nacional Barcelona) 所在地:Pg. de Gràcia, 24 Bis, L'Eixample, 08007 Barcelona, Spain 電話番号:+34-935-18-50-53 営業時間:12時~翌1時 公式サイト:エル・ナシオナル
「グラシア通り」でショッピング
カタルーニャ広場から北西に延びるグラシア通り(Passeig de Gràcia)は、バルセロナ有数のショッピングストリート。シャネルやロエベ、ディオールなどハイファッションの店が軒を連ねると共に、バルセロナを中心に流行した「モデルニスモ建築」の建物が立ち並ぶ、バルセロナ有数のエレガントな通りです。
DATA グラシア通り(Passeig de Gràcia) 所在地:Passeig de Gràcia, Barcelona, Spain
バルセロナ有数のレストランやカフェが店舗を構えるグラシア通り周辺には、王室御用達のチョコレート専門店「カカオ・サンパカ(Cacao Sampaka)」の本店もあります。実はスペインは、ヨーロッパにカカオを初めて持ち込んだ、チョコレート発祥の国。そんなスペイン有数の高級ショコラティエのカフェで、ちょっと休憩してみてはいかがでしょう?
DATA カカオ・サンパカ(Cacao Sampaka) 所在地:C/ del Consell de Cent, 292, L'Eixample, 08007 Barcelona, Spain 電話番号:+34-932-72-08-33 定休日:日 営業時間:10時~20時30分 公式サイト:カカオ・サンパカ
アートのような集合住宅「カサ・バトリョ」
色鮮やかなタイルやガラスが散りばめられ、まるで雲やケーキのクリームのようなフォルムで一際目を引くのが、ガウディが改築に携わった集合住宅カサ・バトリョ(Casa Batlló)です。
大きな口を開いたような窓や、骸骨のようなバルコニーなど、住宅という概念を遥かに飛び越えた超個性的なデザインは、建築というよりも現代アートのようです。こちらも「アントニ・ガウディの作品群」の一つとして、世界遺産に登録されています。
DATA カサ・バトリョ(Casa Batlló) 所在地:Pg. de Gràcia, 43, L'Eixample, 08007 Barcelona, Spain 電話番号:+34-932-16-03-06 営業時間:9時~22時 公式サイト:カサ・バトリョ
石切場と呼ばれる集合住宅「カサ・ミラ」
1912年にガウディ設計で建てられたカサ・ミラ(Casa Milà)は、グラシア通りとプロペンサ通りの交差点に位置する集合住宅。自然界からインスピレーションを受けた波を打つようなフォルムは、目抜き通りの交差点で一際異彩を放っています。こちらも世界遺産の「アントニ・ガウディの作品群」の一つです。
建設当時、その無骨な外観から皮肉まじりに呼ばれた「石切り場(ラ・ペドレラ / La Pedrera)」という名称も、今では親しみを込めた愛称になっています。岩山のような彫刻が並ぶ、屋上の回遊式テラスも一見の価値あり。サグラダ・ファミリアも見えますよ。
DATA カサ・ミラ(Casa Milà) 所在地:Pg. de Gràcia, 92, L'Eixample, 08008 Barcelona, Spain 電話番号:+34-932-14-25-76 営業時間:9時~20時/20時30分~23時 公式サイト:カサ・ミラ
ディナーはイカ墨の「パエリア」
スペインに訪れたら、まずは食べておきたい定番メニュー「パエリア」。元々バルセロナの南に位置するバレンシア地方発祥の料理で、ウサギ肉や白インゲン豆が入ったものが本家のパエリアだそうですが、海の街バルセロナではやっぱりシーフードのパエリアを食べておきたいです。
特に黒い米(Arroz Negro)と呼ばれるイカ墨のパエリアは、出汁の旨味がぎゅっと詰まった濃厚な味で、スプーンを持つ手が止まりません。キンキンに冷えた、スペイン産のスパークリングワイン「カヴァ」にもよく合います。
バルセロナモデルコース2日目・歴史ある旧市街ゴシック地区を散策
スペインの名物スイーツ「チュロス」で朝食
某テーマパークでもお馴染みの、ギザギザな形の細長い揚げ菓子「チュロス(Churros)」も、スペイン発祥のお菓子。丸い輪っか状のものからシンプルな棒状のものまで、さまざまな形のチュロスがあり、バルセロナにはそんなチュロス専門店がたくさんあります。
熱々のチュロスを濃厚なチョコラテ(ココア)に浸す「チョコラテ・コン・チュロス」が有名ですが、かなりの甘さで完食は厳しいので、個人的には苦味のあるエスプレッソとの組み合わせがおすすめです。
随一のショッピングストリート「ランブラス通り」
街の中心に位置するカタルーニャ広場から海岸まで、旧市街に沿って延びる目抜き通りのランブラス通り(La Rambla)。通り沿いにはショップや露店が立ち並び、大道芸人のパフォーマンスも行われています。
プラタナス並木の続く広い遊歩道は、のんびり散策するのにぴったり。バルセロナで一番人が賑わう人気の通りですが、スリの数が多いことでも知られています。くれぐれもご注意を。
DATA ランブラス通り(La Rambla) 所在地:La Rambla, Barcelona, Spain
「ラ・ボケリア市場(サン・ジョセップ)」でランチ
ラ・ボケリア市場(Mercado de La Boqueria)、正式名サン・ジョセップ市場は、バルセロナ市民の胃袋を支える「バルセロナの台所」的な存在。ランブラス通りのほぼ中央というロケーションにあり、広い敷地内には200以上の露店がひしめき合っています。スパニッシュグルメの食べ歩きやお土産探しができるスポットとして、観光客にも大人気です。
ここに訪れたら必ず訪れたいのが、市場内に点在するバルです。昼時になるとものすごい活気で溢れ、どの店にも列ができていますが、回転が早いのであまり待たずに座れるのでご安心を。目の前に並んだ色鮮やかな食べ物を見ているだけで、お酒がどんどん進みそうです。
DATA ラ・ボケリア市場(Mercado de La Boqueria) 所在地:La Rambla, 91, Ciutat Vella, 08001 Barcelona, Spain 電話番号:+34-934-13-23-03 営業時間:月~土 8時~20時30分 公式サイト:ラ・ボケリア市場
レトロな旧市街「ゴシック地区」を散策
ランブラス通りの北東側に広がる、かつてのローマ時代の城壁に囲まれた地区とその周辺集落が残った旧市街・ゴシック地区(Barri Gòtic)。迷路のように張り巡らされた狭い石畳の路地と、古い石積みの建物が密集するエリアです。
中世の雰囲気を色濃く残す旧市街の街並みは、どこを切り取ってもフォトジェニックです。昼間でも独特の薄暗さが残り、まるでタイムスリップしたような気分になります。路地裏にはひっそりと佇むカフェやレストランも、隠れ家のような独特の雰囲気がありますね。
時間を忘れてついつい歩き回りたくなりますが、日が暮れて観光客が少なくなると同時に、治安に不安があるエリアでもあります。散策は明るい人通りの多い時間帯にしましょう。
DATA ゴシック地区(Barri Gòtic) 所在地:Barri Gòtic, Barcelona, Spain
無形文化遺産のイベントが催される「サン・ジャウマ広場」
バルセロナ市庁舎やカタルーニャ自治政府庁などの、官公庁に囲まれた広場「サン・ジャウマ広場(Plaça de Sant Jaume)」。ゴシック地区のほぼ中央に位置し、巨人人形ヒガンテスが登場するメルセ祭りや、ユネスコ無形文化遺産にも指定されている「人間の塔(Castells)」なども開催される、バルセロナの中心的な存在です。
DATA サン・ジャウマ広場(Plaça de Sant Jaume) 所在地:Pl. de Sant Jaume, 1, Ciutat Vella, 08002 Barcelona, Spain
美しいアーチの渡り廊下「ビスベ橋」
サン・ジャウマ広場とバルセロナ大聖堂を繋ぐ路地の頭上に、突如現れるビスべ橋(El Pont del Bisbe)。石積みの重厚感ある他のゴシック建物とは対照的に、繊細な装飾と彫刻が印象的です。細い路地との対比も美しい、ゴシック地区有数のフォトジェニックなスポットです。
DATA ビズべ橋(El Pont del Bisbe) 所在地:C. del Bisbe, Ciutat Vella, 08002 Barcelona, Spain
街のシンボル「バルセロナ大聖堂」
高くそびえ立つ尖塔や細かな彫刻が施された、ゴシック様式の教会「バルセロナ大聖堂(Catedral de Barcelona)」。正式名称はサンタ・エウラリア大聖堂ですが、市民からは「バルセロナ大聖堂」と呼ばれ親しまれています。バルセロナの教会といえばサグラダ・ファミリアですが、実はバルセロナで大聖堂と呼べる教会はここだけです。
週末になると、大聖堂前の広場ではマーケットが行われたり、カタルーニャ地方の民族舞踊「サルダーナ」を踊る地元民が集まります。ゴシック地区で一際目を引く、バルセロナのシンボル的な存在です。
DATA バルセロナ大聖堂(Catedral de Barcelona) 所在地:Pla de la Seu, s/n, Ciutat Vella, 08002 Barcelona, Spain 電話番号:+34-933-15-15-54 営業時間:8時30分~19時30分 公式サイト:バルセロナ大聖堂
人気のサングリアバルで「タパス」ディナー
スペインの国民的飲料と言えばサングリアですが、バルセロナにはサングリアの美味しいお店がたくさんあります。中でもスペイン人気No.1ブランドが運営するレストラン・バル「カーサ・ロレア(Casa Lolea)」は、旧市街の一角にある人気店です。
ロレアが扱うのは、高品質でナチュラルな素材にこだわったサングリアのみ。赤ワインや白ワイン、スパークリングをベースにしたサングリアが、全部で5種類あります。サングリア専門店なだけあって、サングリアにマッチするタパスも豊富。小皿料理のタパスや一口サイズの料理がパンの上に乗ったピンチョスと一緒に、サングリアで乾杯しましょう。
DATA カーサ・ロレア・バルセロナ(Casa Lolea Barcelona) 所在地:C/de Sant Pere Més Alt, 49, Ciutat Vella, 08003 Barcelona, Spain 電話番号:+34-936-24-10-16 営業時間:9時~24時 公式サイト:カーサ・ロレア・バルセロナ
バルセロナモデルコース3日目・地中海のビーチから、アート、オペラまで堪能
ガウディ設計の高台の公園「グエル公園」
最終日の朝はアントニ・ガウディが設計したグエル公園(Park Güell)からスタート。カラフルなタイルを散りばめた波打つようなフォルムや、お菓子の家のようなポップな建物など、公園全体がガウディの世界観で溢れています。
小高い丘の上に位置しているので、ここからの眺めも素晴らしいです。サグラダ・ファミリアやバルセロネータの海岸線など、バルセロナ市街が一望できます。混雑が激しい日中を避けて、朝一番に訪れましょう。
因みにこちらも、世界遺産に登録されている「アントニ・ガウディの作品群」の一つです。このモデルコースでは、世界遺産に登録されているガウディ7作品のうち、4作品を制覇したことになります。
DATA グエル公園(Park Güell) 所在地:Gràcia, 08024 Barcelona, Spain 電話番号:+34-934-09-18-31 営業時間:9時30分~19時30分 公式サイト:グエル公園
バルセロナの人気ビーチ「バルセロネータ」
地中海に面する海の街・バルセロナには、市街からアクセスしやすいビーチがたくさんあります。中でも特に人気なのが、広々とした砂浜が広がるバルセロネータ・ビーチ(Playa de la Barceloneta)です。
迷路のような旧市街やガウディ建築と同じ街にあるとは俄かに信じられないほどの、壮大な地中海の海岸線が目の前に広がっています。バルセロナで過ごす時間も残りわずか。少しだけのんびりとリラックスした時間を過ごしましょう。
DATA バルセロネータ・ビーチ(Playa de la Barceloneta) 所在地:Playa de la Barceloneta, Barcelona, Spain
海沿いで「カヴァ」を飲みながらランチ
バルセロネータなどのビーチ沿いやマリーナ沿いには、海を望むカフェやレストランが軒を連ねています。ランチはカタルーニャ産のスパークリングワイン「カヴァ(Cava)」とタパスで乾杯しましょう。
バルセロナのあるカタルーニャ地方は、実はスペイン国内の95%の生産量を賄うカヴァの主要生産地です。フレッシュな果実味に溢れたスッキリした爽快感のあるカヴァは、旅で疲れた体と乾いた喉に染み渡ります。
日差しは強く、海の街ならではの湿気は適度にありますが、日陰に入ると心地よい冷んやり感が広がります。地中海の風に吹かれながら海を眺めているだけで、最高に癒される一時です。
「ピカソ美術館」で初期の作品に触れる
バルセロナに数ある美術館の中で特におすすめなのが、旧市街にある「ピカソ美術館(Museu Picasso de Barcelona)」。スペインを代表する画家パブロ・ピカソの青年期、「青の時代」以前の作品を展示した美術館です。
石積みの壁に囲まれたゴシック地区の中にある、美術館の佇まいもいいです。パリにあるピカソ美術館も有名ですが、ピカソがパリに移住する前の青年期を過ごした、バルセロナの美術館は外せません。
お約束の青と白のボーダーをあしらったピカソグッズが豊富な、ミュージアムショップも必見です。因みに下記の日程は入場料が無料になります。かなりの混雑が予想されるので、4日前から受付しているオンライン予約が必須です。
- 毎月第一日曜日
- 2月11日・5月18日・9月24日
- 毎週木曜日の16時〜19時(11月1日から4月30日の期間)
- 毎週木・金・土曜日の19時〜21時(5月2日から10月31日の期間)
DATA ピカソ美術館(Museu Picasso de Barcelona) 所在地:C/ de Montcada, 15-23, Ciutat Vella, 08003 Barcelona, Spain 電話番号:+34-932-56-30-00 営業時間:10時〜19時 公式サイト:ピカソ美術館
食べておきたい郷土料理を制覇する
バルセロナでの最後の晩餐では、食べておきたい地元の郷土料理を食べ尽くしておきましょう。
スペインらしいイベリコ豚の生ハムはもちろん、ポテトにピリ辛のガーリックマヨがかかったバルセロナの郷土料理「パタタス・ブラバス」や、素麺のような細い麺に、出汁がしっかり染み込んだパスタのパエリア「フィデウア」は、バルセロナで絶対外せない料理です。
味付けが濃いめのバルセロナ料理は、キンキンに冷えたビールやカヴァ、ワインなどのお酒に合います。
世界遺産の「カタルーニャ音楽堂」でオペラ鑑賞
カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)は、ゴシック地区にある世界遺産のコンサートホールです。アントニ・ガウディの師匠でもあるモンタネールが設計した建物であるためか、温かみのあるタイルや石の装飾で溢れ、ガウディらしさも垣間見えます。
美しいステンドグラスや煌びやかな装飾が散りばめられたコンサートホールが特に素晴らしく、光と色に包まれたゴージャスな内装に圧倒されます。館内のガイドツアーもありますが、音楽堂と言いつつも敷居は高くないので、是非オペラやコンサート鑑賞で訪れてみましょう。
DATA カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana) 所在地:Carrer del Palau de la Música, 4-6, Ciutat Vella, 08003 Barcelona, Spain 電話番号:+34-932-95-72-00 公式サイト:カタルーニャ音楽堂
バルセロナ観光の注意点
最後に、魅力的なバルセロナの街を、より快適に安全に観光できるポイントをお教えします。
スリ、置き引きに注意
ヨーロッパ全域でスリが多いと言われていますが、人気観光地のバルセロナでも例外ではありません。特に観光客の多いカタルーニャ広場からランブラス通りにかけては、スリ多発地帯だと言われています。貴重品は肌身離さず持ち、バッグはできる限りジッパーや鍵付きのものにして、日本以上に気を引き締めて行動しましょう。
レストランやカフェでも、荷物からは目を離さないように。テラス席のテーブルの上にスマホを置きっぱなしにして、食事をしたりおしゃべりに熱中するのも危ないです。
人通りの少ない夜道は避ける
昼間は人で溢れる賑やかな通りも、夜になるとすっかり人気がなくなります。夜の人気のない中世の街並みを散策するのもいいですが、人がいない分、引ったくりや強盗に遭うリスクも上がります。人通りの少ない暗い夜道を歩くことは避け、賑やかな通りを選んで注意しながら散策しましょう。
ガウディ建築や美術館のチケットは、予めオンライン予約で
バルセロナのほとんどの博物館や美術館、劇場などの観光スポットでは、オンライン予約を受け付けています。予め日程と時間を決めて予約し、決済まで済ませておけば、スマホを見せるだけで入場が可能です。
当日券を購入するために、長蛇の列に並ぶ必要もありません。行きたいスポットを厳選して予約しておけば、効率よく観光できて時間の短縮にもなります。
3日間でバルセロナの魅力を満喫!
スペイン第2の都市で、独自の歴史や文化、言語を持つカタルーニャ州の中心地・バルセロナ。中世を思わせる歴史的な街並みやガウディやピカソの作品が溢れる芸術的な雰囲気、さらに地中海らしい食文化に溢れた美食の街です。
日本からの直行便はありませんが、見どころが満載なので、間違いなく訪れる価値があります。このモデルコースを参考にして、バルセロナの魅力を存分に満喫しましょう。
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