季節ごとに旬の素材を使ったスイーツやセイボリーの他、多種多様なトッピングで味変できるほか、オリジナルスイーツ作りが楽しいハイアットリージェンシー大阪のアフタヌーンティー。
2022年初夏は「ジャパニーズ アフタヌーンティー&ブッフェ with 〇間 -MA-」。京都・東寺エリアで時間を愉しむ日本茶空間を提供する「〇間-MA-」」とのコラボが実現。
ティーデザイナー厳選の茶葉を茶味比べしたり、スイーツでお茶を感じたり、お茶の滋味を堪能できます。
ホテルの開放的なラウンジでお茶席気分を味わえるアフタヌーンティーを味わいに、早速出かけてきました。
ティーデザイナー厳選の茶葉を香る・味わう

ハイアットリージェンシー大阪は大阪市内ではあるものの、南港エリアにあるため潮風が気持ちいホテル。
ホテル1階「ロビーラウンジ」も窓が大きくとられ、日差しがたっぷり注ぎ、リゾート気分満載。
今回のアフタヌーンティーはそんな解放感たっぷりの空間で正座することなくお茶席気分が味わえちゃいます。
中央のブッフェ台に気になるドリンクバーがありますが、まずはウェルカムドリンクで落ち着きましょう。

緑茶を焙煎して作るほうじ茶は、ほんのり感じる苦みが特徴。
京都のティーサロン「〇間-MA-」がセレクトしたのは加賀の棒茶です。
真っ黒になるまで焙煎しただけあり、香りはほうじ茶なのにカフェラテのような濃厚な味わい。
ウェルカムドリンクからお茶の期待値が爆上がりです。

今回のアフタヌーンティーのポイントは多種多様なドリンクメニュー。
「〇間-MA-」から取り寄せた茶葉も、もちろんスタンバイ。コロンとしたかわいい器をあけると茶葉の香りがふわり。
独特の苦みを感じる抹茶と香りに癒される釜炒茶の2種が用意されています。

おいしく味わえるのはもちろん小ぶりのグラス茶器に気分も上々!
少量ずついただけるので飲み比べしてみてください。
冷たい抹茶やほうじ茶もあるのでその時の気分で選べるのもポイント。

まだまだ選べるドリンクコーナー!
しゃべりすぎて、のどの渇きが取れない~なんていう女子にはたまりませんね。
ドイツの老舗紅茶ブランド「ロンネフェルト」は6種類の茶葉がスタンバイ。
ダージリン、アールグレイといった定番から白茶&メロン、中国緑茶にバラの花びらとマンゴーの香りをブレンドした「モルゲンタウ」などの珍しいものも。
ティーブッフェなので全種類制覇も夢じゃありません。
4種類のお茶をふんだんに取り入れたアフタヌーンティー

お茶をあれこれ試していると運ばれてくるのがアフタヌーンティースタンド。
白茶、和紅茶、ほうじ茶、抹茶の4種類の茶葉が使われています。
まずは腹ごしらえのセイボリー

セイボリーはサーモンの手毬寿司に紅芯大根の浅漬けをトッピングしたものや、いくらがのった洋風茶碗蒸しなど目でも舌でも楽しめるものばかり。
とろけるフォアグラムースをさっくさっくの最中でサンドしたものや、ほうじ茶パウダーを練りこんだほうじ茶ブレッドなど一つ一つ丁寧に作られています。
一押しは抹茶味噌田楽。
もっちもっち食感生麩は日本茶によくあいます。
メインのスイーツプレートは感涙の嵐!

メインのスイーツプレートの筆者の猛烈押しは焙煎ほうじ茶のロールケーキ。
何がおいしいってほうじ茶を煮出して作ったバタークリームの香ばしさ。
バタークリームはもったりとしたイメージがありますが、ふわっとしたくちどけも心地よいんです。
ほうじ茶パウダーを混ぜ合わせて焼き上げたクランブルもままでほうじ茶。
ほうじ茶をまるごと食べているようなスイーツです。

すっかりバタークリームにはまったところでもう一つ。
抹茶バターサンドのくちどけがまろやかで、もちろん抹茶の風味もばっちり感じられるサブレを使ったスイーツです。
トッピングのくるみ、ピスタチオ、クランベリーも酸味、食感を演出してくれているので見た目以上にさまざまな味を感じられます。
和紅茶風味のチョコレートクリームがほどよいくちどけでおいしいシュークリーム。
白茶と抹茶のジュレにひそむ柚子の香りが爽やかなグラススイーツと茶葉と初夏を感じられるスイーツプレートです。

アフタヌーンティーといえばスコーンは外せません。
プレーンと抹茶の2種類で外はさっくり中はしっとり。
クロテッドクリームを食べて感じたのが、ハイアットリージェンシー大阪のクリームたちがどれもまろやかで軽い食感なこと。
酸味たっぷりのデラウェアジャムと相性抜群です。
スプーンやすめの茶そば巻きずしとプティフール
通常のアフタヌーンティーは3段トレイとお茶だけですが、ハイアットリージェンシー大阪はまだまだ食べ足りない人のためにさらなる秘策を用意しています。

茶そばを巻きずしにしちゃう遊び心。素敵すぎます。
サーモン、卵入りで一口で食べれるサイズながらもボリューム満点。
ジュレが後味を爽やかにしてくれます。
この茶そば巻き寿司を食べるとスイーツスイッチがオンになること間違いなし!

ということで、お茶菓子としてプティフールコーナーへ。
マカロンはチェリーと柚子、カヌレは抹茶とプレーン、クッキーは抹茶とココアのそれぞれ2種。

生チョコ感覚のとろける味わいが魅力のチョコレートは和紅茶とほうじ茶の2種で、どちらもチョコレートの中にひそむお茶の香りが楽しめます。
抹茶のアイスドリンクと一緒に食べると風味が増すのでぜひお試しを。
オリジナルスイーツづくりが楽しいアイスとわらび餅

毎回さまざまな味わいで楽しませてくれる自家製のアイスクリーム&シャーベット。
今回はミルク、抹茶、黒胡麻のアイスクリームとチェリー、柚子のシャーベットの5種類。

ただ食べるだけじゃなく、トッピングで楽しませてくれるのがポイント。
クルミやナッツ、キャラメルソース、抹茶のクランブルなど自分好みにアレンジしてください。

アイスもさることながら最中も逸品!
アイスが溶けてもサクサク食感なんです。
最中かお皿か選べますが、おなかに余裕があれば最中はマストです。

最後にご紹介するのはわらび餅。
とろ~りと伸びるわらび餅は口の中にいれるとするするととろけていくはかなさ。
ブッフェ台できなこをトッピングしていますが、ここでもまだまだトッピングできるのがハイアットリージェンシー大阪の凄いところ。

栗、小豆、豆乳クリームはお好みで。
しつこいようですが、この豆乳クリームもまろやかで軽い食感。
さらに甘さ控えめ!というダイエッターにはうれしいクリーム。
ここでさらにおすすめしたいのがほうじ茶シロップ。
黒蜜ではなくほうじ茶シロップをたっぷりとかけて食べてみてください。
ほうじ茶の香ばしい香りの後から甘味がかぶさってくる魅惑のシロップ。
わらび餅だけでなく、紅茶やお茶に1滴たらすと甘味と深みが増すこともわかってしまった筆者。
おなかがちゃぷちゃぷするほどいろいろ飲み試してみてください。
初夏を彩るお茶づくしアフタヌーンティー
ティーデザイナーが厳選した茶葉なだけあり、ティーポットのお茶のみならずスイーツにもお茶本来の味わいを感じられるお茶マニア必見のアフタヌーンティー。
舌で味わい目でも楽しめるだけでなく、トッピングが豊富なのでオリジナルスイーツを作ってSNSにアップすれば、「これ何?」「作ったの?」「かわいい」なんて言われること間違いなし!
ホテルの開放的なラウンジでいただくおいしく楽しいアフタヌーンティーは日頃の疲れを癒してくれる時間になるはずです。
DATA ハイアットリージェンシー大阪「ジャパニーズアフタヌーンティー&ブッフェwith〇間-MA-」 所在地:大阪市住之江区南港北1-13-11 場所:1階 ロビーラウンジ 開催期間:2022年5月14日~6月28日 土日のみ開催※2部制:12:00~14:00 14:30~16:30 料金:大人4719円 子ども2359円(消費税サービス料込) 公式サイト:ハイアットリージェンシー大阪「ジャパニーズアフタヌーンティー&ブッフェwith〇間-MA-」予約サイト ※要予約