マレーシアが隔離なし入国開始へ!最新入国方法※3月11日時点

長島 清香

ライター/旅行エッセイスト

2022年2月8日、マレーシアの諮問機関である国家再建協議会(NRC)が、早ければ3月1日からマレーシアの国境を新型コロナウイルスの検疫なしで全面開放することに合意したと述べました。
タイに続く外国人訪問の全面的受け入れか!?と期待が高まりましたが、それから1ヶ月が経った現在はどのような状況になっているのでしょうか。
3月1日付の在マレーシア日本国大使館の発表内容を参考にお伝えします。

今年こそはマレーシアに旅行できるのでしょうか……!?

2022年2月、マレーシアが国境の全面開放に合意

マレーシアでは、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、2020年3月18日からマレーシア国籍を持たない外国人の入国を原則禁止してきました。
その後はしばらく大きな変化はありませんでしたが、2022年2月8日、マレーシア政府の諮問機関である国家再建協議会(NRC)が、早ければ3月1日からマレーシアの国境を新型コロナウイルスの検疫なしで全面開放することに合意したと発表。
同議会のタンスリ・ムヒディン・ヤシン議長は国境を開放することによる経済の活性化について言及し「特定の国ではなく、すべての国を対象とする」ことを強調。タイに続く外国人訪問の全面受け入れか、と期待が高まりました。

3月1日時点で、全面開放はされていない

しかしながら、在マレーシア日本国大使館の公式サイトによれば、2022年3月1日時点でマレーシアへの観光目的での入国は、ランカウイ島に隔離期間なしで入国できる「ランカウイ国際トラベルバブル」のみ許可されている状態となっています。

一方で、今後もマレーシア政府により急遽内容の変更があり得るとも言及されており、今後の動向にも注目です。

マレーシアの申請&隔離なし入国「ランカウイ国際トラベルバブル」とは?

2021年11月15日からスタートした、外国人観光客受け入れの試験運用です。
ケダ州のランカウイ島のみが対象となっています。
終了期限となっていた2022年2月半ばに、国境開放までの継続が決定されました。現地報道によると、これまでランカウイ島トラベルバブルを使用した外国人旅行者は約4,600人とされています。

ランカウイ国際トラベルバブルは、事前の申請や隔離期間なく滞在できるのが大きな魅力!
ただし、個人旅行はできず、マレーシア観光芸術文化省が認可した旅行会社を利用すること、外出時にガイドの同伴が必須などの注意点もあります。

マレーシア北西部のアンダマン海にあるランカウイ島。アジア屈指のビーチリゾートです

ランカウイ国際トラベルバブルのガイドライン※3月8日時点

マレーシア政府観光局公式サイトにガイドラインが示されています

対象者

ワクチン接種済であること

・12歳以下の場合は、親または保護者がワクチン接種済みであること

該当ワクチンと適用条件

ファイザー・アストラゼネカ・シノバック・モデルナ等:2回目の接種後14日以上経過していること
※他の該当ワクチンについては、こちらで確認できます(P25に掲載)

政府認可の旅行代理店が手配した旅行であること

「ランカウイ島トラベルバブル」は、マレーシア観光芸術文化省が認可した旅行会社、またはそのサービスを利用する国外代理店を通じてツアーを予約する必要があり、個人観光は不可です。日本の旅行代理店などに航空券がセットになっているツアーを頼むか、もしくは国際線の航空券は個人での手配が可能なので、現地の旅行会社にツアーのみを申し込むことも可能です。

滞在中は空港からホテル間の移動はもちろん、ツアーや食事、買い物目的での外出にもガイドを同行させる必要があります。ツアーガイドはグループ毎に1名必須で、1グループは20人以下と決められています。

ランカウイ島での滞在について

・隔離措置は免除
・島内に最低3日間滞在しツアーで行動(到着後7日間はランカウイ島以外へは移動不可)
・7日以上の滞在の場合、8日目以降にマレーシアの他都市への移動が可能
※ブースター接種済みの旅行者は、4日目のRT-PCR、または5日目のRTK-Agの検査結果が陰性の場合に限り、5日目に他都市へ旅行ができます。ただし「国家回復計画」及び強化された活動制限令(EMCO)に認定されている区域は旅行できません。

ランカウイ国際トラベルバブルによるマレーシア入国方法

それでは3月11日現在、マレーシア旅行ができる唯一の入国方法、ランカウイ国際トラベルバブルで日本から旅行をする場合、どのような手順を踏むのか見ていきましょう。

個人旅行とは異なり、決まり事も多数。きちんとガイドラインに沿って準備を進めましょう

マレーシア渡航前の準備

ワクチン接種

英語のワクチン接種証明書(電子または原本)を準備

海外旅行保険への加入

新型コロナウィルスの治療費用の補償50,000米ドル以上を含むもの。海外旅行保険は補償内容が記載されている英文の書類を旅行時に携帯してください。

ビザについて

日本国籍保有者は90日以内の滞在についてはビザは不要です。
外国籍の方はビザ(査証)が必要な場合があります。なお、ランカウイ国際トラベルバブルを利用する場合は、マレーシア入国管理局の入国許可申請システム「MyTravelPass」での入国許可申請は不要です。

新型コロナウイルス感染症 RT-PCR検査(スワブ方式)

マレーシアへの出発「2日」以内にPCR検査を受検、陰性証明書を取得します。陰性証明書はマレー語または英語、電子または原本での提出が求められます。

パスポートについて

パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要です。

健康申告書

健康申告書フォームはマレーシア保健省のサイトからダウンロードできます。PART AとPART Bの2枚とも記入が必要です。

往復航空券

入国に際し、往復の航空券が必要です。航空券の手配を旅行会社に頼んだ場合は問題ありませんが、個人で航空券を手配した場合は忘れないようにしましょう。

アプリ「MySejahtera」をダウンロード

Android
iOS
「MySejahtera」を事前にダウンロードし、アプリ内のトラベルフォームへの記入を行っておきます。マレーシア到着後Langkawi Island International Tourism Bubble Travelerの指定QRコードの読み込み等が必要になります。

旅程表の準備

到着時間や出発時間、ホテルやツアー、同行ガイドの詳細を含む英語の旅程表が必要です。旅行会社に頼んだ場合は問題ありませんが、個人で航空券を手配して現地の旅行会社を利用する場合には、事前に情報をまとめておきましょう。

マレーシア到着後の手続き

クアラルンプール国際空港(KLIA1&2)到着時にRT-PCR検査または迅速分子検査(RMT)を行います。そのため、ラウカウイ島への乗り継ぎまでに約5〜6時間が必要です。
テスト結果が出るまでは、空港内マレーシア保健省のカウンターで待機します。待機中は配布されるリストバンドの装着が義務付けられます。

陰性の場合は入国審査後、ランカウイ島へ乗り継ぎができます。入国審査には下記が必要です。
①旅券
②往復航空券Eチケットの控え(印刷)
③旅程表の控え(印刷)※手配旅行会社のライセンス番号、ガイド名や連絡先も記載

陽性の場合には症状にあわせて隔離施設、私立病院へ移動となります。なお、国際線で直接ランカウイ島に到着する場合は、到着2日目までにRT-PCR検査または迅速分子検査が必須となります。ただし、2歳未満の場合、到着時のPCR検査は対象外となります。

ランカウイ島 出発/帰国時

マレーシア出発の「2日」前に迅速PCR検査や迅速分子検査が必要です。陰性の場合は帰国できますが、陽性の場合は症状にあわせて隔離施設、市立病院への移動となります。

マレーシアから日本への帰国時も3月から制限が緩和

2022年3月1日からマレーシアから日本に帰国・入国する場合の規制が緩和されました。これまでは帰国時に空港検閲が管理する宿泊施設で3日間の待機をしなければなりませんでしたが、2022年3月1日より、ワクチンを3回接種した人は入国後の自宅待機が不要になりました。これを踏まえて2022年3月8日現在、マレーシアから日本への帰国時に必要な証明書等は以下のとおりです。

①検査証明書
出国前「72時間」以内にマレーシアで日本政府が指定したPCR検査を受検した検査証明書の提出が必要です。この証明書が提出できない場合、検疫法に基づき、日本への上陸が認められないことになります。厚生労働省指定のフォーマットはこちらのリンク先からダウンロード可能です。

②検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書
待機期間中における公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等について誓約します。

③スマートフォンの携行、必要なアプリの登録
誓約書の誓約事項を実施するため、位置情報を提示するために必要なアプリをインストールします。

④質問票
待機期間中の健康フォローアップのため、検疫時にメールアドレス、電話番号等の連絡先を確認します。

⑤ワクチン接種証明書
前述のとおり、2022年3月1日からワクチンを3回接種した人は入国後の自宅待機が不要になりました。これを希望する場合には、ワクチン接種証明書が必要になります。有効とされるワクチン接種証明書については、こちらのリンク先をご覧ください。
なお、ワクチンを3回接種していない人は、原則7日間の自宅等待機が求められます。

【2022年3月1日からの待機期間の変更点】

・ワクチンを3回接種した人→入国後の自宅待機を免除
※有効なワクチン接種証明書を提示する必要あり

・ワクチンを3回接種していない人→原則7日間の自宅等待機
※入国後3日目以降に自主検査を受け、陰性の結果を厚生労働省(入国者健康確認センター)に届け出て確認が完了した場合は、入国後3日目以降の待機が免除

さらに、空港から自宅までの移動についても規制が緩和されました。入国後24時間以内に自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、自宅等待機期間中であっても公共交通機関を使うことができます。これでマレーシア旅行のハードルがかなり下がったのではないでしょうか。

日本入国時についての詳細は以下の記事にまとめてあります。合わせてお読みください。

3月に入り、待ちに待ったマレーシア国境の全面開放……とはいきませんでしたが、「ランカウイ国際トラベルバブル」の継続や運用上の規制緩和など、国境の開放に向けて動いているように感じられます。早く旅行に行ける日を夢見て、続報を待ちたいですね!

2022年こそ海外旅行の準備を始めよう!

2022年3月1日、日本の入国制限が大幅に緩和され、多くの国が一定条件のもと海外からの観光客を受け入れ始めました。

まだ「海外旅行バンバンしていいですよ!」という雰囲気ではありませんが、渡航国の条件を飲める人は、格段に旅行がしやすくなります。ツアーなどではいけませんが(渡航制限レベル2・3の国しかないため)、個人で今の旅行に必要なことを守れる人は準備を始めましょう。
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さあ、次はあなたが、このコロナ禍にマイラーデビューを果たしてください。

長島 清香

ライター/旅行エッセイスト