マレーシアは入国制限解除済み!マレーシア入国最新情報※2月6日更新

たびハピ編集部

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マレーシアは入国制限を撤廃しています。2023年2月6日現在、東南アジアの中でも旅行しやすい国の一つです。
最新のマレーシア入国方法を詳しく解説します。
現在、マレーシア入国に必要なものは「MySejahtera」という新型コロナウィルス感染症対策のアプリに必要事項の入力するのみ。義務ではなく任意ですが、マレーシアはワクチン接種証明書の提示義務などは各施設が決めることが可能なため、現地で提示することでスムーズに観光やショッピングが楽しめるというものです。
もちろんワクチン接種の有無に関係なく、観光での入国は可能。
日本国籍者の場合は90日以内の滞在であれば査証免除で入国可能です。

魅力的な都市、ビーチリゾート、大自然を有するマレーシア。

マレーシアってどんな国?

首都クアラルンプールはツインタワーで知られる88階建ての「ペトロナスツインタワー」を中心に、国際都市にふさわしい大都市です。世界的な高級ホテルチェーンが建ち並び滞在も快適。街には世界各国の人々が生活しています。最先端の都市の顔も持ちつつ、英国の統治下時代に建てられたコロニアル建築も目立ちます。オールドタウン散策はおすすめですよ!
また、ビーチリゾートも楽しめます。コタキナバル・ランカウイやペナン・パンコールラウを代表とするビーチリゾートも見逃せません。
インスタ映えする街として知られる世界遺産マラッカなど、人種の多様性から成るエキゾチックな町並みが堪能できるマレーシア。日本人の移住先としても人気です。

マレーシア入国はワクチン接種・未接種関係なし!

冒頭で説明した通り、マレーシアは入国制限を撤廃しています。
入国時に新型コロナウィルスのワクチン接種の回数や、ワクチン説種の有無を問われることはありません。
入国時だけに関してはワクチン接種証明書もしくは陰性証明書が必要ということはないのでご安心を。ただし、これはあくまでマレーシア入国に限ってのこと。
後述しますが、日本帰国時には、3回以上のワクチン接種を完了したワクチン接種証明書、もしくは帰国72時間前に受検したPCR検査の陰性証明書が必要であることは、認識しておきましょう。
旅行は行って・帰ることができなければ成立しませんよね…。日本も旅行ができる程度の入国制限の緩和を行っているので、そこは大丈夫です!
入国から帰国まで、順を追ってみていきましょう。

マレーシア旅行・最新入国方法※2023年2月6日現在

2023年2月6日現在、マレーシア旅行するにはどんな準備が必要なのでしょうか?観光での最新入国方法を詳しく解説します。
マレーシアをはじめ東南アジアは入国制限を完全撤廃する国や大幅に緩和している国は多く、円安でヨーロッパやアメリカに行きづらい今、海外旅行が活性化しているエリアでもあります。
マレーシアでのんびり過ごす海外旅行はもう通常通りに可能なので、参考にしてくださいね。

マレーシア航空の直行便も再就航しています!

マレーシア旅行は査証免除・ビザは不要

日本国籍者は 90日以内の観光・商用目的での入国は無査証。事前のビザ申請など面倒な準備は一切必要ありません。

マレーシア旅行に必要なパスポートの残存期間

マレーシア旅行のための、パスポート残存期間はマレーシア入国時に6か月以上必要です。
ただ、この入国条件は帰国便の航空券を所有し、提示できることが条件。

帰国時のためにワクチン接種証明書を準備

前述した通りマレーシア入国条件にワクチン接種証明や陰性証明書はありません。
しかし日本入国の条件は以下です。

・3回目以上の新型コロナウィルスワクチン接種を完了し日本政府が承認するワクチン接種証明を提示する
・ワクチン接種が3回未満および未接種の場合は、日本入国72時間以内に取得した日本政府が必要とする項目が記入された陰性証明書を提示

つまり出発前に日本帰国の準備としてワクチン接種証明書の取得はマストです。
また、ワクチン接種証明書の取得方法はマイナンバーカードを持っているか、いないかによって取得方法が異なります。

マイナンバーカードを持っている

マイナンバーカードを持っている場合、マイナンバーと接種履歴が紐づいています。
そのため、デジタル庁「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」から無料で取得できます。
過去に2回目の接種などで証明書をアップロードしたことがある人は、アプリ内で操作し、最新の接種歴をアップロードする必要があります。
今のところ、これが最も簡単かつ費用がかからない方法です。

ダインロードはこちら!➔デジタル庁新型コロナワクチン接種証明書アプリ

また、マイナンバーカードを持っている場合、居住している市区町村が提携していれば、コンビニエンスストアの端末でも取得が可能。手数料は120円
※ただしすべてのコンビニエンスストアの端末で可能、というわけではありません。まずは市区町村に問い合わせを

マイナンバーカードを持っていない

居住している市区町村に申請。
申請の仕方は各市町村とも異なりますが、大部分が郵送対応です。紙面での接種証明となりますが、QRコードがプリントされているため海外での対応も可能。
投函から送付までだいたい10日以上。旅行が決定したら真っ先に手配しましょう。
申請方法や、必要書類は各市区町村に問い合わせを。
ただし、郵送料は自己負担。必要書類に返信用封筒の同封が入っており、切手を貼る必要があります。
高額な出費ではないですが、往復の郵送料とも自己負担です。

ワクチン接種証明書の詳しい取得方法

実際に取得した際のワクチン接種証明書の手順を詳しく紹介した記事は以下です。合わせてお読みくださいね。

マレーシア北西部のアンダマン海にあるランカウイ島。アジア屈指のビーチリゾートです

航空券やツアーの手配

航空券やツアーを抑えるタイミングは早い方が安いのはコロナ禍前と一緒。ワクチン接種証明書の取得前に、抑える人は最初に抑えてもかまいませんが、前述した通り、時間のかかるものは同時進行、もしくは渡航手段を抑える前に手配しておきましょう。
日程や好みによって旅のスタイルは異なりますが、航空券とホテルは自分で抑えて自由な旅をするのもよし、中には2人なら激安のツアーなんていうのもあります。お好みで抑えましょう。

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ホテルの予約

マレーシアには世界展開のラグジュアリーホテルやリゾートホテルがいっぱい。もちろんゲストハウスや格安ホテルなど選び放題です。ツアーで行かない人は、ホテル選びから楽しんじゃいましょう。

マレーシアは、モルジブよりも安く水上コテージ体験できますよ!

日本政府は海外旅行保険加入を強く推奨

入国制限の大幅緩和前のマレーシア入国には、最低保証額 2万USD以上の医療保険の加入が義務とされていた時期がありました。しかし2023年2月6日現在は、マレーシア政府は医療保険の加入義務を撤廃しています。

ただし、日本政府は特に新型コロナウィルス感染症補填の海外旅行傷害保険に加入してから海外へ渡航するよう、強く推奨しています。
特にワクチン接種3回未満の方、未接種の方は、マレーシアから日本への帰国72時間前に、現地で検査を受け、陰性証明書を提示できなければ日本帰国ができません。
重症化しなくても陰性証明を提示できなければ搭乗できないため、自分でホテルを手配し自主待機。予約していた飛行機には乗れないので、他の便を手配することになります。
一度陽性反応が出てしまうと、しばらく陰性反応が出ないことでも知られる新型コロナウィルス。その際は在マレーシア日本国大使館にレターという「陰性にならないだけで症状は治まっている人です」という証明書をもらわなければ帰国できないことも。
そのレター手配にも数日時間がかかるのです。

最近はカード付帯の海外旅行保険に、いつの間にか新型コロナウィルス関連の保険補填がプラスされている場合もあるので、カード会社に問い合わせ、英文の証明書を送ってもらいましょう。補填ができないものであれば、オプションで加入することも可能です。

マイセジャテラ(MySejahtera)登録

マレーシアの新型コロナウイルス対策アプリ・マイセジャテラ(MySejahtera)をダウンロードし登録します。
ダウンロードはこちら

App Store MySejahterae▶
Googleplay MySejahtera

「MySejahtera」は、接触者追跡等のために造られたものですが、現在は検疫・入国申請システムとして機能している日本のひと昔前の「MySOS」のような存在です。
同行するスマートフォンを持っていない子どもについては「同行者」として 登録が可能。アプリ内の「Manage Dependants」から追加登録してください。

こちらは任意なので、入国に間に合わなくても入国後に登録しても大丈夫。入れない施設があってもかまわないという人は、登録しなくても良いことになっています。

「MySejahtera」にワクチン接種証明をアップロード

ワクチン接種完了者はアプリ内にワクチン接種証明書のアップロードをしておくと、マレーシアで提示を求められた際に便利です。義務ではなく推奨となりますが、 ショッピングモールによっては入場時にワクチン接種履歴等を確認されることがあります。その際は「MySejahtera」登録の接種証明を見せるか、ワクチン接種証明を紙の状態にして持参し、提示すること。

稀ですが未完了・未接種の場合、入場できない施設もあります。

「MySejahtera」の入力方法

「MySejahtera」の入力は英語です。入力不安…という方は、マレーシア政府のYOUTUBE上にある、「MySejahtera」の登録方法を参照にしてみてください。

マレーシア出発当日

日本の空港でのチェックインはコロナ禍前と同じ、パスポートとチケットだけで簡単に済ませることができます。
マレーシア入国時もコロナ禍前と同じなので、安心して出発しましょう。

マレーシアはマスク着用義務はある?

2023年2月6日現在、マレーシアでは屋内外ともにマスク着用は任意です。
マレーシアの法律では現在、施設管理者がマスク着用条件を設定することができるため、入場者の多い人気施設ではマスク着用者以外、入場できないこともあります。
最低限のマスクの準備はしておきましょう。

マスク着用が義務とされる場所やシーン

・陽性者がその後の健康評価のためにコロナ評価センターに出頭する
・公共交通機関利用
・病院等の医療施設を利用

マスク着用を強く推奨する場所やシーン

・屋内外問わず、混雑したショッピングモールやナイトマーケットなど
・新型コロナウィルス感染症と疑われる発熱、咳などの症状がある
・基礎疾患を持つ50歳以上の者、末期腎不全患者、咳、発熱など危険兆候のある者と行動を共にする

マレーシアから日本帰国の準備

2023年2月6日現在、日本の水際対策は大きく緩和されています。
日本政府は全世界の国への新型コロナウィルス感染症による渡航制限を現在「レベル1」に引き下げており、全ての国に、特別な条件なく渡航が可能としています。そのため、以前行っていた青・黄・赤の3色に色分けによる入国後の行動制限を撤廃。
どこの国から帰国しても、入国後の検査、自宅などでの自主待機は不要です。
ただし、これはあくまでも新型コロナウィルス感染症による渡航制限のこと。
たとえば、ウクライナ侵攻で危険なウクライナやタリバン政権が実験を握っているアフガニスタンはレベル4である退避勧告、軍事クーデター後反対デモで国民への攻撃が続くミャンマーはレベル3である渡航中止勧告と、別の渡航制限がありますので、分けて考えましょう。

どちらにしても、マレーシアにはそのような勧告は出ていないのでご安心を!

日本帰国の条件はワクチン接種3回完了を示す日本政府承認のワクチン接種証明書を提示、または帰国前72時間に取得した新型コロナウィルス検査の陰性証明書ができれば、問題なく入国が可能です。

ワクチン接種未完了(3回未満)・未接種の場合

ワクチンを3回完了している場合、この項目は読み飛ばしてください。必要のないことです。
ただし、ワクチン接種未完了・未接種の場合は、必ず読んでください。
ワクチン未接種・未完了の方はマレーシア出発72時間以内に、マレーシアで検査が受けられる検査機関に出向き、検査を受け、陰性証明書を取得しなければ帰国できません。当然、検査の費用もかかります。また、陰性ならまだ良し、陽性になることもあることは覚悟しなければなりません。

日本政府が必要とする項目が明記されていれば問題はないものの、素人目には何が不足しているのかわからないので、厚生労働省のホームページ上からダウンロードしたほうが無難。

ダウンロードはこちらから⇒厚生労働省 検査証明書

ファストトラックを帰国前に登録

日本政府は日本入国者がスムーズに空港外に出られるよう検疫・入国・税関の申請を一括で行えるファストトラックを行うことを強く推奨しています。
「Visit Japan Web」というウェブ上での申請が必要になります。大まかな流れは以下の4ステップ。

①アカウント作成
②日利用者情報の登録
③旅程の登録
④検疫・入国審査・税関申告についての情報登録

実はこのシステム、3回以上のワクチン接種を完了している場合は、日本入国予定日から2週間以内の登録が可能なので、旅行出発前に登録することも可能!
ただし、ワクチン接種未完了・未接種の方は、帰国前72時間以内に渡航国で日本政府が指定する項目が記入された陰性証明書を取得する必要があり、それを登録することになります。未接種・未完了の方は陰性証明書を取得した時点で早速登録を済ませましょう。

アカウント作成・登録はこちらから!⇒Visit Japan Web

入力方法はこの記事に詳しく書かせていただきました。これさえ読めば大丈夫です!合わせてお読みください。

日本入国時についての詳細は以下の記事にまとめてあります。合わせてお読みください。

マレーシアはもう行ける!海外旅行を再開しよう!

マレーシア入国は何の証明書も必要なくなりました。
日本帰国時にはまだ証明書が必要ですが、ワクチン接種を3回以上完了している場合は、もう海外旅行をためらう必要はないでしょう。
コロナ禍前は移住地としても注目されていたマレーシア。居心地の良さはピカイチです。海外旅行のリハビリに丁度いいかも!

5月8日以降に、日本でもついに新型コロナウィルス感染症はインフルエンザと同じ5類相当に移行されます。そうなると、日本の入国制限はもう少し緩和されるか…、もしかしたら解除されることも考えられます。
ただアメリカなどは、国内の新型コロナウィルスの扱いは軽くなってもワクチン接種を2回以上完了しなければ入国は原則禁止なので、ちょっとそのあたりも気になりますね。

今後の動きに注目です!

たびハピ編集部

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