百合ヶ浜は出現時期の春・夏以外も現れる?確かめに行ってみた!

東郷 カオル

トラベルライター

昨日まで何もなかった海上に、突然出現する真っ白な島。
数時間で消えてしまうこの幻のような不思議な島は、与論島の百合ヶ浜。春から夏のある条件の日に、突如として現れる天国のような島です。出現するシーズンは春から夏とされていて、冬は見られないらしい。

海上にまっ白な砂浜のビーチが現れる奇跡の自然現象
最盛期は奇跡の砂浜を求め大勢の人がやって来る!

しかし!疑い深い私は「本当に?」と常々疑問に思っていて、「それならいっそ冬に百合ヶ浜に行ってみたらいいじゃん!」ということで、11月の与論島へ突撃!果たして、本当に冬には百合ヶ浜は見られないのでしょうか?

与論島ってどこにあるの?

画像:ヨロン島観光ガイド

日本とは思えないような美しい海が魅力の与論島。「ヨロン島」とカタカナで紹介されることもあり、筆者は小さい頃は、海外だと思っていました。

軽石被害奄美群島・与論島現地レポート
フェリーからの眺め

与論島は、沖縄本島の23Kmほど北に浮かぶ島で、鹿児島県に属しています。あまりにも美しいので、沖縄の離島だと思っている人も割と多いんです。予約サイトで「沖縄」カテゴリーで一生懸命探してもプランが見つからないという残念な事態も発生していますので、この辺り、改善できればもっと観光客が増えるような気がしなくもありません…。

残念ながら、2021年11月現在、東京や大阪などの主要都市からの直行便はありません。与論島に行くには、鹿児島空港か奄美空港、那覇空港から空路を利用するか、フェリーという手もあります。

フェリーは那覇港から5時間弱かかりますが、忙しい現代では、なかなか利用することのない乗り物。こういう機会にこそぜひ利用してみてください。船内には横になれるスペースがありますが、筆者は約5時間、初めての遠足のようにずっと甲板で海と島々を眺めていたため、与論島に着く頃には足が棒のようになっていました。

百合ヶ浜のシーズンは3月から10月

インスタグラムやYouTubeでも話題の百合ヶ浜は、与論島の沖に浮かぶ真っ白な砂浜。与論島を訪れる人は、この百合ヶ浜目当ての人も相当多いはず。百合ヶ浜には見られる時期と見られない時期、見られる時間と見られない時間が存在します。釣りをしたり、星空観測が趣味の人はピンときたはず。百合ヶ浜は、満潮の時には海に沈み、干潮の時に海面に姿を現す砂浜なのです。干潮といっても、大潮の時が良いとされています。

ヨロン島観光協会が運営する「ヨロン島観光ガイド」によると、2021年の百合ヶ浜の出現予測は3月から10月という予測でした。

「でも、条件が良ければ、11月でも見られるんじゃないの?」という疑問が。これは行くしかあるまい!!ということで、大潮の日を調べ、11月というオフシーズン、しかも軽石が押し寄せる中、再び与論島へ。

フェリーが発着する与論港

ところが、フェリーが到着した与論港でも、街中のカフェでも、宿でも、「え?百合ヶ浜見に来たの…?」と、渋い反応。やはり現地でも百合ヶ浜は10月までというのが定説のよう。

4月の百合ヶ浜

2021年の4月に与論島を訪れた時には、百合ヶ浜が見られそうな日程でスケジュールを組み、お天気にも恵まれ、百合ヶ浜渡しでも「今年初めて大きな浜が出現したよ!運がいいね!」と言われました。

2021年4月の百合ヶ浜

百合ヶ浜のシーズンは、3月から10月頃とされていますが、年々人気が上昇し、トップシーズンには、何しに行ってるのかわからないくらいの混雑に見舞われそうなので、できれば多くの人が訪れる真夏は避けたいもの。

DATA
百合が浜
web:ヨロン島観光ガイド 百合ヶ浜

11月初旬、百合ヶ浜への船が出る大金久海岸へ行ってみた

島の人々に「足がつく浅さならいいね!」「ドンマイ!」的な反応をされながらも、百合ヶ浜への船が出る大金久海岸へ。

11月なのに真夏のような空の与論島

海岸入口のカフェは休業。駐車場はガラガラ。これぞオフシーズンの見本、“ザ・閑散期”。浜辺へ行くと、観光客はおらず、島のおじさんたちがのんびりと海で獲れたタコを焼いていた(笑)

ところが!

おじさんが「百合ヶ浜、行く?」と、語りかけてきたんです!実はこのタコのおじさん(笑)は、百合ヶ浜渡しの業者。「もう今年は明後日でおしまい」とのこと。やはり百合ヶ浜は11月でも出ていた!!

沖を見たら、沈みゆく百合ヶ浜の姿が。どうせ行くなら干潮前後がいいと思い、明日のベストタイミングをタコのおじさんと約束して、この日は大金久海岸を後にしたのでした。

DATA
大金久海岸 百合ヶ浜渡し
web:ヨロン島観光ガイド 百合ヶ浜

11月の百合ヶ浜

タコのおじさんに3,000円をお支払いし、船で百合ヶ浜に到着です。百合ヶ浜は、大金久海岸の沖合1.5Kmあたりにある浅瀬で、海面に出ている砂浜近くに船が近づくと、船底を擦ってしまうほどの水深。

そして、こちらが11月の百合ヶ浜です。人…、、いません(笑)

夏の様子しかご存じない人は驚かれるのではないでしょうか。この翌日は雨だったので、正真正銘、これが2021年最後の百合ヶ浜。

「人がいない場所を撮ったんでしょ」と思われるかもしれませんが、本当に人がいない百合ヶ浜が撮れるんですよ。

春よりは小さい百合ヶ浜

心配していた軽石も、百合ヶ浜には漂着しておらず、安心しました。めちゃくちゃキレイな海そのまんまです!

どんどん満ちて、沈んでゆく百合ヶ浜

11月でも百合ヶ浜は見られるのか…の結論

百合ヶ浜シーズン外の11月でも百合ヶ浜は見られるのかという疑問。答えは、「条件が良ければ見られます!」という結果に。ちなみに、2022年の百合ヶ浜出現予測が発表されましたが、なんと、11月も載せられています!今年見事に出現したから、来年も期待できるという判断かもしれませんね。

次の百合ヶ浜は、2022年の3月から。今から予定を立てても、早すぎるということはありません。与論島に行く時には、ぜひ大潮の日を狙ってみてくださいね。

DATA
ヨロン島観光ガイド
web:ヨロン島観光ガイド
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