全国旅行支援の延期も決まり、どこにお出かけしようか、宿情報の検索も楽しい日々ではないでしょうか。今回ご紹介する「ホテル カジュアルユーロ」は、リーズナブルなお値段なのに、全室、自家源泉かけ流しの露天風呂付き。しかも朝・夕食は豪華バイキング、夕食にはカニも食べ放題という、太っ腹なホテルです。クリスマスステイや世界遺産日光の社寺への「初詣」の宿にも、ぜひおすすめしたいホテルです。
ホテルカジュアルユーロは露天風呂付客室＆朝夕豪華ビュッフェ付き
栃木県日光市の『ホテル カジュアルユーロ』は、自家源泉100％、加水加温なし、 しかも夕食も朝食も専任シェフが作るビュッフェ、というのが売りのホテルです。しかも宿泊料金は平日スタンダード1人12000円～（2食付・季節変動有り）という、超リーズナブルなホテル。筆者も全国旅行支援を使って、さっそく宿泊してきました。今回も同行は車いすの母。バリアフリー情報もあわせてお伝えしますね。
ホテルカジュアルユーロは、東武/JR日光駅から車で5分、霧降高原に向かう途中にあります。駅からは特定時間の無料送迎（当日のみ要予約）もあり、路線バスを使ってもバス停から徒歩1分とアクセスも良好！ 私は車で行きましたが、駐車場も広く無料で、車いす用駐車場もあります。
広々ロビーでチェックイン！
ホテルのエントランスを入ると、広々とした空間に、レトロな車が！この車は、ホテルオーナーの自慢の名車「いすゞ117クーペ」なのだとか。しかも、ナンバーが【め・1 17】！ 「名車の117クーペですよ～」って、車が言ってるみたいじゃありませんか（笑）。
ロビー左手には、温泉堀削時の資料が展示されていて、思わず見入ってしまいました。これは、自家源泉100％の温泉・・・偽りなしだわ・・・と、期待に胸がはずみます。
いすゞクーペを見たり、温泉資料を見たり、チェックインも済ませずに車いすを押してロビーをウロウロ彷徨っていた私を、スタッフのお姉さんは笑顔で迎えてくれました。
アメニティーBARや読書コーナーも
チェックインを済ませ、温泉、食事などについて説明を受けました。アメニティーは必要なものをチョイスするBAR形式。
ホテルの客室は２階と3階に、洋室ツイン10室、洋室/和風モダンダブル24室、洋室/和風モダントリプル12室、洋室バリアフリー（2～3名）1室があります。
私たちが泊まったのは2階の洋室ツインの部屋。エレベーターが開くと、正面に広々とした読書室スペース。漫画や雑誌、ガイドブックも置いてありました。
ゆったりスペースがうれしいツイン・ダブル
カジュアルユーロのホテルの部屋は全室25平米（15.5畳）。ツインとダブルのお部屋には、テーブルと椅子、または座卓と座椅子が置かれています。トイレは温水洗浄付き。ドライヤーはイオンドライヤー（←これ、重要です。）！ パジャマはありませんが、バスローブが備えられていました。
お茶はティーパックが一人一袋用意されていますが、自動販売機があるスペースで、無料で熱いお茶や、氷もいただけます。自動販売機には水・お茶・ジュース、ビールもあり、お部屋でゆっくり楽しめました。
テレビは地上波と衛星放送が見られます。テレビが置かれているカウンターデスクは、コンセントもありパソコン仕事もできました。コンセントは他にも洗面台の横、ベッドのそばにもあり、充電にもパソコン仕事にも便利！
自家源泉かけ流し！ お部屋で露天風呂三昧～♪
今回、カジュアルユーロに泊まるにあたって、一番興味をそそられたのが部屋付き露天風呂。・・・というのも、日光市街（奥日光含まず）で、自家源泉１００％・加温加水無しの部屋付き温泉露天風呂がある宿に、2食付きで格安に泊まれるなんて、にわかに信じられなかったからです。
しかし、本当でした！テラスにシャワーと洗い場、しかも湯船は檜風呂です。 もちろん一流旅館のように情緒ある部屋付き露天とはいきません。しかし平日スタンダード1人12000円～の値段設定を考えたら、十分に嬉しい！
源泉の泉質は、pH8.6の単純アルカリ泉。41度の無色透明無味無臭のやさしいお湯で、しっかりとした湯量も出ます。お湯は張られていないので自分で入れます。お湯がぬるいと感じる時は、加温用のお湯を入れて調節できます。筆者が訪問した10月には、加温をしなくてちょうどいい温度だったのですが、寒い季節には加温が必要になるでしょう。温泉は良い泉質を感じられるお湯で、ポカポカに温まりお肌もすべすべになり、大満足でした。
メゾネットもおすすめ！
ホテル カジュアルユーロには、2つのタイプのメゾネットもあります。各メゾネットにも自家源泉100％の露天風呂と内湯が付いています。ホテルの方は全室禁煙ですが、メゾネットは喫煙可能なので、愛煙家はメゾネットに！
メゾネットはAタイプとBタイプがあり、どちらも1階に源泉100％の内湯と露天風呂が備えられています。メゾネットのお風呂は内風呂も露天もゆったりとした空間。温泉タイムを思い切り満喫できますよ。
さらにAタイプは2階にリビング、3階にダブルベッドを完備。Bタイプは2・3階にリビング、4階にダブルベッドが置かれています。
ホテル カジュアルユーロの夕食ビュッフェが想像以上にイイ！
ホテル カジュアルユーロのもう一つの売りは、豪華な食べ放題ビュッフェ。食べ放題ビュッフェは、けっこう当たり外れがあるのが正直なところ。ホテルによってはガッカリしたこともあるので、こちらも興味津々。
選任シェフが作る！約30種類の和洋中バイキング！
こちらも想像以上のお味でした。前菜には、カツオのたたきや、紅茶鴨のロースト、ローストビーフなども豊富に揃い、湯波（ゆば）の刺身や日光たまり漬けなど、日光ならではの味も楽しめます。和洋中イタリアンと豊富に並ぶ料理は、ちゃんと選任シェフが作っていると感じられる、とても美味しいお料理でした。
一番人気はカニの食べ放題！
一番人気はやっぱりカニ！ 宿泊者の皆さん、「キャ～！あんなに盛っていいの？」というぐらい、カニを山盛りにしてテーブルに運んでいました。カニもお料理も、無くなるとスタッフが補充してくれますので、たらふく食べられます！
デザートにはチョコレートフォンデュまで！
食後にはケーキ・わらび餅・ゼリー・3種のアイスクリームなどのデザートや、オレンジ・バナナ・ライチーなどのフルーツを心ゆくまで楽しめます。想定外だったのが、こちらのチョコレートフォンデュ！お高いホテルではないので、まさかチョコレートフォンデュまであるとは思っておらず、嬉しい誤算。マシュマロやクラッカーはもちろん、フルーツに絡めたりアイスクリームにかけても美味しいです！
ホテル カジュアルユーロの朝食ビュッフェには、朝がゆやシューマイも
朝食ビュッフェも、美味しいお料理がずらりと並びます。おなかに優しい朝がゆや、自家源泉を利用してつくる温泉湯豆腐、温泉卵は、食べすぎた朝に嬉しいメニュー。日光名産の日光たまり漬けや、釜炊き生姜も美味しかったです。
パンとベーコンやソーセージが大好きな母は、洋食をチョイス。味見させてもらいましたが、とろとろ卵がたまりませんでした。
こちらは、お腹いっぱいだけれど、やっぱり食べちゃったパンケーキ。バターとハチミツをたっぷりかけていただく、この嬉しさ！ 他にもシリアルやヨーグルト、カレー等々、たくさん並んでいましたが「食べきれない～。」と断念。もう一回来なきゃ！と、心に誓いました。
日帰り温泉「ほの香」で美肌の湯を心ゆくまで！
お腹がいっぱいになったディナーの後は、お部屋のお風呂で十分、という母を部屋に置いて、日帰り温泉「ほの香」へ行きました。こちらの日帰り温泉はホテルと同経営で、宿泊者は無料で楽しめるのです（貸し切り温泉は別料金）。日帰り入浴の人は11:00~19:00までですが、ホテル宿泊者は～23:00まで入浴出来ます。
こちらの写真は女湯の露天風呂、内湯から直接出られるようになっています。
この他に、男湯の内風呂・露天風呂、貸切温泉「星空の湯」（50分3500円・2名）もあります。
全国旅行支支援「いちご一会とちぎ旅」も使える！
これから寒い時期に向かいますが、ホテル カジュアルユーロでは、12月のクリスマスシーズンに、イルミネーションを実施しています。ロビーにクリスマスツリーも置かれ、とても華やか！ また、日光駅までの送迎があるので、駅でバスに乗り換えれば世界遺産・日光の社寺への初詣も楽々アクセス。
朝夕の豪華ビュッフェ、自家源泉かけ流しの部屋風呂付なのに、とってもリーズナブルな『ホテル カジュアルユーロ』。さらに、全国旅行支援が延長されたので、12月28日チェックアウトの宿泊と、2023年1月10日からも全国旅行支援実施の予定なので、さらに格安で泊まることもできます！この冬～春は狙い目ですよ～。
※バリアフリー情報
車いす用駐車場・スロープ付きエントランスあり。階段・通路の手すりあり。エレベーターあり。車椅子対応共用トイレあり。貸し出し用車椅子あり。エレベーターを使って、客屋の中まで車いすで入れました。部屋付きテラスのお風呂は車いすでは入れませんが、介助して少し歩ければ入れます。ホテルの食事会場も車いすで入れます。料理を取る台は高さがあるので介助者が必要になるでしょう。
DATA ホテル カジュアルユーロ 住所：栃木県日光市所野1550-38 TEL：0288-53-0500 アクセス：JR/東武日光駅より車で約5分。 日光ICより車で約10分 HP：ホテル カジュアルユーロ
ホテルや旅館をお得に予約する方法！
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