上半期占い2023年やぎ座(山羊座)最新&旅占い

旅占い 祐天寺蓮花

祐天寺 蓮花

占い師、ときどきライター

上半期占い2023年やぎ座(山羊座)最新&旅占い。
毎月更新中の「たびハピ・旅占い」でお馴染み!横浜中華街の占い師・祐天寺蓮花が、2023年上半期のやぎ座(山羊座)生まれさんの運勢と、上半期の旅運や旅のヒントをお教えします。
GoToトラベルキャンペーンの再開時期も気になりますが、海外旅行も活発化!まだコロナ禍以前のようにとはいきませんが、行ける国には行ってしまいたい!
星はどんなメッセージを投げかけてくれているのでしょうか?

占い師・祐天寺蓮花

いつも毎月の旅占いをお読みくださっている方、ありがとうございます(もちろん今回初めて読んでくださる方も!)。 祐天寺蓮花(ゆうてんじ・れんか)です。
2019年末から専業デビューした私は、期せずして“コロナ禍サバイバー”占い師という形に。
横浜中華街という観光地かつ占い激戦区で生の相談の声を聞いているからこそ、リアルな時代感覚に根ざした未来予報をお届けしていきたいと思います。

旅占い 占い師祐天寺蓮花 
現在、横浜中華街の占い館「愛梨」に出演中!

2023年上半期 12星座共通トピックス

空の星々は動き続けているので、当然「何も変わらない1年」なんて年は存在しないわけです。そうではありながらも、星の動きによる影響は、その強弱の度合いに差があります。

2023年、そのインパクトにおいて最注目の動きは「冥王星の星座移動」だろうと思われます。
現在は山羊座の位置にいる冥王星が、3月末から3ヶ月弱の間、水瓶座に「片足を突っ込む」ような動きを見せるのです。
冥王星*には、その(滞在している)星座の担うテーマを「徹底的・強制的に進める」とか、「壊してゼロからつくり直す」みたいな力があるとされています。

「壊して作り直」す対象は、行き過ぎたものや、過剰になりすぎたもの。水瓶座の象意のひとつ「テクノロジー」は、その矛先になりうると思います。
インターネットの普及が進み、私たちにとって特殊な技術や業界ではなくなったIT。農業や漁業という第一次産業でさえ無縁ではいられないくらい、急速に進みすぎたと言えるでしょう。

また、水瓶座には「山羊座的なものへのアンチテーゼ」という側面もあります。ここでいう山羊座的なものとは、(既存の)社会的な制度やシステムのこと。
たとえば、すでに瓦解しつつある「『いい学校』に行って『いい会社』に就職する」みたいな価値観や、数値や量・金額などの多寡によって存在意義を決定されてしまうような風潮。再生産され続けるこうした言説自体が、価値や意味を失うことになるかもしれません。
既に目にする機会が減ってきている現物の貨幣なども、非常に象徴的なオールドツールですよね(なのにどこかの国では、今さら新紙幣を発行する予定なのだとか……)。

そして前述のITもまた、ひとつの「既存システム」と化していると言ってよいかと思います。
たとえばWeb3.0の台頭によって「SNSがオワコン化する」ことは、私が言うまでもなく、既に予見されていること。既存のSNSは、まさにプラットフォーマーという“元締め”が介在するものであり、そうした権威によらないネットワークのあり方が、再構築されることになるのだろうと思います。
マッチングアプリを「ハイスペックな相手を見つけるため」のツールとして使うような文化も、徹底的に壊されていくかもしれません。

さらに極端なことを言ってしまえば、「国家というシステムの賞味期限切れが迫る」可能性さえ。
仕組み(山羊座)でなく、関係性(水瓶座)が重要視される流れが進むのではないかと思います。

なお、本格的に冥王星が水瓶座に移るのは2024年からなので、2023年は「一石を投じる」ような動きにとどまる可能性も。しかし、そこで生じた“ひび割れ”は、ゆるやかに既存システムの機能不全を生んでいくことになるのでしょう。

また、同年3月には土星という星の星座移動(約3年ぶり)を控えていたり、1年を象徴する星である木星の動きにも注目したいところですが、それについては12星座ごと、または月別の占いの中に反映していきたいと思います。

*冥王星……現在、天文学では惑星認定を外されているのですが、占星学では依然として星としての影響力を重要視されています。

やぎ座(山羊座)2023年上半期の運勢は?

前述の「冥王星」の話。この星が山羊座を離れる(2023年は「いったん」離れるということなのですが)という動きは、もちろんですが山羊座生まれのあなたにとって、かなり大きなターニングポイントとなりうるものです。

共通トピックスの項では省いたのですが、この星が山羊座に入ってきたのは、2008年の話。十二支なら2周目に入っているくらい長く滞在していることになります。

冥王星の意味には「徹底する」だとか「0か100か」だとか、あるいは「変容」などもあります。徹底的に何かに打ち込んだり、あるいは徹底して何かをやらなかったり。

自分の変化は、自分ではなかなか気づきにくかったりします。いったい何が変わって、何が“相変わらず”なのか。この上半期は、それらを確かめていくような期間になるかもしれません。

やぎ座(山羊座)2023年上半期の旅行運は?

上半期のピックアップ・ワードは「小鳥」。
小鳥のさえずりが聞こえるロケーションの宿は全国各地に見られるけれど、館内に小鳥がいる(飼っている)のは珍しいかも。記事は2021年のものですので、今も同じ子に会えるかは分かりませんが……。

南国の雰囲気に合ったアジアンバードは、まさにトリピカル!?

やぎ座(山羊座)2023年上半期の月間メッセージ

1月

“手ごたえ”の感じられる時だろうと思います。「やっぱりこう(これ)じゃないとダメだ」という、自分にとっての王道のようなものを確認することになるでしょう。手のひらになじんだ感触。

2月

「独り占め」や「一極集中」させることのリスクに直面することになりそう。財産にしても、人間関係にしても。前にも書いた可能性がありますが、自立とは、複数の依存先を確保しておくこと。

3月

ここ2年ほど感じていた距離やワダカマリが、ふわっと軽くなるかも。「今までなら(SNSで)ブロックしていた内容だけど、まあこれくらいならいいか」と、妙に寛容になれるなど。

4月

「生みの苦しみ」を経験することになりそう。この飽和した時代で、何かを作り出そうとする時に特有の悩み。または、無茶なリクエストとのバトル。どれだけ成長したかを試されているかのよう。

5月

バトルモードは引き続きですが、決着・結実の気運も高まってくる頃でしょう。大きなことを成し遂げるために、目標設定を細かく刻んでいくのはよくある手法。ひとつのハードルを越えるタイミング。

6月

「持ち場に戻る」ような感覚になるかも。けじめをつけておきたい何かを仕上げるためのチャンス。取り残されているような不安がある方も、大丈夫。下半期に“まくる”ことも、きっと可能です。

次回予告

次回のたびハピ占いは「2023年1月の運勢」です!UPは2022年12月26日(月)ごろを予定しているのでお楽しみに!あなたの2023年上半期の運勢に合った旅先を、たびハピで見つけてくださいね!

2023年の旅の目玉は全国旅行支援の延長継続。

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国内外どちらの旅行も「3回目のワクチン接種証明書」もしくは「陰性証明書」が必要という制限があるけれど、逆を言えば、このどちらかがあれば、国内も海外も制限されることなく旅行が可能になっています(ただし海外の場合、渡航する国にまだ制限がある場合があります)。

2023年は、この記事を読んでいる皆さんの日常と、旅が、もっともっと自由になりますように!

旅占い 祐天寺蓮花

祐天寺 蓮花

占い師、ときどきライター