石川県金沢市にある、ハイアットセントリック金沢のダイニング『ファイブグリル&ラウンジ(FIVE-GRILL&LOUNGE)』で、旅先のランチと朝食を楽しんできました!
ダイニングは3階のロビーから自然に空間が繋がっており、パブリックエリアの一体感があります。入口のディスプレイシェルフがお洒落です♪
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ハイアットセントリック金沢とは・・・
2020年8月にオープンした、北陸初のハイアットホテル。客室数は253室。ホテルのインテリアデザインは金沢の伝統工芸や歴史を反映しつつ、コンテンポラリーなテイストを取り入れたアートを感じるホテルです。
シティビュースイートの宿泊記はこちら!
これぞ最新高級ホテルダイニング! な空間
ハイアットセントリック金沢内唯一のダイニングであるこちらは、朝食・ランチ・ディナーから、 軽食やドリンクのみのラウンジ利用まで様々なシーンに対応。地元の食材を取り入れた、バラエティ豊かなお料理を楽しむ事が出来ます。
アプローチの途中にはバーカウンターがあります。
駅前広場沿いの窓側は、ラウンジゾーン。軽食やティータイム、バー利用の時にはこちらに案内されます。
お食事の紹介記事ではありますが…この空間を愉しむのもこちらのホテルを予約した理由のひとつであるわたくし。しばらくその素晴らしさについて語らせていただきますので、お付き合いの程よろしくお願い致します。
バーエリアを抜けると、奥にはテラスに面した二面採光の客席エリア。高い天井、多色使いながら日本の伝統色をベースにした落ち着いた空間です。
こちらからは、隣接する系列ホテル、ハイアットハウスのテラスと繋がっております。 出入り口はありますが、そんなに気軽に行き来出来る雰囲気ではないので、スタッフにお声掛けした方が良さそうです。
実はわたくし、こちらのダイニングで各所に見られるディスプレイシェルフが大好きなんです。主に、海外の最新ラグジュアリーホテルでよく見られるデザインですが、 東京大阪辺りでもそうお目にかかれないのに、金沢に存在している事に感動。
普通は棚と置物だけで成立するデザインですが、 さらにガラスで囲ってしまう手法がモダンで特別感が出るのです。
バーカウンターを左に曲がると、ライブキッチンと客席。
天井からは行灯(あんどん)をモチーフにした大きなシャンデリアが連なり、華やかでドラマチックです。
さらに奥に進むと、鮮やかな野菜のアートが印象的な客席エリア。
こちらのホテル、全体的には金沢の伝統を取り入れた和モダンテイストですが、ダイニングは海外の大都会にある最新ラグジュアリーホテルのような、色気のあるゆったりとした空間。アートの奥には、グループ用の個室もありました。
地元の食材を生かしたコースランチ
こちらのダイニング空間が大好きなので、宿泊は1泊だけながら3回利用してみました。まずは、ホテル到着早々にランチ。
3品で3500円と4950円のコースランチがありますが、より食材や調理法に拘っていそうな4950円の『 紅殻(Bengara)ランチ』を選びました。
2種類から選べる前菜は『トマトとスイカのガスパチョ 石川県産赤烏賊のタルタル キュウリのゼリートマトのエスプーマ キャビア』、飲み物はシャルドネ(1100円)を注文。
タルタルは鮮やかで美しい盛り付けですね♪ ガスパチョの中に烏賊のタルタルが浮かんでおり、きゅうりのゼリーとキャビアが風味のアクセントに。わたくしトマトもきゅうりも苦手ですが…こんなお料理であれば、視覚効果もあり美味しくいただけます。
スープはカリフラワーの温かいポタージュ。ベーコンフレークとパセリでより深い口当たりに。これは自分好みで美味しかったです♪
4種類から選べるメインは、 『能登ポークばら肉のブレゼ パンプキンピューレ トンカ豆フレーバーの 黒トリュフソース』を選択。
能登豚は厚切りなのに、ナイフが要らないぐらい柔らかい。 煮込んでからグリルしているのでしょうが、旨味も逃げておらず美味しい!トリュフが入った甘酸っぱいソースと、付け合わせの南瓜のピューレとの相性も良いです。高級洋風炙り角煮と呼びたい一皿(笑)。
デザートは、父の日という事で特別仕様。
ナッツクリームと層になったケーキとコーヒージェラート。
ドライオレンジが載った抹茶チョコレートと、柑橘フレーバーのギモーブのプチジュールも。もちろん食後のコーヒー・紅茶付。デザートは結構オーソドックス。今日のような特別デザートではなく通常メニューの方が興味をそそられました。
アラカルトが豊富な朝食
翌日は朝食へ、平日8時台は混んでいました。9時前から一気にゆとりが出る感じでした。コロナ禍でセットメニューを提供するホテルが多いなか、こちらはブッフェ形式。やっぱりビュッフェは楽しみですよね♪
ダイニングエリアの通路中央に並んだブッフェ台。なんともスタイリッシュな演出ですね。
ダイニングの内装や什器がハイグレードなので、料理も豪華に見えますが… 並んだ料理や食材自体は標準的な印象。普通の高級ホテルのラインナップといった印象です。
和朝食コーナーは、石川産の食材にこだわっております。
ライブキッチンのカウンターにはホットミール。こちらも種類は少なめです。和朝食用の焼き魚も
パンも種類は少なめ、クロワッサンやデニッシュは小さめでした。
ジュースはオレンジ・グレープフルーツ・アップル・トマトの4種類。フレッシュではなくチルドだと思います。あとは牛乳や豆乳。
マフィンの種類が多く、いや~んどれにしよう♡ と思ってしまいました(笑)
ブッフェの種類はそう多くない代わり、出来たてが提供されるアラカルトのメニューが多いです。しかも嬉しいのが、こちらのメニューから何品でもオーダー可能だという事(と言いつつ常識はわきまえ2〜3品が妥当でしょうが)
日本のアラカルトが選べるホテル朝食、どんなに高級なホテルでも一品だけというホテルが大部分なんです…
てっきり一品のみと思い、2品目は追加料金を支払うつもりでオーダーするとまさかの頼み放題。 すでに食後のコーヒーをいただいている段階だったので後悔しました…
アラカルトは、珍しい和風ベネディクトを選んでみました。鰹節が振りかけられた、お好み焼みたいなビジュアルです。
パンの代わりに焼きおにぎりみたいなライスガレット。その上に金平ごぼうと半熟卵、オランデーズソースは味噌風味。ベネディクトというより、和惣菜ひとまとめといったような味わいでした。
セルフで取り分けるブッフェ料理やサラダも上質さがあり、美味しくいただきました。
デザートにはフレンチトーストを選びました。
マンゴーソースや付け合わせのベイクドパイナップルにこだわりがあり素敵です。
トーストは卵液ひったひた、ナイフで切るとジュワ〜っと溢れ出てきます。
ベリーが練り込まれたマフィンは軽い口当たり。レモンライムフィナンシェは、柑橘の風味はあまりしなかったです。
この内容で税サ込3300円は、高級ホテルとしてはかなりお手頃。 なにより、アラカルトメニューが充実しているのが楽しいですよね♪
お手頃に一杯♪ハッピーアワー
最後に…こちらのホテルのエントランスやロビーにも表示されている、ウンジコーナーでいただけるハッピーアワープラン。
お酒も軽食も、店名にちなんで全て555円(税サ込611円)!高級ホテルにしてはかなりお手頃ですよね。
帰りのフライトが夜だったので、観光を済ませてた後一杯飲んで帰る事にしました。
窓側のソファ席、ペールトーン使いがオトナ可愛い♡
スパークリングワインと、トリュフ風味のフライドポテトを選びました。 ポテトは結構なボリューム!トリュフ塩が振りかけられておりました。
滞在の最後まで、大好きなダイニング空間を堪能出来て良かったです。このスケール感のある和モダンでは無い最新Luxホテルテイスト、海外に行けない地方在住者にはなかなか体験出来ないのよね〜
空間もお料理も、存分に楽しませていただきました♪
DATA ファイブグリルラウンジ(FIVE-GRILL&LOUNGE) 所在地:石川県金沢市広岡1-5-2 ハイアットセントリック金沢3階 電話番号:076-256-1559(受付時間 10:00~21:30) 公式サイト:FIVE-GRILL&LOUNGE
1月1日から「五感にごちそう金沢宿泊キャンペーン」が全国に拡大!
当初は石川県民の県民割だった「五感にごちそう金沢宿泊キャンペーン」が、2022年1月1日の予約から日本に住んでいる方全員が予約できることになりました。ハイアットセントリック金沢だけではなく金沢の宿がとてもお得になるので、この機会に予約してみましょう。予約は12月27日から受け付けています。