北海道ホテル宿泊記・帯広の自然の恵みを堪能!

東郷 カオル

トラベルライター

広大な北海道には札幌や函館以外にも、魅力的なエリアが数多くあります。世界遺産に登録されている知床や、インバウンドに人気のニセコはその代表。今回ご紹介するのは、北海道の真ん中より少し南に位置する帯広です。
人気の「森のスパリゾート 北海道ホテル」で、自然に癒され大地の恵みをいただく滞在をしてみませんか?新千歳空港からレンタカーだけではなく、電車やバスでもアクセスできるオススメのエリアです。

帯広ってどんなところ?

帯広があるのは十勝平野。近くには帯広空港もありますが、地方からは就航していなかったり本数が少なかったりするので、新千歳空港を利用するのがおすすめです。新千歳空港からは「とかちミルキーライナー」というバスや鉄道で、最短2時間半弱でアクセスすることが可能です。

できたてマルセイバターサンドが食べられるのもこの土地ならでは(六花の森)

十勝は日本の食を支える畑作地帯。スイーツも有名で、六花亭の本社・本店や、柳月の本社も、実は札幌ではなく帯広にあります。帯広でスイーツを買うと、その安さに驚くはず。東京や大阪で700円くらいするケーキが、300円弱で売られていたりします…。同じ日本にいながらこのスイーツの物価の違いには驚かされます。

森のスパリゾート 北海道ホテルとは?

帯広駅の前にはビジネスホテルが何軒かあるのですが、せっかく帯広で滞在するなら、その土地の特徴を感じることのできるホテルがいいですよね。帯広駅から徒歩10~15分の「森のスパリゾート 北海道ホテル」は、そんな人におすすめ。もちろん駅とホテルを結ぶ送迎バスもありますので、大きな荷物でもラクチンです。でも、帯広は外を歩くのが本当に気持ちいいので、駅から景色を眺めながらホテルまで歩くのもいいでしょう。

北海道ホテルは「象設計集団」が設計したホテル。あまり耳にしたことがないかもしれませんが、「象設計集団」は20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエに師事した吉阪隆正の弟子たちが設立した建築事務所で、沖縄県の名護市庁舎を設計したことで知られています。南国ムードたっぷりの市庁舎は遺跡のような雰囲気で、ちょっとした観光スポットとしても人気。名護市庁舎は南の島の伝統や風土が感じられる建物ですが、ここ北海道ホテルでは、十勝の風土が感じられる建物になっています。

建築好きなら、名護市庁舎と北海道ホテルを見比べてみるのもすごく楽しいと思いますよ。北海道ホテルのレンガ造りの外観には、アイヌ伝統の文様や梟(フクロウ)が見られ、名護市庁舎とはまた異なる土地の魅力を語ってくれます。

ガーデンウィングと日高ウィング

ゲストルームは、中庭に面したガーデンウイングと、日高山脈を望む日高ウイングがあります。

日高ウイング スーペリアツイン

日高ウイングの低層階は日高山脈ビューじゃないのですが、実は日高ウイング低層階には別のおすすめポイントがあるんです…。それは、窓の外の木にエゾリスが現れること。初めて部屋の中からエゾリスを見つけた時は、窓の外を大きなしっぽが横切って驚きました。

暖炉がある部屋や、モール温泉が楽しめる部屋、プライベートサウナがある部屋など、予算やお好み次第でいろいろ楽しめます。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、ホテル好きなら3泊して部屋チェンジするのも楽しいかもしれません。

美しい教会とガーデンを望むロビーラウンジ

北海道ホテルでは、さほど部屋のランクにこだわらなくても、館内でかなり充実した滞在が可能です。館内にはため息が出るほど美しいレンガの教会があります。レンガの重厚な造りと、その奥の森の緑と自然光の対比が素晴らしい。鳥のさえずりを聞きながら中庭を散歩する時間も素敵です。

ロビーラウンジ「ダイヤモンドダスト」は、17時から22時までと、6時半から9時までは、宿泊者専用のラウンジとして利用できます。ドリンクもフリーでいただけますので、美しい中庭を眺めながら寛ぎの時間が過ごせます。

2階から見下ろすラウンジも美しいので、ぜひ2階にも足を運んでみてくださいね。

2階は、結婚式や集まりがある日以外は静かな穴場ですよ。

希少なモール温泉が湧くホテル

北海道ホテルの温泉は、太古に地中に埋もれた植物が炭化する際に生じた成分が溶け出した植物性の「モール温泉」というもので、北海道遺産にも認定されている希少なものです。

画像提供:森のスパリゾート 北海道ホテル

それだけでも温泉時間が楽しみなのに、最近大浴場のサウナルームがパワーアップして更に充実。

画像提供:森のスパリゾート北海道ホテル

本場フィンランド式の「ロウリュウ」に加え、白樺の切り株の壁でロウリュウを楽しむ「ウォーリュ」、モール温泉を使ったロウリュウ「モーリュ」など、ユニークなネーミングのサウナでととのえます。

みんなが大好きな北海道ホテルの「王道の朝食」シリーズ

私の知り合いは、北海道ホテルが好きという人がとても多いんです。みんなが口を揃えて絶賛するのが朝食時間。「王道の洋食」、「王道の和食」、「スープカレー」と3パターンあり、連泊しても飽きることはありません。朝食会場が中庭に面しているので、自然光がたっぷり。清々しい朝を迎えられます。

特に洋食が人気で、白い卵で作ったオムレツと、ホテルメイドのパンで幸せ時間が約束されます。ちなみに、パンは焼きたてよりも1時間くらい落ち着かせてからのほうが、酵母臭とアルコール臭が抜けて美味しいんですって。これは知らなかった…。食べきれなかったパンは部屋に持ち帰れるようにパン用の紙袋も用意されています。持ち帰った場合、パンは早めに食べるようにしましょう。

和食は、道産米「ふっくりんこ」や道産豚、インカのめざめなどを使った内容。「朝はお米じゃないと…」という人にはぴったり。

私は3泊したので、1泊目は洋食、2泊目に和食、3泊目にスープカレーと、全て制覇しました。1日目は絶対に外せない「王道の洋食」、2日目はお米が食べたくなって「王道の和食」、3日目にやはり北海道といえば「スープカレー」と、それぞれ満喫。

中庭では朝食時にエゾリスの姿が見られることも。もし中庭でエゾリスを見つけることができなかったら、近くの緑ヶ丘公園に行ってみてください。かなりの確率でエゾリスに遭遇できますよ。

ガソリン満タン返し不要のレンタカーがお得!

今回の旅では、ホテル滞在を楽しむのが目的だったので、レンタカーの手配をしていませんでした。でも、ホテルでお得なプランを発見!

宿泊者限定のプランで、トヨタレンタカーが格安で利用できます。ドライブするつもりはなかったのですが、急遽ドライブすることに決定!フロントで申し込み、翌日の朝にホテルに配車してもらいました。なんと便利な…。しかも12時間の場合だと、4,950円で、免責込み、ガソリン満タン返し不要でした(帯広以外が発着地の場合・日帰り利用ではない場合は満タン返しが必要)。このご時世にガソリンを気にせず走れるなんて、嬉しいですよね。

ただし、当然ながら満車の場合は利用できませんので、その点だけ注意が必要です。

コロナ明けのホテルは早めに手配を!

そろそろ国内の旅行熱もヒートアップ。6月からはインバウンドも徐々に戻ってきそうな感じです。夏休みやシルバーウィークなどのホテル予約は早めに手を打っておかないと、希望の日程やお部屋が予約できないという事態になってしまうかもしれません。今年は特に、早め早めに手配を進めましょう。

森のスパリゾート 北海道ホテルの予約

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DATA
森のスパリゾート 北海道ホテル
所在地:北海道帯広市西7条南19丁目1番地
電話:0155-21-0001
公式サイト:森のスパリゾート 北海道ホテル

東郷 カオル

トラベルライター