見渡す限りどこまでも続く青い絨毯。ネモフィラの可憐な花が一面を覆い尽くすネモフィラの丘があるのは茨城県の「国営ひたち海浜公園」(以下、ひたち海浜公園)です。
2013年に書籍『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』で紹介され、その人気が爆発。「死ぬ前に一度は見たい!と毎年、多くの観光客で溢れかえる人気スポットになりました。

ひたち海浜公園はリードをつけていれば園内を愛犬もお散歩できるドッグフレンドリーな場所。今回は愛犬と訪れる際の注意点や、ネモフィラをはじめこれから楽しめるお花の見頃を合わせて紹介します!

都心から約2時間!交通の便が悪くても見たい景色がここにある。
ひたち海浜公園があるのは茨城県のひたちなか市。最寄駅はJR常磐線の勝田駅ですが、そこからバスに乗り換えて20分。もしくは勝田駅からひたちなか海浜鉄道湊線乗り換えて阿字ヶ浦下車、そこから徒歩20分と正直交通の便はあまりよくありません。
(ネモフィラシーズンの2022年4月9日(土)~5月8日(日)の土・日・祝日限定で勝田駅東口から海浜公園「西口」までの直行バスが運行予定)
車で行く場合はひたち海浜公園ICからすぐなので、私個人としてはドライブがてら車での移動がおすすめ。駐車場も1日520円とリーズナブルです。とは言え、G.W前後のネモフィラシーズンともなると開園前からパーキング待ちの行列ができるほどなので、混雑を避けるためにも早起きは必至。
そこまでしてなぜ行くのか? それはこの景色が……!

と、その前にペット連れで旅をしたい皆さんに、大事なお約束からお話しさせてくださいね。
愛犬の入園は無料ですが、ペット同伴誓約書にサインが必要です!
ひたち海浜公園の入園料は大人(高校生以上)450円、65歳以上のシニア210円、中学生以下は無料です! ペットも無料で入園できますが、入園時にペット同伴誓約書にサインする必要があります。
トラブルが起こったときは飼い主の責任になる、排泄物は持ち帰る、花壇には入れないなど守るべきルールが書かれているので必ず読んでからサインすること。当日、入園口でも記入できますがHPからダウンロードできるので事前に書いて持参するとスムーズです。入り口では排泄物を入れるエチケット袋ももらえます。
遠くても混んでいても見たい景色がここにある!
そして死ぬまでに一度は見たい景色が…コチラ!

3.5haに約530万本のネモフィラの花が青空に向かって広がる「みはらしの丘」です! え? 一面ブルーじゃない? …ごめんなさい。これは去年の4月下旬。先ほども書きましたがネモフィラがピークを迎えるG.W前後になってしまうと園内はもちろん、駐車場も大混雑。
ネモフィラを見にきたのか、人を見にきたのかわからないという状態になってしまうので、私は毎年早めに見に行くことにしているのです。これでも十分美しいと思いませんか?
ピーク時より先に行くことで見られる景色も!

完璧な一面ネモフィラブルーの世界は見られませんでしたが、早く行くことでしか見られない景色も。それが菜の花との共演です。菜の花越しに見渡すネモフィラの丘。2色のグラデーションの美しさは圧巻ですよ。
4月中旬までならスイセンも見頃!

もっと時期を早めればスイセンの丘にて早咲きのスイセンを楽しむことができます。菜の花との共演は毎年3月中旬くらいまででしたが、2022年の今年は寒さが影響してか開花が遅め。4月頭くらいまでは楽しめそうです♪

スイセンの丘のスイセンは早めに見頃を終えますが、スイセンガーデンのスイセンは4月中旬まで楽しめます。(早口言葉のようだ…)。園内マップは入り口でももらえますが、HPからも確認できるので事前に予習していくと便利です。
「ネモフィラ風呂」を撮るときの注意点

ネモフィラの丘で多くのカメラマンが狙うのが「ネモフィラ風呂」。なんじゃそりゃ?という方のために説明すると、愛犬(フィギュアやぬいぐるみ持参の人も!)をネモフィラの丘の通路に座らせ、それを低い位置から撮ることでまるでネモフィラのお風呂に浸かっているような一面ブルーの写真が撮れ、その写真のことを「ネモフィラ風呂」と言います。
その写真を撮るには被写体をネモフィラより高い位置に置き、さらに離れた場所から狙う必要があります。私の写真の場合、望遠レンズの限界によりそこまで離れられない上、場所どりが悪く通路の柵が映ってしまっていますが、この状態から撮影者がさらに離れて下から煽ることで全面ブルーの写真が撮れるのです。

写真撮影のときに注意して欲しいのは愛犬をひとり(1匹)残したままにしないこと!
園内でリードを離すのはNG事項ですし、ネモフィラの時期は多くのわんちゃんが遊びに来ているので目を離した隙にトラブルになりかねません。
ひたち海浜公園のネモフィラ2022年の満開予想は4月22日!

今年のネモフィラは4月15日頃に「見頃(7分咲き)」、4月22日頃に「見頃」を迎えると予想されています。例年、見頃のピークは1週間~10日程になるので4月の中旬以降は混雑必至。みはらしの丘の混雑状況によっては、入場制限をすることもあるとのことなので、できるだけ休日を避け、平日に行きましょう。
ネモフィラと合わせて楽しみたいチューリップ!

ネモフィラの時期に一緒の楽しみたいのがチューリップ。4月中旬から下旬にかけて色とりどりのチューリップが咲き誇ります。その数、230種類26万本!
カーネーションのように花びらが豪華なチューリップや、1本の中に3色混ざったマーブル模様のチューリップなどなど今まで見たことのないチューリップの品種に出会えること間違いなし。メルヘンな世界にうっとりしますよ♪
ネモフィラの丘は秋にはコキアの丘に!
一年中いろいろなお花で楽しめるひたち海浜公園ですが、ネモフィラシーズンに続いて人気があるのが秋のコキア。ピークシーズンはこのように真っ赤に!

これまた大混雑なので、去年は見頃を過ぎてから遊びに行ってきました。

春にはブルーだったみはらしの丘がコキアで埋め尽くされ、オレンジ色一色に!

ポコポコしたコキアのフォルムがかわいくてなんだかとても癒されます。

コキアの見頃は10月ですが、色づく前の緑のコキアを楽しむなら初夏がおすすめ。7月からふっさふさのコキアが出迎えてくれます。その時期はひまわりや夏バラなど見応えあるお花も楽しめますよ。
一年中、いつ行っても楽しめる!

圧倒的に賑わうのはネモフィラとコキアのシーズンですが、いつ行っても何かしらのお花が咲いて楽しませてくれるひたち海浜公園。園内は道幅も広く愛犬のお散歩にもぴったりですし、テラスで一緒に休憩できるカフェもあります。
コロナ対策としての入園制限などはありませんが、入り口での検温やアルコール消毒は必須。またBBQエリアの利用が休止されています。イベントなどのその都度状況で変わるのでお出かけ前に公式HPでチェックしてくださいね。
DATA 国営ひたち海浜公園 所在地:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4 電話:029-265-9001(ひたち公園管理センター) 開園時間:3月1日〜7月20日・9時30分〜17時/7月21日〜8月31日・9時30分〜18時/9月1日〜10月31日・9時30分〜17時/11月1日〜2月末日・9時30分〜16時30分 閉園日:毎週火曜日 公式HP:国営ひたち海浜公園
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