宇治茶だけじゃない宇治の魅力発見!茶づなから始める宇治観光

けいたろう

旅するグルメライター

京都の市街地から電車で20分ほど、悠々と宇治川が流れる風光明媚で平安貴族にも愛された街である宇治。日本を代表するお茶であったり世界遺産の平等院が有名な宇治ですが、じつは宇治の魅力はそれだけにとどまりません。

そんな宇治の魅力をいろいろな角度から知れる施設、お茶と宇治のまち交流館「茶づな」が誕生しました。京阪電車の宇治駅すぐの場所にあるので宇治観光の最初の目的地として立ち寄ることをオススメします!

宇治と宇治茶の魅力とは?

水量豊かな宇治川が流れ紫式部の源氏物語の舞台になっている宇治。
まず最初に思い浮かべるのはなんといってもお茶でしょう。京都旅行の定番中の定番である抹茶の一大ブランドですし、抹茶味のかき氷は宇治金時と呼ばれるように、お茶と宇治は切っても切れない存在。

そもそもお茶は中国から伝来した飲み物で、平安時代初期に最澄や空海といった高名な僧侶が平安仏教とともに唐から持ち込んだのが日本の茶文化のはじまりと言われています。しかし当時の日本では茶の栽培方法の確立は難しく、ごく一部の権力者のみに飲まれる存在でした。

やがて時代は進み鎌倉時代、臨済宗開祖である栄西が修行先の宋からお茶の種を持ち帰り、その種を高山寺の明恵がもらい受けます。明恵はお茶の栽培に適した場所として宇治を選んだことから宇治のお茶の歴史が始まりました。

写真提供:茶づな

宇治では茶葉に覆いをして日差しを遮った状態で丁寧に育ることで、渋みが少なく旨味が多い玉露や抹茶の原料となる碾茶が栽培されています。

その後、室町時代ころになると公家や僧の間で宇治茶を送りあうようになり、全国に誇るトップブランドのお茶となりました。

茶づなで再発見できるお茶の魅力

室町時代には全国的に有名になった宇治茶ですが、現代の我々がお茶の本当の魅力を知っているかというと、じつは魅力のほんの一部しか知らない状態。

今回紹介する茶づなではさまざな体験や資料を通して、知ってるようで知らないお茶の魅力を再発見することができます。

写真提供:茶づな

茶づなでの体験で、ぜひ体験してもらいたいのが玉露や煎茶の淹れ方体験。
一般的なイメージとして、日本茶というと抹茶とそれ以外くらいの認識の人も多いと思いますが、日本茶の中に玉露と呼ばれる種類のお茶があります。

この玉露は、すでに紹介したように日よけをして育てたお茶の葉。お茶の木は根っこの部分で旨味成分のもととなる「テアニン」を生成し葉に蓄えます。しかし葉っぱに含まれた「テアニン」は光に当たると光合成が起こり、渋みのもととなる「カテキン」に変化します。

玉露は日よけをしてカテキンの生成を抑制するので苦みが少なくて旨味が強いのが特徴。淹れ方も煎茶と違い、人肌くらいにお茶を冷まして1~2分ほどかけてじっくりゆっくりと旨味を引き出すようにして淹れます。

写真提供:茶づな

一方で煎茶は葉っぱに日光を当ててカテキンを生成した茶葉。スッキリとした味わいが魅力となっていて、煎茶は玉露より少し熱いお湯を入れて1分ほど蒸らして淹れるお茶となっています。

茶づなで実際に煎茶と玉露の茶葉の違いや淹れ方の体験を教わることで、それまで単に「高級なお茶」くらいにしか思ってなかった玉露の特徴を知ることができます。それにより宇治観光でお茶を買う際にも今までとは一味違う目線でお茶選びができ、また自宅で淹れるお茶も、その茶葉の持つ本来の美味しさを引き出した状態で飲めるようになるのです。

さらに茶づなでの人気のお茶体験が茶臼から抹茶づくり体験。こちらの体験では抹茶の原料となる碾茶を石臼で自分の手で挽いて点てる(たてる)体験を用意。

ゴリゴリと石臼を挽くのはお茶の街である宇治らしい体験。体を動かして自分で挽いた抹茶を飲むことで、五感を使って宇治茶の魅力を知れるので、宇治旅行にこれ以上ないプログラムとなっています。

宇治にゆかりのあるワークショップ体験も可能

お茶についての楽しみながらいろいろ学べる茶づなですが、体験できるプログラムはお茶に限ってはおらず、宇治にゆかりのあるクリエイターさんによるワークショップも開催されています。

その中で人気の高いプログラムが日本画体験。こちらの体験では日本画に使用されてきた天然の原石を砕いた「岩絵具(いわえのぐ)」や牡蠣の貝殻を使用した「胡粉(ごふん)」で日本画を描く体験ができます。

自分で下絵を描いて、定着材として膠(にかわ)と混ぜた岩絵具をぬり絵のように塗って、ミニミニサイズの日本画を描く内容のプログラムとなっています。

自作の絵は愛着が湧くのはもちろん、岩絵具や胡粉、膠などは知識として知っていても目にするのは初めてという画材が使用できる貴重な体験となっています。

写真提供:茶づな

ほかにはオリジナルのくみひも作りなどが人気の体験プログラム。こちらのくみひも体験では、自分の手でくみひもを作って仕上げ作業は宇治市の工房に持ち込んで行うなど、自然と宇治市内の観光のバリエーションが広がる試みがなされています。

五感をつかって宇治を堪能

ワークショップで宇治の魅力を体験できる茶づなですが、ほかにも宇治を楽しむ要素も盛りだくさん。ミュージアムでは、これまでに紹介したような宇治茶の製造工程や歴史などを映像や展示パネルを通して学べます。

またミュージアムには、お茶の歴史以外にも宇治のまちの歴史についても紹介があり、かつて豊臣秀吉が「太閤堤」とよばれる京都の宇治川から伏見、淀川へ続く堤防をつくりました。京都から大阪まで行き来できるようにもなり、堤が道路としても利用された堤の一部を歴史公園中で再現されています。展示物の下に本物の太閤堤跡が保存されています。

ちなみに茶づなの敷地は、まさに豊臣秀吉が灌漑を行った宇治川太閤堤の上に建っていて、敷地内には豊臣時代の宇治川太閤堤が再現されていてます。なお上の写真は、宇治出身の武人画師 こうじょう雅之さんの筆による迫力ある豊臣秀吉公の巨大タペストリー。茶づなの壁に掛けれられています。

また茶づな敷地内には宇治の老舗飴屋さんの岩井製菓の手掛ける「とにまる」というレストランを併設。こちらでは先ほどの茶づな敷地内に復元された宇治川太閤堤を大胆にカレーで再現。

ご飯で堤防を表現しカレーの宇治川が流れ、舟に見立てたアーモンド菓子が行き来しています。野菜の素揚げに彩られたコクのあるカレーは見たのユニークさだけでなく、確かなおいしさとなっています。

ほかにも飴屋さんらしく、みたらし団子のタレを綿あめにしてしまった「わたらしだんご」というユニークなメニューも提供されています。

こちらも一般的な醤油ダレをあえて綿あめにして水分をカットすることで、焼き団子の香ばしさをよりダイレクトに感じられるお菓子でした。

茶づなからスタートする宇治観光

宇治の魅力が盛りだくさんに堪能できる茶づなですが、茶づなはあくまで観光のスタート地点という位置づけ。ここから本格的な宇治観光にスタートしてみてください。

そんな旅行者にオススメなのが宇治まちさんぽという壁に掛けられたカードの数々。こちらのカードは宇治市内のお店やスポットの紹介カードとなっていて、中には特典を受けられるカードなどもあります。

定番の平等院やお茶屋さん、茶団子屋さんにほかに、パン屋さんやカフェ、レストランなどの情報もあるので「宇治といえばお茶」というイメージの人には、ちょっと意外な発見があると思います。

今回、個人的に気になったのが、なんと焼きそばパンお店。宇治で焼きそばパンという意外すぎる組み合わせですが、カードを頼りにお店を目指してみます。

辿り着いたのが「麦わらぼうし 宇治工房」。お店をのぞいてみるとオシャレなパン屋さんで、焼きそばパン以外にも美味しそうなパンがたくさん並んでいます。

お店に入ってカードを見せて購入したのが、こちらの焼きそばパン。

一見するとパンが見当たらないただの焼きそばですが、横からよく見ると確かにパンが入っています。ギュウギュウに乗っているのは、こだわりを持って選んだしっかり食感の麺にダシを効かせたオリジナルのスパイシーなソースが絡まって冷めても美味しい焼きそば。そして焼きそばを支えるのは、ふっかりとした感触のパン。

インパクト重視かと思いきや、とっても美味しい焼きそばパンでした。麦わらぼうし宇治工房は、茶づなから少し離れた場所にあるでカードがないと辿り着くのは難しいと思います。そんなお店に巡り合えるのも茶づなの魅力ですね。

また茶づなは駅からすぐの場所なので帰り際にもう一度立ち寄って、あらためて宇治のお土産を買ってみるのもオススメです。

こちらで販売されているお土産も宇治市内に工房を構え、ヨガや瞑想などで場を一瞬で浄化するおりんや、宇治の伝統工芸品である茶の木を加工したお人形のストラップ。

また高級玉露を瓶詰にした「玉兎」という宇治玉露ドリンクが人気のお土産となっています。このように茶づなでは、とにかくお茶と宇治にゆかりのある物の魅力の発見になるものがズラリ。宇治の観光の最初と最後には茶づながオススメです。

 DATA  
お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな
 所在地:京都府宇治市菟道丸山203-1
 公式サイト:茶づな 

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