クリスマスの時期が一年で一番盛り上がるイタリア。日本に比べると街灯が少ないため、普段なら夜になると暗~い雰囲気になってしまう街並みが、この時期だけはキラキラと輝いて華やかになります。夜の街歩きがとっても楽しくなる季節!
今回は、北イタリアの町「ボローニャ(Bologna)」のイルミネーション&クリスマスマーケットを紹介します。コロナ禍で海外旅行に行けない時期ですが、せめて写真でイタリアのクリスマスの雰囲気をお楽しみください!
ボローニャってどんな町?
皆さん、ボローニャってご存じですか?ミラノ、フィレンツェ、ベネチア、ローマなら知っているけど…という人も多いのではないでしょうか。
ボローニャは、北イタリアにあるエミリア・ロマーニャ州の州都。場所はと言うと「ミラノとフィレンツェの真ん中辺り」にあります。
ボローニャは美食の町としても有名で、日本でも良く知られているイタリア料理や食材の発祥の地でもあります。
- ラザニア
- ミートソース(ボロネーゼソース)
- モルタデッラ(ボローニャハム)
その他、町の西側ではパルミジャーノ・レッジャーノ(パルミジャーノチーズ)が作られていたり、
- タリアテッレ(きし麺のような平べったいパスタ)
- トルテッリーニ(ひき肉や生ハムなどを混ぜた具を包んだ小さな詰め物パスタ)
などのパスタも有名なんですよ!
また、ボローニャはヨーロッパ最古の大学「ボローニャ大学」があることでも有名です。ボローニャ大学が設立されたのは1088年、その長い歴史の中でダンテ、ガリレオ・ガリレイ、コペルニクスなど数々の著名人が卒業していると伝わります。
こちらはマッジョーレ広場にあるボローニャのシンボル「ネプチューンの噴水」。ボローニャ市民が待ち合わせ場所として利用
ポルティコ(回廊)が世界遺産に!
ボローニャを歩いていると、町中でポルティコ(portico)と呼ばれる回廊を見ることができます。ボローニャ旧市街にあるポルティコをすべて繋げると、その長さはなんと40㎞以上に!
ボローニャ旧市街の多くの通りにはポルティコがあるので、雨の日でもほとんど傘無しで歩くことができとっても便利。建物ごとにポルティコのデザインも様々なので、ボローニャで通りを歩く時にはぜひ上も見ながら散策してみてくださいね。
※ボローニャ旧市街のポルティコ群は、2021年にユネスコ世界遺産(世界文化遺産)に登録されました
ボローニャの数あるポルティコの中でも、最も美しいと言われるのがこちら。カヴール広場(Piazza Cavour)の横にあります。ボローニャのポルティコを見るなら見逃さないで!
ボローニャのイルミネーション&クリスマスツリーを紹介!
さぁ、ここからはボローニャ旧市街を歩き回って撮ってきたイルミネーションやクリスマスツリーの写真を紹介します。海外に行けない今だから、せめて写真でクリスマスの雰囲気を味わってくださいね!
ムゼイ通り(Via dè Musei)にあるレストランのイルミネーション。暗くなるとさらにきれいになりそう!
同じムゼイ通りにある、雰囲気のある古本屋さん前のイルミネーションも素敵!
ブランド店が並ぶアーケード「Galleria Cavour(ガレリア・カヴール)」入口辺りのイルミネーションは、他の通りに比べてもやっぱり華やか!
「ガレリア・カヴール」内の様子。ブランド店目当てで来る人よりも、このイルミネーションを楽しみに来ている人が多そう(笑)
高級店が並ぶブランド通り「ファリーニ通り(Via Farini)」。イルミネーションの下を歩けば、たくさんの星が降ってくるみたい!
今年はいろんな通りのイルミネーションがこんな感じでした。いつもは暗めな通りもイルミネーションで華やかに!やっぱり、クリスマスの時期はいいですね♪
ボローニャの中心「マッジョーレ広場」。広場の周辺の通りはイルミネーションで華やかなのに、広場は真っ暗でちょっと残念…。
マッジョーレ広場近くの通り「アゼリオ通り(Via d’Aseglio)」。この通りは毎年詩や歌詞などテーマ性のあるイルミネーションが飾られるのですが、今年のイルミネーションは1943年にボローニャで生まれ去年7月に亡くなった国民的スター「ラファエラ・カラ(Raffaella Carrà)」を偲んだイルミネーションになっていました。
私の他にも通りの写真を撮っている人多数!ボローニャの通りの中で一番写真を撮っている人が多いイルミネーションでした。彼女の人気が伺えますね。
マッジョーレ広場の入口にドドーン!と立つ立派なクリスマスツリー。昼間に見ると大したことがないなぁ…と思ったのですが(失礼!)、やっぱり暗くなってから見ると素敵なクリスマスツリーでした♪ちなみに、昼間のツリーはこんな感じ。
まぁ、きれいっちゃきれいなんだけど…。やっぱり暗くなってからの輝きにはかないませんよね。クリスマスの時期にイタリアに来たら、ぜひ一度は暗くなってから街歩きをしてみてくださいね!
斜塔と言えばピサが有名ですが、ボローニャにも斜塔があるんです!正面に見えている赤くライトアップされているのが「アジネッリの塔」。写真では分かりにくいですが、実は2.23mも傾いています。予約必須ですが階段(498段)で上まで登ることもできますよ!
マッジョーレ広場からボローニャ中央駅まで続く大通り「インデペンデンツァ通り」も華やか!
ボローニャのクリスマスマーケットは?
ヨーロッパと言えばクリスマスマーケットというイメージがある人も多いかと思いますが、実はボローニャのクリスマスマーケットはイマイチ…。クリスマスの時期に出るマーケットがいくつかありますが、どれも規模が小さく他の国の華やかなクリスマスマーケットとは比べ物になりません(涙)
そんなボローニャですが、クリスマスの時期に毎年開催されるボローニャ市民がとっても楽しみにしているマーケットがあるんです。クリスマスマーケットと併せて、そちらも紹介していきますね!
Antica Fiera di Santa Lucia(アンティーカ・フィエラ・ディ・サンタ・ルチア)
ボローニャのクリスマスマーケットと言えば、毎年マッジョーレ通り(Strada Maggiore)で開催されるこちら。エミリア・ロマーニャ州で最初に始まったクリスマスマーケット「Antica Fiera di Santa Lucia(アンティーカ・フィエラ・ディ・サンタ・ルチア)」です。
残念ながら、コロナ前に比べるとかなり規模が小さくなってしまっています。売りに出されている露店スペースもあって寂しい…(涙)
マッジョーレ通りのポルティコ(回廊)の下に露店が並びます。クリスマス関連商品の露店が多く、ここが一番クリスマスの雰囲気を味わえます♪
マーケット内にはサンタクロースの家が。この時は午前中だったので誰もいませんでしたが、午後~夕方頃にはサンタクロースがやってくるのかも。
サンタクロースの家の壁には、子ども達がサンタクロースへの手紙を入れるためのポストも(手作り感…笑)。
DATA Antica Fiera di Santa Lucia(アンティーカ・フィエラ・ディ・サンタ・ルチア) 所在地:Str. Maggiore, 40125 Bologna BO, Italia 開催期間:2021年11月12日~12月26日 開催時間:9時~20時30分
Mercato Artigianale artistico speciale Natale(メルカート・アルティジャナーレ・アルティスティコ・スペチャーレ・ナターレ)
ボローニャ中央駅からマッジョーレ広場に向かう大通り「インデペンデンツァ通り」沿いの小さなマーケット。ボローニャの職人やアーティストたちがクリスマスの時期に毎年開催しているそう。大切な人へのプレゼントとして手作りのものを探している人にはぴったりかも。
DATA Mercato Artigianale artistico speciale Natale(メルカート・アルティジャナーレ・アルティスティコ・スペチャーレ・ナターレ) 所在地:Via S. Giuseppe, 40121 Bologna BO, Italia 開催期間:2021年12月3日~24日 開催時間:10時~19時
Fiera di Natale(フィエラ・ディ・ナターレ)
こちらもインディペンデンツァ通り沿いにある、小さなクリスマスマーケット「Fiera di Natale(フィエラ・ディ・ナターレ)」。
テントで覆われているので寒くても雨でもゆっくり露店を見ることができます。露店は合計20店舗ほど。
クリスマス用品と言うよりは、アクセサリーや帽子、革製品など露店が多いです。ちょっとしたクリスマスプレゼントを探すのにはいいかも。
Fiera di Natale(フィエラ・ディナターレ) 所在地: Via Altabella, 3, 40126 Bologna BO, Italia 開催期間:2021年11月19日~2022年1月6日 開催時間:9時30分~20時
Mercatino Regionale Francese(メルカティーノ・レジョナーレ・フランチェーゼ)
毎年クリスマスの時期に開催され、ボローニャ市民がとっても楽しみにしているマーケットがこれ!フランスのいろんな物を販売する露店が集まるフランスのマーケットなんです。
フランスマーケットが開催されるのは、ドゥオモ(大聖堂)の南側にあるミンゲッティ広場(Piazza Minghetti)。広場には銀杏の大きな木があり、秋には紅葉も楽しめる広場です。
あ、金色のサンタクロースを発見!
毎年この時期にはここにおいしいクロワッサンやフランスパンを買いに来るのよ!というボローニャ市民たちもたくさんいます。フランスのクロワッサンって、バターがたっぷりでおいしいんですよねぇ(カロリーは考えたくない…笑)
冬のワインと言えば「Vin Brulè(ヴィン・ブルレ)」。温めたワインにシナモンやレモン・オレンジの皮などを入れて長時間煮込んだもの。寒い冬に飲むと体が温まるので、冬のマーケットやお祭りではよく見かけます。赤ワインで作ることが多いですが、地方によってはシャルドネなどの白ワインを使うことも。
ワインを長時間煮込むのでアルコールが飛び、お酒が弱い人でも飲みやすい味に。冬のイタリアの屋台で見かけたら、ぜひ一度飲んでみてくださいね!
Mercatino Regionale Francese(メルカティーノ・レジョナーレ・フランチェーゼ) 所在地:Piazza Minghetti,2 Bologna 開催時期:2021年11月20日~12月19日 開催時間:10時~20時
イルミネーションの時期にイタリアに来たら夜の街歩きを楽しんで!
イタリアのイルミネーションが見られるのは、毎年11月下旬(または12月始め)~1月6日まで。「海外旅行に行けるようになったらイタリアでイルミネーションを楽しみたい!」という人は、ぜひこの時期に合わせて旅行を計画してくださいね。
イタリアの夜の街を歩くのはちょっと怖い…という人も、この時期はぜひ暗くなってからの街歩きを楽しんでみて!