ゼンティス大阪宿泊記&朝食レポート・堂島のおしゃれなホテル

ホテルブロガー hoteloG.

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大阪のお洒落なホテル・ゼンティス大阪(Zentis Osaka)に宿泊して来ました。

立地はキタ・堂島エリア

ホテルの場所は堂島。
梅田エリアから少し離れた、歓楽街で有名な北新地の西端にあります。JR大阪駅や阪急梅田駅からは徒歩10〜15分程度かかってしまうので、決して便利とは言えませんが、梅田からホテル手前まで地下街を歩いてアクセス出来ますし、京阪の渡辺橋駅が近く京都へ行くには便利。

ホテルから出てすぐの中之島エリアは、川沿いに洋館が立ち並んでいたり、こだわりの飲食店も点在。なにより道もゆったりしいて、人の往来も少ないのが落ち着きます。洗練された都会の雰囲気が好きなエリアです。

ずっと昔から大都会だった、大阪の歴史を感じられるエリア。

建物は全てホテルの一棟建てです。路地裏にあり、周囲にも同じ位の高さのビルが建ち並んでいるので、部屋向きによっては眺めが無い部屋も多いかと思います。気になる方は、この後眺めのある部屋向きをお知らせ致します!

右側の建物がゼンティス大阪。目の前は飲食・飲み屋街です。

エントランスは沢山の植栽に囲まれ…建物の雰囲気と相まって、ひと目で高級ホテルだと伝わります。

うっとり…素敵なロビーラウンジ

エントランスを入るとすぐにレセプション。入った瞬間『わぁ〜お洒落♡』と声が漏れてしまいます。

エントランス横に、2階のダイニングやフィットネスに続く階段が。積木のように、ステップを重ねてずらしたようなデザインが印象的。

階段の向こうには、宿泊者がいつでも寛げるラウンジがあります。

こちらゼンティス大阪は、東京大手町にある名門、パレスホテルが手掛けるブランド。パレスホテルより料金はグッとお手頃に、その分お部屋や施設もコンパクトになっているのですが…この高級感と上質感は、流石パレスホテル系列。

洗練の極みでございます…

正直な話、最近の中高級クラスのホテルは画像で見ると豪華で華やかに見えますが、実際訪れると仕上げ材でコストカットしている所がほとんど(ようは、木の柄や石の柄をプリントしたフェイク素材が多用されているという事です)。しかしこちらは、木は天然木・金属は金属・石は天然石。当たり前と言えば当たり前なんですが、全て本物で覆われた空間というのはやはりオーラが違います。

館内のデザインは、数々の高級ホテルやレジデンスを手がけるイギリスのデザイナー、タラ・バートナー氏。なるほど、この控えめな高級感はロンドンのハイソな邸宅っぽい気がしますね〜。

海外高級レジデンスの住民気分のラウンジ

こちらのラウンジでは、セルフですが無料でいつでもコーヒー・紅茶がいただけます。

他にも、こだわりのドリンクやレトルト食品も販売されており、お値段も良心的。

テーブルの写真集を眺めながら、コーヒーをいただきました♪

まるで、海外高級レジデンスの住人気分♪

こちらのラウンジが素敵に見えるのは、ガラス窓が多く開放的という事もあります。

窓の外はぐるりと庭園に囲まれており、ビルの谷間ながらとっても良い”気”が流れている気がしました。

外には大きなテーブルやチェアがあり、春や秋だったらこちらでゆっくり佇んでみたい♪ ここでレストランやカフェ、開いてくれないかしらん??と思うほど素敵な庭園です。

施設もすべてセンス良し!

2階へ続く階段を上がると、ホテルの施設が集約されております。

エントランス側に、ダイニング・バー・カフェ全てのシーンに対応する『UPSTAIRZ』。エレベーターホールを挟んで反対側に、フィットネスジムとランドリー・キッチンルーム。

ダイニングは後ほど紹介するとして、まずはフィットネスジム。小じんまりとしていますが、窓が大きく開放的。

ランドリールームが素敵すぎる!

そして、こちらのランドリールームが素敵なのです!

使用料金は、他のホテルよりちょっとお高めなのですが…スタイリッシュなマシンと、自動投入されるこだわりの洗剤。

ランドリールームには、仕上がり待ちを快適に過ごせるソファーセットがあり、本や漫画が並んでおりました。こんなホテル他にあります!?

洗濯室とは思えない空間…

しかも、飾り棚には無料で試せる香水が6種類。シャネルにアクア・ディ・パルマ、サンタマリアノヴェッラなどブランド物ばかり。

こちらのお部屋では、予約制ではありますがシューシャインサービスもあるようです。最近は、なかなかきちんとした革靴を履く機会も無いのですが…この一画が素敵過ぎて、どうもツボにハマってしまって♡。

一番奥には流し台と電子レンジ、自動販売機。

こちらにもネスプレッソマシンがあり、ロビーより豊富なフレーバーのコーヒーが楽しめます。…が、やはりスタッフの目が届きにくいのか、お水の補充がなされていない時もありました。

パブリックトイレもとってもお洒落。まさに今!なデザインですね。わたくし、高級ホテルのトイレをチェックするのが好きな変わった人です(笑)。小さいスペースにデザインが凝縮されていて楽しいんです♪

客室までの空間もおしゃれすぎ!

1階へ戻り、客室フロアに上がります。エレベーターの壁一面に飾り棚。何処までお洒落なんでしょう!

最初はエレベーターのボタン何処!?
となりますが、それもまた楽しい(笑)。

客室フロアも、抑制の効いた高級感が素敵です。

やっぱり、同等規模の国内ホテルとは一味違う上質感…

ゼンティス大阪のスタジオキングルームにステイ

予約したのは、一番お手頃な「スタジオキングルーム」。
※画像はチェックインが夜だった為、夜と昼の画像が混在しております。

2020年代のモダンエレガント

面積は25平米と、休日の滞在としては決して広いとは言えない面積ですが…窓面の幅が広く、バスルームと空間が一体化しているので空間にゆとりを感じます。

こちらもロビー同様、上質で本物の素材のみで仕上げられており、面積は狭めながらも高級ホテルの雰囲気そのもの。

こちらの部屋カテゴリーにはソファが無く、テレビモニター前にテーブルセットがあるのはレイアウト的にどうなのとは思いますが…

この構図が美しすぎて♡。まさに、2020年代のモダンエレガント。

ちなみにテレビモニターにはアップルTV付。YouTubeも視聴出来ます。ホテル案内もモニターでチェック出来ます。案内画面もお洒落ね〜。

眺望はリクエストした方が無難

前にも述べましたがこちらのホテル、ビルに囲まれて眺めが心配でした…

東向きの高層階は、堂島川や梅田の高層ビルが見渡せて開放感も十分!

しかしこの眺めのお部屋はそんなに多くありませんので、眺め重視の方はリクエストしてみましょう。

惚れ惚れしちゃう家具や小物、アメニティ

ミニバーとクローゼットは一体化。お互いが組み合わされた形状が、そのままお部屋のデザインになっております。カウンターが大きめで、お茶を淹れたり小物を置いたり、作業が便利です。

カウンターの引き出しには無料のティーバッグ。ロビーにコーヒーマシンがあるせいか、煎茶のみでした。マグカップやグラスもお洒落なものばかりです。他の引き出しにはスリッパやルームウェア。スリッパなど。加湿器はフランフラン、ケトルはブラウン製とこちらもスタイリッシュ。冷蔵庫は空でした。

オープンなクローゼット、ハンガーは短めで2人利用だとすぐいっぱいになるのですが…

反対の壁側に、大変スタイリッシュな1点掛けと姿見。この、一旦ハンガーから吊っているデザインが技ありですね〜。惚れ惚れしちゃうわ♪

アンティークブラス(真鍮)調のハンガーに、レザー製のミラーフレーム。こんな贅沢な素材のチョイス、なかなかお目にかかれませんよ〜!

丸見えのバスルーム!?

こんないい事ずくめのお部屋なんですが…唯一評価の分かれそうな部分がバスルーム。開放感と引き換えに、ベッドエリアとの仕切りが無いのです。そしてこちらのスタジオキングには、バスタブが無くシャワーのみ。

一応、シャワーブースが隠れる電動ロールスクリーンはありますが…横からは丸見えになってしまいます。こちらの部屋カテゴリー、1人やカップル利用がメインでしょうから、凄く気にする方は少ないと思いますが〜。

前は隠して横隠さず!?

洗面台とトイレは同じ個室に。狭いながらもタイル貼りで上品な空間です。

バスタブが無い分、シャワーブースは少し大きめ。こちらもユニットバスでは無いので上質感があります。
トイレタリーはホテルオリジナル。こちらのシャワーブースも下半分はスモークフィルムが張ってありますが、入口横からガラス張りで丸見えの設計です。

バスタブがあればパーフェクトですが…高級ホテルのような仕上がりに、解き放たれたような洒脱感のある上質空間。ステイケーションとしても楽しめるお部屋だと思いました。

夜はバーラウンジでまったり…

到着したのは夜。お部屋に荷物を置いて、すぐに2階の『UPSTAIRZ』へ。

入口手前がバーエリア。こちらで夕食後のデザート&1杯を楽しむ事に。照明が落とされた、とってもムードのある空間。

こんなバーが、堂島の路地裏にあるなんて〜。ちょっと…知る人ぞ知るみたいな隠れ家・スノッブ感もあって気分も上がります!

メニューは各種カクテルからお茶、ソフトドリンクまで種類豊富。軽食やスイーツもあり、様々なシーンに対応できます。バータイムは、他の高級ホテルみたいにカバーチャージが無いのも嬉しいです。

私はシャンパンのカクテル『サニーブリーズ(2420円)』を。友人は、アイスジャスミンティーの『オリエンタルバカンス(1210円)』をオーダー。カクテルも美味しかったのですが、お茶の香りがとっても良くて…銘柄を聞いて、後日茶葉を買いに行きましたわ。良いホテルは、色んな事を教えてくれて生活の質も上がります。

スイーツは『メイラード ムースグラッセ(1694円)』。バニラ味のデザートです。シンプルに見えて、様々な層の素材とカラメリゼした香り・食感が混ざり合い複雑な味わい。

バーを出たあとは…雰囲気が良すぎて、用も無いのに1階のラウンジやテラスをウロウロ(笑)。都会の洗練を全身に浴びるわ〜♪

やはり皆さん同じ思いなのか、似たようなゲストもあちらこちらに…

このホテルを選んで良かった〜と実感出来ました。

そんな心地よい充実感を胸に、おやすみなさいzzz。

ゼンティス大阪の朝食は自分史上2022年ナンバーワン!

おはようございます。朝食も2階の『UPSTAIRZ』へ。食事スペースは、バーカウンターを過ぎた一番奥になります。

わりと小じんまりとした空間で、ゲストが集まると手狭な感じもありますが…窓が多く開放的。

幾何学的な床のタイルに、大ぶりで独特の照明がとってもお洒落です。本当に、隅々まで映えるホテルだわ〜。

ちなみにこちら、入口手前にテラス席もあります。

冬は流石に厳しいですが…こちらも大変雰囲気が良かったです。

全てが繊細・上質なお料理

和食・洋食から選べる朝食はセットメニュー、ドリンクのみビュッフェ形式です。

コーヒー・紅茶・ハーブティー。ラテやカプチーノはありませんが、カフェオレはあらかじめポットの中に。

ジュースはオレンジとグレープフルーツ。オレンジの方が、粒々入りで生搾り感がありオススメです。烏龍茶にアイスコーヒーも。

朝食セットは洋食・和食から選べますが、私たちは洋食を選んでみました〜。わぁ素敵!!

洋食には、焼きたての大きなクロワッサンが付いてきます。これがもうサクサクで美味しい〜!一緒に泊まった友達も、人生最高のクロワッサンと言っておりました。

カリフラワーのスープには焼いた鶏肉入り。洋梨と生ハム・モッツァレラチーズのカプレーゼ、豚肉のデミグラスソース煮込みや、かぼちゃ豆腐。パン粉を纏い焼かれたお魚はサクサクふわふわ。下に敷かれたピューレも美味。

牛出汁巻きも、純和風とは少し違う味わいで新鮮♪

全てが繊細で上品。すみません、画像だとちょっと品数少なめに見えて期待していませんでしたが…大変失礼いたしました。色んなホテルに宿泊した2022年、最も美味しいホテル朝食となりました。
上質なものを少しずつ、程よいボリュームで…理想の朝食ってこんな感じだよね〜と実感させられました。ご予約の際は、朝食付きプランをおすすめいたします!

短いながらも充実した滞在に…

何処を見てもお洒落で高級感のある館内に、美味しいお食事…満ち足りた気分でホテルをチェックアウト。

穏やかな高揚感と、落ち着きを感じた滞在となりました。

DATA 
ゼンティス大阪
大阪府大阪市北区堂島浜1-4-26 
TEL:06-4796-0111(ホテル代表)
公式ホームページ:ゼンティス大阪

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