シドニーは都市の印象が強いかもしれませんが、車で20分ほどの場所にビーチタウンがあります。
オーストラリア有数のビーチ&サーフタウンでありながら、シドニーを代表するクールなスポット「ボンダイ」。そんなボンダイにある「QT Bondi(キューティー・ボンダイ)」は、ビーチ特有のリラックス感とポップで遊び心あるインテリアが楽しめ、さらに地元ローカル気分も味わえてしまうブティックホテルです。
ボンダイビーチにあるブティックホテル「QTボンダイ」
旅慣れた人やいつもと違ったホテルステイを楽しみたい人は、一度ブティックホテルに宿泊してみるのはいかがでしょうか?品質が担保された大手ホテルチェーンの安心感は捨て難いけれど、ブティックホテルはホテルにこだわりがあり、とても個性があります。
今回はシドニーの人気ビーチ・ボンダイビーチにあるQTボンダイを紹介します。筆者はこのホテルに泊まって、ボンダイビーチや街をローカル気分で楽しみました。
オーストラリアのホテルグループ「QT(キューティー)」
世界的にも注目されているブティックホテル業界ですが、オーストラリア各地にも素敵なブティックホテルが数多くあります。中でもオーストラリアを中心に展開するホテルグループ「QT(キューティー)」は、数あるブティックホテルの中でも必ず名前が上がる人気ブランドです。
歴史的な建物を使った重厚感あるものや高いデザイン性を持つシックなものなど、様々な個性を持つブティックホテルの中で、QTはクールでポップな印象のスタイリッシュなホテルだと言えます。
シドニーにはシティ中心部とボンダイに2施設
オーストラリア各主要都市にホテルを構えるQTですが、シドニーにはシティの中心にあるQT Sydney(シドニー)とビーチタウンにあるQT Bondi(ボンダイ)の2つのQTがあります。「街」も「海」もどちらもシドニーを語る上で外せない要素なので、シドニーで2軒のホテルを構えるのは納得です。
DATA QTシドニー 所在地:49 Market St, Sydney NSW 2000, Australia 電話番号:+61-2-8262-0000 公式サイト:QTシドニー
今回筆者が宿泊したQT Bondiのあるボンダイは、シドニーを代表するビーチタウンでもあり、サーフカルチャーやウェルネスなど、クールかつナチュラルな雰囲気漂うおしゃれタウン。シティから近いこともあり、シドニー観光の定番スポットの一つです。
恐らく観光でシドニーに訪れた人はシティに宿泊する人がほとんどだと思いますが、ボンダイはシティからも車で20分とアクセス抜群。敢えてビーチタウンのボンダイに宿泊するというのも、通っぽくてアリだと思います。
ボンダイビーチについては以下の記事に書かせていただいたので合わせてお読みくださいね。
QTボンダイはビーチ目の前という抜群の立地
QT Bondiの特筆すべきおすすめポイントは、その抜群の立地です。シドニー、いやオーストラリアで一番人気があると言っていいボンダイビーチの、通りを挟んだ目の前にあります。
ローカルに混じってサーフィンをするのも良し、遊歩道でウォーキングしたりアウトドアジムでワークアウトに精を出すのも良し、潮風に吹かれながらヨガをしたり、砂浜に寝転んで本を読んだりするのも良し。びしょ濡れになってもシャワーやロッカーを使うことなく、オージーっぽくそのまま裸足で部屋まで帰れる距離です。
ホテルが入るビル「パシフィック・ボンダイビーチ(Pacific Bondi Beach)」は、メインストリートのキャンベル・パレード(Campbell Parade)を挟んでビーチの真向かい。ホテルはその建物裏手にあるので、実際には「オーシャンフロント」ではありません。
大きな看板もなく、エントランスがあるのも通りから少々奥まった場所。ただ観光客も多く、夜まで賑やかな大通りから離れているおかげで、その喧騒を回避できる適度な距離感だとも言えます。
海を感じさせるポップなインテリア
ホテルごとのテーマに沿ったデザインや独自のサービスが楽しめるのも、ブティックホテルの醍醐味。もちろんQTらしい個性的な仕掛けが随所に散りばめられています。
アートで溢れるエントランスロビー
エントランスに入ると、壁一面に貼られた色鮮やかなフォトコラージュが私達をお出迎え。地元オーストラリアの現代アーティスト、Shaun Gladwellによるボンダイをイメージしたというデジタル映像作品も展示され、ビーチタウンらしい遊び心溢れる演出です。
因みにエントランスに並べられたサーフボードと自転車は、ホテル宿泊客が無料で使用できるコンプリメンタリー。朝起きたらサーフィンを楽しみ、シャワーを浴びたら自転車に乗ってボンダイ散策‥‥なんてローカルっぽい楽しみ方もできます。
スタイリッシュな小物で彩られた客室
ホテル全体で69室ある客室の中で、今回私達が宿泊したのは「QT Delux King Room」。たっぷりした40㎡の部屋には、キングサイズのベッドとソファ、さらに食事もできるダイニングテーブルと椅子が2脚並んでいます。室内には無料高速Wi-Fiも完備しているので、ここでしっかり作業もできました。
ビビッドな色合いが印象的だったロビーとは印象がガラリと変わり、客室のインテリアはパステル調の家具や明るめの木を多用した、ポップでありながらも柔らかい雰囲気。QTシドニーの「夜の街」を感じるラウンジのような雰囲気に対して、ビーチサイドの隠れ家のような明るいイメージです。
丸いテーブルやミラー、湾曲したデザインの照明など、丸みを帯びたインテリアが多いのも、ビーチならではの波のうねりや泡を連想させます。
ホテル自体が海に面しているわけでは無いので、スイートルーム以外は「オーシャンビュー」ではないのが少し残念なポイント。ただ、東向きのバルコニーから身を乗り出せば少し海が見えるので、「パーシャル・オーシャンビュー」と言えなくもないかもしれません。
窓の向こうにはノースボンダイの丘とタウンハウスが広がり、街の長閑な雰囲気とビーチの賑わいの両方が感じられる絶妙なバランスです。丘の向こうに登る朝日も毎朝拝めます。
因みにボンダイはシドニーの中でも超人気のエリア。ホテルすぐ目の前にあるこのレンガ積みの古いアパートは、1LDKの小さい部屋で何と販売価格8,000万円以上、家賃は月30万円以上するそうです。シドニーの家賃の高さが伺えます。
バスタブのあるたっぷりしたバスルーム
客室とはまた印象が違う、モノトーンを基調にしたクールでシックなバスルーム。
水栓金具やミラーなどの小物はマットブラックで統一され、白いステーションタイルにアクセントで使われた爽やかなエメラルドグリーンが効いています。
ダブルボウルのたっぷりとした洗面台も、2人利用だと有難いですね。
何より有難いのは、浴室が洗い場が外にある日本式であるということ。ハンドシャワーとレインシャワーもあり、髪や体を洗ってから湯船に浸かることができます。しかも浴槽は海外ホテルによくある浅型ではなく、ゆったり肩まで浸かれる深めのタイプ。ゆっくりお風呂に入って旅の疲れを癒すことができますね。
気になるアメニティは、オーストラリアを代表するヘアケアブランド、Kevin Murphy(ケビン・マーフィー)のもの。ツヤ髪や無造作ヘアでお馴染みのブランドなので、柔らかくてエアリーなビーチヘアが楽しめそうです。
その他、チョコレートやナッツなどスナック類、アルコールなどは地元産の物を積極的に取り入れ、地域に寄り添ったセレクションになっていました。
長期滞在に嬉しいミニキッチンと洗濯機
長期滞在でない場合も、意外とあると嬉しいのがキッチンや洗濯機。QT Bondiには電子レンジやトースター、食洗機やコーヒーマシンを備えたミニキッチンと、洗濯乾燥機が完備しています。
旅先で外食が続くと、キッチンがあると重宝します。エレベーターで1Fの大手スーパーマーケット・チェーン「ウールワース(Woolworths)」に直結しているので、小腹が空いた時や夜食を食べたい時、飲み物が欲しい時にも便利です。
土曜日にはお隣のボンダイパブリックスクールで、ファーマーズマーケットも開催されています。地元農家で育てられたオーガニックフルーツやグルテンフリーブレッド、ビーガンスイーツなどヘルシーフードにトライして、ウェルネスの聖地・ボンダイっぽさを味わってみるのもいいですね。
さらに洗濯機があるので、躊躇なく毎日海に入って泳いだり、ワークアウトをして汗を流すこともできます。ボンダイにいると、何故か「運動しなくちゃ」と思えるから不思議です。例え運動しなくても、汚れた衣類を溜め込まずに旅先で洗えるのは嬉しいですよね。
レストランやカフェ、ジムはホテル外だけどすぐ側に
客室の設備は整っているQTボンダイですが、実はホテル自体の設備はあまり充実していません。ホテルに食堂が無いので朝食ビュッフェはありませんし、外資のホテルには外せないスポーツジムの設備もありません。
ただ朝食に関しては、シドニーきってのカフェ天国と言われているボンダイなので、全く困らないでしょう。筆者は行きたいカフェがあり過ぎて、逆に日数と胃袋が足りないと毎朝頭を悩ませました。ホテルも「餅は餅屋」ということで、地元ローカルの素敵なお店を積極的にゲストに紹介しています。
スポーツジムは、同じビルの地下にあるSpeedo Fitness Clubを、無料で利用することができるので安心です。個人的にはせっかくボンダイビーチの近くに宿泊しているので、サーフィンをしたり、絶景の遊歩道「ボンダイ・トゥ・ブロンテ・コースタル・ウォーク」でウォーキングしたり、ヨガやアウトドアジムでワークアウトしたり、そんな汗の流し方もオススメです。
グルメからショッピングまで充実の便利な立地
QTボンダイがあるのは、キャンベルパレードとゴールドストリートに挟まれたボンダイの中心地。ビーチにも近いのはもちろんですが、ボンダイを語る上で外せないグルメ、ファッション、アートの全てが楽しめるエリアに位置しています。
ビーチっぽさを味わうならキャンベルパレード(Campbell Prade)
ボンダイビーチ沿いを走る「キャンベル・パレード(Campbell Parade)」は、ボンダイで一番賑わうメインストリート。通りの向こう側には壮大なボンダイの海が広がり、開放的な雰囲気を存分に味わえるのがこの通りです。
通り沿いにはレストランやパブ、カフェが並んでいますが、どちらかと言うと観光客相手のお店が多いのも正直なところ。お土産を買ったり、食べ歩き用のスイーツを購入するに留め、開放的な雰囲気を味わいながらのんびり歩きたいです。
DATA Campbell Parade(キャンベルパレード) Sydney NSW 2026
ショッピングなら感度の高いゴールドストリート(Gould Street)
キャンベルパレードの一本裏手にある「ゴールド・ストリート(Gould Street)」は、ボンダイきっての洗練されたショップが並ぶおしゃれストリート。一方通行の通り沿いには、ボンダイ発祥のアパレルやセレクトショップ、コスメやオーガニックショップ、ギャラリーなど、シドニー屈指のおしゃれショップが軒を連ねています。
ボンダイらしいヒップなものをお買い物したい時は、ゴールドストリートは外せません。
DATA Gould Street(ゴールドストリート) Bondi NSW
食事をするならグルメ街のホールストリート(Hall Street)
キャンベルパレードやゴールドストリートと直行するホールストリート(Hall Street)には、世界一の朝食でお馴染みのビルズ(bills)をはじめとする人気カフェや、シドニーでは知らない人はいない人気ジェラートショップのメッシーナ(Messina)など、有名店が立ち並ぶグルメストリートです。
ボンダイにはビーチの近くにも美味しいお店はたくさんありますが、もしご飯に困ったらこの通りに行けば間違いありません。
DATA Hall Street(ホールストリート) Bondi NSW
ローカル気分が味わえるライフスタイルホテル
「Lifestyle in Bondi」と言われ、ただのビーチタウンとしてではなく、ライフスタイル自体が確固たるブランドになっているボンダイ。そんなボンダイでの体験やローカルとの出会いを提案し、そのライフスタイルを直接自分の肌で感じることができる。その拠点となるようにゲストの滞在をやさしくサポートしてくれるライフスタイルホテルが、QT Bondiです。
朝日を浴びながらコーヒー片手にビーチをお散歩。水着を着ていればそのまま海に飛び込み、無数にあるカフェの中から今日のブランチスポットを探す。土曜のファーマーズマーケットで新鮮な食材を買い、日曜のマーケットでは新進気鋭のボンダイブランドをショッピング。海の見えるレストランでサンセットを眺めながら乾杯‥‥まるで自分がボンダイの住民であるかのような「ローカル気分」が、徒歩圏内で味わえます。
ボンダイビーチはシドニー中心部から車で約20分です。シドニーに旅行で訪れた際はシティ中心部もいいですが、敢えてボンダイにステイして、海沿いの街ならではののんびりとした雰囲気の中、一味違ったシドニーを体験してみるのはいかがでしょうか?
DATA QTボンダイ 所在地:6 Beach Rd, Bondi Beach NSW 2026, Australia 電話番号:+61-2-8362-3900 公式サイト:QTボンダイ
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