琵琶湖観光でのランチは古民家でほうじ茶会席・日ノ出窯

ゆきんこ

プチプラトラベルライター

琵琶湖にまっすぐのびる参道が美しい樹下神社、松林が1kmも続く琵琶湖岸、琵琶湖が一望できるびわ湖テラスなど、琵琶湖を静かにゆっくりと楽しめる湖西エリア。

樹下神社
びわ湖テラス

そんな琵琶湖湖西エリアでのランチは、古民家で、琵琶湖ならではの会席料理をいただいてみませんか?琵琶湖の湖魚と焙烙炒りたてほうじ茶というなかなかお目にかかれないランチです。

突然ですが焙烙(ほうろく)を知っていますか?
ちなみにほうじ茶は焙じ茶って書くんですよ。

何を言ってるかって?その答えはランチの中にあります。

今回ご紹介するランチは滋賀県の湖西エリア「近江舞子」にある日ノ出窯でいただくランチ。
奇跡の焼き物といわれる「龍爪梅花皮(りゅうそうかいらぎ)」、築250年の古民家、珍しい湖魚、そしてくき茶を炒る(焙じる)時間で変化するお茶の旨味を五感で味わう…。

この味わいは何?この香りは???
一度食べたらみんなに話したくなる「知恵つくランチ」をいただきました。

焙烙ほうじ茶会席とは?

窯元でのランチであればその窯で焼いた器で食べる美しいランチというイメージですが、日ノ出窯のランチは焙烙で作る炒りたてほうじ茶がメインなんです。

ほうじ茶というと、緑茶や玉露よりも手軽な値段で味わえる庶民の味では?
と思いますよね。筆者がそうでした。
しかし、焙烙を使うと今までの概念を覆す香り、味のほうじ茶に出会えます。

いや、待って!そもそも焙烙って?という人も多いのでは?

焙烙とは、素焼きの土鍋のことで、昔は、米やゴマ、豆などを炒るのに使われていました。

もちろんお茶を炒るのにも最適。
賞味期限がきれた緑茶を焙烙で炒れば、高級ほうじ茶の出来上がり!

作り方は簡単。

焙烙を熱します。
煙がでるくらいまで熱したら茶葉を投入。
今回のランチではくき茶を使用。

あとは、土鍋の熱を利用して軽くふるだけ。
フリフリしている間にも煙がふわ~っと部屋中にたちこめ、ほうじ茶独特の香ばしい香りが部屋中にふわり。
これぞ茶のアロマ!

炒った茶葉は手持ち側のほうからスマートに茶器へ。
なんとも効率的な作り。

くき茶、浅炒り、深煎りと一つのお茶で3種類の味わいを楽しめるだけでなく、焙烙炒りたてほうじ茶をランチとともに食べられるというお茶好き必見のランチです

奇跡の焼き物「龍爪梅花皮」を愛でる

焼き物の役割の一つ「お茶を淹れて楽しむ」ことをメインとしたランチでは、日ノ出窯が生み出した「龍爪梅花皮」に実際に触れることもできます。

奇跡の焼き物「龍爪梅花皮」

真っ白な釉面にダイナミックなちぢれ目が表す世界に一つとない世界観。
梅花皮は高麗茶碗の底の部分に自然にできるちぢれ現象のことを言いますが、赤の梅花皮を手掛けている窯元は少なく稀。
ダイナミックかつユニークなちぢれは一つとして同じものがなく、見ているだけでその独特の世界観に引き込まれます。

まずは、1杯目のくき茶でほっこりと。
なめらかな手触りになれているせいか、ポコポコとした感触が不思議な感じですが、触っているうちに手に寄り添ってくるんです。器を手で包み込みたくなるフィット具合。

お味噌汁も龍爪梅花皮でいただきます。
ちぢれに沿って指を這わせてしまう、触れれば触れるほど器のとりこになる魅惑の器です。

ちなみに龍が爪でひっかいたような模様から「龍爪」と名付けられたそう。

琵琶湖の恵みを三段弁当で

お弁当は3段。
3段めのごはんは全部を食べきらず、半分残しておきましょう。
その理由は後半にて。

1段目

1段目で目をひくのが小鮎。
琵琶湖でとれた小鮎を山椒で煮つけたもので、ほどよい弾力と山椒のぴりりとした後味が絶妙のコラボ。

丁字麩のからしあえは滋賀県の郷土料理。
指二本サイズの四角い丁字麩は煮崩れしないので鍋料理にもあいます。
麩というとふわふわっとした食感が特徴ですが、丁字麩はもちもち食感と滑らかな舌触りが特徴。
湯葉のような食感も感じられます。

赤こんにゃく

牛肉のように見えるこちらは赤こんにゃく。
三二酸化鉄という鉄分で赤く染められているので、鉄分を補いたいかつダイエッターの女子には要チェックの食材。
派手好きな織田信長のために赤くしたなど諸説ありますが、特に資料等は残っておらず、赤の理由は解明されないまま。
滋賀県の人はこんにゃく=赤なんですね。

2段目

2段目には琵琶湖の固有種、ビワマスを使った煮つけ。琵琶湖の漁師さんおススメの食べ方です。

琵琶湖のエビや鮎をエサとしているため、上品な甘さが特徴です。
噛むほどに甘みがじんわりと広がります。

近江牛のしぐれ煮をごはんにトッピングして食べるとごはんが止まらないほどのおいしさ。

ごり×浅煎り焙烙ほうじ茶漬け

半分残したご飯でほうじ茶づけを作ります。
ちなみに箸置きに添えられているのは琵琶湖産ごりの山椒煮。
琵琶湖魚の中でも小さい部類で食べやすさはトップクラス。

ついついつまみにパクパク食べてしまいそうになりますが、こちらもお茶漬けの具として適度に調整しながら食べましょう。

お茶漬けで登場するのが焙烙ほうじ茶の浅炒り。
たっぷりと注ぎます。
その間にもほうじ茶の香りがふわり。

さらさらとしたご飯はするりと喉をとおり、ごりの旨味があとから追いかけてくる口福のお茶漬け。

デザートはニッキ餅×深煎り焙烙ほうじ茶

最後のデザートのお供は焙烙ほうじ茶深煎り。
見慣れたほうじ茶の濃い茶色になっていますね。
深煎りなので、炒る時間も長く、香ばしい香りの余韻も長く楽しめます。

お茶のお供は昔ながらの味わいのニッキ餅。
中にあんこが入る珍しいスタイルでほうじ茶との相性抜群です。

比良山系から流れる清流が琵琶湖にそそぐ、さらさらと流れる音を聞きながらいただくスイーツはこの上ない幸せを感じるはず。

築250年の葦ぶき屋根の古民家ギャラリー

琵琶湖を望む滋賀県の湖西地方にある日ノ出窯。
築250年の葦ふき古民家をランチ&ギャラリーとして開放しています。

琵琶湖の葦をつかった古民家は現在日ノ出窯1軒のみ。
葦の維持管理は陶芸家の岩崎氏自らが行っています。

古民家ギャラリー

古民家の中では、ランチのときに使用した陶器のほか、丸皿、スープカップ、茶器、焙烙も販売しています。
直接見て、触れられるので、自分の手にぴったりの陶器をみつけてお土産にしてみては?

ギャラリー内で目を引いたのが蕾つぼ。

真上、右横など草花を生ける位置が面白く、どんな部屋にもあうデザインで部屋に一つ置いておきたくなるフォルム。壁掛けの一輪挿しも部屋のワンポイントにするとおしゃれ部屋に大変身しますよ。

DATA
日ノ出窯
滋賀の特製三段弁当 究極の煎りたてほうじ茶つき
所在地:滋賀県大津市木戸1008番地
電話番号:077-592-2518
営業時間:ランチ古民家11:00~ 蔵13:00~(ランチは水曜日、日曜日のみ)/ギャラリー10:00~18:00   
定休日:ギャラリー火曜日
公式サイト: 日ノ出窯

びわ湖テラスや日ノ出窯近くのホテル予約は?

古民家のギャラリーでいただく会席料理のランチを楽しみなら、びわ湖テラス(びわ湖バレイロープウェイ)近くのホテルがおすすめ!

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ゆきんこ

プチプラトラベルライター