おこもりステイに最適な東京のホテル3選【ホテルブロガーhoteloGさん厳選】

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新型コロナウィルス感染が東京都でついに2万人を突破。こうなってくると、誰が感染してもおかしくないご時世。こんな時こそしておきたいことが「おこもりステイ」。

でも、ずっとホテルにこもるのであれば、おこもりステイに向いているホテルを知りたいですよね!

そこで、人気ホテルブロガーで、たびハピでも絶賛執筆中のhoteloGさんに、これまで泊まった東京のホテルの中で、最も「おこもりステイ」に向いている、と感じたホテルを選んでもらいました。

ラグジュアリーホテルだけではなく、比較的お手頃なホテルも含め「おこもりするなら」視点で選んでもらっているので、予算に合わせても良し、立地で選んでも良し。ぜひ参考にしてみてください。

東京・おこもりステイに最適なホテル3選

2022年が始まっても、まだまだ世界中でコロナ禍の終わりが見えませんね… 海外旅行どころか、国内旅行も行きづらい状況が続いており、旅行好きには何かとストレスが溜まる日々。 特にわたくし、同じ場所に長く留まっていると気分が塞ぎ込んでしまう性格でして… そんな時、自分が住む街のちょっといいホテルに泊まってみるのは気分をリフレッシュさせてくれます。 地元なので普段は入る機会の少ないホテルの客室で過ごしたり、自宅や職場とは違う窓からの風景を楽しむのも旅行気分を感じられますよね♪
今回は『地元でおこもりステイ』をテーマに、東京で宿泊して楽しかったホテルをご紹介いたします!

フォーシーズンズホテル東京大手町

2020年9月に開業した、最新の超高級ホテル。『あのフォーシーズンズが、すぐ近くに出店(丸の内) しているのに2軒目を!?』と、高級ホテル好きの中でも注目の高かったホテル。
立地は、名だたる大企業のオフィスが立ち並ぶ日本経済の中枢、大手町の北側に位置しております。
地下鉄大手町駅からは地下通路で直結、東京駅からは徒歩だと15分程度。タクシーだと5〜10分、料金は800円程度です。
ホテルは複合施設の超高層ビル、『Otemachi One (オオテマチワン) 』の最上層に入居、他にはオフィス・飲食店が入っております。周囲はオフィス街ですので、同じビル内や周辺のお店は土日が定休日ということも多いので、注意が必要です。

フォーシーズンズホテル東京大手町の外観

こちらのホテル、チェックイン時は地上階のエントランスから39階までのレセプションの案内の流れが大変素晴らしかったです。コロナ禍ですので入口での体温測定や消毒はもちろん、ホテルに入る時点で目的を尋ねられますのでセキュリティもバッチリ。

新鮮な感動!モダンゴージャスなパブリックエリア

39階のロビーに上がると…窓一面に広がる東京都心の風景とスタイリッシュなインテリアで、誰しもが気分が高揚するであろう空間が広がっております。世界各国のラグジュアリーホテルを手掛けた有名なインテリアデザイナー、ジャン・ミシェル・ギャシー率いるデニストンが手掛けた空間は、日本を意識したものらしいですが…外国人から見た日本風といった感じで新鮮!

日本の最新高級ホテルデザインは、伝統的なお屋敷や寺院、茶室をモダンに昇華させたような和風テイストが主流。そんな中、モダンゴージャス路線のこちらは今まで国内では見なかった雰囲気で、海外旅行気分も味わえました。『やっぱ海外のホテル、違うわね〜!』みたいな気分を国内でも♪

壁一面のドレープカーテンがとってもロマンチック♪

ちなみにこちらのホテルは、レセプション・ダイニング・フィットネス・スパなどの各施設が全て39階に集まっております。全てワンフロアにありますが内装は何処も個性が際立っており、歩くたびにドラマチックな空間が広がる様子はため息もの。自粛、自粛で外出する機会も減ってしまった現在ですが、めいっぱいお洒落して過ごしてみたくなりますし、ドレスアップがサマになるホテルでもあります。

モダンゴージャスなバー『VIRTU(ベルテュ)』では、個性的なオリジナルカクテルを楽しめます。

おこもりは是非皇居御苑ビューのお部屋で♪

客室は34〜38階に計190室。滞在したのは『デラックスルーム 皇居御苑ビュー』。50平米の広々とした客室。 こちらもパブリックエリア同様、巷に溢れる和モダンとは少し異なる内装のテイストが新鮮♪

窓からは、畏れ多くはありますが皇居を眼下に眺められ…その向こうには港区や新宿の高層ビル群が。
都心の中の都心、大手町に居ながらこのシティリゾート感。特にわたくしなど、一般人中の一般人、ド庶民ですので…『日本の政治・経済の中心部に佇む超高級ホテルに泊まってるのね〜』的な、謎の優越感に浸っておりました(笑)

大きなベンチソファとデスクは窓際にあり、開放感ある景色を存分に楽しむ事が出来ます。

他のお部屋向きより少しお値段は上がりますが、目の前に遮るものが無い皇居御苑ビューをオススメ致します。
フォーシーズンズホテルは、サービスについての問い合わせ(チャット)やダイニングの予約、ルームサービスやターンダウンのお願いをお部屋にあるタブレットで行えます。日常生活でもおこもり気味な私(笑)、いちいち電話するのも億劫だわ〜と思う事もあるので、このシステムは有り難いです。おこもりならぬ引きこもりステイにも最適…??

至福のバス・スイミングタイムを・・・

おこもりステイに重要な入浴タイム、こちらのデラックスルームはビューバスです(たまたま、窓が小さなお部屋だったのは残念でしたが…)。
バスタブや洗い場もゆったり、香りの良いバスソルトや、他のホテルでは見ないフランスの香水ブランド、フレデリック・マルのアメニティで、うっとりするようなバスタイムを体験出来ます。もちろん、夜のターンダウン時に使用したアメニティは補充していただけますので、滞在中何度でも至福のバスタイムを再現出来ます♪

また、スカイツリーが望めるフィットネスのプールも必見!
今まで国内のシティホテルでは見た事も無いようなモダンゴージャスなプールサイド。メタリックに輝くプールに潜ると音楽が聞こえ、端にあるホットジャグジーは温泉気分で気持ち良い♪
リゾートホテルに比べ、シティホテルは立地が立地だけに利用出来る施設が限られてしまうもの。いくら豪華なお部屋でおこもりステイといえども、一歩も部屋から出ないのも飽きてしまいますよね。こちらのプールは滞在に刺激を与えてくれる存在でした。プールの利用はコロナ対策の為、人数制限を行っている場合がありますので、早めの確認・ご予約をお勧め致します。

こんなスタイリッシュかつ眺めが良いプール、国内ではなかなか見ないです。

天空の朝食体験を♪

ラグジュアリーホテルステイは、朝食も楽しみのうちのひとつですよね~

イタリアンダイニング『PIGNETO(ピニェート)』でいただく朝食セット。どれもが上質、特にパンの焼き上がりの良さが印象的でした。そして窓からの眺め…『天空の朝食』という言葉が自然と浮かんでしまうようなロケーション。高い天井と窓の明るい店内は、どのテーブルからも外は眺められますが…空いていれば是非西側の窓際をリクエストしてみて下さい。

景色・美しい料理・食べて美味しい♪ 朝から素敵な情報が多すぎました(笑)

流石は世界有数のラグジュアリーホテルブランドである、フォーシーズンズの最新ホテル。ロケーション・デザイン・サービス全てが非日常。リフレッシュするだけでは無く、束の間のエグゼクティブライフを体験出来るホテルでした。 2022年2月現在、GoToトラベル事業は停止されておりますが、都内のホテルはラグジュアリーブランドでも比較的手が届きやすい状況です。レイトチェックアウトプランやお部屋のアップグレード、ダイニングやスパで使えるクレジットが付いたプランが出る事もありますので、この機会に予算してみるのも良いかもしれません。

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フォーシーズンズホテル東京大手町の予約も「ハピタス」経由で高級ホテル予約サイトからがおすすめ!ただでさえラグジュアリーホテルがお手頃価格を出している今、さらに予約をお得にする方法です。

ザ ブラッサム 日比谷

東京でおこもりステイをしてみたいけれど、非日常を体験出来そうなラグジュアリーホテルへ泊まるには予算が…という時にぴったりなのが、JR新橋駅近くにある『ザ・ブラッサム日比谷』。JR九州ホテルズの最上級ブランドで2019年開業の新しいホテルです。
オフィスが入る、アーバンネット内幸町ビルの最上層に入居しており、新橋駅からは徒歩5分程度。建物内にお店はありませんが、新橋エリアなので一歩外に出れば選びきれない程の飲食店が立ち並びます。銀座も徒歩圏内。JR他、地下鉄路線の乗り換えも集中する新橋。アクセスもしやすいのではと思います。

ザ ブラッサム 日比谷のロビーから見る都心のパノラマ

レセプション・ロビーは18階。エレベーターの扉が開くと…広々とした高い天井のロビーから、大都会東京の街並みが見渡せます!

おこもりホテル東京 ザブラッサム日比谷
ザ・東京!な光景です。

お部屋に入る前なのに…この風景を見るだけで、『このホテルを選んで良かった〜♪』と思ってしまう程の素晴らしさ。18階と、東京都心としては決して高すぎるとは言えない階高なのに…目の前に超高層ビルが無かったり、絶妙な距離で汐留や虎ノ門、六本木の高層ビル群が見渡せます。これは本当に、ロケーションの勝利。高層ビル群を見下ろすのでは無く目線の高さにあるのも、より臨場感が出て良いですね。

こちらのロビースペースに、ダイニングバーやティーラウンジを設けたら流行りそうですが…ここは宿泊ゲストだけが佇む事が出来る贅沢な空間。実際、いつの時間でもベンチに座ってぼ〜っと風景を眺めているゲストを見かけました。

景色だけでなく、ロビーのデザインもモダンかつ華やか♪

おすすめは南側の客室

予約したのは『スーペリアツイン』25平米と、どのスペースもゆったりという訳にはいきませんが…間接照明が効果的に使われ、充実の設備が上手に配された明るい雰囲気の内装、窓際にベンチもあり寛げます。窓からも、ロビー同様素晴らしい東京の街並みが眺められます。客室は19階~27階、全室眺望は保証付きです。

宿泊は私1人でしたが、ツインルームを選んだ理由はお部屋向き。いちばんお手頃なスタンダードルーム、ダブルベッドタイプはこちらとは反対向きの眺めです。北側(日比谷側)そちらも決して悪くは無い眺めなのですが、やはり南側(新橋側)の方が、ダイナミックかつ開放感がありますね。

お部屋にいる間は、とにかく窓の外ばかり眺めてしまいます。
窓際のベンチに腰掛けて風景を眺めながら…持参したお菓子とお部屋で淹れたお茶でティータイムを楽しんだり、スマホで食事に行く店をリサーチしたり、コンパクトながら、快適に過ごせる客室でした。

バスルームも快適♪

バスルームもコンパクトな作りですが、トイレは個室、洗面台は壁にタイルが貼ってあったり充実したアメニティで高級感がありました。ユニットバスでしたが、バスタブも大きめでバスタイムも快適。他館内施設としては、プールや大浴場は無し、広々とした眺めの良いフィットネスジムはロビー階にあります。

この立地と眺め、新しく綺麗でクオリティの高い客室なのに…2022年2月現在、土曜日以外は1泊あたり1万円台前半の宿泊費。東京都心のシティホテルとしてはかなりお手頃かと思います。

もちろん夜景も最高!

ロビーからも客室からも、最高の夜景を眺める事が出来ます♪ いつもでも眺めていたい美しさ。かなりの頻度で眼下を通過する新幹線は、大都市の躍動感を覚えます。

客室の窓が全面ガラスというのは、余程の高級ホテルでないと見られないのですが…こちらも天井まで窓になっており景色を十分に楽しめるのが嬉しいです。超高級ホテルに泊まらずともこんな夜景を楽しめるなんて♪ いつまでも眺めていたくて眠るのがもったいない~

九州料理が楽しめる朝食ブッフェ

ダイニングは18階のロビー横に1箇所のみ。厳選された全国各地の食材を揃えた和食の『十十六(そとろく)』があり、朝食もこちらで提供されます。

朝食セットやブッフェには、JR九州ホテルズのブランドらしく長崎名物の角煮やいかしゅうまい、鹿児島名物のさつま揚げなどがあり、東京に居ながら九州旅行気分♪ 福岡在住の私にとっては慣れ親しんだ味ですが〜(笑) 。 ※滞在は2020年8月でした。朝食のメニューは変更されている可能性があります。

宿泊料金は比較的お手頃なプレミアムビジネスホテル価格なのに、眺望や雰囲気は高級シティホテル並み。そんなに予算はかけられないけれど、ホテルステイを楽しみたい、都心の眺めの良いお部屋で過ごしてみたい時に最適だと思います♪

DATA
ザ・ブラッサム 日比谷                                                                                                                                                                        所在地:東京都港区新橋1丁目1番13号
TEL:03-3591-8702
公式ホームページ:THE BLOSSOM HIBIYA

渋谷ストリーム エクセルホテル東急

3軒目は、『渋谷ストリーム エクセルホテル東急』。
立地は再開発真っ只中の渋谷駅前、2018年に完成した複合施設、渋谷ストリームの中層階に入居しております。

渋谷駅からはすぐ、というかほぼ直結ですから立地の良さ、周囲の買い物や食事の選択肢は説明不要ですね。
逆に渋谷の真ん中過ぎて、地元の方はこんなところにホテルがあったのかと思う方もいるのではないかと…? 階下には各ジャンルの飲食店が連なるモールがあり、建物から一歩も出ない滞在も可能です。
しかしただでさえ複雑な構造の渋谷駅周辺、初めてだとホテルが何処にあるのかわかりにくい…とにかく、渋谷駅を降りたら隣接するマークシティの2階へ上がり、デッキ伝いに渋谷ストリームに入るのが良いでしょう。

遊び心溢れるパブリックスペース

エレベーターで4階に上がるとロビーとダイニング。ユースカルチャーの中心地、渋谷を意識したカジュアルな雰囲気のインテリアです。

4階にはダイニング・バー『TORRENT』や、カフェ『TORQUE SPICE &HERB』もあり、飲食も充実しています。

こちらのホテルにはロボットがおり、リクエストがあった場合お部屋にアメニティなどを届けてくれるようです。たまたまロボットが私と一緒にエレベーターに乗り込んで来てビックリ!
他には客室フロアのエレベーター前に、キッチンや電子レンジ・トースターがあるスペース、ランドリーやアイロン台があるスペースなど、各フロアに異なる設備のパブリックエリアがありユニークでした。

この眺めは予想外!? 東京タワーが見える客室

予約したのは『スタンダードダブル』。
24.8平米と決して広いとは言えませんが、普通のホテルとは少し間取りが違っており新鮮でした。内装はビンテージモダンといった趣きで、こちらも同等クラスのホテルより遊び心がある印象。無難なインテリアではつまらないと思う方にはフィットするのではと思います。

高層ビル入居ながら客室は9〜13階とけっして高い場所にあるとは言えないのですが…南側は目の前に高い建物が無いので、視界が開けて眺めが良い♪ 外側が全面ガラス窓というのも開放感抜群です。眺望フェチの私には、ほんとうにありがたい!

そして、南側のお部屋からは東京タワーが見えるんです! 流石に目の前とはいかず顔を左に大きく向けなければいけませんが(笑)
こちらの東京タワーが見える南向きのお部屋は、建物の短手方向の並びで数が少なめ。私はチェックイン時に 『もし空きがあれば東京タワーが見える高層階を…』とお願いしてみました。結果要望通りの部屋向きで感謝感激でございます♪ おこもりステイの場合は、東京タワービューがおすすめです!

こちらのお部屋、入ると目の前に洗面台がある珍しいレイアウト。細長い廊下ではなく、四角いスペースを洗面台やバスルーム、トイレやクローゼットが取り囲むように配されており、動線が短いので使いやすいです。バスルームはユニットタイプながら天然石調のタイルが貼られ、バスタブも大きめで快適な入浴タイムを過ごせます。 (※こちらより小さいお部屋には、バスタブが無いので注意です。)

夜もお部屋でのんびりと♪

お部屋からの夜景も綺麗です、床から天井までガラス窓なので、足元の街並みまでよく見えます。

私が泊まった時は、緊急事態宣言が解除されていた期間だったので、食事は全て渋谷の街に食べに行きましたが…4階ロビーにはダイニングもありますし、そちらのダイニングからルームサービスを頼む事も出来ます。
また、地上に降りるとありとあらゆるお惣菜やスイーツが揃う渋谷グルメの殿堂、東急フードショーもあるので、色々買い込んでお部屋で景色を眺めながらゆっくりいただくのも良さそうです♪

こちらのホテルも2022年2月現在、1泊1万円前半台からとお手頃。渋谷ど真ん中でこの眺めと、こだわった内装のホテルでこのお値段は本当にありがたい! ちょっと気分をリフレッシュしたい時に最適ではないでしょうか?

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東京でおこもりするならこんなホテル

東京でおこもりステイするなら、やはり大都会の街並みを見下ろせる眺望の良いホテルを選びたい私。ビルの海でも、喧騒のなか地上から見上げるのと、高い位置で綺麗なお部屋から眺めるのは気分が違いますよね〜♪
今回紹介したホテルは何処も新しくてデザインも素敵。ホテルステイの楽しさを感じさせてくれました。 ラグジュアリーホテルとプレミアムビジネスホテル、予算に合わせて選んでも、眺望は全てのホテルで素晴らしかったです!

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