関東三大イルミネーションにも認定されている「湘南の宝石」。江の島の頂上にある展望台「江ノ島シーキャンドル」を中心に、江の島全体をロマンティックに輝かせる色と光の祭典です。
江の島イルミネーション「湘南の宝石」2023-2024は、2023年11月23日(木・祝日)~2024年2月29日(木)に実施されます。
なお、2022年に引き続き、点灯式&オープニングライブは2023年11月23日(木・祝)16:40~
つるの剛士とシーキャンドルズが江の島サムエル・コッキング苑で盛り上げます!
つるの剛士さんは、ふじさわ観光親善大使なんです。
湘南の宝石とは?
旧江ノ島展望台(現在の「江の島シーキャンドル」)のライトアップが始まったのが1999年。それから年々イルミネーションのエリアを拡大。
今では「あしかがフラワーパーク光の花の庭」「さがみ湖イルミリオン」と並ぶ関東三大イルミネーションに認定されるほどの人気のイベントとなりました。
江の島島内だけでなく、片瀬海岸の各所がイルミネーション会場となっているので回遊しながら楽しめるのも魅力です。
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DATA 湘南の宝石 開催場所:江の島島内・片瀬海岸エリア 開催期間:2023年11月23日(木・祝日)~2024年2月29日(木) 点灯時間:各エリアごとに異なる 公式サイト:江の島シーキャンドル公式サイト▶
片瀬江ノ島駅からお散歩スタート!
どこから見ても楽しめる「湘南の宝石」ですが、今回は電車を利用したので小田急線の片瀬江ノ島駅からスタートすることに。2020年の7月にリニューアル工事が行われ、駅舎の竜宮城感がアップ!
駅構内にはクラゲの水槽もありますよ♪
江の島のシンボルとして親しまれているこの駅は「関東の駅百選」に認定されているんだとか!
たしかに、一度見たら忘れられないインパクトですよね!
DATA 小田急線「片瀬江ノ島駅」 所在地:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-15
小田急「片瀬江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」、江ノ電「江ノ島駅」は「湘南の宝石」期間ライトアップされているので、時間がある人はチェックしてみてくださいね。
江の島、片瀬海岸エリアを結ぶ3つの橋もライトアップ
各駅から江の島、片瀬海岸方面を結ぶ弁天橋・片瀬橋・江の島弁天橋もこの時期はライトでドレスアップ。各会場までの道のりもイルミネーションを楽しみながら移動することができます。
では早速、橋を渡って江の島本土へ…と、早る気持ちを抑えてまずは国道134号線を反対側へと渡り「片瀬江ノ島駅入り口」の信号を右折しましょう。椰子の木が並ぶ「江の島パームイルミ134」を見ながら歩いていくと、到着したのがこちら!
クラゲが泳ぐロマンティックな新江ノ島水族館
こちらは昨年度の「湘南の宝石」新江ノ島水族館の様子。
湘南海岸沿いに建ち「えのすい」の呼び名で親しまれている水族館ですが、残念ながら館内には愛犬を連れて行くことはできません。ただ、屋外のイルミネーションなら一緒に楽しむことができますよ♪
2023ー2024のライトアップは「Jewerium」がテーマで、昨年とは趣きが異なりそう。
宝石のJewelと水族館Aquariumから生まれた「えのすい」独自の造語です。
館内展示は海の中で輝きを放つ生き物たちを紹介する特別水槽や、宝石をモチーフにした
館内演出との融合が楽しめるスペシャルイベントになるようですが、屋外のイルミネーションも昨年度よりパワーアップ。
「海底のパーティ」がテーマの湘南お祭り広場では、貝がらをモチーフにしたソファに座って撮影できるフォトスポット「泡の小部屋たち」が、昨年より輝きを増して登場。また、2023ー2024が初開催となる海の生き物たちと宝石たちがきらめくライトショーも見どころのひとつ。
DATA
新江ノ島水族館のイルミネーション
開催場所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
新江ノ島水族館入り口の湘南お祭り広場
アクセス:小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」から徒歩3分
公式サイト:新江ノ島水族館
江の島弁天橋を渡って江の島島内へ!
片瀬海岸エリアを満喫したら、いよいよ江の島島内へ!大きな「江の島弁天橋」を渡り終え、弁天仲店通りをすぎてくるとこちら、赤い大きな鳥居と瑞心門です。
江の島島内のイルミ散歩は体力勝負!?
さて、ここから山頂、さらには裏側の洞窟までイルミネーションスポットが続くわけですがアクセスの仕方は2つ。ズバリ頑張って歩くか、ラクしてエスカーを使うかの2択です。
エスカーとは江の島の頂上までをわずか5分ほどで結ぶ画期的な乗り物……いや、エスカレーターです。初めて乗る人は「え?ただのエスカレーターじゃん!」と驚く人もいるそうですが、それは言わないのが大人の約束。
なぜエスカーかというと諸説あるそうですが、上りのみの一方通行なのでエスカレーターの下半分がなくなり「エスカー」になったのではという説。色々思うところはありますが(笑)、3区間に分かれていて希望する場所まで運んでくれる便利な乗り物なのです!
ペットはキャリーバッグなどに入れた状態で全身を隠せば一緒に利用できますが、カートのままでは乗ることができません。それはベビーカーもしかりでして…。ではカート族はどうするか?階段を登るの一択なのです!
DATA
エスカー
所在地:神奈川県藤沢市江の島2-3-9
運転時間:8:50~19:05
料金:大人1名 360円、小人1名180円
(サムエルコッキング苑の入場料とセットになったお得な切符などもあり。詳細は公式サイトを)
公式サイト:江の島シーキャンドル▶
山頂までの階段数660段以上!気合いで登って降りる!
そんな大変な思いをするならリュックやキャリーバッグで行けば…とお思いでしょうが、カートで来てしまったのだから仕方ない(涙)。
でもカートの方が撮影にも向いてるし、600段以上ある階段を小型犬に登らせるのは負担が大きすぎるし。何より愛犬がこっちの方が快適なんだから仕方ない! と自分に言い聞かせながら必死に足を動かしました。(親バカ万歳!笑)
中津宮から中津宮広場へ。光のトンネルの先には至極の光景が
早速カートを担いで階段を登り始めること数十段。すでに息が切れそうな私の前に見えてきたのがこの景色! 江の島の中腹に広がる中津宮広場イルミネーションです。
シャンパンゴールドのライトで飾られた木々とトンネル。スロープになっているのでここではカートでも快適にお散歩を楽しめますよ(笑)。
イルミネーションを抜けると見えてくる展望台からは江の島ヨットハーバーを一望。この日は偶然にも満月で、大きな大きなお月様は拝みたくなる美しさでした。
肝心な神社へのお参りは…というと、神社が開いているのが17時までのためこの日は間に合わず。門が閉じられた境内に向かい「次回、必ず参拝させていただきます!」と手を合わせて次の場所へ。
DATA 中津宮広場イルミネーション 所在地:神奈川県藤沢市江の島1-9-20 点灯期間:2023年11月23日(木・祝日)~2024年2月29日(木) 点灯時間:平日・年末年始:17:00〜20:00/土日祝・12月22日〜30日:17:00〜21:00
メイン会場「江の島サムエル・コッキング苑」
そして足をガクガクさせながらもなんとか到着したのがメイン会場となる「江の島サムエル・コッキング苑」です。さぁ、いよいよ入場!なのですが、ここで残念なお知らせが。
実は「江の島サムエル・コッキング苑」はペットの同伴が原則不可。カートやバッグに入れ、全身を隠した状態でなら同伴できますが園内をお散歩させたり、地面に降ろすことができません。
ペット連れは「全身が隠せる」ペットカートやキャリーバッグ必須
ところが、問い合わせたところ“他のゲストがいない場所で”“写真を撮る数秒だけなら”お顔を出してもいいと許可を頂いたので、数枚だけお写真を撮らせていただきました。
ほら、頑張ってカートできてよかった!(笑)。私が使用しているペットカートはメッシュ状のドームカバーがついているので、カバーで覆ってもカート内から外を見ることが可能。ふわりもメッシュ越しにキラキラの世界を楽しみました。
ちなみに愛犬を抱っこしてイルミネーション鑑賞をしている方を見かけましたがそれはルール違反。今後は犬連れNGなんてことにならないように、しっかりマナーとルールは守りましょう!
「江の島サムエル・コッキング苑」に愛犬連れで行く時は全身が隠せるキャリーバッグやペットカートで行くこと。これだけは忘れないでくださいね。
オーロラに輝くイルミの中で圧倒的な存在感を誇る「江の島シーキャンドル」
残念ながら「江の島シーキャンドル」の展望台にもペットと一緒に登ることはできませんが、この景色を見られるだけで大満足。
「湘南の宝石」という名に恥じないゴージャスでリュクスなこの輝き。汗だくになって階段を登ってきた苦労が報われた瞬間です(笑)。
メインエリアに続くブルーのトンネル「湘南シャンデリア」も見どころのひとつ。その名の通り、頭上に目をやると豪華なシャンデリアが輝いて…なんと、こちら最高級クリスタルであるスワロフスキー®・クリスタルを使っているのだとか!
しかも光の密度は日本一と言われていて、クラクラするほどの眩さです。光の加減によってブルーにもパープルにも見えるゴージャスで非日常な空間にうっとりすること確実です。
エントランス周辺を彩るのは透明感ある宝石イルミたち。幻想的な世界を歩いていると、まるでおとぎ話の世界の中へ迷い込んでしまったかのような感覚に。
これからの時期はアイスチューリップが満開になり、花とイルミネーションのコラボが楽しめるのだとか♪ こんなに素敵な景色を堪能できて入園料は500円(愛犬は無料!)。なんだかとっても得した気分になれました。
DATA:
江の島サムエル・コッキング苑/江の島シーキャンドルのイルミネーション
点灯期間:2023年11月23日(木・祝)~2024年2月29日(木)
点灯時間:17:00 ~ 20:00(最終入場 19:30)土日祝および12月22日(金)~30日(土)17:00~21:00(最終入場 20:30)
※1月6日(土)以降は平日、土日祝ともに点灯17:30~
料金:大人500円 子供250円
シーキャンドル(展望台)大人500円 子供250円
ペットの入場は原則不可。全身が隠れるキャリーバッグかカートが必須。展望台にも同伴不可です。
公式HP:江の島シーキャンドル▶
個人的NO.1は亀ヶ丘広場「湘南宝石広場&SAKURAイルミ」
人間だけなら楽しめるけど、せっかく頂上まで来たのに、愛犬と一緒にはイルミネーションは楽しめないの?と思った方もご安心を!「江の島サムエル・コッキング苑」の前にある「亀ヶ丘広場」が最高のイルミスポットなのです。
芝生一面を覆い尽くした光の海が、まるで宝石の絨毯のように輝く景色は圧巻のひとこと。そしてこちらは愛犬を散歩させてもOK!道幅も広いので安心して歩かせることができますよ。
「江の島サムエル・コッキング苑」で窮屈な思いをさせてしまったふわりも楽しそうにお散歩タイム。私個人の意見ですが、愛犬連れで楽しむならコッキング苑よりもこちらの方がおすすめです。
この広場の桜は早咲きの桜としても有名で2月中旬には美しい花を咲かせます。眩いイルミネーションと桜の共演が見られるかなり珍しいスポットなのでぜひチェックしてくださいね。
DATA 湘南宝石広場&SAKURAイルミ 所在地:神奈川県藤沢市江の島2-4-15 点灯期間:2023年11月23日(木・祝)~2024年2月29日(木) 点灯時間:17:00 ~ 20:00(最終入場 19:30)土日祝および12月22日(金)~ 30日(土)17:00~21:00(最終入場 20:30) ※1月6日(土)以降は平日、土日祝ともに点灯17:30~
御岩屋道通りの「enoshima-光-michi」
「江の島サムエル・コッキング苑」から先は江の島の頂上部分から岩屋洞窟にかけて続く歴史ある商店街「御岩屋道通り」が続きます。
起伏に飛んだ道順もブルー&ホワイトにライトアップ。この先の「恋人の丘 龍恋の鐘」へと続くのですが…今回はここまで!
写真を見ていただければわかる通りまだまだ続くアップダウン。これまで頂上までカートを担ぎ、さらにこれから降りなければいけないワケで…もう限界です(汗)。
ちなみにこの先の「江の島岩屋」の洞窟イルミネーションは17時まで。最初から間に合わなかったのです…という言い訳を残して、次回またリベンジさせてください(涙)。
DATA enoshima-光-michi 所在地:神奈川県藤沢市江の島2-5-25付近 点灯期間:2023年11月23日(木・祝)~2024年2月29日(木) 点灯時間:平日・土日祝:9:00〜17:00
江の島アイランドスパでイルミ散歩、ゴール!
さて、頂上まで登ったなら下りなければいけない。これが江の島イルミならではの試練です(笑)。エスカーを使った方も帰りは歩きONLYなので、みんな頑張って歩きましょうね!
そして「湘南の宝石」ラストは弁天仲通り入り口にある江の島アイランドスパの「えのすぱイルミ」で♪
本館・別館、江ノ島ホテルすべての建物がライトアップされているだけでなくフォトスポットも登場していますよ。
造花とライトで作られたハート形のロマンティックなモニュメントはSNS映えもばっちり♪ たくさんのカップルが記念撮影していました♡(羨ましい。)
大浴場やエステサロン、宿泊施設もある「えのすぱ」。時間に余裕がある方は日帰り入浴や宿泊して疲れた足を癒して帰るのもおすすめです♪(愛犬を連れての利用はできません)
DATA 江の島アイランドスパ(えのすぱ)のイルミネーション 所在地:藤沢市江の島2-1-6 江の島ホテル 点灯期間:2023年11月23日(木・祝)~2024年2月29日(木) 点灯時間:平日・年末年始:17:00〜21:00 公式サイト:江の島アイランドスパ
「湘南の宝石」は日没後からでも充分楽しめるので、ぜひ今からでも足を運んでみてくださいね。週末や祝日、開催終了間際になると混雑が予想されますのでできるだけ早めに行くのをおすすめします。