vocoは2018年に誕生して以来、海外に開業済み・開業予定のホテルが100軒以上に及ぶ勢いのあるホテルブランド。日本での第一号は、大阪のビジネス街に2023年5月にオープンした「voco大阪セントラル」です。
vocoはラテン語で「招待する」「呼び集める」という意味で、まるで友人宅に招待されたかのような肩肘張らない居心地の良い滞在が叶います。vocoで過ごす大阪旅の中に、vocoが大切に考える“おもいがけない特別な体験”を見つけてください。
日本初上陸の“voco”が大阪に！「voco大阪セントラル」
voco大阪セントラルが開業したのは大阪のビジネス街、肥後橋。北浜、淀屋橋、肥後橋の辺りは、大阪が世界有数の都市として「大大阪（だいおおさか）」と呼ばれた頃の近代建築が多く残るエリアです。
この場所には大正時代末期に建てられた旧京町ビルがありました。voco大阪セントラルの魅力のひとつは、その名残を建物の中に留めていることでもあります。
館内で感じる大正時代の近代建築の名残
館内では旧京町ビルで実際に使われていた“実用品”がアートとして生まれ変わり、新しい価値を見出していて、建築好きにはとても楽しい滞在となることでしょう。「えっ！こんな使い方？」というものも。ぜひ“おもいがけない特別な体験”を見つけてみてください。
1階エレベーターホールの奥をスタイリッシュに飾るのは、旧京町ビルの鉄の扉です。多くの人を迎え、送り出した扉に新たな命が吹き込まれました。言われないと扉だとはわかりませんよね？旧京町ビルがらみのアートを見つけるには、作品の下にある小さな説明パネルをヒントに探してみてください。
こちらは給水管バルブ。新たに塗装された部分とそのままの部分があり、100年の時の経過を一瞬で見ることのできる斬新なアートです。
各フロアのエレベーターホールにも旧京町ビルの名残が。外観のデザインモチーフであったレリーフが飾られています。近くで眺めてみると経年による風化を感じられますが、いまだに美しい形状を保っています。大阪の空襲を生き抜いたレリーフだと思うと感慨深いですね。
天井は水の都にちなみ、水面のゆらぎをイメージしたデザインになっています。
友人宅のような居心地のいいゲストルーム
ゲストルームの寝具やバスルーム、アメニティなどには環境に配慮した素材使用されていますが、「これ、実はリサイクル素材です」、「これ、実は節水シャワーです」などと言われないと気が付かない使い心地。心地良さと環境への配慮の両立は、まさに新しい時代のホテルといった印象です。
ミネラルウォーターもペットボトルでの提供ではなく瓶で提供され、必要であればフロアの給水スポットに汲みに行けますよ。
プレミアムルーム
お部屋は21～40㎡がラインアップ。写真のプレミアムルーム（ツイン・キング）は30㎡で、1～2名で利用するにはちょうど良い広さ。
あまりホテルホテルしていない、親しみを感じるデザインです。落ち着いた色合いの中に、vocoカラーが効いていますね。
コンパクトなスーツケースを広げても余裕があり、荷物が多くなりがちな女子旅にもぴったりですよ。
読書と至高の睡眠プラン
2024年1月31日までは（除外日あり）、期間限定で「読書と至高の睡眠プラン（朝食付き）」の提供も。グランドルームキングベッド 畳コーナーのお部屋で、日本出版販売の「睡眠×読書」ブランド「ヨムとネ」のブックディレクターがセレクトするお休み前にお勧めの本4冊を楽しめます。
畳に寝ころびながら、またはベッドに寝そべって、思う存分読書を楽しみましょう。たまにはデジタルデトックスもいいもんです。
プランにはオリジナルデザインのトートバッグ、スリッパ、アイマスクが付いています。今後の旅にも活躍してくれそうな予感。
また用意された4冊のうち、1冊は持ち帰りできますよ。快眠グッズとしては、“脳まで眠る枕”ブレインスリープ ピローと、ウッディな香りのブレインスリープ ゴールデンスリープ ピローミストが用意（お持ち帰り不可）。
「脳まで眠る枕？」と半信半疑だったのですが、寝返り時にも目が覚めず本当に朝までぐっすり！横を向いて寝ても耳が痛くならないのも大きなポイント。通気性の良さと弾力も魅力です。ぜひ試してみてください！
レストラン「LOKAL HOUSE」
レストランは1階にあるLOKAL HOUSE。ゲストの朝食提供だけではなく、日中は近隣のオフィスワーカーのランチや友人同士の気軽なランチ、夜は仕事終わりの集いの場として賑わいます。
LOKAL HOUSEではフラミンゴのモチーフを見かけますが、フラミンゴが群れを作る習性に着目し、人が“集う”ことにイメージを置きかえたものだそうですよ。実は客室には眠りをイメージしたフクロウが。探してみてくださいね。
ランチやディナーでは、西洋グリル料理をメインに提供。写真は「“焚火の宴卓” NZ産仔羊のラムラック7種のソース」。臭みのない柔らかな仔羊のお肉で、7種のソースの味変も楽しい！
ご近所の有名店・タカムラワイン＆コーヒーロースターズのスペシャリティコーヒーやローカルのクラフトビールなど、ローカルの魅力も再発見できます。
朝食
朝食はテーブルオーダーと、フルーツやサラダ、コールドカットなどが並ぶブッフェ台からのハーフブッフェスタイル。テーブルオーダーでは洋食か和食かをチョイスし、卵料理を選びます。
エッグベネディクトはけっこうボリューミー。テーブルに運ばれてくるまでにブッフェ台で欲張ると食べきれないかもしれないので、様子を見ながらゆっくりと楽しみましょう。
思いがけない体験を探しにvocoへ
vocoは泊まるだけではなく、ランチやディナーなどでも気軽に楽しめる親しみやすいホテル。ご近所との繋がりを大切にし、ご近所さんからのリアルな声（口コミ）で作ったおすすめスポットやお店を紹介するQRコードもありますよ。ぜひレセプションで気軽に声をかけて情報収集し、思いがけない体験と出会う滞在を楽しみましょう！
DATA
voco大阪セントラル
所在地：大阪市西区京町堀1-7-1
電話：06-6445-1100
Web：voco大阪セントラル
※この記事はvoco大阪セントラルの無料試泊の体験を記事にしたものです
voco大阪セントラルはIHGホテルズ＆リゾーツ
「voco」はインターコンチネンタルホテルやANAホテルズに代表されるIHGホテルズ＆リゾーツのブランドの一つ。IHGホテルズ＆リゾーツの会員になって世界中にある同じグループのホテルに宿泊することでポイントが貯まり、そのカテゴリーによって、お部屋のアップグレードやラウンジアクセスなどの特典を受けることができます。
voco大阪セントラルに泊まりたいな、と思っている方でまだIHGホテルズ＆リゾーツに入会していない方はこの機会に入会してみては？
既に会員の方も、ベストレートなのでチェックしておきましょう。
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