大人気リゾート地バリ島を含むインドネシア。2023年6月9日、インドネシア政府は新型コロナウィルス感染症対策として行っていたインドネシア国内・国外からの移動規制すべてを廃止すると発表しました。
東南アジアの各国が入国制限を撤廃している中、インドネシアは6月8日まで2回以上のワクチン接種証明がなければ入国できなかったことでも知られています。
それが不要になった今、インドネシアにはワクチン接種の有無に関係なく旅行で入国できることになったのです!
ただし、まだ一つだけ「査証免除」が復活していないという点もあり、コロナ禍以前と同じではないので、これから説明するインドネシアの最新入国情報をチェックしましょう。
今バリ島でリゾートするのは可能なのか?しっかり見ていきたいと思います。
インドネシア6月19日現在の最新入国方法
インドネシアの最新入国方法をお知らせします。
先にお話ししておくと、バリ島含むインドネシアへの旅行は、コロナ禍以前よりは旅費が少しかさみます。ただそれは、全世界的、どの国も同じ(円安の日本は訪日外国人観光客から見ると、とってもお得ですが)。
世界的なインフレ、燃油サーチャージの高騰などで、インドネシア旅行が安い!と思えない人もいるはず。
パスポートの有効期限
しばらく海外旅行していなかった我ら日本人。まずは自分のパスポートの有効期限をチェックすることから始めましょう。
インドネシア入国に必要なパスポートの残存有効期間は6ヶ月以上です!
バリ島を含むインドネシアのビザ査証は?
コロナ禍以前の短期のバリ島旅行に、ビザを取ったなんて言う人は恐らくいないはず。日本は多くの国からビザ査証の免除を受けていて、観光であればビザの申請は必要がありませんでした。それはインドネシアも同じでした。
しかし残念ながら2023年6月19日現在、インドネシアのビザ査証免除は復活しておらず、入国にビザが必要です。
ただ、それはアライバルビザという入国時の申請、取得が可能なものなのでご安心を。
到着ビザ(VOA)制度
就労ビザや就学ビザと異なりインドネシアの到着ビザは日本にあるインドネシア大使館に行く必要はありません。インドネシア各空港の出入国管理局事務所で取得できます。
期間:最長30日以内(到着ビザの延長は1回のみ、30日間の延長をインドネシア滞在場所の最寄りの入国管理局で可能)
料金:500,000インドネシアルピア(2023年6月5日のレートで約4,698 円)
準備する物:
・パスポート
・パスポートと同サイズの顔写真
・予約済みの帰国の際の航空券
・クレジットカード(料金の500,000インドネシアルピアはカードで支払い可能)
・メールアドレス
オンラインでの申請も可能⇒入国管理局e-VOAウェブサイト
ワクチン接種証明書が不要に
2023年6月9日、インドネシア政府は新型コロナ対策として行っていた移動規制を廃止すると発表。
これまで国内の移動でも飛行機などに乗る際はワクチン接種証明書が必要だったとても厳しい制限があったインドネシアですが、インドネシア政府はこの国内移動についても制限を廃止。ジャカルタから国内線でバリ島に移動する観光客も、制限がなくなったためワクチン接種証明が不要になったのです。
海外旅行保険に加入
インドネシア入国の条件に、海外旅行保険加入の義務はなくなりました。
日本も新型コロナウィルスが季節性インフルエンザと同じ5類に移行しましたが、新型コロナウィルス感染症自体なくなったわけではありません。感染しても軽症もしくは無症状が多いとされたオミクロン株ですら、感染すると40度近い熱が出る人が多かったこともまだ記憶に新しいですよね。
さすがに40度近い熱が出た場合は、具合が悪くて動けるものではありません。乗るはずだった飛行機にも乗れないこともあるでしょう。代わりの飛行機を手配する必要があります。
それらを補うには、やはり保険加入が安心。考え方は人それぞれですが、万が一盗難やケガなどの不測の事態も対応できる保険もあるので、海外傷害保険に加入する方が無難。
保健情報サービスアプリダウンロードは不要に
これまでインドネシア入国の際に義務とされていた、保健情報サービスアプリ「SatuSehat(サトゥセハット)」のダウンロードが不要となりました。
電子税関申告書(e-CD)の登録
以前はインドネシア行の機内で配られていた、インドネシアの税関申告書。2023年6月現在は事前にオンラインで登録する電子税関申告書(e-CD)になっています。義務とはされていないので、登録しないことも可能ですが、その場合、必ず機内で税関申告書をもらい書くか、到着した空港の税関で用紙をもらって書く必要があります。
まずはこちらから登録を⇒インドネシア電子税関申請書▶
入国の2,3日前から登録が可能となります。
この登録で取得した QRコードを税関で提示します。
日本の空港でのチェックインは?
インドネシアは入国制限が解除されたので、チェックイン時はコロナ禍前と同様、航空券とパスポートのみで搭乗券をもらえます。
バリ島を含むインドネシアの空港到着後は?
①入国審査
アライバルビザ申請&取得・書類審査
到着の際にビザを申請する場合は
・パスポート
・パスポートと同サイズの顔写真⇒忘れずに準備を!
・予約済みの帰国の際の航空券
・クレジットカード(料金の500,000インドネシアルピアはカードで支払い可能)
・メールアドレス
を提示
②荷物を受け取る
↓
③税関審査
電子税関申告書(e-CD)の申請で取得したQRコードの提示
↓
④ホテルへ
国内移動もワクチン接種証明不要に!
新型コロナウィルス感染症による移動規制が撤廃されたインドネシアは、6月8日まで国内移動で飛行機など公共交通機関で州などを超える移動をする場合、ワクチン接種証明が必要でした。
しかし2023年6月9日から移動規制が撤廃されたため、インドネシア国民以外の外国人もワクチン接種証明を提示する必要はなくなりました!
これでジャカルタからデンパサール空港(バリ島)の移動もコロナ禍前と同じになり、移動には何の提示も必要ありません!
インドネシアはジャカルタの町の魅力も、エキゾチックなアイランドリゾートもどちらも体験したいものです!今後は気軽に色々な場所へ移動できますね!
日本帰国
日本はインドネシアより1カ月と少し前の2023年4月29日、水際対策を終了しました!
以前求められていた、3回以上のワクチン接種証明書や、陰性証明書は不要です。インドネシアも日本も、コロナ禍以前と変わらぬ入国が可能になったのです。
日本の最新の入国体験記をまとめました。実際に帰国してみないとわからないこともあるので、以下の記事でじっくりと確認してくださいね。
Visit Japan Webで税関申請
日本入国の義務ではありませんが、空港での混雑緩和のため、Visit Japan Webでの税関申請が推奨されています。日本到着の6時間前までに入力を済ませておきましょう。
2023年4月28日までは、Visit Japan Webが検疫に使われており、Visit Japan Web上でのワクチン接種証明や陰性証明書の登録が強く推奨されていましたが、2023年6月19日現在、日本国籍者が申請することで入国がスムーズになる部分は、税関申請のみです。
「Visit Japan Web」にアカウントを作り、ログイン。あとは旅行者の情報入力(アカウントを作るときのみ)、日本への到着便や到着日などの情報を入れ、税関への申請を入力します。
デジタル庁の上のイラストの「入国審査」部分のQRコードの提示は、日本以外のパスポート所持者のみ。日本のパスポートを持っている場合は「税関申告」のQRコードを取得。
預け荷物のターンテーブル迄来たら、荷物を待つ間に税関申請のQRコード読み取り機でパスポート⇒QRコードの順に読み込ませます。Visit Japan Webに登録しておけば、読み込ませるだけで税関申告が終了したことになるのです。
荷物を受け取ったら、そのまま自動ゲートへ。
自動ゲートにも税関審査官は立っているので、持ち込み禁止の物は絶対に持ち込んではいけませんよ!
Visit Japan Webを登録しないとどうなるの?
Visit Japan Webの登録をしなかった場合、日本に入国できないということはありません。
ただし、飛行機の中で配布される税関申請書は忘れずに記入しましょう。もし機内で忘れても、到着し、入国した後の預け荷物のターンテーブル前に置いてあるのでご安心を。
さらに自動ゲートではなく、有人の税関カウンターに並びます。ご存じの通り、シーズンによってはかなり並びます。GWや年末年始休みの最終日あたりは、いつまで並べばいいんだ!なんて言う長い列に並ぶことになります。
空いているシーズンや急ぐ旅ではない時は、申告書を手書きで記入して列に並んでも良いかもしれませんが、空港から家に帰る時間帯が終電に近い?なんていう人は、Visit Japan Webの登録を忘れずに。
バリ島リゾートはもうできる!インドネシア旅行も簡単に
東南アジアの中でも日本企業進出が著しく、ビジネスの短期出張に出かける人も多かったジャカルタ、そして多くのアジアンリゾートファンを持つバリ島を有数るインドネシアが、入国制限を完全に解除しました!
もうバリ島旅行を躊躇する必要はありません!
海外旅行を少しでもお得にする方法
2023年、日本帰国に何の制限もなくなったため、海外旅行は簡単になりましたが、コロナ禍前よりかなり変わって感じることがあります。
円安や世界的インフレのせいで、航空券や海外のホテルの料金がちょっとお高めに感じますよね?
少しでもお得に予約する方法はないのでしょうか?ありますよ!それが今注目の「ポイ活旅行」です。
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世界規模のホテルチェーンのポイント+ハピタスポイントも貯まる!
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2名の海外旅行はツアーの方が安いことも
いつもは航空券を買ってホテルを手配して旅行するという人も、航空券やホテルがコロナ禍前より上がっている今は、ツアーという選択肢もあり。特に2名の旅行はかなり安いツアーが設定されていることも多いんですよ!ただしひとり旅の場合は一人部屋追加料金で高くつき、航空券やホテルを自分で手配した方が安く上がります。3名の場合はエクストラベッドは誰が寝るあるあるにぶつかりそう(笑)。
2名で旅行を考えている人は、ハピタス経由で予約してポイントも貯めてみて!