2022年3月15日にドタバタながらも無事!?外国人旅行者の受け入れを再開したベトナム。せっかくベトナムへ行くなら国内各地を巡りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は先日ホーチミンへ弾丸で行ってみた私の国内移動についてレポートします!
ベトナム飛行機での国内移動に必要なもの
ベトナム国内移動は、コロナ禍以前より申請するものが多いです。実際に体験してきたので参考にしてくださいね。
PCR検査は基本的に不要
基本的に国内線の搭乗にPCR検査は不要です。
現地時間で過去6か月以内に、新型コロナウイルス感染症から回復した方の場合は、治療を受けた地域の保健管理当局・省庁が発行にて完治証明書を取得して提示する必要があります。
アプリ「PC-Covid」での健康申告
ベトナム専門機関の定める健康管理アプリ「PC-Covid」での健康申告が必要です。
ベトナム滞在中は継続して起動させる必要があり、このアプリを通して健康申告やQRコードを読み込むことによって移動履歴を残しておきます。
その他、出発地によっては航空会社から特定のURLを通しての健康申告QRコードが別途必要なことも。事前に案内されるので、そちらは出発前に要チェックです。
例:ベトナム航空・ホーチミン出発の場合
私が国内移動に利用したベトナム航空ではホーチミン出発の場合、こちらのURLからの健康申告が必要でした。
健康状態だけでなく、出発地・到着地・便名・座席番号・到着後滞在先住所を入力してQRコードを発行します。(実際搭乗の時、結局チェックはされませんでしたが、担当者によるのかもしれません)
国内線ベトナム航空ダナン→ホーチミン間移動の様子
ダナンは3月〜9月、ホーチミンは11月〜4月は乾季にあたり、3月はどちらも過ごしやすい気候なのですが、やはり以前よりは人が少ない印象でした。コロナ以前は10分以上列に並ぶことが当たり前の保安検査も人が少ない分、スムーズ。
またダナン国際空港内の土産店やカフェはまだ全ては開いていませんでした。
ベトナムでは突然の航空機の時間変更に注意!
こちらはコロナ禍以前からベトナムでは「あるある」なのですが、航空機の出発時間が変更することが多いです。
遅延だけでなく、出発が3時間早まる!なんて場合もあるので要注意です。
航空会社からのメールやショートメール、電話で知らされるので事前に必ず連絡が来ていないかチェックしておいてください。
オンラインチェックイン(搭乗手続き)ができる航空会社であれば、空港へ行く前に航空会社の公式ウェブサイト上でチェックインをしておくと更に安心です。
上着など羽織るものを用意
現在航空機内ではブランケットや枕貸し出しのサービスが停止されています。機内は冷えるので何か羽織るものがあると◎。
ウエットテッシュやミネラルウォーター(LCCでは有料)は通常通り配られます。
ホテルへのチェックイン
ホテルへのチェックインはパスポート提示と「PC-Covid」でのチェックイン以外は必要ありませんでした。
事前にホテルへ問い合わせたところ「ブースター接種の証明書があればお持ちください」とのことでしたが、特にチェックされませんでした。
ホテルはどこでも稼働してる?
ホテルは3つ星〜5つ星であれば大体稼働しているので予約できます。
特に5つ星はコロナ以前と比べてだいぶ料金が手頃になっているので、今が泊まるチャンスかもしれません。
ただ現在もコロナ禍ではあるため、朝食ビュッフェなど通常よりも用意している品数が少なかったり、ビュッフェ自体を行っていないホテルもあるので事前に調べておきましょう。
私が泊まった朝食ビュッフェに定評のある「ホテル・ニッコーサイゴン」では、平日は和食・アメリカン・コンチネンタル・ベトナムの4種類の定食から選んで注文するスタイル。小皿のミニビュッフェは用意されていました。
ホーチミンの移動は「Grab」がおすすめ
街中の移動はもちろんタクシーもあるのですが、行き先を説明する必要がなく、移動料金も明確な配車サービスアプリ「Grab」を利用するのがお勧めです。
「Grab」では車の配車だけでなく、バイクタクシー、飲食店からのデリバリーも注文可能です。
バイクタクシーは車よりも料金は安価ですがベトナム旅行に慣れていない方にはお勧めしません。
支払いが現金でもクレジットカードでも可能なので「Grab」アプリを入れておくと便利です。
1年半ぶりのホーチミンの街の様子
私の住んでいるダナンと比較すると、人口も多いので到着したときは「人が多い!」と思いましたが、観光スポットであるサイゴン中央郵便局、サイゴン大聖堂は人が少なく、普段はカフェやお土産屋さんで賑わっているドンコイ通りも地元の人がちらほら。開いていないお店も多かったです。
私が行きたかったカフェも2店舗とも臨時休業中でした。
また写真スポットとして地元の若者や観光客にも人気のグエンフエ通り沿いにある「42番地古アパート」前の広場も以前に比べて人が少ない印象でした。
ホーチミン1区の日本人街と呼ばれるレタントン通りも、以前は深夜まで開いている居酒屋やバーなどが多かったのですが、以前と比べるとやはり人が少なく、営業時間を短縮されたり臨時休業のところも。
「ビンコムセンター」や「高島屋」などの大きな商業施設は通常通り営業しており、人もそこそこいました。
また「ファミリーマート」や「ミニストップ」などの日系コンビニエンスストアは変わらずの24時間営業でATMも設置されているので滞在中不便は感じることはありません。
筆者の住んでいるダナンには、残念ながらファミリーマートやミニストップはありません。
私がホーチミンを訪れたのは、観光客受け入れ前だったので現在は開いているお店も多いと思います。
もしお目当てのお店があれば事前に問い合わせしておくことをお勧めします!
ベトナム国内線移動・週末は混む傾向!(ホーチミン→ダナン)
ダナンに戻る便がちょうど休前日だったのですが、平日の行きに比べると帰りの便&空港内は比較的混んでいました。
ここ2年ほどロックダウンなどで生活が限られていたので、ベトナム人や在住者が週末旅行することも多いようです。
ホーチミンのタンソンニャット国際空港内は大部分のお土産店・飲食店が開いてました。(と言っても元々成田空港や羽田空港のように、たくさんあるわけではありません!)
約2年ぶりの開国、そして国内旅行も活発になってきたベトナム。
まだ全てがコロナ以前のように、とはいきませんが段々とまた旅行者が増え、活気を取り戻してくれたらいいな、と思います!