2023年11月に開業したばかりの、「インターコンチネンタル チェンマイ ザ メーピン」に宿泊して来ました。
こちらのホテルは以前「ジ インペリアル メー ピン」という日本のツアーなどでもつかわれる大型中級ホテルでした。そして、アジアの歌姫テレサ・テンが最期を迎えた場所としても知られております。
リブランドされたインターコンチネンタル
バンコクから飛行機で約1時間、タイ北部の古都チェンマイに到着。ホテルへはタクシーで、渋滞無しの場合約10~15分です。タクシー料金は往路150バーツ・ホテルで呼んでもらった復路は200バーツでした。
インターコンチネンタルといえば世界中に高級ホテルを展開する、イギリスの有名なホテルグループ。タイ国内にはバンコクを始め、リゾート地には必ずといってよいくらい進出しておりますが…チェンマイは初進出。
オープンして間もないせいか、タクシー運転手の認知度はまだまだのようで…年配のドライバーさんに何度「インターコンチネンタル」と言っても通じない。試しに「メーピン」と言うと、即OKと言われ出発しました。
そう、こちらのホテルは以前「ジ インペリアル メー ピン」という地元の大型中級ホテルだったのです。昭和世代の方はご存じの方も多いかと思いますが、アジアの歌姫テレサ・テンが静養の為滞在し、最期を迎えた場所としても知られております。スムーズにホテルへ向かう為にも、インターコンチネンタルのホテル名や住所は控えて行った方が良いでしょう。
広い車寄せの中央には、カジノホテルも顔負けな勢いで噴水が上がっております。
背後のタイ伝統建築風のエントランスと相まって、高級ホテルに泊まる気分がぐっと高まります♪高い天井のロビーは、おそらく増築されたもの。天井いっぱいまで、飾り棚が伸びておりドラマチックな空間です。
タイ様式だけではなく、程よく西洋風のテイストも混ざった内装が今っぽく、とてもお洒落です。
チェックイン・アウトは余裕を持って
ドアマンに案内されチェックイン。15時のチェックイン時間より1時間前に到着したせいもありますが…レセプションにはスタッフが1人だけで忙しそう。しばらく放置されていました。
他のスタッフのサポートも無い…ホテルステイ、入った瞬間がとっても大切。たまたまタイミングが悪かったと思いたいです。ロビーで団体客を見かける事も多かったので、レセプションに用事がある時や、チェックアウトは時間に余裕を見て行きましょう。
ミニ銅鑼が置かれた凝った演出のウェルカムドリンクのトレイも、小さいサイドテーブルに置かれ不安定…立ったまま飲みました。後ろにあんな素敵なシッティングスペースがあるのに~!? ドリンクはとっても美味しかったです。
モダンゴージャスなパブリックエリア
スタッフに案内され客室棟へ。ロビーと繋がる渡り廊下もゴージャス。
入ってすぐ、ラウンジの「KAM Lobby Lounge」。
11月にチェンマイで行われる有名なお祭り「コムローイ」で、空に揚げる灯籠をイメージした照明が印象的。こちらは西洋料理を中心に提供しております。夜には生演奏も行われ、バーとしても利用できます。
向かいには小さなホテルブティック。
それらの間を進むと、エレベーターホールです。
フロア構成はこちら。最上階の中華レストランとルーフトップバーは、2024年2月現在工事中でした。
3基あるエレベーターですがとっても小さい! 金ピカで豪華ではありますが、古いホテルを改装しただけに、これは仕方のないところ。
客室の廊下はグリーンが基調。建物の形状に沿って弧を描いております。
1キングプレミアムクラブベネフィッツアクセスにステイ
今回宿泊したのは「1キング プレミアム クラブ ベネフィッツ アクセス」 約40平米のお部屋です。
入ってすぐにベッドが見えて、広いホワイエとミニバーが手前にあります。
古めの建物のリノベーションですので…天井低め・窓小さめではありますが、白を基調としたコロニアルテイストを感じる内装はとっても自分好み。
ベッド前にベンチソファがあり、リビングスペースも確保されております。
テーブルにはウェルカムフルーツと、タイの伝統菓子が置かれて華やか~。
テレビは、ホテル案内やルームサービスメニューも見られます。YouTubeやサブスクは、お手持ちのスマホとChromecastで同期させて視聴出来ます。ちなみに、Bluetoothスピーカーはありませんでした。
おすすめはマウンテンビュー
窓からの眺めは…南東向きのチェンマイ郊外ビュー。
廊下を挟んだ反対側がマウンテンビューとして、少し料金がお高いんです。山に囲まれた、高い建物の無いチェンマイ。どちらも同じでしょ~と思ったら…久々チェンマイを訪れこちらのホテルに着くと、絶対反対側のお部屋の方が景色が良いと思いました。眺望重視の方は、マウンテンビューを指定することをおすすめします。
充実のアメニティ・使いやすいクローゼット
ミニバーは、専用の家具に収められています。
無料のお水は、ミニバーに2本、テーブルに1本、洗面台に2本と十分。ネスプレッソマシーンも完備。
下の収納には冷蔵庫。ティーバッグやコーヒーカップ、お菓子やグラスが置かれています。
アジアのインターコンチネンタル、お茶は有名なTWGが標準採用なのですが…こちらは、チェンマイ発のティーブランド「モンスーンティー」でした。パッケージもお洒落だし、サイアムブレンドやタイアールグレイなど、興味深いフレーバーが新鮮。
ワーキングデスクとクローゼットは、ベッドの真後ろにあるユニークなレイアウト。
クローゼットは壁一面なので、とっても広々~引き出しも多くて使いやすかったです。木製のハンガーパイプがとってもお洒落。ところで…セーフティーボックスが何処を探しても見当たりませんでした。アイロンセットは、ミニバー横の壁の隠し扉みたいな部分を開けるともうひとつクローゼットがあり、その中に置かれていました。
エレガントなバスルーム
バスルームは完全クローズタイプ。木製の開き戸から入ります。正面に大きくてモダンなバスタブ。壁の柄タイルが優雅です。
全面大理石調のタイル貼りで、明るく優雅なバスルーム♪ 洗面台もレトロなランプが雰囲気あります。拡大鏡のランプが付かない。浴室スピーカーのスイッチが反応しないのは、インタコブランドとしてはいかがなものかと思いましたが…?
タオルも沢山、アメニティも全て揃っておりました。
洗面台の反対側が、トイレとシャワーブース。一枚の大きな引き戸で開閉するタイプで、どちらかを閉めればどちらかが開きます(笑)。トイレに洗浄機能は付いておらず、ハンドシャワー方式です。
シャワーブースにはレインシャワー付き。ハンドシャワーは3つの水流に変えられます。水圧はまあまあですが…バスタブにお湯を張っていると、ものすごく弱くなるので併用は避けましょう。インタコのバスルーム、アメニティといえばブランドはバイレードかハーンなのですが、こちらはアーブというタイの高級スパブランドのものが採用されておりました。フローラル系が強めの香りです。
チェンマイのホテル、山あいの古都ゆえに、濃厚なタイ・アジアンテイストを打ち出すホテルが多く…それも大変素敵なんですが、ちょっと重い雰囲気を感じてしまうわたし。こちらはグローバルホテルブランドらしい洗練と明るさ、清潔感が加わって快適に滞在できました。
古都でもリゾート♪素敵なプールエリア
インターコンチネンタル チェンマイのプールは地上のエントランス横。最初は案内サインにプールの文字が無く、何処から入れば良いか迷いましたが…ロビーと客室棟を結ぶ連絡通路から見えていました。入り口もそちらから。水着やバスローブなど気軽な服装で向かいたい場合、裏手にも出入り口があります。
プールバーと広いテラスを備えた、とってもお洒落なプールサイド。このゆったりとしたテーブルの配置は高級ホテルならでは。
広々ガーデンプールというわけではありませんが…プールはしっかり泳げるサイズで、チェアの数も十分。
旧市街の城壁を模したような、レンガ積みの壁がチェンマイ情緒を感じさせます。
このチェアの大きさよ…大人3人が余裕で横になれるサイズです。タオルは、プール利用時にスタッフに伝えて借りるシステム。座りたいチェアに、綺麗にセッティングしていただけます。お水の提供もありました。
心地よいプールサイド
3つある、こちらのカバナが特等席かな~?
ただ西向きですので、午後からは直射日光が差し込みます。午前中はこちらのカバナ、午後からはバーカウンターに近いチェアが日陰になります。
パラソルもありますが…真南向きのせいか、日中はほぼ日影の下に座れません。2月のタイは乾季。お昼は気温が30度を超えるものの、何処のホテルもプールがやたら冷たいです。
よってひと泳ぎが限界ですが…湿気が無いせいか、プールサイドはとっても過ごしやすい。まだまだ寒い日本を飛び出して、半袖で輝く水面を眺めながらまったり…あ~気持ちいい♪最高の避寒旅!
プールサイドのバーでは各種ドリンクの他、メインダイニングやラウンジのお料理が注文出来ます。優雅にプールサイドブランチとかしてみたい~けれど、ダイニング側のテラスはもっと素敵なんです。その様子はレポートの最後に紹介します!
サウナ・ジム・キッズクラブ…充実のファシリティ
インターコンチネンタルクラスのホテルであれば、標準装備なんですが…プールの背後には、更衣室やシャワー室が備わっております。一画にはドライサウナも!
私の宿泊はタイ旅行最終日、バンコクへ戻るフライトは夕方。ホテルをチェックアウト後チェンマイの街を探索し、汗をかいた体をこちらでさっぱりさせて、プールで体を冷やしてから空港に向かいました。スタッフに事情を伝えれば、快くタオルを貸していただけます。
プールとくれば、次はフィットネスジム。ジムは2階にあり、広々とした空間で気持ちよく利用出来そうです。
大きな窓からはプールが見渡せますが…真南向きで、昼間はスクリーンが降ろされます。
1階パブリックエリアの一番奥にはキッズクラブも。お子様連れでも安心して宿泊出来そうです。
キッズクラブ手前から外に出ると、お子様向けのプールもあります。
ナイトバザールへお出かけ
夕方からクラブラウンジでドリンクを楽しみ、夕食を済ませ…テラスに出ると、とっても過ごしやすい気温だったので少し街へ出てみる事に。
インターコンチネンタルは、観光名所になっているナイトバザールエリアまで歩いてすぐ。雑貨やタイ料理、スムージーにスイーツなど、様々な屋台が軒を連ねており探索が楽しいです。
ホテルの目の前には「なっちゃんマッサージ」という名の、日本人が入りやすそうなお店が。フットマッサージが1時間250バーツと格安だったので、旅行で凝りまくった体をほぐしに入りました。泊まっているインタコのエントランスを見ながらフットマッサージ…体がとっても軽くなりました。帰りはメーオ(猫)もお見送り♡
夜も素敵なインターコンチネンタル
道を渡ってホテルへ戻ります。いや噴水、強すぎでしょ(笑)
ライティングが際立ち、とってもムードがあるロビー。
遊泳時間は過ぎていますが…ライティングを鑑賞しにプールサイドへ。ロビー棟の屋根と相まって、最高に素敵な夜のホテル風景です。
お部屋へ戻りました~。
マッサージで軽くなった体をバスタブで温めて、心地よい眠りを導きます…
久々のチェンマイと新しいインターコンチネンタル。来て良かったわ~明日も楽しみ♪おやすみなさいzzz
ロマンティックなテラス朝食♪
おはようございます。朝食は1階の「The Gad Lanna」にて。落ち着きと華やかさが両立した、とっても素敵なダイニングでの朝食や、クラブラウンジの様子は後日ご紹介致しますのでお楽しみに!
朝食は、外のテラスで美しいお庭とお寺を眺めながらいただきました。
なんという優雅なロケーション。この風景に身を置くだけで、こちらのホテルを選んで良かったと思いました。
華やかさと癒しが同居するホテルでした
朝食後、13時までのレイトチェックアウト確約をいただきのんびりとチェックアウト(IHGワンリワーズ会員は、お部屋に空きがあれば14時チェックアウトが可能です)
街がゆったり、のんびりしているチェンマイ。リゾートホテル気分で滞在出来てとっても充実感がありました。以前のホテルが大きかっただけに、そのスケール・グランド感を十二分に生かし、素敵にリニューアルされたホテル空間。チェンマイにお越しの際は、是非泊っていただきたいホテルです。
DATA インターコンチネンタル チェンマイ ザ メーピン(InterContinental Chiang Mai The Mae Ping) 所在地:153 Sridonchai Road Chiang Mai Phangnga 50100 Thailand 公式ホームページ:インターコンチネンタル チェンマイ ザ メーピン▶ ※こちらは2024年2月の宿泊記です。最新の情報は、公式HPよりご確認をお願い致します。
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