沖縄のハレクラニのプールの数は5つ。もちろん子ども用のプールや静かな大人のためのビーチもあり、きちんと使い分けができます。プライベートビーチは絶景と海外ラグジュアリーそのもののリゾート感が凄い!ハワイを代表する高級ホテルが初めての海外進出先に選んだ沖縄。どのような景色が広がっているのでしょう。徹底的にレポートします。
ハレクラニ沖縄とは?
ハワイを代表する高級ホテルのハレクラニ。ハワイ語で『天国にふさわしい館』という意味のホテルは100年以上の歴史を持ち、世代を超えて多くの著名人に愛されて来ました。ハワイのみならず、世界的にもその名を知られた名門ホテルが初めての海外進出。沖縄は本島の恩納海岸沿いに2019年開業。ハワイで評判の高い、ラグジュアリーな設備とホスピタリティを沖縄でも展開しており、日本の高級ホテル・リゾートホテル愛好家から注目を集め続けている存在です。
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プールは全部で5カ所、まずはオーキッドプールから。
ゲストの過ごし方に合わせて、ロケーションの選択肢が多いのが嬉しいハレクラニ沖縄のプール。まずは、ビーチフロントウイング前にあるオーキッドプール。
こちらがホテル内で1番大きく、メインプールといった存在です。
華やかなロビーから、噴水のあるアプローチを抜けプールどーんっ!と、まさにビーチリゾートホテルの王道のような配置に心躍ります♪
楕円形で、その名の通り白いモザイクタイルでオーキッド(蘭)の花びらを描いたプールは、本家ハワイのハレクラニでも象徴的な存在。
そんなプールがこちら沖縄でも…
水深は1メートルほど、水温も冷た過ぎず丁度良かったです。
プールサイドにはチェアがずらりと並びます。
開放感溢れる雰囲気ですが、他の屋外プールが16歳以上のみ利用可能ですので…お子様連れのご家族はこちらへ。静かにゆったりと過ごしたい、大人のラグジュアリーリゾートを体験したい方は、他のプールを選んだ方が良いかもしれません。
オーキッドプールの隣には小さなキッズプールがありますが、お子様連れの皆さんはオーキッドプールに入りがち(笑)。子供は浮輪で動きまわりたい、大人もガッツリ浸かれるとなると、どうしてもメインプールになりますよね。
このキッズプールの画像は2020年12月、プールは利用出来ない時期に撮影。そのため水が半分しか入っておりません。
インフィニティプールは沖縄でもまだ稀少
プールサイドで静かにのんびり過ごしたいわ〜というオトナのゲストは…オーキッドプールから一段下がった、海沿いのクワイエットプールへ。
小さめですが、こちらは憧れのインフィニティープール。
手前のジャグジーは冷水でした。
海外の最新リゾートであれば、当たり前のように設けられているインフィニティープールですが、沖縄ではまだまだ貴重。
しかもビーチ沿いギリギリにあるのは、沖縄本島ではハレクラニとテラスクラブアットブセナぐらいかと…
プール脇には、浸かったままドリンクを楽しめるバーカウンターも。
こちらが、プールの先端から眺めた風景です。
ここはいい! 視線の先はプールとビーチだけ♪
と、のんびり過ごそうと思ったら…風の強い日は、安全の為パラソルが閉じられてしまいます。
風の強い日は、安全の為パラソルが閉じられてしまいます。夏日焼けをすると秋まで肌ボロボロになる、ターンオーバーが止まった40代(苦笑)。
日陰無しは危険だわ〜と、背後にあるお洒落なカバナに行こうと思ったら…時間予約制(3時間)で8000円との事。
やっと宿泊出来た憧れの高級ホテルで、さらに設備使用料の追加が発生してしまうのがエキゾチックジャパーンでございますね。海外ではこういうシステム、見た事がありませんが…
まぁ、海外ホテルの早朝から誰も居ないカバナに雑誌やら新聞が置いてあって、既に席取りされているのも悔しいですけどね〜
オーシャンテラスプールは海外のラグジュアリーリゾートのような隔絶感…
さらに落ち着いた雰囲気をお求めの方は、サンセットウイングにあるオーシャンテラスプールへ…
先程のクワイエットプールとは違い、高台にあるので隔絶感があります。
映える〜映えまくりですわ。ゆえにSNSにアップする為の撮影が、そこかしこで行われます。
こちらも16歳以上限定。こちらはカップル率がぐっと高まり、独りおじさんには肩身が狭いですが…やはりこちらのプールが1番好きでした。
画像だと、まぁまぁの大きさに見えますが…水上チェアの水深が浅い部分がプールの半分を占めており、またエッジの向こうには草木がある為、ガッツリ泳げてプールの縁から海を眺める…な部分は少なめ。
ハレクラニ沖縄のプール、国内のビーチリゾートホテルとしては、かなりワールドレベルに近づいた演出ですが…
チェアが細いアルミ製だったり、プールサイドに植栽や仕切りが少ないせいか、プールまわりはラグジュアリーホテルとしては、何処も少々雑然とした印象。海外…というか、経験上高級アジアンリゾートの何が良いかって、どっしりとした木製やラタン調のチェアと、大きなパラソルなんですよね。
それらが、スタイリッシュなプールをより一層引き締め引き立てる効果があるのです。といいつつ、国内でここまでの種類と景観を持つプールはそうそうないので、コロナ禍で海外に行けない現在は貴重な存在です。
こちらは、サンセットウイングから見える小さくて美しいビーチと熱帯魚が沢山泳いでいそうな珊瑚の岩場。
階段の先を期待せずにはいられない…けれど閉鎖されておりました。
インドアプールで冬も、雨の日も快適!
ハレクラニは、オーシャンウィング2階に屋内プールもございます。
客室が、ラグジュアリーホテルにしては多めの360室あるせいか、屋内プールも大きく立派です。
窓側には、なんと天然温泉も。(もちろん水着着用)
沖縄のビーチリゾートホテルに来て、まさか温泉に入れるとは思わなかったわ〜。温泉地のような濃厚な成分はありませんが、なんだか有難みがありますよね(笑)ただ、時間帯によってめちゃくちゃ熱かったり温かったりした時がありました。
屋内プールを利用したのは、2回目12月の滞在でした。
屋外プールは12月〜3月まで閉鎖される為、唯一利用可能な屋内プールにゲストが集中。朝9時の利用開始からなかなかの混雑度です。冬の沖縄は雨も多い…する事が無くなるので余計に屋内プールで遊びたくなりますしね。
広くて静かなプライベートビーチ
もうひとつ、沖縄のリゾートホテルといえばプライベートビーチ♪
ハレクラニのビーチは、ホテル正面では無くオーシャンウイングを背にして右手にあります。
歩いて行くのはちょっと…な方も、カートで送迎していただけます。特にサンセットウイングからは遠めです。
途中には、ハレクラニ所有のヨットが泊まっておりました。なんて絵になる風景でしょう!
なんとも爽やかな桟橋。まさに楽園、この桟橋を渡って天国に行けそうだわ〜!まだやり残した事がいっぱいあるの!戻って来て!!
遊泳可能エリアに到着すると、スタッフに自分で選んだパラソルとチェアまで案内され、タオルを渡していただけます。
パラソルは風対策でしょうか…プールのものより小さめ。
ビーチの青さや透明度は、沖縄としてはまあまあと言った印象。安心して泳げる分仕方の無い事ですが…クラゲ防護ネットで囲われている為、海の中は様々な熱帯魚♪ という感じではありません。
これは沖縄の何処のホテルでも同様ですが〜。
とはいえホテルの目の前で、こんなに広くて美しいビーチで寛げるのは贅沢ですよね。パラソルの間隔が広過ぎて優雅(笑)!7月〜8月のトップシーズンであれば、もう少しパラソルが増えるのかもしれません。
スタイリッシュなビーチリゾートホテルを体験するのであれば、ハレクラニ沖縄は日本国内でもトップクラスと言えるのではないでしょうか?
さすがはハワイ名門ブランド。ワールドクラスのランドスケープデザインで、気軽に外国へ行けないコロナ禍の現在、海外リゾート気分を味わえるホテルだと思いました。
DATA ハレクラニ沖縄 所在地:沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1 予約:ハレクラニ沖縄の予約はこちらから