旅に出て楽しみなのは、やっぱりその土地のおいしいものですよね。
今回は筆者がバリ島に旅行して、実際に食べておいしかったバリ島グルメを食べられる美味しいお店を紹介します。インドネシア料理というと辛いイメージがあるかもしれませんが、バリ島のお料理は比較的マイルドな辛さで日本人も食べやすいものが多かったです。
ユリアズキッチン(Yulia’s Kitchen)リーズナブルなインドネシア料理ならここ!
バリ島のクタに滞在したら、ぜひ利用したいのがYulia’s Kitchen(ユリアズキッチン)。クタビーチからは200メートルほど、海外からの観光客で大賑わいのお店です。
バリ島グルメ・チキンサテとビーフルンダン
チキンサテ(65,000rp)とビーフルンダン(95,000rp)、そしてビンタンビールの大瓶を2本(50,000rp/1本)をオーダーしました。
インドネシアの通貨rp(ルピア)は、2024年2月のレートで「0」を2つ取るとおおよそ日本円となります。そのためチキンサテは約650円、ビーフルンダンは約950円、ビールは1本約500円!
とってもリーズナブルですよね。
サテは甘めのピーナッツソースをつけながらいただきます。若干ザラリとした粒が残るペースト状で、五平餅のくるみだれのような舌触りは日本人ならきっと好きなはず。
ビーフルンダンは、スパイスやココナッツミルクで牛肉をじっくり煮込んだ料理。大きなかたまりなのに、フォークだけでホロホロと繊維にそってほぐれます。甘いのだけど、甘いだけじゃない!スパイスでとっても深い味わいとなっていました。
どちらもココナッツミルクで炊いたご飯ナシレマがついてくるので、全部食べると結構お腹いっぱいになります。
料理が遅かったらお店の人に声掛けを
お料理は文句なくおいしいのですが、ひとつだけ注意点があります。インドネシア人の特長として大らかというのがあるのですが、スタッフは遺憾なくそれを発揮して、待っている人の順番を間違えたり、オーダーが通ってなかったりします。なので、気が短い人にはお勧めできません。また、何度か催促することも必要です。
なんてお店を紹介するんだ!とお怒りになるかもしれませんが、彼らに悪気はまったくなく単に大雑把なだけなのです。そして味は間違いなくおいしいです。
筆者たちは、「待たせてごめんね」とハート形のスイカをサービスしてもらいました。ジューシーなスイカは、今回の旅で一番おいしいスイカでした。バリ島に再訪することがあれば、絶対にまた行きたいお店です。
DATA Yulia's Kitchen(ユリアズ キッチン) 所在地:Jl. Pantai Kuta No.43, Kuta, Kec. Kuta, Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア 電話番号:+62-3-6175-1893 営業時間:7時30分~23時
デュラン カフェ(Dulang Kafe)おいしいものをちょっとずつが叶う
ショッピングストリートとして人気のクタスクエアにあり、欧米からの観光客で賑わっているデュラン カフェ(Dulang Kafe)。インドネシア料理以外にサンドイッチやハンバーガー、アサイー、さらには目の前で焼いてくれる鉄板焼きまでと、とにかくメニューが豊富。
こちらの店員さんは間違いも少なく(笑)、オーダーしたものもすぐに持ってきてくれるのでストレスフリー。
タイ風サラダとチキンサテ、ナシチャンプルーをオーダー。ビンタンビールを2本オーダーしました。
タイ風サラダはパクチーたっぷり!ナンプラーが効いたドレッシングは、いかにもエスニックな味。旅先では野菜不足になることが多いので、がっつり野菜が食べられて嬉しかったです。
バリ島グルメ・ナシチャンプルバリとチキンサテ
ここで食べて欲しいのがナシ チャンプル バリ。正式なメニュー名はNasi Campur Bali。インドネシア人の国民食とも言ってよいメニューで、いろんなおかずとご飯を好きなように混ぜていただきます。こちらのお店ではジャスミンライスにつくねやマグロ、ゆで卵、テンペ、サンバル、ココナッツとハーブで和えた野菜などが載っていました。
高知の皿鉢料理、お子様ランチのバリ版といったところでしょうか。おいしいものを少しずついろいろ食べたい人には嬉しいひと皿。見た目も華やかで、こちらをオーダーしている人を多く見かけました。バリ島が初めてという人にもオススメです。
チキンサテはターメリックライス添え。ピーナッツソースは既にかかっていて、野菜がトッピングされているのがオシャレカフェって感じの盛り付けですよね。ちょっとピリ辛でビールがすすむ味でした。
DATA Dulang Kafe(デュラン カフェ) 所在地:Raya, Jl. Kartika Plaza No.22 blok c 20, Kuta, Kec. Kuta, Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア 電話番号:+62-3-6175-3389 営業時間:9時~22時30分 公式ホームページ:Dulang Kafe ▶
ケケブ レストラン(Kekebu Restaurant)SNS映えバッチリ!フローティングランチ
最近バリ島で流行しているのが、プールに朝ご飯を浮かべて食べるフローティングブレックファースト。お願いするとフローティングブレックファーストに対応してくれるホテルも増えています。
残念ながら筆者が宿泊したのは繁華街のクタにあるホテル。そこで宿泊者じゃなくても体験できるレストランを探して見つけたのが、ヌサドゥアにあるKekebu Restaurant(ケケブレストラン)です。クタからヌサドゥアまでは車で50分ほど。モーニングの営業はしていないので、ランチでお邪魔しました。
Kekebu Restaurantは、ショッピングモールのバリ・コレクションから歩いて5分ほど。ビーチ沿いにあります。
メニュー+追加料金でフローティングランチ
メニューを選んだら、+150,000rp(約1,500円)でプールに浮かべたフローティングランチが楽しめます。事前予約は不要。自分の都合にあわせて出かけられるので利用しやすいです。
鶏の串焼きチキンスキュアーは映えるのでマストメニュー(笑)。それにグリルポークリブとチキンサテ。どんだけサテ好きなんですかってくらい、毎食食べていました。2品にしようとしたら、お姉さんが少ないというので3品オーダー。でも、実際はとんでもないボリュームだったので2品でも十分です。グリルポークチキンとチキンサテは単品でお願いしました。(ランチセットはスチームライスやサラダがついてきます)
チキンスキュアーはスチームライスとイエローライス、グリーンパパイヤと鶏のサラダ、ココナッツドレッシングがかかったミックスベジタブル、細切りチキンとエシャロットのレモングラスドレッシングが添えられていました。緑の輪切りはインゲンかと思ったら青唐辛子で、これは辛かった!
グリルポークリブは甘めのBBQソースがかかっていて、ビールが欲しくなる味。とってもやわらかくて、力を入れなくてもナイフで簡単に骨から離れました。
チキンサテはソースが別添え。ピーナッツソースは濃厚で甘めの味付けなんだけど、Yulia’s Kitchenに比べてとろみのあるなめらかなソース。サテにかけていただきました。
ビールが飲みたくなるメニューだったけど、ここは映えるWatermellon Juice(ウォーターメロンジュース)!50,000rpでした。あくまでも映えを追求したランチです。
立って食べるのはめんどいので、写真を撮り終えたらテーブルに運んできてもらいました(笑)
ビーチ沿いのベンチもオシャレでリゾート感満載!優雅な時間が過ごせました。
DATA Kekeb Restaurant(ケケブ レストラン) 所在地:ITDC Area Nusa Dua, Lot C-0, Jl. Nusa Dua, Benoa, Kec. Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア 電話番号:+62-877-6155-6688 営業時間:10時~22時 公式ホームページ:Kekeb Restaurant ▶
デンパサール空港のラウンジレポート「Premier Lounge」
最後にバリ島のデンパサール空港のラウンジPremier Lounge(プレミアムラウンジ)を紹介します。プライオリティパスを持っている人なら無料で利用できるラウンジです。プライオリティパスは楽天プレミアムカードを持っていると無料で会員になることができ、プライオリティパスカードを発行してもらえます。
ただし、今は利用回数が無制限ですが、2025年1月1日以降楽天カードのプライオリティパスは年間5回までと制限がかかってしまうので、使える時に使っちゃいましょう。
少し話がそれましたが、Premier Loungeはデンパサール空港の3階にあります。軽食とフリードリンクが無料。パンの種類が多く、パンだけでお腹がいっぱいになりそうでした。
他にはカルボナーラやスチームライス、フィッシュカレーやチキンカレー、サラダまで!十分お腹がいっぱいになります。帰国日のランチはここで済ませました。
ラウンジでフルーツを試食!こんな楽しみもバリの空港ならでは
なによりフルーツが多いのは嬉しい。バリ島でずっと気になっていた蛇の皮のような果物もあったので、食べてみました。調べたら、ずばりそのもの漢字では蛇皮果と書く、サラックという果物でした。皮がパリパリ剥けて楽しいです。ひとくちかじると…果物とは思えないモサモサした食感。「口の中の水分を持っていかれる」と表現していた人がいましたが、まさにそんな感じです。
匂いもドリアンを薄めたようなクセのある香り。筆者はひとくちでギブアップでしたが、お友達は「大丈夫!」と食べていました。バリ島の思い出になる味。無料で食べることができてラッキーでした。
ドリンクにアルコールはありませんが、カウンターでモクテルを作ってもらえます。
最後にバリ島のおいしいものを食べながら、出発までの時間をゆったり過ごしました。
2025年からは1年に5回までのラウンジ使用が無料と改悪されてしまいますが、それでも海外旅行でラウンジが無料で使えるのは嬉しい限り。
DATA Premier Lounge(プレミアム ラウンジ) 所在地:7548+8QV, Jl. Airport Ngurah Rai, Tuban, Kec. Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali 80361 インドネシア 営業時間:24時間
バリ島グルメは食べやすく、日本人の味覚にもあっていると思います。ローカルの人が食事をする小さな食堂や屋台「ワルン」は、もっとお手頃な価格で食事ができますが、衛生面で少し不安があるので、日本人でも安心して食事ができるお店を紹介しました。ぜひ、バリ島に出かけたらおいしいインドネシア料理の食べ歩きにチャレンジしてみてくださいね。