引っ越しにかかる見積もり金額の相場はどれくらい?内訳や他にかかる費用についても解説

ハピ得マガジン編集部④

「引っ越しをする場合、どのくらいの費用がかかるか」、引っ越しで必要な費用について具体的にイメージできないという方もいるでしょう。時期によって変動する引っ越し費用は、できるだけ金額を最小限に抑えたいところです。

そこで本記事では、引っ越し費用の相場をさまざまな視点から紹介し、費用の内訳、総額について解説していきます。

自分に適した方法や時期を知ることができ、引っ越し費用を安く抑えられる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

時期別の引っ越し金額相場

引っ越しは、どのタイミングを選ぶかがポイントです。費用を安く抑えるためには、時期によって異なる、金額の相場を知っておくことが大切です。

引っ越し業者への依頼が多くなるのが、新生活が始まる前の2〜4月です。この時期は繁忙期にあたり、引っ越し金額が年間を通して、最も高くなります。

以下の表は時期別の引っ越しの平均額です。

単身者(2~4月)

荷物少なめ荷物多め
平均51,479円74,430円

単身者(5~1月)

荷物少なめ荷物多め
平均43,764円56,964円

家族世帯人数別(2~4月)

2人家族3人家族4人家族5人家族
平均97,915円123,358円155,096円209,993円

家族世帯人数別(5~1月)

2人家族3人家族4人家族5人家族
平均74,505円92,675円115,729円163,598円

※「SUUMO引越し見積もり」2020年4月時点より

単身も家族世帯の場合も、5~1月は繁忙期の15〜25%くらい安い金額で依頼できます。

月別の引っ越し金額相場

引っ越し金額の相場は、月ごとにどの程度違いがあるのでしょうか。比較してみましょう。

単身

月別の単身者の引っ越し費用の平均です。

荷物少なめ荷物多め
1月47,189円64,776円
2月48,617円62,694円
3月58,168円87,643円
4月55,010円81,943円
5月50,365円66,955円
6月50,193円63,121円
7月48,053円67,773円
8月45,746円58,447円
9月49,332円59,896円
10月45,989円62,489円
11月47,022円56,935円
12月45,033円64,202円

※「SUUMO引越し見積り」2018年11月時点より

荷物が少なめの場合と多めの場合で、最も金額が安い月は、それぞれ11月、12月です。最も高い月は3月で、高い月と安い月の差額は、それぞれ13,135円、30,708円です。

家族

以下は、家族人数ごとの月別の引っ越し費用の平均です。

2人家族3人家族4人家族
1月75,567円93,538円124,574円
2月83,686円100,637円129,057円
3月11,811円153,053円188,056円
4月108,299円127,782円161,086円
5月84,425円104,215円131,126円
6月83,135円97,903円119,801円
7月77,581円104,334円135,284円
8月81,582円93,941円134,292円
9月79,931円100,672円132,822円
10月81,126円101,707円126,909円
11月75,841円109,692円120,526円
12月79,993円98,735円123,888円

※「SUUMO引越し見積もり」2018年11月時点より

引っ越し費用が最も安い月は「2人家族」「3人家族」では1月、「4人家族」では6月です。一方で最も高い月は、どの家族構成でも3月です。家族が多くなるほど、差額が大きくなる傾向があります。引っ越し時期を前後1か月ずらすだけでも、費用を大幅に安く抑えることも可能です。

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間取り別の金額相場

引っ越し金額の相場は間取りによって、違いがあるのでしょうか。

間取り繁忙期を除いた時期(5~1月)繁忙期(2~4月)
1K、1DK42,000円66,000円
1LDK、2K、2DK60,000円90,000円
2LDK、3K、3DK71,000円113,000円
3LDK、4K、4DK87,000円124,000円
4LDK、5K95,000円139,000円

※引越し侍のユーザーアンケートより算出

引っ越し金額の相場は、部屋数に比例して高いです。

1R~1LDKの間取りの場合、繁忙期を除いた時期で約4万円、繁忙期で約6万円です。家族世帯が多い2LDKや3DK、3LDKなどの間取りでは、繁忙期以外の時期でも10万円前後はかかります。

曜日・時間帯別の金額相場

引っ越し費用は、依頼する曜日や時間帯によっても、変わってきます。曜日別、時間別の金額の相場についても、チェックしておきましょう。

曜日別

次の表は、曜日別(平日、土日、祝日)の引っ越し金額の平均相場です。

曜日単身者家族世帯
同じ都道府県内の引っ越し平日40,465円82,765円
土日40,930円80,120円
祝日40,030円83,133円
都道府県外への引っ越し平日77,749円152,586円
土日75,385円151,921円
祝日81,304円186,000円

※引越し侍の利用ユーザーアンケートより算出

単身者や距離が近い引っ越しの場合は、曜日による金額の差はあまりありません。

一方で、家族で県外への引っ越しを祝日をに依頼すると18万円で、平日の金額よりも高くなります。長距離の移動になると、連休を使いたい依頼者が増えるため、金額も割高です。連休を使わずに、土日を挟んだ引っ越しスケジュールを立てることをおすすめします。

時間帯別

以下の表は、時間帯別の引っ越し平均金額の相場です。

作業時間帯単身家族
早朝~午前中8時34,251円96,400円
9時31,938円101,933円
10時37,250円65,333円
11時27,431円59,400円
正午~午後12時353,333円79,143円
13時44,278円67,303円
14時38,042円71,112円
15時38,524円79,720円
夕方~夜16時40,566円64,711円
17時39,586円45,100円
18時36,692円54,920円
19時40,233円38,800円
20時37,250円35,000円

※引越し侍の利用ユーザーアンケートより算出

単身の引っ越しの場合、時間帯を指定しない方も多く、時間帯による差異はほとんどありません。しかし、家族での引っ越しになると、朝の早い時間帯に依頼する場合が多いため、金額も高いです。

引っ越しにかかる金額の内訳

引っ越しにかかる金額は、さまざまな条件やプランによって、決まります。ここでは、引っ越しにかかる金額を構成する要素について、具体的に見ていきましょう。

基本運賃表

基本運賃は、運ぶ荷物の量、移動にかかる距離や時間、作業時間に応じて決まります。

国土交通省の「標準引越運送約款」をもとに運賃表を作成しているため、引っ越し業者間での差異はほとんどありません。運搬に使うトラックのサイズで、基本運賃が変わります。

また、長距離引っ越しで、荷主が到着しない、新居への搬入ができない場合、別途「車両留置料」が発生することがあるため、注意しましょう。

割増料金

引っ越し金額は、繁忙期や土日祝日などは、割増料金です。基本運賃に割増率をかけて増額された料金が割増料金です。

引っ越し業者が通常の作業以外に、イレギュラーで特別対応する場合、時間外(深夜や早朝)の引っ越しは、割増料金で対応している場合が多いです。

実費

引っ越しで、実際に作業にかかった費用のことを実費と言います。実費にあたるのは、人件費や梱包資材、トラックの燃料費や有料道路の利用料などの交通費などです。

オプション(付帯)サービス料金

オプションサービス料金とは、基本の引っ越し作業にプラスしてかかるサービスの費用のことです。

「大物家具や家電の荷造り、荷解き」「荷物の搬入出」「荷物の運搬」などは、引っ越し業者が主に行う基本作業です。

それ以外の「エアコンの取り外しや設置」「ピアノなどの特殊な荷物の輸送」「不用品の処分などにかかる費用」は追加で費用が必要になります。

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引っ越し費用の総額

引っ越しの際は、「引っ越し料金」の以外にも、「退去に関わる費用」「新居の契約費用」「家具や家電の購入費」「日用品の購入費」などが必要です。

引っ越し料金以外でかかる費用について、具体的に見ていきましょう。

退去に関わる費用

旧居の退去に伴う費用が必要です。

日割家賃家賃の1か月分÷30×住む日数
ハウスクリーニング費用2万~5万円
修繕費1.5万円~3万円

月中に引っ越しをする場合は、家賃を日割で支払いが発生することがあります。ハウスクリーニング費用や修繕費は、敷金から支払われることが多いです。ただし、汚れや破損が酷い場合は、請求されることがあります。

賃貸契約に関わる費用

新居が賃貸物件の場合は、契約に関わる初期費用を用意しましょう。

金額の目安
日割家賃家賃の1か月分÷30×住む日数
共益費3千円~5千円
敷金・礼金家賃の2か月分
仲介手数料家賃の0.5~1か月分
鍵の交換費用2万円
消毒費用2万円

月中から新居に住む場合は、月末までの日割り家賃の支払いが生じます。共益費は、家賃と一緒に日割りで請求される場合もあるようです。

敷金礼金の相場は家賃の2か月分とされていますが、それらがかからない物件を見つければ、費用を抑えられます。仲介手数料は、宅建業法にて家賃の0.5か月分が原則で、最大でも1か月分に消費税をかけた金額までです。鍵の交換は防犯上でも必須ですが、消毒費用は断ることもできます。

その他の費用

引っ越しする際は、家電や日用品を購入する場合もあります。引っ越しにかかる費用として、含めておきましょう。

金額の目安
冷蔵庫3万~20万円
洗濯機4万~25万円
収納家具(タンスなど)2万~10万円
ソファ2万~15万円

冷蔵庫や洗濯機などの家電は、サイズやグレードによって、価格に幅があります。単身向けで高くても10万円、家族世帯向けで10万円以上が目安です。家電だけでなく、タンスやソファなどの大型家具、普段の生活で使う日用品も予算に入れておきましょう。

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引っ越しの金額は安く抑えよう

引っ越し費用の相場は、時期や曜日、時間帯によって異なります。とくに家族世帯の引っ越し費用は、時期による影響が大きいです。できるだけ繁忙期の2~4月、祝日を避けた平日や土日に予定を立てることをおすすめします。

引っ越し費用の内訳は、基本運賃、割増料金、実費、オプションサービスなどです。引っ越し費用の総額は、引っ越し料金だけでなく、退去や新居の契約に関わる費用だけでなく、大型家具や家電、日用品などの購入費も必要です。

引っ越しを検討している場合は、自分に適した引っ越し業者を選んで計画的に行い、かかる費用をできるだけ安く抑えましょう。