断捨離したいけど捨てられないときのポイント|やってはいけない注意点も紹介! 

ハピ得マガジン編集部④

近年、効果的なお片付けの方法として「断捨離」が注目されています。断捨離とは、不要なものを捨てて必要なものだけを残し、ものへの執着から離れる考え方のことです。大きな効果が期待できるのですが、挫折してしまうケースも少なくありません。

そのため今回は、断捨離の効果や始め方、捨てられないときのポイントなどを紹介します。「うまく進められない」と感じている方には有益な情報ですので、ぜひご覧ください。

断捨離で得られる効果がすごい!

断捨離はただ単に家が片付くだけでなく、日常のあらゆる面で以下のような効果が期待できます。

【断捨離のすごい効果】時間の余裕ができる金銭的余裕ができる家事が楽になる気持ちに余裕ができる

断捨離を行うことで前向きに生活していくきっかけにもなるため、断捨離の効果を理解しておくことがおすすめです。

時間の余裕ができる

断捨離を行うことで、時間に余裕ができます。不要なものを捨てて必要最低限のものだけを持つことで、管理や掃除にかかる時間を短縮できるためです。また、何かを探す際にも、ものが少ない方がすぐに見つかります。

部屋がもので散らかった状態の場合、探しものが見つからない経験をした人も多いでしょう。ものを探している時間は、人生において無駄な時間になってしまいます。管理や掃除、探索にかかる時間を他の活動に回すことで、毎日をより充実させることにつながるのです。

金銭的余裕ができる

金銭的余裕ができることも、大きなメリットのひとつです。本当に必要なものだけを身の回りに置くようにすると、不要なものを買わなくなるためです。そして不要なものを売ることで、プラスアルファの臨時収入が得られることもあります。

お金が貯まるようになれば、気分にも余裕が生まれるものです。また、心に余裕が生まれれば、健康面や対人関係などに好影響をもたらすでしょう。

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家事が楽になる

家事が楽になることも、不要なものを捨てることで得られるメリットだと考えられます。身の回りに必要なものしか残っていなければ、当然掃除にかかる時間や労力が少なくなります。また、部屋が物理的に不要なもので埋まってしまうと、動線が消されるため、掃除以外の家事もしにくいでしょう。

そのため、最小限のものしか置いてなければ、家事が楽になり、家事に対する心理的ハードルが低くなります。掃除を後回しにせず必要なタイミングで行えば、常に清潔で整頓された部屋で生活することが可能です。

気持ちに余裕ができる

前述してきたように、最低限のものしか持たなくなることで、時間や物理的な面で余裕が生まれます。それに伴って、精神的なストレスが減るため、気持ちに余裕ができます。

また、きれいな部屋に住むことで、自己肯定感が高まる効果も期待できます。さらに断捨離を通じて、何かに対して必要かどうかを常に自分に問うことで、自分を見つめなおすきっかけにもつながるでしょう。

断捨離はどこから始める?

断捨離の魅力が分かっても、初心者であれば「どこから手を付ければよい?」と悩むことも少なくないでしょう。実際に断捨離を進める場合、以下のような流れがあります。

【おすすめの進め方】身の回りの小さなものから始める家具の中身を整理するひとつの部屋で丸ごと作業する

ポイントは、できる限りハードルの低い場所(もの)から手を付けていくことです。ここでは、上記の流れについて解説します。

1:身の回りの小さなものから始める

作業の手始めとしてはまず、身の回りの小さなものから始めることをおすすめします。財布やポーチの中身、カバンの中身から「必要・不要」の判断を始めるとよいでしょう。これらの中には、不要なものやもう使わなくなったものが入っていることが多いためです。たとえば財布の中には、不要となったレシートが入っていることが多くあります。

もし必要なレシートだったとしても、財布の中に入れておく必要はありません。別にファイルを用意し、そこで保管するなど保管場所を決めることがおすすめです。化粧ポーチは、悩ましいと感じる方も少なくありません。「まだ使える」「いつか使う」と、古くなった化粧品を入れたままにしているケースが多いのです。使用期限が過ぎていれば、肌のトラブルにつながることもあるため、思い切って捨てましょう。

2:家具の中身を断捨離

次に、引き出しや冷蔵庫、タンスなど収納している家具の中身を整理することをおすすめします。具体的には以下のような家具です。

【収納家具の例】机:1年以上使用していない書類(ただし契約書などの重要書類は除外)は処分衣装タンス:傷みやほつれのある衣類、身につけてもあまり気持ちが盛り上がらない衣類などは処分冷蔵庫:賞味期限が切れているものや傷んでいるものはすぐに処分薬箱:使用期限を過ぎているものは処分

上記のように、数字や状態ですぐに判断できるものは、迷わず捨てることが大切です。積極的に処分していくことで、自分にもできるとモチベーションが高まります。

3:ひとつの部屋を丸ごと断捨離

細かな部分から段々と範囲を広げ、思い切って捨てられるようになったら、今度はひとつの部屋を決めて、作業を進めていきます。この際、家の中をキッチン・洗面所・リビングなどエリア分けをして、キッチンや玄関などのよく使う部屋から行うことをおすすめします。

キッチンや玄関などには普段から使用している生活必需品が多く、必要・不要の判断がしやすいためです。その逆に、物置をはじめとする荷物が詰まった場所は、思い出の品があることもあり、判断に困ることも多くあります。そうした場所は後回しにして作業するようにしましょう。

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断捨離で捨てられないときのポイント

ここまで説明した通り、作業を進めてもなかなか捨てられない品が出てくるでしょう。そんなときに勢いに任せすぎると、必要な品まで捨ててしまいかねません。それでは本来の考え方と反対で本末転倒です。

逆に捨てられずに手元に残す品が増えてしまっても、結局意味がなくなってしまいます。適切な品を適切な量だけ取捨選択することが重要であり、そのためには以下のコツを意識することがおすすめです。

【どうしても捨てられないときのポイント】捨てるか捨てないかの判断基準を決める必要・不要・保留の3つに分類する思い出のあるものの判断は最後に行う捨てることに抵抗がある場合は譲る・売ることを検討

ここでは、上記のそれぞれについて解説します。

捨てるか捨てないかの判断基準を決める 

まず大切なのが、「捨てる・捨てない」の判断基準を決めることです。あらかじめ一定の尺度を設けておくことで、スムーズに作業を進められるためです。もちろん、自分にとっての「必要・不要」のボーダーラインは、個人によって異なります。ただし一般的には、以下のような仕分けが考えられるでしょう。

【判断基準例】書類:契約書や保険証書などの重要性の高いものは残す、写真を撮っておけば済むケースは捨てる衣類:ほつれやいたみがある品、1年以上着ていないもの、今の自分の趣味に合わない品は捨てる化粧品:使用期限が過ぎている品、サンプル類は捨てる本や雑誌:読みかけのママになっている本、読んだことのない本、今は読む気がしない本は捨てる

必要・不要・保留の3つに分類する

仕分け作業をする際には、「必要・不要」だけでなく「保留」の箱も用意することをおすすめします。判断基準に従って仕分けをしていても、必要か不要かどうしても判断できないケースがあるためです。勢いに任せて処分を決定しては、後悔につながることもあります。

しかし、その場で悩み続けていれば作業は進まず、挫折につながることもあるでしょう。そこで判断できないものは「保留」の箱に入れておき、作業を進めます。保留に入れた品は自分なりのルールを決め、後程処分することで対応します。

【保留に入れたものの処分例】期限を決めて、そこまでに使用しなかったら処分する保留箱の中身だけで、2回目の仕分けを行う

思い出のあるものの判断は最後に行う

思い出がある品については、最後に判断をすることも大切です。思い出がある品はどうしても判断が難しくて時間がかかるうえ、悩んでいるうちに挫折してしまう可能性があるためです。先に判断をしやすいところから作業を進め、判断のトレーニングをしてから最後に思い出があるものに取り掛かりましょう。

また大切なものが場所をとるようであれば、写真に残したりスキャナでデータ化して保管したりする方法もよいやり方です。

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捨てることに抵抗がある場合は譲る・売ることを検討

あまり使っていない新品同様の品や長い間とっておいた品などは、捨てることに抵抗があり、取っておこうとする心理が働くものです。これは、「失敗を認めたくない」という心理が原因であると考えられます。

しかしそのままにしておいては宝の持ち腐れであり、使わないまま取っておくよりは次の処分方法を考えてあげた方が建設的です。ほとんど使っていない状態のいい品であれば、人に譲る・売るという選択肢もあります。譲ったり売ったりすることで、自分が新品同様に保管していた品が誰かの役に立つと考えれば、素敵なことです。

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やってはいけない・断捨離しない方がいいもの

ものを減らしたい一心でよく考えずに捨ててしまうと、後悔につながることもあります。そのためここでは、やってはいけないことや処分してしまわない方がよいものの例を紹介します。

【やってはいけない・断捨離しない方がいいもの】重要書類2度と手に入れることができないもの緊急時に必要なもの自分以外の家族のもの季節もの

重要書類

重要書類は、捨てないようにしましょう。捨ててしまうとトラブルに発展することがあり、再発行ができなかったり手間がかかったりするためです。重要書類には、各種の契約書や保険証書などが挙げられます。重要な書類をそのままにしておくと、他の書類と混じって誤って処分してしまう可能性があります。

そのため、需要書類用にジャンル別のファイルを用意し、しっかりと別保管することがおすすめです。重要書類は日常生活で使用することはほぼないため、すぐにとれる場所に保管する必要はありません。

二度と手に入れることができないもの

二度と手に入れることができないものも、処分を避けるべきです。たとえば思い出の品や写真、絶版となっている書籍などは、慎重に要不要の判断をするようにしましょう。ただし、要不要の判断は人それぞれ異なります。

そのため絶対に処分してはいけない訳ではありません、慎重に考えることをおすすめします。もし場所をとるものであれば、写真に撮ってデータに残しておくこともおすすめです。

緊急時に必要なもの

処分すべきではない品には、緊急時に必要なものも挙げられます。使用頻度は確かに低いかもしれませんが、万が一の際にないと非常に困ってしまうためです。緊急時に必要なものとしては、防災グッズや喪服などが挙げられます。

たとえば防災グッズがなければ、自然災害や感染症の流行などが発生した際に命にかかわることも考えられます。「万が一の事態」はいつ発生するか予想ができないため、平時には不要に感じる品であったとしても、処分せずにとっておくようにしましょう。

自分以外の家族のもの

自分以外の家族の所有物も、破棄してしまうのは避けることをおすすめします。「必要・不必要」のボーダーラインは、個人によって異なるためです。もし相手にとって大切で欠かせない品を不要だとして処分してしまったら、所有者からの信頼を失うことになりかねません。

たとえば趣味で購入した品は、本人以外の人にとっては価値が分かりにくいものです。しかし、勝手に捨ててしまっては、所有者を大きく失望させることになります。

作業に慣れてくると、つい他人のものにも手を出してしまいがちです。しかし、「判断できるのは自分のものだけ」と肝に銘じ、決して手を出さないようにしてください。

季節もの

安易に処分できない品としては、季節ものも挙げられます。季節ものは使用する期間が限定的であることから、シーズン以外の時期に作業をすると不要と感じてしまいがちです。しかし季節は巡ってくるため、いつか間違いなく必要になる時期が来ます。

季節ものの品としては、雪かきや扇風機などが挙げられます。必要なときにない事態とならないように、意識して仕分けてください。

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まとめ

断捨離には時間や心の余裕が生まれる、家事が楽になるなど、さまざまなメリットがあります。始める際には小物や家具の中など仕分けをしやすいところから始めていき、最終的には部屋単位で行っていくのがおすすめです。

もし作業中にどうしても判断ができないのであれば、一旦保留にして焦らずに決断することをおすすめします。捨てない方がよい品も多数あるため、気を付けながら断捨離を進めましょう。

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