断捨離のコツと初心者でもできる簡単な方法|やってはいけない注意点も紹介!

ハピ得マガジン編集部④

近年、最小限のアイテムで暮らすミニマリストに憧れを抱く人が増えています。できるだけ物を持たない生活を目指して、断捨離を始めた人は多いでしょう。一方で、断捨離にチャレンジしたいけれど、どこから手をつけたらよいか分からない人も少なくありません。

この記事では、断捨離の効果に触れるとともに、断捨離の始め方やコツ、注意点を詳しく解説します。

断捨離とは 

断捨離とは、ただ不要になった物や服を捨てる行為ではなく、自分の中にある執着心を断ち切る考え方です。断捨離は、「断行」「捨行」「離行」の頭文字をとった言葉で、ヨガの思想に由来します。

【断捨離の意味】断行(だんぎょう):不必要な物を断つこと捨行(しゃぎょう):ずっと所有してきた物を処分すること離行(りぎょう):執着してきた物や事柄を手放すこと

断捨離を片付け論と捉えている人も少なくありません。しかし、ヨガにおける3つの思想を片付けに応用した断捨離は、物とともに精神的な執着も手放すことで、人間の本質を見極める目的となります。

断捨離のすごい効果

断捨離に取り組むと、単純に物が減るため、室内のスペースが広がります。一方で、表面的な効果だけではなく、暮らしにおけるさまざまな面で驚きの効果を発揮するのが断捨離の大きな特徴です。主な効果として、次の4つが挙げられます。

【断捨離のすごい効果】時間に余裕ができるお金が貯まる掃除などの家事が楽になる気持ちに余裕ができる

一見すると、掃除とは関係のない効果まで得られるのが断捨離の魅力といえるでしょう。ここでは、断捨離の効果について細かく紐解いていきます。

時間に余裕ができる

思い切って断捨離をすると、必需品だけが分かりやすく収納されるため、アイテムの所在が明確になります。整理する以前は、必要な書類が見当たらなかったり、衣類が多すぎて選ぶのに時間がかかったりするケースも多いでしょう。整理整頓されていれば、探し物にかける無駄な時間が削減され、時間に余裕ができます。

結果的に自分にとって大切なことに時間を費やせるようになるため、時間を有効的に使える点は断捨離の大きなメリットです。

お金が貯まる

断捨離では「不要な物が新たに入ってくるのを断つ」という考え方があります。また、整理整頓によって、同じアイテムを二度購入する失敗も減るでしょう。さらに、断捨離をする手段として、不要になった物をフリマサイトやリサイクルショップで売ることも可能です。

このように、断捨離によって無駄遣いが減り、気がつけばお金が貯まり始めます。また、本当に必要な物だけを購入する意識が高まれば、お金を上手に使うスキルが身につくでしょう。

Polletは、フリマサイトやリサイクルショップとは異なり、ショップに持ち込む必要がなく一度に何点でも売れる買取アプリです。断捨離は一気に不要な物が出るため、売却するのも手間になりますが、Polletでは手間がかからず断捨離に適した売却ができます。ぜひご利用ください。

詳しい買取方法はこちら

掃除などの家事が楽になる

断捨離をすると、部屋のレイアウトがシンプルになり、掃除や洗濯などの家事が楽になります。例えば、掃除をする導線上に物が多くあると、いちいち移動させなければなりません。また、洗濯物を畳むスペースがなかったり、ハンガーが見当たらなかったりする状況だと、洗濯自体が苦痛に感じるでしょう。

断捨離によって、スムーズな導線と十分なスペースが確保されると、家事が時短化されます。結果的に、家事の負担から解放されるとともに時間にもゆとりが生まれるようになり、ストレスが軽減されるでしょう。

気持ちに余裕ができる

部屋の中が物で溢れかえっていると、視界に入る情報量の多さによって、気がつかないうちにストレスが溜まります。不要な物が目に入ると、「早く掃除をしなければ」と焦りにつながり、理想通りに片付けられないジレンマで心に余裕がなくなりがちです。しかし、断捨離をすると、気がかりな悩みが解決し、気持ちに余裕が生まれます。

気持ちに余裕が生まれると、きれいにした自分に対して自己肯定感が持てるようになり、日常的に自己否定をしなくなるでしょう。また、断捨離によって決断力が身につき、仕事や生活でも活かせるようになります。

使わないもの簡単買取ならPollet

Polletはまとめて、詰めて、渡すだけの『簡単さ』にこだわった買取サービスです。

「使わないものがたまっている」「かんたんに手放したい」「忙しくて売る時間がない」などのお悩みを抱えている方におススメです。

会員登録無料!詳しく知りたい方は以下からダウンロードできます。

※WEBからも会員登録できます。

【初心者向け】断捨離の始め方3STEP

断捨離にさまざまな効果があるとしても、初心者にとっては何から手を付けたらよいか分からず戸惑ってしまいます。断捨離は簡単にできる作業ではないため、重い腰が上がらない人も多いでしょう。断捨離は次のやり方で、初心者でも気軽に始められます。

【断捨離の始め方3STEP】STEP1:身の回りの小さな物から始めるSTEP2:家具の中身を断捨離STEP3:ひとつの部屋を丸ごと断捨離

一気に家中を片付けようと思うと気が重くなりますが、この手順を踏めば気負うことなくできます。続いては、初心者向けの断捨離の始め方をステップごとに解説します。

STEP1:身の回りの小さな物から始める

初めて断捨離にチャレンジするときは、財布やポーチ、カバンの中にある小物からスタートしましょう。いざ始めてみると意外と要らない物が多い現状に気がつきます。

ここでポイントとなるのが、財布に入れたままのレシートやコスメの扱い方です。まず、家計簿や経費計算のためにレシートを保管しなければならない場合は、毎日財布から取り出し、決められた場所にしまっておきましょう。

また、使用期限が過ぎたコスメに残量があるともったいないと感じますが、潔く破棄するのがポイントです。使用期限が過ぎたコスメは、お肌にもよくありません。ポーチに入っているあまり使わないコスメの使用期限は要チェックです。

STEP2:家具の中身を断捨離

財布やポーチなどの断捨離に慣れてきたら、家具の中身をチェックしてみましょう。タンスや机の引き出し、冷蔵庫など収納家具の中身を処分していきます。例えば、タンスに長く眠っている衣類や、冷蔵庫に保管したままの調味料などは、断捨離の対象です。いつの間にか集まった文具や残していた書類なども破棄しましょう。

家具の中身を断捨離するポイントは、1年以内に使ったかどうかです。長く使っていないアイテムや最近着用していない衣類は、この先も日の目を見ない可能性が高いです。書類関係は、保存が義務化された書類や、家電の説明書など生活に不可欠な書類以外、破棄してもよいでしょう。

STEP3:ひとつの部屋を丸ごと断捨離

カバンや家具の断捨離がうまくできたら、いよいよ部屋を丸ごと片付ける断捨離にチャレンジしましょう。いきなり家全体の断捨離を試みるのはハードルが高いので、まずは頻繁に使う一室だけと決めて作業することをおすすめします。

ここでのポイントは、どのスペースから始めるかです。例えば、キッチン・寝室・リビングなどとエリア分けをして、よく使うスペースから断捨離を進めるとスムーズに片付けられます。日常的に使うエリアであれば、普段使う物とそうでない物との選別しやすくなります。使用頻度の低い部屋は、その他のエリアの断捨離が成功してから手を付けると、勢いに乗って作業しやすくなるでしょう。

断捨離で物を捨てるときの3つのコツ

断捨離の手順を覚えると、どんどん進めたくなりますが、なんでもかんでも闇雲に破棄すればよいわけではありません。断捨離中は勢いがあるため、気がついたら重要な物を破棄していたという失敗も考えられます。後悔する事態になれば本末転倒です。

快適に断捨離を実行するためにも、、物を捨てるときのコツを押さえておきましょう。ポイントとなるのは以下の3つです。

【断捨離で物を捨てるときのコツ】捨てるか捨てないかの判断基準を決める必要・不要・保留の3つに分類する思い出のある物の判断は最後に行う

それぞれのコツが分かると、より効果的な断捨離を進められます。続いては、それぞれのコツを詳しく解説します。

捨てるか捨てないかの判断基準を決める 

断捨離において欠かせないポイントのひとつが、捨てる際の判断基準です。断捨離をスタートしても、基準が曖昧だと潔く整理できなかったり、捨てた後後悔を抱いてしまったりというケースも少なくありません。しかし、判断基準が明確になっていれば、整理整頓が苦手な人でも簡単に断捨離を進められます。判断基準は、アイテムによって異なるため、以下の表を参考にしてみてください。

【判断基準例】書類:デジタル化できる、情報が古い衣類:1年以上着用していない、体型に合わない化粧品:使用期限が過ぎている、趣味に合わなくなった本や雑誌:一度も読んだことがない、紙魚(シミ)が発生した

必要・不要・保留の3つに分類する

スムーズな断捨離をするためには、「必要」「不要」「保留」の分類がポイントとなります。まず、断捨離をするスペースを眺めて、全てのアイテムを3つに仕分けしましょう。大きな箱や袋を用意すると、作業がしやすくなります。

必要かどうかを判断しかねるアイテムや判断基準に該当せず迷う物は、「保留」に入れても問題ありません。勢いに任せて「不要」に入れてしまうと後で後悔しかねません。少し時間をおいて、改めて必要かどうかを見極めましょう。

思い出のある物の判断は最後に行う

断捨離を続けると、思い出の品が出てくることが多々あります。傍から見ればゴミのように思えるアイテムでも、思い出があると簡単には捨てられないものです。思い切って捨ててしまえば、後悔や罪悪感を抱く可能性もあります。そのため、思い出の品を処分するときは、最後に行ったほうが無難です。

冷静な状態で思い出の品を眺めたときに、明るい気持ちになれる物は保管しておいてもよいでしょう。アイテムによってはスペースが必要になるため、写真に残したりデータ化したりして保管するのもおすすめです。データ化すれば半永久的に持ち、紛失するリスクも避けられます。

送料・手数料無料の一番かんたんな買取サービスのPollet

次回も使いたいユーザー 91.2 %

※2021年12月ご利用者様自社アンケート

  • 売るものは、2箱まで何点でもOK
  • 送料・手数料は無料
  • 梱包の段ボールは無料でお届け
  • ご自身の作業はモノを詰めた箱を玄関先で業者に渡すだけ。
  • 発送から最短3日で査定額通知。全て引き取ってもらえる

主婦や忙しい方を中心に多くの方にえらばれています。買取実績はサイトに掲載されているので是非ご覧ください。

これだけはやってはいけない!断捨離の注意点

メリットが多い断捨離ですが、闇雲に続けると取り返しのつかない事態にもなりかねません。断捨離をうまく進めるためには、注意点を把握した上で進めていくことが重要です。断捨離をするにあたって「これだけはやってはいけない!」「やったら後悔につながる」といった注意点があります。続いては、それぞれの注意点について細かく紐解いていきましょう。

再発行ができない書類は慎重に

日頃の生活で、無意識に溜め込みがちなのが書類関係です。全部捨ててしまいたいように思いますが、書類の中には、再発行ができないような書類も少なくありません。万が一捨ててしまえば、今後の生活に影響があったり、手続きに手間がかかってしまったりする可能性もあるでしょう。注意すべき書類の主な例は次の通りです。

【注意すべき書類】各種証明書契約書帳簿関係保証書

こうした必要書類は薄い場合もあるため、他の雑誌や書類に紛れてしまう可能性があります。そのため、書類の断捨離を進めるときは、一箇所に集めて慎重に仕分けするように心がけましょう。

家族の物を勝手に断捨離しない!

家族と暮らしている場合、断捨離中に家族の持ち物が出てくることがあります。例えば、家族が大切に集めている漫画や子供のおもちゃなど、自分から見れば不要に感じるアイテムも少なくありません。しかし、いくら身近な存在であっても自分以外の持ち物を勝手に捨ててしまえば、トラブルが発生し家族仲に影響します。心の安定を得られるはずの断捨離が、家庭不和を生んでしまえば意味がありません。

断捨離をするときは、自分の価値観を押し付けないことが大切です。自分の物から取り組んでいくと、家族も断捨離の魅力に気付きやすくなります。

物を減らすことが目的の断捨離は危険

断捨離の目的は、物理的に物を減らすことではありません。精神的な執着を手放し、心にゆとりをもたらす手段です。本来の目的を無視して、物を減らすことだけに集中すると、物だけなく精神的な面も失ってしまうことも考えられます。

また、何でも捨ててしまう断捨離依存症状態に陥る可能性もあり、物があるだけでストレスを感じてしまうことがあります。そのため、断捨離をするときは、断捨離の目的を思い返しながら作業をするように心がけましょう。

また、不用意に断捨離を進めすぎないために、残すアイテムの量や数の基準をライフスタイルに沿って設定しておくことで、安心して断捨離が続けられます。判断基準となる一例は以下の通りです。

アイテムどの程度残せばいいのかを判断する材料
衣類、タオル洗濯頻度
食器類家族の人数、来客頻度
本、雑誌収納スペースの空き状況
日用品収納スペースの空き状況、使用期限となくなるサイクル
ポレット誘導バナー

まとめ

断捨離は、ヨガの思想を片付けに応用した方法です。正しく断捨離を進めれば、室内のスペースが広がる上に、心に余裕が生まれ生活が豊かになります。

これまで整理整頓が苦手だった人でも、コツや注意点を踏まえて断捨離を進めていけば、スムーズに整理できるでしょう。まずは小さなことから実行していくことで、おのずと家全体の断捨離が成功します。デジタル化やフリマサイトなども活用しながら、断捨離にチャレンジしてみましょう。

Polletでは不用品の買取を承っています。難しい手続きは必要ないため、簡単に不用品を手放したい人におすすめです。フリマアプリに出品する暇のない人も、断捨離の際にぜひ活用してみてください。

詳しい買取方法はこちら