断捨離できないのはなぜ?どうすればいい?|捨てられない理由と心理・特徴を解説

ハピ得マガジン編集部④

断捨離に憧れてトライしてみたものの、なかなかうまくいかなくて困っている人も少なくありません。罪悪感やもったいない気持ちに苛まれて、不要な物が捨てられないケースもよくある話です。今回は、断捨離がどうしてもできない人の心理や、手放すコツを解説するとともに、断捨離ができない場合の対処法も紹介します。

なぜ?断捨離ができない理由

近年、多くの人がチャレンジしている断捨離ですが、誰でも成功できるわけではありません。中には、どうしても不要物を捨破棄できない人がいます。

断捨離を失敗する理由のほとんどが、「もったいない」や「罪悪感」といった心理的な影響によるものです。どのようなケースで断捨離ができない状態に陥るかを把握しておくことで、うまく断捨離をしやすくなります。まずは、断捨離に影響する3つの心理状態について紐解いていきましょう。

捨てるのがもったいない

断捨離に失敗する人の典型的な心理状態が「もったいない」と思う気持ちです。「もったいない」には、せっかく手に入れた物を手放したくないという「損失回避」の感情が含まれます。また、「授かり効果」といわれる、自分の持ち物に対して実際の価値より高く評価してしまう心理的傾向も要因のひとつです。

こうした心理を持つ人の多くは、利益よりも損失に重点を置いてしまい、失うことに対して恐怖を覚えます。そのため、「もったいない」という気持ちは本能的な防衛反応ともいえ、状態になればゴミ屋敷になるケースも否めません。

思い入れがあるから

所有物に対して思い入れが強い人も、断捨離を失敗するタイプの人です。思い入れが強すぎると、いざ断捨離を始めて捨てる場面になった途端に、所有物に関連した思い出が蘇り、手放したくなくなります。滅多に使わないような不要物であっても、どうしても思い出が邪魔をして断捨離にまで至りません。

このように、思い入れが強い人は、所有物が手元にあることで安心感を得る傾向にあり、物を捨てると思い出も捨てるような喪失感を恐れています。

捨てることに罪悪感がある

小さい頃から、物を大切にするように教えられてきた人に多いのが、罪悪感です。特に、日本が貧しかった時代に生まれた年配の人に多く、なかなか断捨離がうまくいきません。

また、人から頂いた贈り物を捨てると、相手に対して失礼に当たるのではないかと心配になる人も多いでしょう。物に対して「かわいそう」と感じるケースも少なくありません。このように罪悪感によって捨てられない人は、自分の生活よりも、人間関係や人の気持ちを重視する傾向にあります。

断捨離ができない人の特徴

罪悪感や思い入れの強さなど、心理状態が断捨離に影響します。特に断捨離ができない人には共通する特徴があります。主な特徴は以下の通りです。

【断捨離ができない人の特徴】執着心が強い繊細・感受性が豊か満たされていない気持ちがある自己評価が低い

これらの特徴は、断捨離を阻害します。不要物だと頭で理解していながらも、手放せない状態に陥ってしまうのです。続いては、断捨離ができない人の特徴が断捨離に対してどのような影響を与えるのか詳しく見ていきましょう。

執着心が強い

執着心が強く、物事に依存するタイプの人は、断捨離がうまくいかない傾向にあります。執着は、愛着とは異なり、手放すことに対して恐怖心を抱いている状態です。執着が強い人は、物を捨てると思い出まで捨てる気持ちになったり、捨てた後の後悔する姿を想像して捨てられなくなったりします。

本当は不要だと理解していながら、「やっぱりいつか使うかもしれない」と考えてしまうため、結果的に思い切って捨てられず、気がつけば部屋が物で溢れかえっているというケースも少なくありません。

繊細・感受性が豊か

近年、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)というタイプの人が注目されています。心が繊細で感受性が豊かな人のことを表す言葉です。実は、HSPに当てはまる人も断捨離が苦手な傾向にあります。感受性が豊かであるがゆえに、物に対しても思い入れを強く持つ傾向にあるためです。

例えば、プレゼントしてもらった物は、相手の気持ちを考えると捨てられなくなります。また、自分で買った物であっても、購入時の嬉しい気持ちを大切にし続けるため、断捨離できません。

満たされていない気持ちがある

自分は満たされていないと不満を抱えている人も、断捨離が苦手とされます。一般的に、人は満たされない気持ちを埋め合わせるために、たくさんの物を所有したり衝動買いをしたりする傾向にあります。

しかし、物で人の心は満たされません。満たされていない人は、必要ない物であっても、手元にたくさん所有することで、満たされていると勘違いしてしまいます。また、断捨離することで結局虚しい気持ちに陥り、再び心を満たそうとして買い物を繰り返すという悪循環になる可能性も高いです。

自己評価が低い

自己評価が低く、自信が持てないタイプの人も、断捨離ができません。自信のなさをたくさんの物を所有することでカバーしたり、洋服で着飾ったりすることで、自己評価を保つためです。

これは、人間が持つ防衛本能のひとつでもあります。できるだけ高価な物やステータスになる物を収集して、自分の評価を上げようとする人も多いでしょう。しかし、自己評価が上がるわけではないため、ますます不用品を溜め込む傾向にあります。

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断捨離をするメリット

断捨離は、単純に不用品を捨てて部屋を綺麗にするためだけの方法ではありません。断捨離には、整理整頓以外にも様々なメリットがあります。断捨離による主なメリットは、以下の通りです。

【断捨離をするメリット】気持ちに余裕ができるお金の節約になる時間を有意義に使える家事が楽になる運気が上がる人間関係が良くなる健康的になる

これらのメリットが得られるのは、断捨離がヨガの思想である「断行」「捨行」「離行」を踏まえた手法であるためです。物を捨てるだけではなく、心や生活習慣を見直し、シンプルで軽やかな暮らしを得られます。

物を手放すコツ

断捨離に不向きな性格で、なかなか物を手放せなくてどうすればよいか分からない人でも、コツが理解できると断捨離がうまくいきます。具体的なコツは、以下の4つです。

【断捨離で物を手放すときコツ】まずは財布やカバンの中身から練習する捨てるか捨てないかの判断基準を決める必要・不要・保留の3つに分類する思い出のある物の判断は最後に行う

ここからは、それぞれのコツについて詳しく解説します。断捨離が苦手な人はぜひ参考にしてください。

まずは財布やカバンの中身から練習する

断捨離ができない人にとって、いきなり部屋を片付けるのはハードルが高く感じます。そこでおすすめなのが、財布やカバン、ポーチなど普段持ち歩いている小物から断捨離を始める方法です。日常的に目にする物であるため、「いる」「いらない」の判断がつきやすく、簡単に断捨離の成功体験が積めます。

例えば、化粧ポーチの中身であれば、使っていないコスメや使用期限が切れたコスメが処分の対象になります。試供品でもらったサンプルは、使わなくてももったいないと溜め込みがちになるため要注意です。

また、期限切れのコスメは肌トラブルの原因になるため、執着する理由がありません、物に執着しやすい人でも処分しやすいため、断捨離のきっかけになります。

捨てるか捨てないかの判断基準を決める 

断捨離ができない原因のひとつに、捨てるタイミングが曖昧という点が挙げられます。そこで大切なのが、捨てるか捨てないかの判断基準です。判断基準が明確になると、捨てる度に悩む必要がなくなり、テンポよく断捨離ができます。判断基準は、ジャンルごとに定めておくのがおすすめです。ジャンル別の判断基準の例は、以下の表をご覧ください。

【判断基準例】書類:一年以上目にしていない、保管義務がない衣類:一年以上来ていない、今の趣味に合わない化粧品:期限が切れている、サンプルでもらった本や雑誌:一度も読んでいない、途中で読むのを挫折した

必要・不要・保留の3つに分類する

断捨離を成功させるコツとして欠かせないのが、「分類」です。「必要」「不要」「保留」という箱を用意して、物を分類していきましょう。不要かどうかをすぐに判断できない物は、一旦「保留」の箱に入れておきます。捨てるか捨てないかをすぐ決めなければと焦ってしまうと、実は必要だった物を捨ててしまう可能性があります。

その時点で「必要」「不要」が分からなかったとしても、後日冷静な判断で断捨離できるため、無理に判断するのは避け、「保留」に分類しておくことが大切です、。

思い出のある物の判断は最後に行う

部屋の中には、思い出のある物もたくさん存在します。特に、断捨離ができない人は、思い出の物を前にすると、断捨離をする手が止まってしまいがちです。スムーズに断捨離を行うためには、思い出のある物は最後に判断するようにしましょう。

例えば、残しておきたいけれどスペースを取る物は、写真に残すのもひとつの手段です。データ化しておくことで、永久的に残せる上に、パソコンやスマホですぐに見られるので安心です。

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どうしても断捨離できない人はどうする?

部屋をすっきりさせたい気持ちから断捨離にチャレンジしたけれど、どうしても途中で挫折する人も少なくありません。このような断捨離ができなくて困っている人を救う方法がいくつかあります。主な方法は次の通りです。

【断捨離できない場合の方法】トランクルームを利用する無料配布やサンプルを貰わないレンタルを利用するお片づけ業者にお任せする

直接断捨離をするわけではありませんが、結果的に部屋が綺麗になり、心にゆとりを与えてくれる方法です。続いては、断捨離できない人でもできる方法を解説します。

トランクルームを利用する

思い入れが強く物が捨てられない人は、トランクルームを利用するのもひとつの手段です。一旦、物理的に距離をおくと、所有した状態で部屋をすっきりさせられます。

また、普段から目につく場所に置いてある物は、目に入るだけで必要な物だと勘違いしがちです。しかし、トランクルームに預けることで、後々本当に必要かどうかが判断できます。さらに、トランクルームのレンタルは無料ではありません。物を預けるだけでコストが発生するため、いかに不要な物を持っていたかに気づくきっかけにもなります。

無料配布やサンプルを貰わない

「もったいない」精神から、断捨離ができない人は、まず無料配布やサンプルの品を貰わないことから始めてみましょう。例えば、街頭で配られているティッシュやコスメショップでもらえるサンプルは、「無料」という魅力に釣られて手に取ってしまいがちです。

しかし、結果的に使わないケースも多く、カバンの中や部屋に溜まる一方です。ただでさえ捨てるのが苦手な人が、無料でもらえるからといって物を増やしているようでは、断捨離の成功からは程遠い暮らしになってしまいます。

レンタルを利用する

近年は、スマホやネット環境の充実により、気軽に利用できるレンタルサービスが豊富にあります。例えば、洋服やカバンなども、所有する時代からレンタルする時代へと変化しつつあります。

高いお金を払って購入した衣類が捨てられないと思う人は、初めから購入しないレンタルサービスがおすすめです。必要なときにレンタルできるため、無駄なく利用できます。レンタルサービスが行われている例は次の通りです。

【レンタルできるアイテム】衣類バッグ家具・家電アウトドア用品観葉植物

お片付け業者にお任せする

どうしても自分で断捨離をするのは無理だと感じたら、断捨離のお手伝い、アドバイスをしてくれる業者に依頼するのもひとつの手段です。断捨離のプロでもあるため、あっという間にすっきりした部屋に仕上がります。定期的にサービスを利用して、綺麗な部屋に慣れていくのもよいです。

ただし、業者によっては思ったようなサービスが受けられなかったりする可能性もあるため、必ず見積もりを取ったり口コミをチェックしたりしてから依頼しましょう。

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まとめ

断捨離を成功させて、身も心もすっきりした生活は多くの人の憧れです。しかし、断捨離をするためには、メンタル的なバランスも欠かせません。執着心が強い人や自分に自信がない人は、すぐに断捨離ができないこともあります。

断捨離が浸透しつつある昨今では、断捨離ができない人向けのサービスも増えてきました。トランクルームやレンタルサービスをうまく活用しながら、少しずつ断捨離を身につけていきましょう。

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