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【必見】ボディタイプ別で車の種類まるわかり!特徴や目的に合わせたおすすめタイプも紹介

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車の購入を検討する際、見た目の好みだけではなく用途に合わせてボディタイプを選ぶことは重要です。

例えばお子様がいる場合は乗車人数が多いミニバンや、小回りが利くコンパクトカーや軽自動車。アウトドアが好きな方は荷物が多く積めて機能性の高いワンボックスやSUVといったように、車はボディタイプごとに特性を持ち合わせています。

とはいえ見た目の好みは選ぶことが出来ても、正直どの車選んで良いかわからないディーラーまで行って聞けないという悩みを持っている方も少なくないはずです。自分の生活や趣味に合わせて見つけることがカーライフを充実させる秘訣です。

今回は自動車のボディタイプ別で車種や用途に合わせて徹底解説していきます。

目次

ボディタイプ別でまるわかり!車の種類一覧

軽自動車

軽自動車は日本特有の規格で、道幅の狭い道路事情に適応しています。全長3,4m以下、全幅1,48m、全高2,0m以下、排気量660cc以下という条件で製造されています。

価格は普通車と比べ安価で維持費い掛かるガソリン代、保険代、自動車税の費用も抑える事ができる魅力があります。

2000年頃までは軽自動車は内装がチープで、どこか安かろう悪かろうのような印象がありましたが、今は普通自動車に見劣りしない装備があり、収納などに特化すれば優位性の高いボディタイプと言えるでしょう。

軽自動車は大きく分けて2タイプあり、従来型の軽自動車は「軽ワゴン」と呼ばれていて、アルトやミライースといった車種があります。

そしてもう1つが軽トールワゴン、軽ハイトワゴンと呼ばれるようなボディタイプです。このタイプの軽自動車は天井が高くスライドドアなので、後部座席の乗り降りもスムーズなのが特徴です。

主な車種は(ホンダ)N-BOX、(スズキ)スペーシア、(ダイハツ)タントなどが挙げられ、軽自動車の売上ランキングで上位を占めています。

ハッチバック(コンパクトカー)

ハッチとは元々船の扉やドアが開閉時に上がる事をいい、自動車の場合後ろにある事からハッチバックと言われています。

軽自動車より大きい小型の普通車で排気量は1,000cc〜1,500ccのエンジンを搭載している車が多く、多くのコンパクトカーがこのボディタイプを採用していることから、同義で扱われることもあります。

荷室(トランクルーム)が広く、バックドアも大きく開く事から荷物を運んだり、出し入れがしやすく利便性が高いです。

主な車種は(トヨタ)アクア、(ホンダ)フィット、(フォルクスワーゲン)ゴルフなどが挙げられます。

SUV

SUVとはスポーツユーティリティービークル(Sport Utility Vehicle)の頭文字を取っている略でスポーツやレジャーへの使用が最適化されているボディになります。

車体も大きく荷物を多く積めて排気量も高く馬力があり4WD(四輪駆動)を採用している車種が多い傾向にあります。

悪路を走行しても耐久性が強く車高がためドライビング性も優れています。ウィンタースポーツやキャンプの趣味に最適で悪道を走行するとSUVの力を最大限発揮してくれます。

主な車種は(トヨタ)ランドクルーザープラド、(スバル)フォレスター、(日産)エクストレイルなどが挙げられます。

ステーションワゴン

ステーションワゴンとはセダンの後部を上部に広げたボディになり、セダンに劣らない走行性能で荷物を積めるスペースを確保しています。乗車制限は5人以下となっており車高が低く買い物をしても荷物が乗せやすく、軽いレジャーでも長い荷物を乗せることが可能で幅広く活躍できます。

主な車種は(トヨタ)カローラツーリング、(スバル)レヴォーグ、(ホンダ)シャトルなどが挙げられます。

ミニバン

ミニバンとは自動車の中でシートが3列あるタイプものを指してます。日本車の中では大きいですが、アメリカの普通サイズの車と小さかったことがミニバンの由来になっています。最大8人乗車でき、ご家族の人数が多い方や送迎をする機会が多い方に人気のボディタイプです。運転席から荷室まで1つの空間で繋がっており車内が広い特徴があります。

主な車種は(トヨタ)アルファード、(トヨタ)ヴェルファイア、(ホンダ)ステップワゴンなどが挙げられます。

セダン

セダンとはエンジンルーム、居住スペース、トランクルームが仕切られ独立しているボディを指します。

3箇所が独立している構造上、エンジン音やタイヤノイズが乗車スペースに伝わりにくく、長距離の運転も疲れにくくなっています。近年では各メーカーがセダンの車種を減らし、高級車が多くなりましたが使用しているパーツや素材が良い為、乗り心地も良く人気があります。

主な車種は(トヨタ)クラウン、(ホンダ)インサイト、(BMW)5シリーズセダンなどが挙げられます。

ワンボックス

ワンボックスのボックスとはエンジンルーム、居住スペース、トランクルームをそれぞれ「箱」と呼ばれており、セダンとは反対に全ての空間が1つの箱の中に収まっているボディタイプを指します。一般的にエンジンが座席の下にあり、乗車スペースと荷室が繋がっています。

ミニバンと仕様が似ていますがボンネットが短い又はない事から中のスペースを確保できるので、積載性が高く大量の荷物を積むことができます。

主な車種は(トヨタ)ハイエース、(日産)キャラバン、(マツダ)ボンゴブローニイバンなどが挙げられます。

クーペ

クーペとはフランス語の「coupe」(切られた)が由来で自動車の後部を切り取ったような2人乗りのボディタイプを指しています。走ることを楽しむスポーティーな自動車でエンジンルームが広く整備が行いやすく、空気抵抗を考えられたデザインが特徴です。

主な車種は(トヨタ)86、(トヨタ)スープラ、(日産)GT-Rなどが挙げられます。

その他

その他のタイプはトラックやトレーラー、キャンピングカーなどが挙げられます。

自動車検査証の「車体の形状」の欄に上記で説明していない車種は一般の乗用車と比べて、何かの目的に特化した機能が充実しています。介護車両のように車椅子の設備を車に設置すると自家用車扱いでも、車体の形状は「車いす移動車」に変更する必要があります。

ボディタイプ以外の車の種類

車の種類はボディタイプ以外にもいくつかの分け方があり、主な区分として動力を2つ又は4つのタイヤ伝える駆動方式、もう1つが走行するに必要な燃料や電気の動力源です。

ニ輪駆動(2WD)と四輪駆動(4WD)の特徴や、ガソリン車とハイブリット車の違い、そして最近普及が進んでいる電気自動車などの特徴を解説していきます。

※オートマ、マニュアルといったトランスミッションの分け方など様々な区分がありますが、ここでは割愛します

駆動方式

乗用車の駆動方式は主に2種類あり、二輪駆動と四輪駆動に分かれています。

二輪駆動とは2つのタイヤにエンジンの力を伝えて走行する(2WD)
四輪駆動とは4つのタイヤ全てにエンジンの力を伝えて走行する(4WD)

2WDは一般的な車両に使われている駆動方法で前輪、後輪どちらかが駆動源になっており通常の道路を走行する仕様です。

4WDは前輪、後輪共に駆動源になっており悪路(雪、山道、凍結路)でも安定して走行できる仕様になっています。

2WDに比べ4WDが悪路でも安定走行に優れている理由は1輪が空転したとしてもデファレンシャルギアを搭載している為、ギアをロックし全ての車輪に力をかけられる機構があるからです。2WD車よりも価格が高く整備代などの維持費も高くなる傾向にあります。

2WDには種類があり前方にエンジンを搭載している場合F(フロントエンジン)後方の場合はR(リアエンジン)となり駆動源も同様にF(フロントドライブ)、R(リアドライブ)となります。

二輪駆動で主流なのは横向きエンジンのFF(フロントエンジン、フロントドライブ)で、駆動に必要な部品を前方に集中して搭載できる為居住スペースを広く確保できるメリットがあります。

セダンなどの高級車は縦置きエンジンのFR車が多く、動力を後方に伝えるドライブシャフトがボディの中央に必要で居住スペースが少し狭くなるデメリットがあります。ですがFR車の魅力は後方から加重が加わるので路面に押さえつけられる効果があり操作性や走行安定性に優れています。

動力源の種類

エンジンの動力源は一般的にガソリンやディーゼルですが、日本を始め世界的に2035年までに電気自動車100%の新車販売を目指しており燃料意外の駆動源が注目を浴びています。

ガソリン、ディーゼル

ガソリンとディーゼル(軽油)は同じ石油が原料で加熱し蒸気の温度差で分類されています。ガソリンとディーゼルの違いは発火点にあります。ガソリンは300°、軽油は250°で50°の差がありガソリン車には自然発火できない為、点火部品のスパークプラグを仕様しディーゼル車は高圧縮で自然発火できる為、点火部品は組み込まれていません。

ディーゼル車はガソリン車に比べて燃費が良く低速でも力強いパワーがありますがメンテナンス費用が高いです。

ガソリン車はディーゼル車に比べ燃費は悪いですが、高速走行時の安定性が良くメンテナンス費用も安い特徴があります。

ハイブリッド(HV・PHV)

HVとPHVはガソリンエンジンを主とした動力源でモーターとバッテリーが搭載してあり、エンジンの回転でモーターも周りバッテリーを充電する仕組みとなっています。

HVの場合は低速時はバッテリーの電気だけで走行可能ですがある程度の速度を出すとエンジンと電気の2動力となりエンジンをアシストします。

PHVはHV性能に加えて外部から充電できる特徴があります。完全に電気のみで走行することも可能で予備としてエンジンが搭載されています。

電気(EV)

電気自動車は排気ガスが0で環境に優しく世界が目指している車になります。

従来のガソリン車は燃料を燃焼させて駆動していましたが、EV車はエンジンを搭載しておらず完全にモーターのみでの駆動になります。そのため走行音や振動が少なく快適に走行でき、ガソリンに比べてコストが低いメリットもあります。

ですがまだ課題が多く、車体の価格が高く充電できるスタンドが少ない傾向にあります。これから普及が進む予定ですが現状はガソリンスタンドが少ないのと変わらないので普及はもう少し先になりそうです。

燃料電池(FCV)

燃料電池自動車の燃料は水素やメタノールを酸素と化学反応させて電気を作り、その電気を元にモーターを回し走行します。EVよりFCVが普及しない理由は水素を作る過程にあり、石油や天然ガスなどの化石燃料を基に作られその過程でCO2が生成させます。走行時にはCO2排出量が0でも燃料を生成する段階で発生させる為、電気自動車をメインで研究されています。

車の種類・ボディタイプの4つの選び方

使用目的に合わせた車のサイズやボディ形状を選びはカーライフを充実させますが、どのような場面でどのような車を選んで良いか分からない方に向けて選ぶ際に気になる4つのパターンを例に解説しています。

使用目的で選ぶ

昔はボディタイプがセダン、クーペ、バン、RV等の数種類に限定されていて、家族で乗るならセダン、仕事ならバンのような区分でした。

現在は使用目的に合わせてボディが変化していき様々な形状の車が発売されています。家族と移動に使う、キャンプに行く、通勤に使用すなど目的に特化した車の特徴を掴む必要があります。街乗りでもレジャーでも使い勝手が良いボディタイプとして、SUVが人気を集めており、自動車販売の4分の1はSUVと言われています。

車に乗る人数で選ぶ

自分だけ、もしくは2人乗りくらいであればそこまで気にしなくても大丈夫かもしれませんが、3人以上で乗る機会が多い場合は乗る人数の考慮は重要です。

例えば軽自動車の室内空間が最近は広くなってきていますが、乗車人数は4人(子供が乗る時は変動する場合有り)と決まっているので、注意が必要です。

あとは荷物を積むスペースも考慮する必要があります。4人乗りで大きめのバッグ等を全員が持った場合は、室内空間が狭くなる可能性がありますので、余裕を持った乗車人数で選ぶか、収納スペースを確認しておくことがポイントになります。

乗る人の特性で選ぶ

特性とは、乗る人の年齢や性別、あとはペットの有無などです。

例えば小さい子供がいるならば自動スライドドアが便利ですし、シートは汚れにくい素材のものがいいでしょう。運転する人の身長の高低に合わせた運転席の視野も考慮するのも大事なポイントです。

使用目的、乗る人数などに加え特性を考えることで、より使い勝手の良い車選びが進みます

車に積む荷物の量で選ぶ

家庭用であればレジャー利用やスポーツアイテムの積み込み、あとはお買い物に対応した収納環境が大事になってきます。コストコのようなお店でまとめて買い物をする機会が多い場合は特に気にかけておいた方が良いでしょう。おすすめの車種はミニバンか、軽ハイトワゴンなどが挙げられます。

仕事でも使う場合は商品の入った段ボール等を運ぶこともあるでしょうし、その時はシートを倒して後部座席をフラットに出来るか、といった部分も含めた収納スペースの柔軟性も確認ポイントです。本格的な車種で選ぶなら、バンかステーションワゴンがおすすめです。

ライフスタイル別!おすすめの車のボディタイプ

使用頻度が多いライフスタイルでおすすめのボディタイプを紹介しています。普段使用される通勤や休日はアウトドアに出かける様々な用途があります。

自分のスタイルと合っていない車を所有するとストレスに繋がりかねないので詳細に解説しています。

通勤・通学向け

車種にそこまでこだわりがなく、コスパで選ぶならば軽自動車かコンパクトカーがおすすめです。おすすめする理由は3つで、燃費の良さ、車体価格が安い、小回りが利く、という点です。

高速道路を利用する機会が多い、高低差のある道が多いというようなパワーを必要とする場合はコンパクトカーの方がおすすめです。

あと通勤・通学の特徴として主に1人であるという点があります。そのため自分だけの空間を作る事が出来るので、マニュアル車やクーぺのような車種を選ぶ人もいます。音響にこだわった車種を選ぶという意見も聞きます。

そういった工夫をして、通勤や通学の時間を快適にするというのも車種選びの醍醐味と言えるでしょう。

子育て・街乗り向け

お子様が乗り降りしたり街乗りの場合は、軽自動車やコンパクトカーがおすすめです。

軽ハイトワゴン(軽トールワゴン)に多いスライドドアが便利でお子様が隣の車にドアを当てる心配がなく、また自動スライドを採用しているケースが多いので、手が塞がっていても半ドア等が防げます。

あとは低床フロアであるため、乗り降りしやすいのも人気のポイントです。あとは燃費が良い点も人気を底上げしています。

レジャー・アウトドア向け

レジャーやアウトドアの場合舗装されていない道路や荷物が多くなることからSUVかワンボックスタイプが最適です。SUVの場合は車高が高く、視野性に優れている為ドライビング性能も高く、ワンボックスは多い人数、多い荷物を乗せることができます。

ビジネス向け

ビジネスで使用する場合、大きく分けて2つの用途があり、1つは荷物を運ぶ、もう1つは人の送迎(自身の運転含む)です。

荷物を運ぶ目的であれば、バンかステーションワゴンが人気です。選ぶポイントは、まず収納力です。あとは使わない装備が付いてない車種を選びコスパ良く乗れるようにした方が良いでしょう。座席を倒してフルフラットに出来る車種であれば、より収納力を高められます。

人の送迎であれば、高級セダンかラグジュアリーミニバンがおすすめです。高級セダンの例としてはレクサスLSラグジュアリーミニバンとはアルファードのような高級ミニバンを指します。

ライフスタイルに合わせたボディタイプの車を選ぼう

様々な使用するシーンを紹介しましたが、自分のライフスタイルが何に重きを置いているのかが重要です。通勤の為だけに使うのか、家族と出かけるために使用するのかでは、選択するボディタイプは変わってきます。

ボディの特徴を活かし、使用するシーンで車選びをお勧めします。

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