たびハピ

日本帰国時に陽性!隔離体験記・オーストラリアからの入国編


世界各国で続々と入国制限が緩和される中、ついに日本も6月1日から水際対策を大幅に緩和することになりました。感染リスクの低い国は入国時の検査を免除されるとか!

しかし、5月22日現在、日本に帰国しようとしている方!また、今はまだどこの国の帰国者が検査が免除になるかわかりませんよね。今帰国して陽性だったらどうなるの?隔離免除にならない国からの帰国はどうなるの?という不安はぬぐえないと思います。
今回は、ほとんどの方は経験しないであろう空港検査でのまさかのコロナ陽性発覚からホテルでの隔離生活について、包み隠さずお話しします。また、全世界から観光客の受け入れを開始している緩い体制のオーストラリアから日本への入国体験もお話ししますね。

3度目ワクチン接種完了でオーストラリア帰国者は日本入国可能

筆者の暮らすオーストラリアでは2022年5月22日現在、ワクチン接種完了を条件に全世界から観光客の受け入れを行っています。出発前のPCR検査での陰性証明の提出や到着後の検査も不要、一部のエリアではワクチン未接種者でも隔離無しの入国も可能です。

今では誰でも入国可能なボーダーレス状態のオーストラリアに比べ、世界でも有数の厳しい対策を行っている日本。6月から試験的に外国人旅行者を受け入れるとはいえ、観光での入国は未だ出ていない状態です。
2022年5月22日現在の、オーストラリアから日本へ入国する際に必要な手続きをおさらいしていきましょう。

ワクチン接種証明書

日本へ自主待機なしで入国する条件は、3度目のワクチン接種完了が条件です。ただし6月1日から感染リスクの少ない国からの入国は、ワクチン接種が終了していなくても入国が可能となります。
日本でワクチンを接種した方は国内のワクチン証明で問題ありませんが、海外でワクチンを接種した筆者はオーストラリアのものと併せて、念の為「国際ワクチン接種証明書(International COVID-19 Vaccination Certificate)」を取得しました。

72時間前のPCR検査陰性証明書

飛行機に搭乗するには、出発予定時刻72時間以内のPCR検査陰性証明が必要です。オーストラリアでは基本無料でPCR検査が受けられますが、日本政府が定める書式で検査結果の発行が可能な検査機関でなければなりません。

筆者は24時間オープンしているシドニー空港内の検査場で検査を行いました。価格も$79.00と他のクリニックよりも割安で、検査結果が出るのも1時間とスピーディ。結果はメールでPDFが送られて来ますが、待機していればその場でプリントしてもらうことも可能です。

DATA
【空港内PCR検査機関】ヒストパス(Histopath)

個人誓約書の記入

待機期間や公共交通機関の利用、位置情報の保存の了承など、厚生労働省に向けて「個人誓約書」にサインをし、併せて電話番号やメールアドレスなどの連絡先も提出します。飛行機内でも用紙を配っていますが、下記のアプリ内で予め記入しておくと後が楽です。

MySOSアプリのダウンロード

お手持ちのスマホに予め厚生労働省のアプリ「My SOS(マイ・エスオーエス)」を入れておく必要があります。スマホを持っていない場合は、日本の空港で自費でレンタルする必要があるのでご注意ください。上記のワクチン接種証明、検査の陰性証明、誓約書はこのMy SOSアプリ内でアップロードが可能。特にプリントアウトなどを持ち歩かなくてもスマホだけで完結します。

日本に帰国した際に空港でダウンロードもできますが、PCR検査の結果が出たらすぐに現地でMy SOSをダウンロードしておくのがおすすめ。後程ご説明しますが、ファストトラックを利用すると空港でよりスムーズに手続きが完了するので便利です。

大混雑のシドニー空港

一瞬「空いていてラッキー」と思ったシドニー空港ですが‥‥

オーストラリアのシドニー空港から、日本の羽田空港に向かうANA便は夜遅い出発。コロナ禍以降初めての海外旅行ということで、余裕を見ていつもより早い2時間30分前には空港に到着しました。

スピーディなチェックインと荷物の預け入れ

空港に訪れると意外や意外、そこまで人はいません。チェックインカウンターに列はあるものの、そこまで待たずにすんなり荷物を預けることができました。「かなり待たされる」と脅かされていたので、少々拍子抜けです。

超大混雑の手荷物検査で飛行機遅れる

荷物も預けたので「早めに出国手続きを済ませ、中でゆっくりしよう」と考えていた矢先、手荷物検査の列を見てビックリです。複数ある検査場が閉鎖され一つのゲートに統一されていたせいか、中に入ると人人人の大行列でした。そのうち順番が回ってくるだろうと思っていても、なかなか列が進みません。結局この手荷物検査に2時間近く掛かったので、ゲートに着いた時には既に飛行機のボーディングが始まっていました。

搭乗に間に合わない人が続出だったらしく、結局飛行機は20分近く遅れて出発しました。やっぱり早めに空港に着いていて良かったみたいです。

みなさんもオーストラリア旅行の際は、しばらく混雑が予想されるので、早めに空港に到着しておくことをおすすめします。

羽田空港の入国検査状況

ここから空港内を右往左往する長い旅路の始まりです。

出発が遅れたものの定刻通りに羽田空港に無事に到着しました。ただ手続き上の手順が色々あるようで、飛行機が停止しても中で20分は待たされた気がします。因みにこの後は行く先々でなかなかトイレがないので、できれば一度飛行機内で済ませておきましょう。

飛行機は満席とはいかないものの90%以上の搭乗率。私達のようにオーストラリアからの一時帰国らしき邦人、特に子連れのファミリーが多かった印象です。

スマホだけでスムーズな書類&アプリチェック

飛行機を降りてからは係員さんの指示に従い、黙々と空港内を進みます。出発前のPCR検査陰性証明やワクチン接種証明を係の方に見せ、ポイントごとにもらったチェックシートに次々チェックしてもらうオリエンテーリング方式です。陰性証明やワクチン証明などは念の為プリントアウトしておきましたが、今回は全てスマホに入れたPDFやスクショで問題ありませんでした。

MySOSのダウンロードとファストトラックは必須

今回「やっておいて良かった」と思ったのが、My SOSのファストトラック。私達は出発前検査の陰性証明が来たらすぐにアプリをダウンロードし、全ての書類や誓約書をアップロードして「入国前の検疫作業」を済ませるファストトラックをしておきました。

全ての手続きが完了するとアプリの赤い画面が緑に変わり、その画面を見せるだけでどんどん手続きを済ませることができます。逆にファストトラックが完了していない赤い画面の人達、もしくはMy SOSのアプリさえも入れていない人達の待機場所は、あり得ない程の大混雑ぶりでした。サクサクと手続きを済ませたい人は面倒ではありますが、予めのファストトラックをしておくのがおすすめです。

梅干しとレモンを見ながら抗原検査

コロナ禍以降に始まった入国手続きの最終関門は、唾液による抗原検査です。番号の割り振られたプラスティック製のチューブに唾液を入れるのですが、規定量が思いのほか多かったので少し時間がかかりました。因みに唾液を抽出するブースには、噂通り梅干しとレモンの絵が貼ってありましたよ。

移動距離がとにかく長い!歩きやすい靴を

因みにこの空港での一連の手続き、空港建物内のありとあらゆるポイントまで歩かされるので移動距離がハンパじゃありません。できる限り手荷物は軽く、そして歩きやすい靴で飛行機に乗るのをおすすめします。間違ってもハイヒールなんて履いていたら地獄を見ます。

日本入国でまさかの陽性発覚!ホテル隔離へ

6月以降は多くの国が検査免除となり、この体験ができる人は数少なくなりますが、免除対象国ではない国からの帰国者や、6月を待たずに日本に帰国する人は、必ず読んでおいてください。

合格発表のような検査結果発表

唾液を採取した後は、客席の並ぶ元搭乗ゲートの待合室で検査結果を待ちます。所々に置かれたモニターには次々に番号が発表され、番号が出た人は「陰性」なので入国審査に移動してOKです。

唾液の採取から約40分後、電光掲示板に筆者の番号が表示されました。今まで陽性になったことはなかったので大丈夫だとは思っていましたが、空港や飛行機で感染するというまさかの事態も0ではありません。とりあえず「ホッとした」というのが、その時の正直な感想です。

筆者は陰性も、夫にまさかの陽性発覚

搭乗ゲートの待合室が抗原検査の合格発表の場に

ただその後、待てど暮らせど夫の番号が表示されません。徐々に周りの席に座ってモニターを見守る面子が入れ替わっていきます。同じ便だった人達も気がつけば誰もいなくなっていました。

私の番号が表示されてから1時間後、流石におかしいと思い係の人に夫が問い合わせにいきました。
この時筆者は呑気に席に座ってスマホをいじっていましたが、何やら向こうの方で人が集まって話し合いが始まり、奥のオフィスの方へ慌てて人が行き来しています。
約5分後、係の人と一緒に夫が席に戻ってきました。「実はご主人様がこちらで‥‥」と係の方から提示されたのは、夫の名前の横に「プラス(+)」と書かれた小さな紙。

何と夫にまさかの陽性発覚です。

実は日本に帰国する約三週間前、夫はシドニーでコロナウイルスに感染していました。罹った当初熱や咳の症状はありましたがその後落ち着き、シドニーの「7日後のPCR検査で陰性なら日常生活OK」という基準に達していました。発症から7〜10日間以降であれば人に移す心配もほとんど無いということで、少しハラハラはしましたが、出発前PCR検査も陰性だったので安心して帰国便に乗ったという訳です。

何で?もうコロナは完治したよね?シドニーではRATでもPCRでもずっと陰性だったのに。もしかして飛行機で感染したの?などなど色々な思いが交錯しましたが、呆気に取られている間に私は入国審査ゲートへ促され、隔離が必要な夫は衝立の奥にあるスペースへ連れていかれました。

ここからは陰性の通常旅行客の筆者目線と、陽性者の夫目線を時系列でご説明したいと思います。

陰性者は入国審査→税関→自宅へ

手荷物引取り所で夫の荷物を入れ替え、係の人に託します。

ちゃんとお別れも言えない状況で夫と離れ離れになり、入国審査に案内されました。
朝早いせいかほとんど人はいず、とてもスムーズ。あっという間にバゲージクレーム(手荷物引取り所)に到着します。飛行機到着からかなりの時間が経っていたので、私達の荷物はベルトコンベアから降ろされポツンと並んでいました。

ここで私に与えられたミッションは、係の人に預ける夫の荷物と私の荷物を詰め替えること。基本的にそれぞれ必要な荷物は別々にパッキングしていましたが、交錯したお土産関係など隔離先で必要で無いものは私の方のバッグに詰めて行きます。税関申告書も自分用に記載し直し、夫の荷物を係の方に預けました。

私の気持ちとは裏腹に、税関の通過も超スムーズに終了。約3年ぶりの感動の入国だったはずが、色々なことがあり過ぎて頭はパンク寸前です。
気持ちが着いて行けず、タクシーに乗る前に暫しベンチで一休みし、まだ空港内でホテル移動前に待機中の夫とLINEで少し話をしました。因みにこの時はまだスマホに日本のSIMカードが入っていなかったので、空港内はWi-Fiが完備していて本当に助かりました。

陽性者はヒアリング→受け入れ先のホテルへ

誰もいない衝立の向こうの空間でひたすら待機

筆者と別れた後の夫は、合格発表のスペースから少し離れた衝立の向こうで待機していたそうです。搭乗ゲートの待合室であろうその場所は、夫以外誰もいずガラーンとしています。
暫くすると看護師さんから本人確認などのヒアリングが始まり、血圧と酸素濃度、体温などを測ってもらいます。酸素濃度98%、体温36.2℃と全く問題ない数値です。(本人に全く自覚症状がないので当たり前ではありますが)

そして陽性者である本人が税関に出向くことはできないので、税関申告を代行でしてもらうよう税関申告書とパスポートを預けます。預け入れの荷物を開ける可能性もあるため、先程私が詰め替えたスーツケースとダッフルバッグのロックの暗証番号も一緒にお知らせしました。

療養所(隔離期間の受け入れ先ホテル)が決まるまで約2時間。係の人が出国審査と税関を済ませてくれ、他3名の方が合流しました。もちろん直接話すこともなく、どこの誰だかはわかりません。因みにホテル名はここで「品川プリンスホテル」だと発表されました。品川は今回の日本ステイで滞在する筆者の実家からとても近く、一時は「九州まで飛ばされた人もいる」という話を聞いたこともあるのでラッキーだったかもしれません。

入国時に陽性の場合7日間の隔離生活

品川プリンスホテルNタワーの客室は、16.5㎡のセミダブル

5月22日現在の日本における陽性者のホテル隔離期間は7日間で、これは到着日翌日から計算されます。つまり到着日を入れて8日間の隔離生活がスタートしました。ここでは恐らく一部の方しか体験しないであろう、陽性者向けホテル隔離生活についてご紹介します。

空港から厳戒体制で品川のホテルへ

空港からホテルへの移動は超厳戒態勢でした。この時間帯に日本に入国した陽性者は夫を入れて総勢4人。
待機場所からマイクロバスに行くまでの道のりは基本一般客とは別ルートです。時々通路の交差点的な場所で顔を合わせることはあったそうですが、陽性者が通る際は一旦通行を止めるなどしっかりと交通整理されていたようです。
本人曰く、不謹慎ながらもちょっとしたVIP気分だったとか。
因みにマイクロバス内部は完全にビニールシートでラッピングされ、手荷物は全て噴霧消毒されました。

陽性者の乗るバス

羽田から品川まではバスに揺られ約10分。ホテルの客室は品川プリンスのビジネスホテル的なブランド「Nタワー」です。部屋は16.5㎡のセミダブルでやや狭めで、窓は少し開くものの外のビューはありません。ただ知人は窓の開かないホテルで過ごして発狂しそうになったと言っていたので、それに比べたらラッキーだったかもしれません。

気になる隔離生活、毎日のルーティーン

ここから気になる隔離生活のスケジュールをご紹介します。

6:30 起床 (症状がある人のみ)ドアの外に検体キットが置かれたというアナウンスが館内に鳴り響く。
白湯を飲んでヨガとメディテーション
8:00まで 検温と酸素濃度の測定 与えられたQRコードをスキャンして、ブラウザ上でホテル専用のチャットで症状などを報告。これを忘れると電話が掛かってきます。一回すっかり忘れて電話が掛かって来ました。
8:00 朝食(ドアの前に配達)
8:30 コーヒータイム
(部屋にあるのは緑茶とほうじ茶のみ。筆者が差し入れしたドリップコーヒーが憩いだったよう)
12:00 昼食(ドアの前に配達)
15:00 2回目の検温と酸素濃度の測定、チャットで症状を報告
ワークアウト(こんな時だからか、しっかりルーティーンを遂行)
18:00 夕食(ドアの前に配達)
19:00 夕食(18:00では少し早いので、遅れて夕食)
21:00 入浴
23:00 就寝

ご飯のアナウンスがあるとドアの外にお弁当が置かれています。

豪華な食事が毎回楽しみ

年末年始に一時帰国した友人知人からの話では、ホテル隔離のご飯について「揚げ物ばかりで野菜が皆無」などのネガティブな情報しか聞いていなかったものの、今回ホテルから提供されたご飯にはいい意味で裏切られました。

<朝食>パン食が基本。バターロールのサンドイッチとサラダ(またはヨーグルト)。オレンジジュースに温かいオニオンスープ。

<昼食><夕食>ご飯食が基本で、海外生活者からしたら涙が出るほど豪華。浅草今半の牛丼やまいせんの幕内弁当など。緑茶も付いている。

量はあまり多く無いのでお腹いっぱいにはなりませんが、腹八分目なので逆にその位でちょうどよかったのかもしれません。食事の時間も規則正しく、ご飯の片付けもいらない。誰にも邪魔されないので想像以上に仕事も捗り、さらに変な義務感からしっかりワークアウトなどルーティーンを遂行できたので、7日間で適度に体が締まりサイズダウン。一週間、かなり規則正しい生活をしたらそこそこな結果が出せることを、身を持って体験しました。

時間が有効に使える分、逆に手洗いのみの洗濯にはかなり時間が取られました。干せる場所も少なく、これは地味にストレスと言えばストレスだったかもしれません。

外からの差し入れOK。ウーバーイーツも。

中の物を外に持ち出すことはできませんが、外からの差し入れはOKです。
夫に欲しいものを聞き、レトルトのお味噌汁やスープ、日本に帰国したら食べてみたかったカップヌードルやコンビニのおにぎり。併せてヨガマットとダンベル10kgも差し入れしました。
ただ「冷たいお弁当を温めるのに便利かも!」と実家にある電子レンジを差し入れしようと思いましたが、電化製品の差し入れは一切NG。当たり前と言えば当たり前ですね。

持ち込むものと「○月○日の何時から誰が伺います」と予めホテルの方に伝え、ホテルの裏口の守衛さん経由でバッグに入れた荷物一式をお渡ししました。かなり重たかったので「ダンベルが入っている」と伝えたら少しびっくりされましたが、快くとても丁寧に対応していただきました。

頼まれてはいませんが、ドリップ式のコーヒーやお煎餅、温泉の素などが喜ばれました。今回夫はオーダーしていませんが、Uber Eatsなどのデリバリーを頼むこともできるみたいですよ。

※こちらは2020年5月現在の品川プリンスホテルNタワーでのお話です。ホテルによって状況が異なるので、ご了承ください。

隔離中にFacebookがハッキング

これは直接隔離に関係がありませんが、何と隔離中に夫のFacebookがハッキングに合い、共通の友人含め様々な人にスパムメッセージを送るというハプニングがありました。ただこのハプニングのお陰で疎遠になっていた人も含め色々な人にコンタクトを取り、電話したりメッセージをしたりで時間が潰せたようです。これも隔離で時間があったからできたことなのかもしれません。

いつ何時陽性になるかわからないので、暇つぶしグッズが必須

日本では、3度目の接種を受けた人はたとえ新型コロナウィルス感染高リスク国からの帰国であっても、施設での隔離を求めていませんが、どんなに気をつけていても、いつ何時自分が陽性になってしまうのかは誰にもわかりません。

ワークアウトもいい気分転換になったとか

今回は日本への一時帰国ということでPCなどを持参し作業できる体制で望みましたが(まさか隔離されるとは思ってもみませんでしたけれど)、「旅行から帰って来て、家でのんびりしよう」と何も準備していない人は、もしかしたら暇過ぎて辛くなるかもしれません。PCやスマホはもちろん、本やゲーム機器、ネットフリックスなどのサブスクサービスなど、暇を潰すアイテムがあると便利ですね。

隔離生活終了!とにかく外で飲んで日本を満喫したい!

隔離スタートから8日目の朝、無症状なので検査なしで退所することに。
一週間前のシドニーからの長い旅路(隔離)が終了し、約一週間ぶりに屋外に出る(日本に帰国する)ことができました。
因みに隔離中はお酒や煙草が禁止されています。日本に帰って来たら焼き鳥屋さんやお蕎麦屋さん、居酒屋に行って外食するのを楽しみにしていたので、「早く外に出て、思う存分お酒を飲みたい!」と思っていたとか。

夫がコロナの陽性になったのは帰国の約三週間前ですが、その後完全に回復し、テストでは常に陰性で、シドニー空港のPCR検査ももちろん陰性でした。本人も自覚症状がなく晴れ晴れとした気持ちで飛行機に乗ったので、今回の羽田空港での陽性はまさに晴天の霹靂です。

検疫官の方の話では「日本の検査基準は他の国とは違うので、外国で陰性でも陽性が出ることがある」そう。
オーストラリアの領事館でもアナウンスがありましたが、一度感染すると長い人だと3ヶ月陽性が出続ける人もいるとか。
当初は「厳しすぎ」と思いましたが、しっかり隔離したからこそ変な心配もせず家族にも再会することができたので、逆に良かったのかもしれません。

飛行機から見える富士山で「日本に帰ってきた!」と実感

今回、私達の帰国に際して対応や夫の隔離生活の中で、空港職員や入国管理局の方、ホテル従業員の方達には本当にお世話になりました。前情報では「仕事が遅い」「効率が悪い」などのネガティブな情報が飛び交っていましたが、私達としては細かい配慮や丁寧な仕事ぶりは「さすが日本!」という印象を受けました。本当にお世話になりました。

こちらは5月22日現在の情報ですが、5月20日、政府は6月1日からの規制緩和について発表を行いました。
滞在国によっては日本帰国時の検査が免除されるそうなので、夫のように陽性で隔離になる方はとても少なくなることでしょう。
徐々に外国人観光客の受け入れも始まり、今後はさらに海外旅行が身近なものになりますが、これが少しでもこれから海外に行かれる皆さんのご参考になればと思います。
また、日本入国時の陰性証明書提示については、なくなるという報告はまだありません。渡航国で陽性になってしまう方は、渡航国で実費で隔離されてしまいます。
皆さんも旅行をされる際はくれぐれも新型コロナウィルス感染に気をつけつつ(縁起でもありませんが)、渡航国でホテル隔離になった場合でも退屈せずに済む暇つぶしアイテムを準備をしておきましょうね。

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