東京都は10月25日から感染防止対策の徹底を確認した「認証店」の、飲食店の時短要請と飲酒制限を解除すると正式に発表しました。また、12月1日からは、人数制限なども緩和されています。
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東京都は10月24日まで「リバウンド防止期間」として、緊急事態宣言解除の日から飲食店などに対して、感染防止対策が取られた東京都が認証した店に限り、21時までの営業時間の短縮を求めた上で、20時まで酒類の提供を認めてきました。
目次
10月25日から東京都認証飲食店の時短営業は解除
10月21日「リバウンド防止措置期間」が終了する10月25日から、東京都の認証を受けた飲食店の時短営業は完全に解除し、酒の提供時間制限の要請も全面解除します。
なお、認証を受けていない店は、酒類の提供を21時まで。飲食店だけではなく映画館や百貨店の時短要請も解除となります。
5人以上はワクチン接種証明書の提示を
24日まで飲食店への入店は4人までとされていましたが、これも撤廃に。ただし、5人以上を店側が受け入れる場合は、ワクチン接種証明の確認をするよう店側に要請します。ワクチン接種記録を登録できる東京都の専用アプリ「TOKYOワクションアプリ」や接種時にもらえるシール、年内をめどに電子交付を行う接種証明書などで行うとしていて、実質的には「面倒だから4人までにしよう」と思わせる内容。忘年会シーズンまでに、ワクチン接種証明書が提示しやすい状態になるといいですね。
神奈川・埼玉・千葉は時短要請・飲酒制限完全解除
これまで東京都と足並みをそろえてきた首都圏三県は飲食店の時短要請、飲酒制限ともに10月25日に全面解除することを正式決定しました。
神奈川県
神奈川県は飲食店の時短要請と飲酒制限を完全解除にしながらも、11月30日まで「基本的対策徹底期間」と位置づけます。
基本的対策徹底期間の飲酒マナー
・同テーブル1組4人以内
・同世帯(同居家族)のみであれば5人以上でも可能
・飲食・飲酒は2時間以内の利用を目安にする
千葉県
千葉県は10月20日の臨時会見を開き10月25日から飲食店の営業時間短縮や飲酒制限、人数制限を解除すると正式に発表。やはり一部呼びかけベースではあるものの自粛要請があります。
また、オリエンタルランドは10月21日、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)と東京ディズニーシー(千葉県浦安市)で行われている時短営業を11月1日から緩和すると発表。また、現在は制限している入園者数も状況を見ながら10月25日以降に引き上げることを発表しています。
11月30日までの飲食・飲酒時の呼びかけ
・千葉県独自の感染予防対策の基準を満たした認証店を利用すること
・広さに応じてソーシャルディスタンスが保たれる人数での利用の呼び掛け
・会話時にはマスクを着用するマスク会食の呼びかけ
埼玉県
埼玉県は10月20日に新型コロナウイルス対策本部会議で、飲食店の営業時間短縮や酒提供の制限の全面解除を決定。
1テーブル4人までとしていた人数制限も完全に解除。首都圏の3都県がある程度制限を設ける中、かなり大胆な制限解除となりました。
埼玉県全域で飲食店の制限がすべて解除され通常の営業ができるようになったのは、2020年12月3日以来、
約11か月ぶり。
埼玉県はGoToイートキャンペーン再開!
埼玉県ではGoToイートキャンペーンのプレミアム付き食事券の新規販売を再開。食事券の利用も10月25日から再開します。
東京都の10月24日までの時短要請と飲酒制限
東京都は飲食店に対し24日までは以下の制限を要請しています。
◎飲食店の営業時間短縮⇒10月1日から10月24日まで21時
◎酒類提供⇒10月1日から10月24日まで20時まで酒類の提供が可能
◎酒類の提供を認めるのは、感染対策の徹底など都の認証を受けた店のみ
◎飲食店での飲食は1グループ4人まで
◎カラオケボックスでのカラオケは可能。飲酒・飲食は可能。バーやスナックではカラオケは停止。飲酒・飲食は可能
全国では続々飲酒制限が解除に
日本全国では飲食店の時短営業や飲酒制限が続々と解除しています。10月18日には愛知県が制限を解除したばかり。京都府や兵庫県も22日から解除となります!一覧にまとめてみました。