引越しで使う3種類の段ボールサイズ|段ボールの入手方法・使用方法や一緒にあると便利なモノをご紹介

ハピ得マガジン編集部④

引越しが決まったものの、荷造りのために必要な段ボールのサイズや調達方法が分からなくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。特に引越しが初めての方は、何から手を付けてよいか分からないことも少なくありません。

この記事では、引越しにあたって段ボールをどの程度調達しすればよいのか、どのように準備すればよいのかご紹介します。また、家族の人数ごとの必要枚数や、梱包の際に気を付けることについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

引越し会社から支給される段ボールのサイズは3種類

引越し会社を利用する場合、段ボールをもらえる場合が少なくありません。どの会社も主に3種類の段ボールを支給しており、荷物ごとに適した段ボールがあるため、正確に荷造りをしないと運ぶ際に重さが安定せず崩れる場合があります。

場合によっては内容物が破損する可能性もあることから、引越し会社にも迷惑がかかるでしょう。そのため、それぞれのサイズの特徴を理解して荷造りを進めてください。もらえる段ボールのサイズや寸法、用途の主なものは以下の通りです。

サイズ寸法用途
S100サイズ(外形3辺合計:100cm以下)食器・書籍など
M120サイズ(外形3辺合計:120cm以下)雑貨・文房具・調理器具など
L140サイズ(外形3辺合計:140cm以下)寝具・衣類など

Sサイズ段ボール(宅配100サイズ)

Sサイズ段ボールは1番小さい箱です。本や食器、パソコン周辺機器などの重いモノを入れるのに適しています。重いモノを大きい箱に詰め込むと重くて運ぶのに苦労するほか、段ボールの底が抜けてしまうことがあるので注意しなければなりません。

重いモノは1つの箱に詰め込まず、複数個に小分けにして入れることが大切です。Sサイズの段ボールの場合、漫画本なら70冊程度入るといわれています。

Mサイズ段ボール(宅配120サイズ)

Mサイズ段ボールは比較的大きな箱であり、生活用品や小型家電、薄手の衣類などを入れられるため用途が広いです。ただし、卓上湯沸かし器やミキサー、アイロンといった小型の生活家電の場合上に重ねられないためスペースを取るほか、段ボールの中で動きやすく破損する可能性もあります。家電をMサイズに詰める場合は、隙間が少ない程度に収まる家電を詰めるようにしてください。

その際、本体周りのタオルなどを詰めて段ボールの中で動かないようにしましょう。Mサイズ段ボールの場合、薄手のトップスやボトムスで50着程が目安だといわれています。また、引越し業者の中には、炊飯器などを梱包して運んでもらえる業者もあります。

Lサイズ段ボール(宅配140サイズ)

Lサイズ段ボールは1番大きいサイズです。重いモノを詰め込みすぎると運べないため、衣類や靴、バッグなど軽くてかさばるモノをまとめるのに適しています。洋服は、引越し先ですぐに着るモノと季節モノで分けて梱包すると、荷ほどきが楽になるでしょう。

また、衣装ケースを利用している場合は衣装ケースのまま運んでくれたり、ハンガーかかっている洋服は専用のハンガーボックスで運んでくれたりする業者もあります。靴専用ケースがレンタルできる場合もあるでしょう。各家庭によって衣類の収納方法は異なるため、引越し業者のサービスを確認してLサイズ段ボールを注文するのがおすすめです。Lサイズ段ボールには冬物の厚手ダウンやコートも10着程度は収まるといわれています。

【人数別】引越しに必要な段ボールの数量

何人分の荷物かによって、引越しに必要な段ボールの枚数は異なります。1人暮らしの方だと、10枚程度で済む方もいるでしょう。また、男性より女性の方が荷物は多い傾向にあります。

子どもがいる場合は年齢によって衣類やおもちゃなどの量も異なります。幼児の場合はブロックやおままごとセットなどおもちゃが多くなる傾向にあり、高学年になるにつれゲームソフトや本が増えるでしょう。

小さな子どもがいる場合、お気に入りのおもちゃだけを引越し直前まで出しておき、引越し後もすぐに出せるようにするのがポイントです。また、環境の変化で体調を崩す子どももいます。子どもの保険証や飲み薬などは段ボールに入れずに常備する方が安心です。

人数ごとに必要な段ボールの枚数は以下の通りです。

引越し人数段ボール枚数
1人15〜20枚
2人20〜30枚
3人以上(ファミリー)30〜50枚

引越し用段ボールの入手方法

引越し用段ボールの入手方法には、以下のような方法があります。購入も可能ですが1日しか使用しないため、勿体ないと感じる方もいるでしょう。また、引越し会社から支給してもらう方法や、最寄りのスーパーやホームセンターで譲ってもらう方法などもあります。いずれも、引越しの準備が遅れないよう早めに入手しておくことが大切です。

【引越し用段ボールの入手方法】

  • 通販やホームセンターで購入
  • 引越し会社から支給してもらう
  • ホームセンターやスーパーなどで不要となったモノを譲ってもらう

通販やホームセンターで購入

通販やホームセンターなら段ボールを比較的安く購入できます。各社通販サイトでは、Mサイズ10枚セットが約3,000円前後で売られていることが少なくありません。また、2〜3人向けの引越し用などセット売りしている通販も多い傾向です。

引越し用の段ボールは厚みがあり、サイズも大きいため、ホームセンターなどで購入する場合は車を利用することをおすすめします。段ボールを20枚程重ねると15cmほどの厚みになり、持ち手も付いていないため、公共交通機関での運搬は難しいでしょう。

引越し会社から支給してもらう

引越し会社を利用する場合、サービスとして無料支給してもらえることが少なくありません。また、布団袋やガムテープ、緩衝材なども一緒に届けてくれることが多く、届いた日から荷造りできることが魅力です。ただし、無料配布の枚数は決まっていることがあり、それ以上多くなる場合は追加料金を支払う必要があるでしょう。

足りない分だけ自分で調達する方法もありますが、サイズや強度が同程度の段ボールでないと積み込み作業に支障がでるため確認して購入してください。

また、多くの引越し会社は引越し後の段ボール回収サービスを行っています。荷ほどきを終えて不要になった段ボールを一定期間内であれば、自宅まで引き取りに来てくれるというサービスです。ただし、複数回に分けて回収を依頼する場合は有料になる場合があります。

・サカイ引越しセンター:最高50箱(大小2種類)※使用車両によって異なる。

・アート引越しセンター:50箱(ファミリー引越し)、10箱(単身引越し)

・アリさんマークの引越し:最高50箱(ファミリー引越し)、20箱(単身引越し)

ホームセンターやスーパーなどで不要となったモノを譲ってもらう

ホームセンターやスーパーなどでは、不要となった段ボールを無料配布していることがあります。ただし、サイズや厚さがバラバラであることが多いほか、傷や汚れが付いている場合もあるので注意してください。

サイズが不揃いだと引越しトラックにきれいに積み込めないため、同程度のサイズを利用するとよいでしょう。いつでも段ボールが配布されているわけではないので、早めに調達を始めないと荷造りが間に合わない可能性もあります。

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引越し時の段ボールの使用方法

引越し時における段ボールの使用方法にはコツがあります。「荷運びするときに安全かどうか」「荷ほどきがスムーズにいくかどうか」の2点に気を配って荷造りを行っていきましょう。

引越しは重労働ですが、少しの工夫で楽に引越しを進められるのです。ここでは、段ボールの使用方法3つを解説します。

【引越し時の段ボールの使用方法】

  • 底が抜けないように組み立てる
  • 入れるモノの重さで箱を使い分ける
  • 入れたモノがすぐに判別できるように明記する(テープで分別も可)

底が抜けないように組み立てる

段ボールを組み立てるときは、底に十字もしくはH字にガムテープを貼るようにしてください。また、底のフタは短辺を内側にし、長辺のフタが外側にくるように折ります。そうすることで底が補強されるため、底抜けを防げるのです。

荷造りを自分でする場合、底抜けして破損した際の責任は自分にあります。引越し時には保険に加入しますが、お金では取り戻せない大切な思い出の品もあるでしょう。どの段ボールにおいても、底抜けを防止するよう気を付けることが大切です。

入れるモノの重さで箱を使い分ける

段ボールのサイズは入れるモノによって分けるのがおすすめです。小さい段ボールには重いモノ、大きい段ボールには軽いモノを詰めることによって、運搬がスムーズになります。

小さい段ボールに食器を入れる際は、一つひとつを緩衝材やタオル、新聞紙などで包んだ後、隙間がないように詰め込むことが大切です。隙間があると、運んでいる最中に段ボール内で動いてしまい、割れる可能性があります。

また、大きい箱に衣類を詰める際は、下にジーパンやトレーナーなどシワになりにくい衣類を入れ、上にブラウスやシャツなどデリケートな衣類を入れるとよいでしょう。

入れたモノがすぐに判別できるように明記する(テープで分別も可)

荷物を詰めた段ボールの側面と上部に、何が入っているかを書くようにしましょう。合わせてどこに運ぶべきか記入すると、引越し会社の人も手伝いやすく、荷ほどきも楽です。また、すぐ使うモノを赤テープ、しばらく使わないモノを黄色テープなど、荷ほどきの優先順位をテープで色分けすることによって判別する方法もあります。引越し当日から、すぐに生活が始められるよう、引越し後の生活のイメージをしながら荷造りするのがポイントです。

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引越し時に段ボールと合わせて準備しておくと便利なモノ

引越しの荷造りで必要な物は下記の通りです。

・段ボール

・ガムテープ(色分けする場合は色付きのモノも)

・緩衝材(新聞紙でも代用可能)

・油性マジック(段ボールに何が入っているかを記入)

・滑り止め付き軍手(段ボールは滑るため、滑り止め付きがおすすめ)

荷造りの際は段ボール以外にも、ガムテープや緩衝材などが欠かせません。家族で引越しする場合では、ガムテープは3〜5巻程度必要とされており、緩衝材においては多いことに越したことはないでしょう。緩衝材は、新聞紙でも代用できるため、多めに確保しておいてください。

段ボールに運ぶ場所や内容物を記入する場合、油性マジックでなくてもよいですが、大きくはっきりとした文字でないと見えにくいでしょう。そのため、鉛筆や蛍光ペンなどで記入することは控えた方が賢明です。

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まとめ

引越しする際、自分は荷物が少ない方だと考えていても、荷造りをすると意外に荷物量が多く驚く方も多いはずです。また、忙しくてなかなか引越しの準備が進められない方もいるでしょう。滞りなく荷造り・荷ほどきを進めるためには、自分の荷物量を的確に見定めた上で段ボールのサイズに合ったモノを入れることが大切です。

また、荷造りの途中で不要になったモノは転居先に持っていかず、事前に処分してから引越しに臨んでください。昨今では、買取アプリ「Pollet」といった買取専門店やリサイクルショップに足を運ぶのではなく、自宅に直接買取に来てもられる買取サービスもあります。

引越し期間中は忙しいため、リサイクルショップなどに足を運ぶ時間は取れないことが少なくありません。加えて、引越し費用は高額になりがちです。そこで、「Pollet」を利用することで、買取における梱包や荷運びの手間が省けるほか、引越し資金にもなるため便利に活用できるでしょう。段ボールの無料配布や回収サービスをはじめ、「Pollet」のような引越し時に使えるサービスを利用し、スムーズに引越しを進めてみてください。

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