断捨離して部屋をシンプルにスッキリさせる方法|おしゃれにするポイントも解説!

ハピ得マガジン編集部④

断捨離とは、不要なものを手放し、豊かな生活を手に入れることを指します。この記事では、断捨離の意味や捨てるべきもの・捨てるべきでないもの、おしゃれな部屋にする方法について解説します。「断捨離を始めたいけど何をすれば良いかわからない」という方も、部屋を片付けて素敵な生活を送るためのポイントを紹介するので、参考にしてみてください。

断捨離とは

断捨離とは、身の回りの不要なものを処分し、所有物に捉われることなく日々を過ごすための考え方を指します。断行・捨行・離行という、ヨガの考え方が言葉の由来です。

【断捨離の意味】断行(だんぎょう):不要なものを買わず、断ち切ること捨行(しゃぎょう):不要なものを捨てること離行(りぎょう):ものへの執着から離れること

断捨離は単なる片付け論ではなく、ヨガの思想を片付けに応用し、必要なものだけを残して心豊かな生活を送ることを目指します。ミニマリストと混同されがちですが、ミニマリストは必要最低限のもので生活するのに対して、断捨離は人生に不要なものを捨てることを表します。

【※断捨離の目的※】片付けを通して自分と向き合い、心から必要だと思えるものだけを残し、精神的な豊かさを手に入れる。

断捨離したお部屋のビフォーアフター

・机周りのビフォーアフター

学生時代から溜め込んできたペンや便箋、メモ帳など不要なものを捨てることでスッキリとした机周りが実現しました。ただし、もらった手紙や日記帳を始めとした心から必要だと思えるものは残しています。

・パントリーのビフォーアフター

「とりあえずストックしておこう」と残しておいた食品類を片付けて、綺麗なパントリーに整理した事例です。パントリーの中に埋もれていた子供たちの作品も飾って、家族を大切にする思いも感じられる空間に生まれ変わっています。

・和室のビフォーアフター

自分が使いやすいようにものの置き場所を決め、必要なもの以外は他の場所に移動させることで、客間兼作業部屋に片付けました。来客時以外は放置されていた和室が、使い勝手の良い空間になっています。

断捨離はどこから始める?

断捨離は、まず身近な小物類から始めるやり方がおすすめです。小物類で断捨離に慣れてきたら、家具の中身を整理し、次に部屋全体を片付けていくようにすると、初心者でもスムーズに不要なものを処分できるようになります。

いきなり部屋全体の断捨離を始めるのは、想像以上に大変なことです。途中で嫌になり諦めてしまっては、部屋の片付けは全く進まなくなります。どこから始めるのか順番を決めて、少しずつ範囲を広げていくと良いでしょう。

まずは身の回りの小さなものから始める

最初に、財布やポーチ、カバンなど身近にある小物類の中を見ることからスタートします。領収書やゴミ、ポケットティッシュなど、全く使っていないものが見つかったら、捨てるようにしてください。

今まであまり片付けをしていなかった人が大きなものから整理し始めると、何をすべきかわからなくなり、挫折してしまうことは少なくありません。小物類に入っているゴミを捨てることから始め、自分にとって不要なもの・必要なものは何か考えるきっかけにすることが大切です。無理のない範囲で始めることで、断捨離の楽しさがどこにあるのか感じられるようになります。

次に家具の中身を断捨離

小物類が終わったら、冷蔵庫や机の引き出しなど、収納家具の中をチェックしてみてください。収納家具の中からは、存在を忘れていたものが奥の方から出てくることがよくあります。

【家具内の不要品の例】冷蔵庫:消費期限切れの食品、食べずに忘れていた常備菜など机の引き出し:インクの少ないペン、小さくて使いづらい消しゴム、必要のない書類など衣類ボックス:1年以上着ていない洋服、サイズが合わない洋服、古い下着・靴下などテレビ台の引き出し:全く聴いていない・見ていないCDやBlu-rayなど

食品や書類は、製造・作成した日付を確認し、古くて使えないものは捨てていくのがポイントです。衣類やCD、Blu-rayなどはどれくらい使っていないか思い出し、1年以上使用していないのであれば今後も使う機会は少ないと考えて捨てることが大切になります。

最後にひとつの部屋を丸ごと断捨離

最後は1つの部屋を目標に定めて、丸ごと断捨離を行います。台所やリビングルーム 、ベッドルームといったように区域を分け、使用頻度の高い部屋から片付けるのがおすすめです。

全ての部屋を一気に片付けようとすると、時間も体力も大幅に消耗し、作業に対するモチベーションが下がってしまいます。エリアを分けて、使用頻度の高い部屋から片付けることで、少しずつ断捨離に慣れていくことが重要です。慣れてくれば掃除のコツを掴み、効率的に片付けられるようになります。

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断捨離で捨てるべきもの

片付けを行う際には、何を捨てるべきなのかはっきりさせることが大切です。捨てた方がいい主なアイテムは、以下の通りになります。

【捨てるべき主なアイテム】衣類やファッション小物本・雑誌CD・Blu-rayフィギュア・小物家電・キッチンツールや食器

こうしたアイテムは、知らない間に溜まり、部屋の中がゴチャゴチャな状態になる原因につながります。いつか使うかもしれないと取っておくのではなく、捨てるべきものに分類して片付けを行ってみてください。ここからは、各アイテムを処分するときのコツについて解説します。

衣類やファッション小物

バッグや靴、洋服などは「いつか着るかもしれない」という思いから、溜め込んでしまいやすいアイテムです。溜め込みを防ぐため、捨てるための判断基準を決めることが重要です。

【捨てる判断基準】1年以上使っていない毛玉や虫食い、シワが多い色やデザインが他と被っている
【捨てない基準】着用した自分が魅力的に見える着用頻度が高い

あまり着用する機会のなかった新品同様のアイテムは、捨てるのに抵抗を感じることもあるでしょう。そんなときは、フリマアプリや買取業者などを利用すると、無駄にすることなく処分できます。

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本・雑誌

本や雑誌は、捨てるきっかけを掴めず、溜まりやすいアイテムの代表格です。特に読書が趣味の人や毎月雑誌を購読している人は、捨てられずに増える一方であることも少なくありません。溜まった本や雑誌は、思い切って捨てるように意識してみてください。

【捨てる基準】1年以上読んでいない完読できずに放置したままになっている虫がついている
【捨てない基準】絶版になって希少価値が高い1年のうちに何度も読み返している見ていると元気になる

片付け後は「新しく本や雑誌を購入したら最も古いものを捨てる」といったルールを設けたり、電子書籍を利用したりすれば、不要なものが増えるのを防げるようになります。

CD・Blu-ray

1年以上再生しておらず、収納場所に保管したままである場合は、処分の対象にしてください。後悔を無くすため、処分前にデータを保存するのがおすすめです。バックアップを取っておけば、後から再生したくなったときに「捨てなければ良かった」と思わずに済みます。

基本的に、たくさんの思い出が詰まっていたり、本当に気に入っていたりするCD・Blu-ray以外は捨てる方向で処分を進めると良いでしょう。現物で残しておく必要があるのか考え、不要であればデータ移行する、という手順を踏むと効率的です。

フィギュア・小物

思い出が詰まったフィギュアは、写真に撮っておくと持っていたときの記録を残すことができます。写真をアルバムにまとめておけば、いつでも思い出を振り返られるでしょう。

フィギュア類は捨てるときに「可哀想」と思ってしまうこともあり、断捨離を躊躇してしまうことも少なくありません。しかし、溜まったフィギュアを押入れやビニール袋に押し込んでおくことこそ、可哀想だとも考えられます。心から気に入っているフィギュアのみを残し、あとは処分する、と決断することも大切です。

家電・キッチンツールや食器

キッチンツールや食器、家電などを収納しているエリアは使用頻度が高いため、出番が多いものと滅多に使わないものの違いが顕著に出やすいです。毎日使っているものや、使いやすいものは残しておくと良いでしょう。日々の生活でほとんど使わず、使いづらいものは処分の対象にするのがおすすめです。

ただし、来客用や高級な食器は使用頻度が低くても残しておいた方が無難です。日常使いの食器のみだと、お客さんが来たときに困ってしまいます。高級なお皿は滅多に使う機会がないかもしれませんが、思い切って自分達の日常使い用にすると良いのではないでしょうか。

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断捨離しない方がいいもの

ものを減らしたいという気持ちが強いと、よく考えずに捨てて後悔してしまうことがよくあります。一般的に断捨離しない方がいいとれ言わているものは、以下の通りです。

【断捨離しない方がいいもの】重要書類2度と手に入れることができないもの緊急時に必要なもの自分以外の家族のもの季節もの

事前に断捨離しない方がいいものがはっきりしていれば、失敗を防げるようになります。ここからは各項目についてさらに詳しく解説するので、処分を行う前に確認してみてください。

重要書類

重要な書類とは、契約書や行政機関の証明書、保険証などが挙げられます。滅多に使用しないからといって捨ててしまうと、再び発行するために時間や手間がかかったり、トラブルが起きたときに対処できなかったりといった不都合があります。

今後必要になると考えられる書類は、分類を行った上でファイリングするのがおすすめです。重要書類は使用頻度が低いことがほとんどなため、保管しても邪魔にならないクローゼットの棚などに置いておくと良いでしょう。あらかじめ決めた場所に置いておけば、必要になったときにすぐ取り出せて便利です。

二度と手に入れることができないもの

2度と手に入れることができないものとしては、家族との思い出の写真や大切な人の形見、限定品などが挙げられます。絶対に捨ててはいけないというわけではありませんが、慎重に考えて判断することが大切です。

しかし、子供が美術の授業などで作った絵や工作は、大きくて保管しづらいと感じることもあるでしょう。そんなときは、デジタルカメラで撮影し、データに記録しておくのも1つの方法です。現物を残すことが全てではないと考え、データも上手に利用してみてください。

緊急時に必要なもの

災害が起きたときに使う防災用品や、冠婚葬祭で着用する礼服など、緊急時に必要なものも残してください。台風や地震、感染症の流行など、突然の災害に見舞われた場合に防災用品がないと困ってしまう可能性が高いです。

また、冠婚葬祭用の礼服はレンタルできる場合もありますが、突然の訃報などで喪服が必要になったときはレンタルの手続きができないこともあるでしょう。万が一のことを考えて、礼服はクローゼットの中に残しておくと安心です。

自分以外の家族のもの

自分以外の家族のものを勝手に処分するのは、やめておきましょう。必要か否かの判断基準は、人によって異なります。自分は「必要ない」と感じても、家族は「必要だ」と考えて残しているのかもしれません。家族が必要なものを勝手に処分すると信頼が崩れ、関係が悪化する原因になります。

自分以外のものは、事前に捨てても大丈夫か確認してから処分を行うようにしてください。処分を判断してもらいたいものをひとまとめにして「後で必要なものと不要なものを分類して」と、声をかけておくと良いのではないでしょうか。

季節もの

雪かきシャベルや扇風機など、限られた季節にしか使わないものは、処分すると後で困った事態になることがあります。例えばしばらく雪が降っていないからと雪かきシャベルを処分したものの、突然大雪が降ってしまった、といった場合が考えられます。また、寒い季節は邪魔に感じがちな扇風機ですが、夏になったら使用頻度はグッと上がります。

そのときの状況だけで判断せず、長い目で見て考えることが大切です。季節ごとに必要なものを明確にし、使うときが来ると判断したものは残すようにしてください。

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断捨離をしておしゃれな部屋にするためのポイント

断捨離をやり過ぎると、おしゃれさとは無縁な部屋になってしまうことがあります。例えば、デスクを使わないからと捨てた場合、たまに使用するパソコンを床置きしたり、段ボールの上に置いたりしていては、おしゃれとは言えません。また、部屋にあるものが少なくなったために収納棚を捨てた場合、残ったものを床に直置きしていては見栄えが悪くなります。

断捨離をしつつおしゃれな部屋にするためには「生活感を出す」「統一感を出す」「収納グッズを捨てない」ことがポイントです。ここからはシンプル&おしゃれな部屋を作るポイントを具体的に解説するので、参考にしてみてください。

生活感を残す

全く生活感がないと、味気ない部屋になってしまいます。適度に生活感を出し、自分のライフスタイルを表現できる空間にすることが大切です。

例えば、台所の調味料や常温保存の食品類はワイヤーボックスに入れてオープンタイプの収納棚に飾ると、程良く生活感を出せます。頻繁に使用するお玉やヘラは換気扇にフックを取り付けて、吊り下げ収納にするのも1つの方法です。

衣類はデザイン性のあるハンガーラックに吊るしておけば、見える場所に設置しても雑多な印象を与えることはないでしょう。棚やラックには観葉植物を飾り、ナチュラルなおしゃれ感を演出するのもおすすめです。

部屋に統一感を出す

インテリアの色やデザインに統一感を出すと、シンプルかつおしゃれな雰囲気になります。例えば、冷蔵庫や棚など、並べて設置する家具は高さを揃えると統一感が出ます。アンティーク調や北欧風など、インテリアのテイストを最初に決めておき、それに合わせて家具のデザインをまとめることも大切です。

また、1つの部屋にたくさんの色が混在していると、チグハグな印象になります。色味は多くても2〜3色に抑えるのがおすすめです。メインカラーを1色決め、アクセントカラーとして1〜2色取り入れると、まとまりを出しやすくなります。

収納グッズを捨てない

ものが少なくなったからといって収納グッズを捨てると、残ったものを剥き出しの状態で置くことになります。掃除道具や文房具、携帯電話の充電器などの生活用品を床に直置きしていると、ゴチャゴチャとした部屋の印象になるため、注意してください。

日用品はボックスに入れた上で棚に保管すると、スッキリとした部屋に仕上がります。また、「充電器などの散らばりやすい小物類はジッパー付き収納袋にまとめる」「文房具はおしゃれなカップに立てて収納する」など、身近なものも活用すれば、新たに収納グッズを取り入れる必要はなくなるでしょう。

まとめ

断捨離は、ただものを捨てるだけでなく、心から必要だと思えるものを残し、豊かな生活を楽しむために行うことです。一度に全ての片付けを行おうとすると疲れてしまうので、身近な小物類から始めると良いでしょう。無理のない範囲で行うことで、断捨離の楽しさを感じられるようになるはずです。

また、処分後に後悔しないよう、捨てるべきではないものを明確にしておくこともポイントになります。スッキリとした綺麗な部屋で、素敵な生活を楽しんでみてください。